親知らず抜歯、静脈内鎮静法か全身麻酔か？
相談者：
うさあやさん (31歳：女性)
投稿日時：2016-06-19 23:00:26
いつもお世話になっております。
親知らず抜歯時の鎮静法について質問させてください！
水平埋伏していた親知らずの周りに嚢胞ができていて、いつのまにか逆性に動いていて大きくならないうちに、いよいよ抜歯したほうがいいと言われ考えています。
全身麻酔は気管内挿管が怖いので、静脈内鎮静法がいいなと思っています。
静岡県に住んでいるのですが、総合病院の口腔外科にいくつか問い合わせてみたところ、うちは全身麻酔か局所しかやらない！と言われたり、肩に筋肉注射をしてフワフワする程度のものか全身麻酔かしかないと言われたり、静脈内麻酔は1つの病院しか近場では見つけられませんでした。
静脈内鎮静法って全身麻酔するほどの手術ではない場合便利だと思うのですが、なぜあまりやってくれないのでしょうか？
静脈内鎮静法での埋伏智歯の抜歯は危ないのですか？
それとも市立病院なので、お金の関係ですか？
個人の開業医さんならいくつか見つけられたのですが、一泊2日くらいは入院して、点滴で抗生物質入れて貰えたらなと思っているので、大きい病院が希望です。
親知らず抜歯時の鎮静法について質問させてください！
水平埋伏していた親知らずの周りに嚢胞ができていて、いつのまにか逆性に動いていて大きくならないうちに、いよいよ抜歯したほうがいいと言われ考えています。
全身麻酔は気管内挿管が怖いので、静脈内鎮静法がいいなと思っています。
静岡県に住んでいるのですが、総合病院の口腔外科にいくつか問い合わせてみたところ、うちは全身麻酔か局所しかやらない！と言われたり、肩に筋肉注射をしてフワフワする程度のものか全身麻酔かしかないと言われたり、静脈内麻酔は1つの病院しか近場では見つけられませんでした。
静脈内鎮静法って全身麻酔するほどの手術ではない場合便利だと思うのですが、なぜあまりやってくれないのでしょうか？
静脈内鎮静法での埋伏智歯の抜歯は危ないのですか？
それとも市立病院なので、お金の関係ですか？
個人の開業医さんならいくつか見つけられたのですが、一泊2日くらいは入院して、点滴で抗生物質入れて貰えたらなと思っているので、大きい病院が希望です。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時：2016-06-20 09:57:51
うさあやさん、こんにちは
＞静脈内鎮静法って全身麻酔するほどの手術ではない場合便利だと思うのですが、なぜあまりやってくれないのでしょうか？
どうなんでしょう。
歯科治療においては静脈鎮静下に治療を行うということは結構やっていると思います。
ただ、医科系の総合病院ではあまり行うことは少ないのかもしれません。
＞静脈内鎮静法での埋伏智歯の抜歯は危ないのですか？
＞それとも市立病院なので、お金の関係ですか？
それなりのリスクというのはありますが危なくはないです。
静脈鎮静を行っている施設を探していただくしかないかもしれません。
ただ、入院も希望となると個人の開業の先生は除外されると思います。
一番確実なのは歯学部付属の病院でしょうね。
参考になれば幸いです。
＞静脈内鎮静法って全身麻酔するほどの手術ではない場合便利だと思うのですが、なぜあまりやってくれないのでしょうか？
どうなんでしょう。
歯科治療においては静脈鎮静下に治療を行うということは結構やっていると思います。
ただ、医科系の総合病院ではあまり行うことは少ないのかもしれません。
＞静脈内鎮静法での埋伏智歯の抜歯は危ないのですか？
＞それとも市立病院なので、お金の関係ですか？
それなりのリスクというのはありますが危なくはないです。
静脈鎮静を行っている施設を探していただくしかないかもしれません。
ただ、入院も希望となると個人の開業の先生は除外されると思います。
一番確実なのは歯学部付属の病院でしょうね。
参考になれば幸いです。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時：2016-06-20 15:38:52
＞静脈内鎮静法って全身麻酔するほどの手術ではない場合便利だと思うのですが、なぜあまりやってくれないのでしょうか？
＞静脈内鎮静法での埋伏智歯の抜歯は危ないのですか？
静脈内鎮静で使用する薬剤は量を増やすと意識が消失します。
つまり全身麻酔になります。
さらに量が多いと呼吸が停止します。
（そのままにしておけば死亡します。）
静脈麻酔の薬剤はすべて同じことが言えます。
量さえ間違えなければ安全だという考え方であれば危険ではないということになりますが、多くの人（医療従事者も含む）は安全とまでは言えない考えるかと思います。
ただ、局所麻酔の死亡リスクと全身麻酔の死亡リスクに差はないというデータがあったりしますが、これは単純にリスクが同じというわけではなくて、全身麻酔の場合は麻酔の専門家が設備も十分に備わった施設で十分に準備をして行っているが故にリスクを最小限にできているのものと思われます。
つまり、麻酔の専門家がいるような医療機関で行えばリスクは低いと思われますが、歯科治療を行う医療機関でそれを満たしているところは非常に少数のようです。
＞静脈内鎮静法での埋伏智歯の抜歯は危ないのですか？
静脈内鎮静で使用する薬剤は量を増やすと意識が消失します。
つまり全身麻酔になります。
さらに量が多いと呼吸が停止します。
（そのままにしておけば死亡します。）
静脈麻酔の薬剤はすべて同じことが言えます。
量さえ間違えなければ安全だという考え方であれば危険ではないということになりますが、多くの人（医療従事者も含む）は安全とまでは言えない考えるかと思います。
ただ、局所麻酔の死亡リスクと全身麻酔の死亡リスクに差はないというデータがあったりしますが、これは単純にリスクが同じというわけではなくて、全身麻酔の場合は麻酔の専門家が設備も十分に備わった施設で十分に準備をして行っているが故にリスクを最小限にできているのものと思われます。
つまり、麻酔の専門家がいるような医療機関で行えばリスクは低いと思われますが、歯科治療を行う医療機関でそれを満たしているところは非常に少数のようです。
回答3ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時：2016-06-20 16:01:04
追加で
局所麻酔も量を多く使用すればリスクがあるじゃないかとの意見もあるかもしれませんが、中毒を起こすには10本近く打つ必要があり一般的な状況でうっかり使用できる量ではありません。
また、笑気吸入鎮静法では、笑気の濃度にロックがかかるようになっており意識を喪失させる濃度にするためには改造でもしなければ無理です。
つまり安全性はきわめて高いと考えられます。
（ただ鎮静効果は静脈内鎮静と比べて明らかに劣りますが）
局所麻酔も量を多く使用すればリスクがあるじゃないかとの意見もあるかもしれませんが、中毒を起こすには10本近く打つ必要があり一般的な状況でうっかり使用できる量ではありません。
また、笑気吸入鎮静法では、笑気の濃度にロックがかかるようになっており意識を喪失させる濃度にするためには改造でもしなければ無理です。
つまり安全性はきわめて高いと考えられます。
（ただ鎮静効果は静脈内鎮静と比べて明らかに劣りますが）
相談者からの返信相談者：
うさあやさん
返信日時：2016-06-24 23:08:42
回答4はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時：2016-06-30 10:53:37
＞やることは同じですよね？
親知らずを抜歯するということは同じですが、静脈鎮静を併用するという大きな違いがあります。
＞開業医さんでは入院なんて言われないのに、総合病院だと入院になるのはナゼですか？？
静脈鎮静というのは薬を使って半分眠った状態にさせて、その間に抜歯をするという考え方です。
ただ、抜歯が終わった後に完全に回復する前に帰宅すると、突然眠気がおそっって来たりして非常に危険な状態になること上がります。
外来でも静脈鎮静下に治療をすることがありますが処置が終わったとも１，２時間回復する時間を設けています。
入院の場合はそのような心配はないので安心です。
親知らずを抜歯するということは同じですが、静脈鎮静を併用するという大きな違いがあります。
＞開業医さんでは入院なんて言われないのに、総合病院だと入院になるのはナゼですか？？
静脈鎮静というのは薬を使って半分眠った状態にさせて、その間に抜歯をするという考え方です。
ただ、抜歯が終わった後に完全に回復する前に帰宅すると、突然眠気がおそっって来たりして非常に危険な状態になること上がります。
外来でも静脈鎮静下に治療をすることがありますが処置が終わったとも１，２時間回復する時間を設けています。
入院の場合はそのような心配はないので安心です。
相談者からの返信相談者：
うさあやさん
返信日時：2016-07-04 12:29:32
入院は大事をとってというような意味なのでしょうね！
とてもよくわかりました！
ありがとうございます！！
とてもよくわかりました！
ありがとうございます！！
| タイトル | 親知らず抜歯、静脈内鎮静法か全身麻酔か？ |
|---|---|
| 質問者 | うさあやさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 31歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
抜歯：８番(第三大臼歯、親知らず) 麻酔その他 全身麻酔 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
