ピエゾサージェリー導入が広がらないのはなぜですか?

相談者: bbpanさん (37歳:男性)
投稿日時:2016-10-09 00:43:13
こんばんわ。

ピエゾサージェリーについて教えてください。
骨癒着した時など抜歯の際などに、超音波で骨を削ることで、患者の負担を劇的に減らすことの出来る便利な機械であると思います。

しかし、導入しているクリニックはまだまだ少ないの現状です。

患者さんの事を考えれば、麻酔を当たり前のようにやるのと同じように、真っ先にでも全クリニックで率先して導入すべき機器ではないのか?という気がするのですが、有名所でも、腕の良い先生の所でも、いまだにドリルで骨を削ってやる手法が主流のようです。


凄く便利で助かる機械なのに、そこまで言う程爆発的に導入が広まらない、一番の理由はどこにあるのでしょうか?

クリニックの先生は、皆患者さんの為にがんばられてる方ばかりだと思いますので、単にお金が高いとか使い方覚えるのが大変とかそういう理由だけで敬遠してるとも考え難く、やはり現実的に、効果が期待できる症例が限られているとか、ドリルで削ったのとあまり変わらないとか、明確な理由があるんじゃないかと考えています。

その辺り、実際の所いかがなんでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-10-09 07:07:11
bbpan さんおはようございます。

ピエゾサージェリーは、骨癒着した時など抜歯の際などに、超音波で骨を削ることで、患者の負担を減らすことの出来る便利な機械であると思っているのですね。

便利のになることや治療のクオリティーが高くなるのであれば、まずはマイクロスコープなど拡大して見える方が個人的にはどの歯科医院でも復旧するのではと思います。

しかし、マイクロスコープ良さが広がっていない?理由として、新しい治療方法でないので従来の医療方法が変わることではないので必ず必要とはいえない。
マイクロスコープでの治療方法(操作方法)を新たに学ぶ必要があるなどの問題もあります。


ピエゾサージェリーに関しても、今までの治療の方法で治療が可能であれば、慣れた方法での抜歯、歯根端切除術など外科的治療方法で十分ではないかと思います。

個人的にはピエゾはありますが、ピエゾサージェリーは、骨は削れるが、軟組織は切断されないのが特徴で、初心者のサイナスリフトに有効ではないかと思っています。

また、自分の感覚ですが、切削能力は従来のバーの方が優れているので、手術になれている先生はピエゾサージェリーは何か必要性のあるときだけに使うことが多いと感じています。

ですから、時間がかかるピエゾサージェリーよりも従来のバーでの治療方法の方が手術時間が短くて済み患者負担は少ない手術の方が多く、効果が期待できる手術は少ないと私は感じています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: bbpanさん
返信日時:2016-10-09 08:22:37
加藤先生

おはようございます。

回答ありがとうございました。
内容を拝見していて、従来の治療方法と比較しても、あまり差がないのだな。という感じがしました。
※ケースによっては部分的な利用はあるのでしょうが。

どうやら、明確で即効性あって誰もが欲しがるような夢の技術というワケでもなかったのですね。

すぐに大きく広まらない理由が何となく分かりました。



タイトル ピエゾサージェリー導入が広がらないのはなぜですか?
質問者 bbpanさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
回答者




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