食いしばりで歯に痛み、神経を抜くべきか

相談者: akikaiさん (38歳:女性)
投稿日時:2016-11-02 17:43:00
2ヶ月前、歯の治療後から様々な口腔内の不調(歯、歯茎の痛み、頬の内側の白線、頬、顎関節の痛み)に悩まされ、歯科に通っています。
原因は噛み合わせが若干変わったことの違和感からの食いしばりと歯ぎしりとのことです。

マウスピースを使ったり、TCHの指導をしてもらってきました。
しかし、右上奥歯の痛みがとれず、4日前には安静にしていても脈打つように痛み、歩いたり階段の上り下りで激痛がするようになってしまいました。

レントゲンを撮影しましたが虫歯はなし。
風でしみる歯もなし。叩くと若干痛い歯があったので、試しに、その歯だけピンポイントで麻酔をかけてみたところ、ピタリと痛みがなくなりました。周りの歯茎や頬も痛かったのですが、その痛みまでなくなりました。

その歯(右上6番目、10年以上前にに虫歯で神経ギリギリまで削り、金属の詰め物がしてある)が痛みのもとなのは間違いないだろう、神経に炎症を起こしているのではないか、ただ、どうしてそうなっているのか原因はわからないと言われました。


考えられるのは食いしばりと詰め物の老朽化とのことです。
とりあえず、詰め物を外して神経の炎症を抑える薬を入れて(しみました)様子を見ることになったのですが、3日たった今、痛みはだいぶよくなりましたが、まだ少し痛みます。

歯科の先生から

「神経を抜けば痛みはなくなるはずだが、なるべく抜かない方がいい。
でも痛いのが嫌だということで希望するならいつでも抜きます。」

と言われました。


食いしばりしか老朽化しか原因がみあたらないのですが、虫歯ではなく、それで激痛がおこるほどの炎症がおこることがあるのですか?
また、この場合、神経を抜いてしまった方がいいのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-11-02 18:24:13
先ほどのご相談の時も回答しましたが、


TCHの指導をしてもらってきました。

でも、

>「自然に50%合わさっている感じ」でも大丈夫ですか?

この状態がまさにTCHですから、「指導されたけど、治っていない」と思いますよ。


虫歯ではなく、それで激痛がおこるほどの炎症がおこることがあるのですか?

当院では「激痛で歯医者に行ったら、虫歯ではないけれど神経を取ったほうが良い」と言われた患者さんにTCH是正をしてもらったところ、痛みが無くなり神経を取らずに済んだという方がたくさんいらっしゃいます。


僕は結論的にはTCHは治っていないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-11-02 18:35:29
噛みしめる癖がある人に多いのですが、第二象牙質の添加による歯髄腔の狭窄が起こりがちです。
そうなると歯根部特に歯根尖に近い歯髄腔はもともと狭窄気味ですから非常に細いものになってしまいます。
そうなると血行が悪くなり自然壊死に陥っていきます。

今まで、何回か痛みが生じていたと思うのですが、息を吹き返すように悪化しないで済んでいたと言えます。
それがついに、感染歯冠部からと、血行を介して)をきたしたために、疼痛が激しくなったものと思われます。


書かれた状況で、他院で虫歯ではないので痛くなることは、ないはずだと言われたが、診てほしいと、年に二人くらい来院します。
そのようなときは、上記のようなことを説明して、ただちに抜髄をしています。
不可逆的な状態になったからです。
このような回答はもうすでに2回はしていると思います。


頬の内側の白線についてなのですが、緊張すると口元をすぼめる(不平なときにもしますよね)癖、あるいは単に頬をすぼめる癖がある人にも生じやすいですから、ご自身を1週間くらい自己観察してみては、いかがですか。




タイトル 食いしばりで歯に痛み、神経を抜くべきか
質問者 akikaiさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の痛み その他
歯軋り(歯ぎしり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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