普段マイクロ使用の歯科医が保険治療をする時、削る量などの基準は?

相談者: 虫歯撲滅さん (40歳:女性)
投稿日時:2017-09-18 19:17:03
こんにちわ。

自費保険両方取り扱われている歯科医院の保険での治療について疑問に思ったので教えていただけないでしょうか。

自費でも保険でも、マイクロスコープ、顕微鏡、ラバーダムは使用しませんという医院は、そもそも使用しない医院なんだと思えるのですが、自費の時だけ使用しますという医院もあるかと思うのです。

普段、マイクロスコープを使用して治療されている先生は、使用せず治療とか考えられないと言われている先生もいらっしゃいますし、その場合、保険治療の際に削る量、クラウンの適合根管治療等、どういう基準で治療されるのでしょうか?

使用できる薬とかは自費と保険で違いはあるのだと思いますが、

やはりそれ以外の点では、(削る量、クラウンの適合、根管治療、虫歯の取り残し等)保険治療の方が精度が落ちてしまうのでしょうか・・?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-18 19:31:38
>どういう基準で治療されるのでしょうか?

見えないのですから、正確には治療できません。

強いて言えば「イメージ」でしょうか。


保険治療の方が精度が落ちてしまうのでしょうか・・?

見えないのですから仕方がないと思います。

あとは、どれだけ正確に「イメージできるか?」だと思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-09-18 19:49:13
保険だとどうしても時間的制約が出てきますから、その中で最善を尽くすということになり、医療としての最善を尽くす場合とは基準が変わってくるかと思います。

5人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯撲滅さん
返信日時:2017-09-19 02:33:32
櫻井先生

ご回答ありがとうございます。

やはり見えない部分は普段マイクロスコープを使用して見えてる時をイメージしての治療になるということですね。

そうすると、保険治療を受ける際はやはり多少のリスク(削り過ぎ、削り残し等、根幹治療成功率)は、仕方ないということになりますよね。。

例えばなのですが、普段からマイクロスコープを使用されてる先生と使用されてない先生だと、マイクロスコープを使用しない保険治療でも差があるのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯撲滅さん
返信日時:2017-09-19 02:41:56
田尾先生

ご回答ありがとうございます。

医療としての最善を尽くすのとは基準が違う・・
確かにそうですね。

自費マイクロスコープ使用時と保険で使用しないで最善を尽くした場合でどのくらいの違いがあるのかは、正直気になりますが、それを明確にするのは難しいでしょうか。。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-09-19 05:21:27
保険自費の差はマイクロを使うかどうかだけではありません。

保険と自費の差については医院ごとの差も大きいので何とも言えませんが、少なくとも自分や家族が治療を受ける場合は、間違いなく自費を選択すると思います。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯撲滅さん
返信日時:2017-09-19 07:35:48
田尾先生

朝早くから、お返事頂き有難うございます。

私も、治療受けるなら自費というのが理想なのですが、あまりにも治療している歯ばかりで
(治療後のない歯は6本だけです。)

しかも今も虫歯がチラホラ確認できるのでどうしても自費でないと困る歯以外は、経済的に保険での治療もやむを得ない感じで、今後の歯のことを考えると今から戦々恐々としています。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-09-19 08:59:47
虫歯撲滅さん、こんにちは。

マイクロスコープを使っているから、精密にできる」
ではなく
「マイクロスコープを使いこなせているから、精密にできる」
です。

事実、私も10倍のルーペとマイクロスコープを自費保険問わず使い分けていますが、10倍のルーペの方が治療を行いやすいことも多々あります。
これは私がまだマイクロスコープを使いこなせていないからなのです・・・。


また、治療の質については、やはりどうしても 保険<自費 になりがちではあります。
田尾先生が書かれていますが、材料の違いはもちろん、それ以上に時間をしっかりと取ることが出来ないためです。
滅菌に掛かる費用・材料費・人件費・その他諸々を考えると、どうしても時間を短くせざるを得なくなってしまうのです。(それで医院が潰れては元も子もないので)
もちろんその中でも出来る限り良いものを・・・と皆様考えながらやっているわけなんですが、それにも限界はありますしね。

あくまで、イメージになりますが、
「保険は及第点を意識しながら行う。」
「自費は100点を取れるように頑張る。」
といった違いになってくることが殆どです。
保険でのその及第点は先生によって大きく異なるのもまた問題かと思いますが。


治療を行った所は再度虫歯になる可能性が限りなく高くなってしまう事を考えれば、小さい虫歯にこそむしろ自費での治療をチョイスされた方が後々の出費などは控えられることになるかと思います。


少しまとまりのない内容となりましたが、現在保険でも自費でもマイクロスコープを使用している歯科医師の一意見としてお聞き頂ければと思います。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-09-19 13:01:31
マイクロスコープ保険治療でも自費治療でも必要があれば使います。
歯を削る量がどうとか、治療の精度がどうとかってのは、マイクロスコープを使うかどうかでは決まらないです。

ただ、裸眼は絶対ダメなので最低でもルーペは全患者の治療で使う必要がありますが、ルーペを使って行う治療とマイクロスコープを使って行う治療では治療のクオリティの差はほとんど存在しないと思います。

じゃ、マイクロスコープって何のために使うのか?

それは、術者の見ている術野の映像を記録して患者やその家族と治療内容を共有することにこそ重要な要素の核心があります。

つまり、マイクロスコープ使ってるけど術中の映像を見せてもらえないのであれば結局のところどんな治療したかわからないままで進みます。

それがダメってことです。

だって、マイクロスコープ使いながらめちゃくちゃ雑な治療している可能性だってあるわけです。

術式が正しいか第三者の意見を聞こうと思っても映像資料をもらえないようでは困るじゃないですか?

5人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯撲滅さん
返信日時:2017-09-20 07:54:19
三木先生

ご回答ありがとうございます。

三木先生の言われる通り、マイクロスコープも使いこなせてこそということですね。

保険自費とではやはり基準がそもそも違うので、仕方ないというのが現状なんでしょうが、でも先生によって及第点が違うとなると歯科医院選びが肝となるわけで

実際に歯科医院を探してはいますが、なかなか難しいです。。

保険治療をされるときの基準がなんとなくわかったような気がします。

有難うございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯撲滅さん
返信日時:2017-09-20 20:23:09
高田先生

ご回答ありがとうございます。

YouTubeとかで、歯医者さんマイクロスコープをつけて治療してる歯の映像とか見ることがありますが、今まであまり意識してなかったのですがよくよく考えたら、裸眼ではそりゃ無理だわ。
と思いました(ーー;)

保険自費問わずルーペを使って治療していらっしゃるということでそのことにビックリしました。
回りにそういった医院がなかったので。
今後そういった医院が増えるといいのですが。。

マイクロスコープを使用する必要性が映像を見せることにあるというのは勉強になりました。

確かにどんな治療をされているかは映像で見ることができることで共有もでき、安心感にも繋がると思いました。


1つ教えて下さい。

>歯を削る量がどうとか、治療の精度がどうとかってのは、マイクロスコープを使うかどうかでは決まらないです

これは、何で決まるのでしょうか。。

よく見えるだけではなく、各歯医者さんの技術、知識でしょうか・・?
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2017-09-20 20:39:03
一流のコックと普通の料理しかできない二人が、同じ材料同じ道具同じ調味料を使って同じメニューを作っても、同じ味にはならないと思います。

マイクロもそうだと思います。
みなマイクロ使えば同じことができる訳ではありません。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2017-09-22 03:32:21
自分もマイクロの意義は、見せて共有できるところにあると思います。
肉眼レベルはそもそも見えてないものも多いとしても、見えているかどうかだけなら高倍率のルーペでも良いと思います。

見えるかどうか?だけの点で言うなら、マイクロや高倍率ルーペを使うかは(細かい作業なので基本はよく見えてないと言う前提で)眼鏡をしているかどうか? と大差はないです。

削る量がどうかとか治療の精度がどうかとかは「どこまで削るべきと考えているかどうか」だったり「手の器用さ」だったり、あと一番大きいのは「時間がどれぐらい確保できるか」みたいなところが大きいでしょうし、そもそもの診断や治療計画、経験値が先生ごとでかなり幅がありますので、残念ながら「○○という設備があるから絶対安心!」と単純な話にはならないですよね。

それでも、自分や身内が治療を受ける場合で個人的なツテもなければ、マイクロや自費(⇦時間の確保の意味合いが大きい)というのはポイントにはすると思いますよ。
知識や技量、経験値というのはなかなか客観的にはわかりませんからね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 普段マイクロ使用の歯科医が保険治療をする時、削る量などの基準は?
質問者 虫歯撲滅さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療の治療法
その他(歯科治療関連)
その他(保険と保険外)
マイクロスコープ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい