顎変形症の下顎後退で外科矯正、しゃくれ・噛合せ等問題が

相談者: SATOHIさん (30歳:女性)
投稿日時:2017-11-16 10:03:09
1年前に顎変形症の下顎後退で、ルフォーと下顎枝垂直手術を受けた者です。

ルフォーでガミースマイルはほぼ気にならなくなったのですが、元々出っ歯気味で噛み合わせが深かったのが手術で上顎をひっこめて下顎を前に出されたので、浅い噛み合わせになり(手術直後は反対咬合)横顔はエラの角度が変わりエラから顎の傾斜が鋭くなってしまい、横顔が長くなったように感じます。

手術直後は受け口になっていて家族に心配され腫れが引いた後からは周りに「しゃくれた」と言われます。


術後矯正で奥の歯の噛み合わせは合ってきたそうですが上下の前歯の噛み合わせは浅いままで、結局上下前歯6本ずつを削って噛み合わせを調整している最中です。
それも、術後何か月も問題ないように言われ私が訴えると

「やっぱり気になるよね」

と言われ調整してます。


顎関節症も今まで何もなかったのに術後に症状が出て今では食事中の痛みだけでなく、しゃべっている最中に急に顎がはずれた感覚になったりします。
正面から見ると口元は歪んでいるし口を開けた時に左右対称に開きません、あごがずれます。

いくらガミーが治ったからといって、しゃくれて受け口のような顔つき、歪んだ顔になるなら前の噛み合わせの場所に戻してもらいたいです。


再手術を受けられる可能性はありますでしょうか?
また、その場合はまた歯列矯正からやり直しなのでしょうか。

お忙しいなか申し訳ないのですが思わぬ顔の変化により心が病んでしまいお答えいただけたら嬉しいです


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-16 12:08:56
こんにちは。

外科矯正はリスクも大きいので術前のシュミレーションがしっかりしていて更に高度な外科治療の技術が必要になります。
矯正治療の腕も必要になります。


術前にはなかった顎関節症になったということであれば、左右の関節の位置が正しい位置になっているのか?について検査をしてもらい説明を受けておかれるとよいでしょう。

外科だけでは筋肉の左右差の改善が不可能な場合、MFTといって外科と併用しつつ周辺の筋肉の使い方のトレーニングを併用することで術後の様々なトラブルを防止したり軽減したり改善することが出来るとされていると思います。
MFTについても担当医に指導してもらえるように依頼してみてください。


しゃくれについては治療前から予測可能だったのかもしれませんから、セカンドオピニオンを依頼して治療計画について考察してもらう方法があるかもしれませんが、想像ですが、外科矯正が出来る施設はエリアにそう多くないでしょうから、主治医との関係が悪化すると受け手がなくなり困ることになる場合もあるでしょうから、何とか主治医に上手く問題を解決してもらうように頑張ってお願いしてみるのが一番なのではないかと思います。


外科矯正は矯正治療だけでは直せない顔貌の変化を望んだ場合おこなうことになる場合が多いと思いますが、リスクも大きくなりますから選択される際はしっかり説明を受けて大きく顔の変化があることを受け入れられる心の準備が必要になると思いますので、過去に戻すといっても大変なことになるので、選択される場合は理解できるまで主治医にしっかり説明を受けておくことが望ましいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SATOHIさん
返信日時:2017-11-21 10:10:19
船橋先生、ありがとうございます。

口腔外科の担当医に、シミュレーションの結果を知りたいと何度か訴えたのですが、教えてもらえませんでした。
なので、結局自分の骨がどれくらい(何ミリ)移動するのか知らないままの手術となりました。


顎関節症については、主治医に相談してなるべく検査をしてもらえるようお願いしてみます。

筋肉のトレーニングについては、矯正歯科の主治医からボタンに糸の付いたものを渡され、それで行うトレーニングはしています。
それ以外については特に指導を受けていないのですが、他に何かできることがないか聞いてみます。


しゃくれについては、実は手術後3か月くらいの時に、一度セカンドオピニオンを求めたのですが、その時は主治医には内緒で、資料なしで相談だけをしました。
まだ術後矯正も始まっていないタイミングだったため、

「これからの術後矯正で改善されるでしょう」

と言われ、おおむね問題ないとの診断結果でした。
しかし今、主治医からは

「もう矯正を終わらせてもいい段階」


と言われ、しかし結果には全然納得できない状況なのでもう一度他の歯科に相談してみることを検討します。

おっしゃるとおり、住んでいる地域の中でかなり大きい病院で手術を受けたため、近くの矯正歯科に相談すればどのみち今通っている病院に話が行くと思うので、遠方の歯科に相談に行こうかと考えています。

術後矯正次第で改善の見込みがあるかも知れないと思ったため歯科の主治医には何度も相談しているのですが、解決しないので再手術を受けることはできないか、という結論になりました。

ガミーは治りましたが上前歯は傾斜したまま、下顎は歪んでしゃくれになって、もうどうしたらいいかわからない状況で質問しています。


例えばですが、今の主治医に相談しても再手術を検討してもらえなかった場合、今の病院で一度治療を終了して、ブラケットも外した状態で他院で受診して経緯を説明したら、再度何らかの治療を受けられる可能性はあるのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-21 10:22:06
あると思いますが、なかなか遠方通院は難しいですよね。

説明もですが、外科は術中術後リスクを低くすることに主眼を置くでしょうし、難しい問題もあるのでしょう。
術後矯正だけで改善できるのかどうかも含めてしっかり治療について説明を求めて納得されて前に進むことが大切でしょう。

できることからおこなってみてください。




タイトル 顎変形症の下顎後退で外科矯正、しゃくれ・噛合せ等問題が
質問者 SATOHIさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
顎関節症
外科矯正
回答者




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