左下奥歯、虫歯治療後にしみる。神経を抜いた方がよいですか?

相談者: みわ3さん (50歳:女性)
投稿日時:2018-03-13 11:15:53
お世話になっております

去年5月に左下の奥歯銀歯を外し虫歯治療をしました。
虫歯がかなりひどかったため、治療後、歯がしみます(常温の水・冷たい物・温かい物)。
また、噛むと痛みがあり噛めません。
仮歯で10カ月ぐらいたちますが、状況は変わりません。

●この歯にセラミック被せ物をしたいのですが、この歯は神経を抜かなくても大丈夫でしょうか。
歯がしみたりする場合、神経を抜く事が多いのかなぁと思っています。

●神経を抜く・抜かないの判断基準はなんでしょうか。

歯の神経を抜かずに、この歯にセラミックの被せ物をした場合、常にしみたり、噛むと痛みのあるこの歯が、今後悪くなった時の見極めはどのようにすればよいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-03-13 12:30:02
みわ3 さん、こんにちは。

>治療後、歯がしみます(常温の水・冷たい物・温かい物)。
>また、噛むと痛みがあり噛めません。
仮歯で10カ月ぐらいたちますが、状況は変わりません。

抜髄の基準は、意外に単純です。

日常の生活に支障を及ぼしているのでしたら、抜髄に移行するのが相当のように思います。

つまり、文面を読む限り、素直に抜髄していただくのが良さそうに思えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みわ3さん
返信日時:2018-03-13 22:23:59
小林先生
お忙しいところ、回答ありがとうございます。

私も抜髄をするのかと思っていましたら、担当医が抜髄の必要はないとの事で、驚いています。

抜髄の基準がよく分かりません。

抜髄をした場合、しみたりする事はなくなると思いますが、噛むと痛い症状は改善されないと聞きました。
噛むと痛みがあるので、食事が大変です。
改善する方法はあるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-03-14 07:40:55
ご相談ありがとうございます。

>●この歯にセラミック被せ物をしたいのですが、この歯は神経を抜かなくても大丈夫でしょうか。

>担当医が抜髄の必要はないとの事

それならば大丈夫なのではないでしょうか。


>歯がしみたりする場合、神経を抜く事が多いのかなぁと思っています。

世間に合わせればそういう諦観もあり得ます。


>●神経を抜く・抜かないの判断基準はなんでしょうか。

神経とは正確には歯髄といい、判断基準は医学的には歯髄炎を起こした場合です。

ちなみに歯髄という名前は、「髄」という文字が、骨髄や真髄、という使われ方をしているように極めて重要な臓器ですよ、という意味でつけられています。
もし医療としての歯科治療であれば、生きていく上での歯の価値を大事にしたいからです。

しかし別の一般的な基準としては、もう我慢できない、というお互いの情緒で決めることもあるようです。


>●歯の神経を抜かずに、この歯にセラミックの被せ物をした場合、
常にしみたり、噛むと痛みのあるこの歯が、今後悪くなった時の見極めはどのようにすればよいのでしょうか。

「悪くなった時」という基準を決めればはっきりします。
それには治療前の基準づくりがあれば明瞭に比較できます。

それを検査・診断と言います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みわ3さん
返信日時:2018-03-14 19:06:27
さがら先生

お忙しいところ、回答ありがとうございます。

>「悪くなった時」という基準を決めればはっきりします。
>それには治療前の基準づくりがあれば明瞭に比較できます。

悪くなった時という基準を決めるとのことですが、常に痛み等がある歯を、今後どのように悪くなったと判断をすればよいのか分からないのですが。

よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-03-14 21:47:10
みわ3さん、こんにちは。

>常に痛み等がある歯を、今後どのように悪くなったと判断をすればよいのか分からないのですが。

基本的には痛みの程度や頻度が強くなった場合に、「悪くなった」と考えることが多いかと思います。

ただ、一般的には「常に痛みがある」ということであれば、抜髄が相当かと思いますが・・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みわ3さん
返信日時:2018-03-14 22:28:01
三木先生

回答、ありがとうございます。

>ただ、一般的には「常に痛みがある」ということであれば、抜髄が相当かと思いますが・・・。

「常に痛みがある」状態とは、常温の水・冷たい物・温かい物に歯がしみます。
また、噛むと痛みがあり噛めません。
それ以外、何もしていない時は痛みはありません。

この場合でも、先生は抜髄した方がよいと思われますでしょうか。
担当医は、抜髄の必要がないと言ってます。

この歯は、セラミックの4本or5本ブリッジをする予定の歯です。(欠損2本)なので、慎重になっています。

回答よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-03-15 08:11:58
ご返信ありがとうございます。

>常に痛み等がある歯を、今後どのように悪くなったと判断をすればよいのか分からないのですが

>何もしていない時は痛みはありません。
>常温の水・冷たい物・温かい物に歯がしみます。

しみる痛みが長引かなければ、立ち直る可能性があります。
しみる痛みがだんだん弱くなったり、長引くようになれば歯髄が弱って死んでいく可能性があります。

症状のある時期が長いのも良い傾向ではありません。


>噛むと痛みがあり噛めません。

これは重要なことです。
噛む力により引き起こされているため、咬合の検査が必要です。

咬合の改善により、しみる痛みも引いていく可能性があるからです。

つまり、皆様は原因が虫歯だけと思っておられることが重大な見落としです。
咬合は痛みや歯を失う大きな別の原因だからです。

咬合による問題は、外傷と言い、平たく言えば、目に見えないけれど、力による怪我です。
例えば、足が痛くてよく歩けない、という場合、傷が原因ならば感染です。
でも見えないけれど、捻挫したり骨折していたら、外傷であり、治療は全く別ですよね。

とても強い力がかかる歯も同じです。
奥歯には自分の体重と同じだけの力がかけられます。
痛くて噛めない、目で見ては何も異常がない、それなら力の検査が必要ということです。


セラミックの4本or5本ブリッジをする予定の歯です。(欠損2本)なので、慎重になっています

相当慎重に構えないと、近い将来にもっともっと歯を失うことにつながります。
その目標がなければ、なんでもありです。

まずそれだけのブリッジは、一生に関わるような、ほぼ大工事とも言えます。
今の痛い歯以外にも健康な歯を支えにすることになると思いますが、その分の咬合も大きく変えてしまいます。

そしてその支えの1本が今症状の出ている歯ですよね。
さらに条件が不利になります。

しかも材料をセラミックにする場合は、さらに歯を守ることが高度で複雑で長期的な治療になります。
術後の咬合の定期検査も欠かせません。
体でも、例えば腫瘍を摘出するような大手術を受けたら、定期的に検査に行きますよね。

しかもセラミックの場合はブリッジの交換も頻度が高くなります。

検査結果によっては、これ以上はを減らしたくないならば、セラミックは避けるか、ブリッジ自体を諦めるか、となることもあります。


ブリッジの治療とは、補綴治療と言います。
日本補綴歯科学会ではそのための設計診断のガイドラインを提案しています。
まず現在の咬合を検査して、現状をよく把握しておくこと、ブリッジとは橋ですから強度計算式が推奨されています。
咬合検査は約40種類あります。

通常はデュサンジの修正法、支える歯に不利な点があればより厳しいマムロックの計算式です。
その計算結果が2とか3以上でないと心配です。

痛みを取りたいだけなのか、抜けた部分の穴を埋めたいだけなのか、それとも将来も見据えて「歯を残したい」のか、治療目的を明確にご担当の先生に話しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みわ3さん
返信日時:2018-03-17 15:15:55
さがら先生

わかりやすい回答、ありがとうございました。
色々と考えていたら、どうすればよいのか迷うばかりで。

ありがとうございました



タイトル 左下奥歯、虫歯治療後にしみる。神経を抜いた方がよいですか?
質問者 みわ3さん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
むし歯 治療後の痛み
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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