咬合機能検査に関して

相談者: やまかさん (50歳:女性)
投稿日時:2018-05-09 17:05:01
こんにちは

右顎の開口時の音と痛みで、MRIを受けたら、両側円盤の後方転移があるが、明らかな病変が見られず、スプリント治療が保留になり、咬合機能検査を勧められています。

咬合機能検査には、どのような種類の検査があるのでしょうか?
また、歯科大の場合は一日で終われるのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-05-10 08:31:13
ご相談ありがとうございます。

咬合機能検査には、どのような種類の検査があるのでしょうか?

そのような検査はありません。
聞き間違いかもしれません。

日本補綴歯科学会では、咬合検査と咀嚼機能検査の二つを推奨しています。
両者はとても重要な検査ですが、正確には全く意味の違う検査だからです。

前者は、今回の話での「スプリント治療」に関わる、上下の歯の接触という静的な噛み合わせの検査と言えます。
後者は、「開口時」に関わる、下顎の動的な動きの検査と言えます。
学会では40種類以上の検査を研究しています。

いずれも顎関節とか「両側円盤の後方転移」とかは無関係です。
そのわけは、咬合も咀嚼も顎関節や円盤で行うものではないからです。
咀嚼時には円盤は動かないからです。


歯科大の場合は一日で終われるのでしょうか。

それは各施設により全く異なりますか、直接お尋ねになるしかありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまかさん
返信日時:2018-05-11 06:56:17
さがら先生

詳しいご説明をありがとうございます。
咬合検査と咀嚼機能検査の違いが、良く分かりました。


今通っている歯科医院では、機能検査と言われましたので、咀嚼機能検査のことだと思います。

県内では、咀嚼機能検査を行う歯科大学がありません。
歯科大学と同様の検査がある歯科医院を紹介されたのですが、そこも片道三時間かかる県外です。

そこは「セカンドオピニオンは受けていないので、治療を最後まで受けるなら、検査を受け入れる」と言われました。
片道三時間の通院は、ちょっと厳しいです。


歯科大学に確認してみます。
ありがとうございました。



タイトル 咬合機能検査に関して
質問者 やまかさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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