一番長持ちするインレーやクラウンの素材は金だとの考えに至りました
相談者:
ootanさん (28歳:女性)
投稿日時:2018-07-18 18:46:21
回答1
五反田みとめ歯科(品川区西五反田)の三留です。
回答日時:2018-07-18 19:30:28
obtainさん。
こんにちは。
なんの素材が一番長持ちするか色々と調べられたようですね。
・質問1について
様々な要素が複雑に関わることなので簡単に答えは出せませんが、破折に対する抵抗性と歯との適合性についてはゴールドに軍配が上がると思います。
私自身の口腔内にも一本入っております。
また、知り合いの歯科医師の治療をさせて頂く機会があった時も一般の患者さん達よりゴールドを選択される方が多いように思います。
プラークは若干付きやすいですが、私は好んで治療に使用します。
・質問2について
治療する先生とインレーやクラウンを作る技工士さんの技術はとても大事です。
おっしゃっている右上4番のインレーについては実際に見てみないと分かりませんが、きちんとした技術で装着された修復物なら指で触ってどこが治療された範囲か分かることはないと思います。
どうやって上手な先生かどうか見極めることはなかなか難しいですが、少なくとも過去の治療について不信感を持っている先生に高額な自費診療は依頼しない方が無難だと思います。
ありていに言ってしまえば下手な技術でただ、材料だけ良くしても無意味と言えるでしょう。
参考になれば幸いです。
こんにちは。
なんの素材が一番長持ちするか色々と調べられたようですね。
・質問1について
様々な要素が複雑に関わることなので簡単に答えは出せませんが、破折に対する抵抗性と歯との適合性についてはゴールドに軍配が上がると思います。
私自身の口腔内にも一本入っております。
また、知り合いの歯科医師の治療をさせて頂く機会があった時も一般の患者さん達よりゴールドを選択される方が多いように思います。
プラークは若干付きやすいですが、私は好んで治療に使用します。
・質問2について
治療する先生とインレーやクラウンを作る技工士さんの技術はとても大事です。
おっしゃっている右上4番のインレーについては実際に見てみないと分かりませんが、きちんとした技術で装着された修復物なら指で触ってどこが治療された範囲か分かることはないと思います。
どうやって上手な先生かどうか見極めることはなかなか難しいですが、少なくとも過去の治療について不信感を持っている先生に高額な自費診療は依頼しない方が無難だと思います。
ありていに言ってしまえば下手な技術でただ、材料だけ良くしても無意味と言えるでしょう。
参考になれば幸いです。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-18 20:08:06
こんにちは。
>質問1
素材だけでいえば、セラミック、ジルコニア、金属は不変です。
金属に至ってはイオン化したり帯電しますがそのもの自体の形態が変化するほどではありません。
樹脂や樹脂ベースのハイブリッドセラミックは素材自体が吸水しますし劣化しますから、不変の素材ではありませんが、よい点もたくさんあります。
ですからケースによっては選択してもよいでしょう。
問題は素材は安定しているのに機能させることで欠けたり割れたり変形するということにあります。
天然の歯でも経年的に磨り減っていくことで姿勢の変化に対応していたりしますから、逆に何年経っても磨り減らない素材というのが新たな問題を生じることがあります。
例えば他の天然歯同士ではきちんと同じように磨り減っていっているのに、変化しない素材で強度が高すぎるために、修復物の部位だけ上手く磨り減ることが出来ず、対合の歯を削り取ってしまったり顎の関節に問題を生じてしまったり修復物と天然歯の間に段を生じたりします。
そこで適度に磨り減ってくれて生体親和性もよいものということでインレーやクラウンはゴールドの配合率が高いものが好ましいということがいわれています。
ただし、色が金色ですから見た目に劣ります(銀色よりは悪い色ではないとされています)
>質問2
こういう技術の歯科医院で長持ちしそうな素材でインレーやクラウンをつけてもらっても無意味ですか?
それは困りましたね。
それではどんな素材でも無意味ですね。
技術力が高いことが最も大切です。
保険適用素材の金銀パラジウム合金でもきちんと作ってもらえばアレルギーがないかぎり長期間問題ないでしょう。
技術が低いとよい素材を使っても致命的でしょう。
参考にしてみてください。
>質問1
素材だけでいえば、セラミック、ジルコニア、金属は不変です。
金属に至ってはイオン化したり帯電しますがそのもの自体の形態が変化するほどではありません。
樹脂や樹脂ベースのハイブリッドセラミックは素材自体が吸水しますし劣化しますから、不変の素材ではありませんが、よい点もたくさんあります。
ですからケースによっては選択してもよいでしょう。
問題は素材は安定しているのに機能させることで欠けたり割れたり変形するということにあります。
天然の歯でも経年的に磨り減っていくことで姿勢の変化に対応していたりしますから、逆に何年経っても磨り減らない素材というのが新たな問題を生じることがあります。
例えば他の天然歯同士ではきちんと同じように磨り減っていっているのに、変化しない素材で強度が高すぎるために、修復物の部位だけ上手く磨り減ることが出来ず、対合の歯を削り取ってしまったり顎の関節に問題を生じてしまったり修復物と天然歯の間に段を生じたりします。
そこで適度に磨り減ってくれて生体親和性もよいものということでインレーやクラウンはゴールドの配合率が高いものが好ましいということがいわれています。
ただし、色が金色ですから見た目に劣ります(銀色よりは悪い色ではないとされています)
>質問2
こういう技術の歯科医院で長持ちしそうな素材でインレーやクラウンをつけてもらっても無意味ですか?
それは困りましたね。
それではどんな素材でも無意味ですね。
技術力が高いことが最も大切です。
保険適用素材の金銀パラジウム合金でもきちんと作ってもらえばアレルギーがないかぎり長期間問題ないでしょう。
技術が低いとよい素材を使っても致命的でしょう。
参考にしてみてください。
相談者からの返信
相談者:
ootanさん
返信日時:2018-07-19 09:23:22
回答3
相談者からの返信
相談者:
ootanさん
返信日時:2018-07-19 11:21:17
さがら先生
ありがとうございます。
50年の可能性もありなんてすごいですね。
ありがとうございます。
50年の可能性もありなんてすごいですね。
タイトル | 一番長持ちするインレーやクラウンの素材は金だとの考えに至りました |
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質問者 | ootanさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
詰め物、インレーその他 クラウン(差し歯・被せ)その他 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。