9歳、出っ歯ですきっ歯の歯列矯正を始める時期について
相談者:
千切さん (9歳:男性)
投稿日時:2018-07-26 00:36:40
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2018-07-26 09:26:09
千切 さんこんにちは。
現在9才(小3)の息子さんが出歯気味ですきっぱ、噛み合わせも悪いとのことで学校の健診で去年に引き続き今年も引っ掛かったのですね。
爪を噛む癖、口呼吸など問題があればそこは治されたほうがいいですね。
かかりつけ医で診てもらったところでは「すきっぱで出歯気味ではあるけど、はえそろってからでもいい気がする」と言われ、若干あごが曲がっているとも言われているのですね。
成長が終わってからですと手術でないと曲がった顎は治せませんが、可能性として現在成長期であれば補正できることもあると思います。
矯正の治療方法や開始時期は先生方によって変わってきますので、予防矯正や小児矯正に力を入れているクリニックであれば意見が変わるかもしれませんね。
最近、保険診療で口腔機能発達不全の治療が導入されましたので、悪習癖やその他の問題も見てもらえるクリニックは増え、相談もできるところはあると思います。
参考までに。
現在9才(小3)の息子さんが出歯気味ですきっぱ、噛み合わせも悪いとのことで学校の健診で去年に引き続き今年も引っ掛かったのですね。
爪を噛む癖、口呼吸など問題があればそこは治されたほうがいいですね。
かかりつけ医で診てもらったところでは「すきっぱで出歯気味ではあるけど、はえそろってからでもいい気がする」と言われ、若干あごが曲がっているとも言われているのですね。
成長が終わってからですと手術でないと曲がった顎は治せませんが、可能性として現在成長期であれば補正できることもあると思います。
矯正の治療方法や開始時期は先生方によって変わってきますので、予防矯正や小児矯正に力を入れているクリニックであれば意見が変わるかもしれませんね。
最近、保険診療で口腔機能発達不全の治療が導入されましたので、悪習癖やその他の問題も見てもらえるクリニックは増え、相談もできるところはあると思います。
参考までに。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-26 10:55:48
こんにちは。
>「すきっぱで出歯気味ではあるけど、はえそろってからでもいい気がする」
>と言われました。
>そして、素人目にはわかりませんが若干あごが曲がっているとも言われています。
>大人でも歯列矯正を始める人が多いので歯並びははえそろってからの矯正で良いと思ってましたが、あごが曲がっている場合は早期治療を開始した方がよいのでしょうか!?
歯科矯正は特殊という立ち位置で歯学部教育がされてきたため(大学が多く関係する学会の専門医制度というものの関係で)一般開業医の中には、小児のかみ合わせや歯並びについてほとんど勉強していない先生も多くおられますので、「いい気がする」という先生個人の感想程度しかいただけない場合は、きちんと勉強している先生をお探しになられて診断をきちんとしてもらい、必要な治療介入時期について明確な基準をもって説明してもらうほうがよいと思います。
顎の変位があれば長期間放置されてしまうと外科矯正でなければ形態を変えることができない難ケースになりますので、歯だけ移動する歯科矯正治療では治せなくなり治療リスクを高くしてしまいます。
成長余力が大きいうちにその歪みや成長のアンバランスを修正することで、身体の歪みや顔の歪みまで修正することが可能なのは小学生のころに歯科が治療介入できるかどうかにかかっているように思います。
加藤先生もお書きになられているように、今回の保険の改正により口腔機能発育不全に関する評価や指導もかかりつけ歯科医が行うように変更にやっとなったところです。
以前からそういう方面をしっかり勉強をしている歯科医に出会うことがとても大切になっていると思います。
>「すきっぱで出歯気味ではあるけど、はえそろってからでもいい気がする」
>と言われました。
>そして、素人目にはわかりませんが若干あごが曲がっているとも言われています。
>大人でも歯列矯正を始める人が多いので歯並びははえそろってからの矯正で良いと思ってましたが、あごが曲がっている場合は早期治療を開始した方がよいのでしょうか!?
歯科矯正は特殊という立ち位置で歯学部教育がされてきたため(大学が多く関係する学会の専門医制度というものの関係で)一般開業医の中には、小児のかみ合わせや歯並びについてほとんど勉強していない先生も多くおられますので、「いい気がする」という先生個人の感想程度しかいただけない場合は、きちんと勉強している先生をお探しになられて診断をきちんとしてもらい、必要な治療介入時期について明確な基準をもって説明してもらうほうがよいと思います。
顎の変位があれば長期間放置されてしまうと外科矯正でなければ形態を変えることができない難ケースになりますので、歯だけ移動する歯科矯正治療では治せなくなり治療リスクを高くしてしまいます。
成長余力が大きいうちにその歪みや成長のアンバランスを修正することで、身体の歪みや顔の歪みまで修正することが可能なのは小学生のころに歯科が治療介入できるかどうかにかかっているように思います。
加藤先生もお書きになられているように、今回の保険の改正により口腔機能発育不全に関する評価や指導もかかりつけ歯科医が行うように変更にやっとなったところです。
以前からそういう方面をしっかり勉強をしている歯科医に出会うことがとても大切になっていると思います。
回答3
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-07-27 16:39:03
年齢から考えますと、まだ全ての歯の交換は終了していない段階であろうと思います。
この段階で考えることは、悪習癖などの除去を優先して改善するということです。
将来的に発育の不調和を引き起こすと考えられるようなものがあり、これを矯正治療で今改善できるのなら、今やるということになります。
一般的に、出っ歯の治療には、永久歯の抜歯が必要なことが多く、その点では矯正治療はまだ先ということになります。
早くやればはやく終わるということではないということですし、今手をつければ顎の変形が抑えられるかといえば、そういうものでもないということです。
とはいえ、時期的には、前歯部が生えそろってきたところで、歯並びの悪さが自覚できる時期であろうと思います。
一度、矯正専門の先生に診ていただいて、将来的なことをお聞きになっておくこともよろしいのではないでしょうか。
この段階で考えることは、悪習癖などの除去を優先して改善するということです。
将来的に発育の不調和を引き起こすと考えられるようなものがあり、これを矯正治療で今改善できるのなら、今やるということになります。
一般的に、出っ歯の治療には、永久歯の抜歯が必要なことが多く、その点では矯正治療はまだ先ということになります。
早くやればはやく終わるということではないということですし、今手をつければ顎の変形が抑えられるかといえば、そういうものでもないということです。
とはいえ、時期的には、前歯部が生えそろってきたところで、歯並びの悪さが自覚できる時期であろうと思います。
一度、矯正専門の先生に診ていただいて、将来的なことをお聞きになっておくこともよろしいのではないでしょうか。
タイトル | 9歳、出っ歯ですきっ歯の歯列矯正を始める時期について |
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質問者 | 千切さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 9歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) 子供の歯並び 子供の歯列矯正 上顎前突(出っ歯) 空隙歯列(すきっ歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。