歯科材料アレルギー症状のために抜歯希望、対応してもらえるか?
相談者:
M.YAMAさん (42歳:男性)
投稿日時:2018-10-06 19:37:14
およそ1年ぶりの質問になります。
質問は下記の2点になります。
1.歯科では希望すれば抜歯してもらえるのか?(Yes or No)
2.Yesの場合の条件の例、Noの場合の根拠の例のご紹介
【経緯】
咳や誤嚥に始まり、手足の痺れや湿疹等の症状が1年以上続き、様々な検査を受けたが異常は見つからず、最終的に自己診断で歯科材料のアレルギーを疑い、パッチ検査の結果、直近の治療で使用した材料に陽性反応が出ました。
歯科材料アレルギーを疑ったのは、口の中で金属や薬品のような味がし特定の位置が痺れていることと、マウスピースの装着で症状が改善したことからです。
症状が辛くなってから現在約3年が経っています。
【治療】
パッチ検査後は、病院を変え、大学病院で1年ほど治療を受けています。
難しい治療はしていませんが、これまでのようにカルテを分散させないために継続して大学病院で治療しています。
大学病院以前の医院での治療中に、その後のパッチ検査では陰性となった材料での仮封時にも症状が悪化することを経験的に知っていましたので、そのことを伝えた上で「最終的に改善しなかったら抜歯(対象は最大で4-5本程度)する」ということで、口頭では合意していました。
辛い症状が長く続いているため、年齢を考慮しても可能な限り歯を残すことにこだわらなくても良いという判断からです。
【結果】
抜歯2本、材料交換2本、材料の除去のみ1本で、症状は改善せず、当初の考えの通り疑わしい箇所から3本目を抜歯しようと伝えたところで、先生が躊躇してしまっています(お気持ちは分かります)。
「抜歯だけなら大学病院じゃなくてもできる」と、単なる抜歯役の移管に言及し始めましたので、恐らくもう抜歯はしていただけないと思っています。
私としては抜歯後にどうしても不便であったらインプラントを試してみるなども選択肢として考えています。
以上を伝えた上で、別の医院で抜歯をしてもらえるのか?が現在の疑問です。
ご回答よろしくお願いいたします。
質問は下記の2点になります。
1.歯科では希望すれば抜歯してもらえるのか?(Yes or No)
2.Yesの場合の条件の例、Noの場合の根拠の例のご紹介
【経緯】
咳や誤嚥に始まり、手足の痺れや湿疹等の症状が1年以上続き、様々な検査を受けたが異常は見つからず、最終的に自己診断で歯科材料のアレルギーを疑い、パッチ検査の結果、直近の治療で使用した材料に陽性反応が出ました。
歯科材料アレルギーを疑ったのは、口の中で金属や薬品のような味がし特定の位置が痺れていることと、マウスピースの装着で症状が改善したことからです。
症状が辛くなってから現在約3年が経っています。
【治療】
パッチ検査後は、病院を変え、大学病院で1年ほど治療を受けています。
難しい治療はしていませんが、これまでのようにカルテを分散させないために継続して大学病院で治療しています。
大学病院以前の医院での治療中に、その後のパッチ検査では陰性となった材料での仮封時にも症状が悪化することを経験的に知っていましたので、そのことを伝えた上で「最終的に改善しなかったら抜歯(対象は最大で4-5本程度)する」ということで、口頭では合意していました。
辛い症状が長く続いているため、年齢を考慮しても可能な限り歯を残すことにこだわらなくても良いという判断からです。
【結果】
抜歯2本、材料交換2本、材料の除去のみ1本で、症状は改善せず、当初の考えの通り疑わしい箇所から3本目を抜歯しようと伝えたところで、先生が躊躇してしまっています(お気持ちは分かります)。
「抜歯だけなら大学病院じゃなくてもできる」と、単なる抜歯役の移管に言及し始めましたので、恐らくもう抜歯はしていただけないと思っています。
私としては抜歯後にどうしても不便であったらインプラントを試してみるなども選択肢として考えています。
以上を伝えた上で、別の医院で抜歯をしてもらえるのか?が現在の疑問です。
ご回答よろしくお願いいたします。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2018-10-07 09:07:45
診断は歯科医師が致します。
診断に基づいて治療を行います。
診断がちがえば、医療として抜歯の必要性が無ければ抜歯にはならないこともあり得ると思います。
また、インプラントはアレルギー患者さんにはリスクがあります。
私自身もインプラント治療でアレルギー等問題が起きた患者さんを何人か体験しています。
インプラント治療を選択する前に、歯の温存をまずは考えるのが一般的だと思います。
相談者からの返信
相談者:
M.YAMAさん
返信日時:2018-10-07 09:44:59
ご回答ありがとうございました。
「抜歯の必要性を歯科医師が診断する」との旨を承知しました。
ただし、この診断が相当なレアケースを考慮してもらえるものなのか、現在不安を抱えています。
おそらく「温存しない」選択はどの先生も取りたくないだろうからです。
症状に耐えながら1年間治療した結果、当初の最終手段を拒まれ、途方に暮れている現状です。
現在の歯科で粘り強く交渉するか、新しい歯科に当たるしかない訳ですが、特に後者の場合また同じことを繰り返す可能性が十分に考えられるため、今後どう動いたらいいのか、行き詰っている状態です。
陽性反応が出た材料はレジン系のセメントで、僅かな露出部分で症状が出ていたことを考えると、検査のときにも言われたのですが「歯そのものに染み込んでしまっている成分」による症状の可能性があり、最終手段としての抜歯を考えていました。
※インプラントはそれほど積極的に考えている訳ではありませんが、仮に行うとしても、1本試してダメそうであったらすぐに断念するというやり方になります。
「抜歯の必要性を歯科医師が診断する」との旨を承知しました。
ただし、この診断が相当なレアケースを考慮してもらえるものなのか、現在不安を抱えています。
おそらく「温存しない」選択はどの先生も取りたくないだろうからです。
症状に耐えながら1年間治療した結果、当初の最終手段を拒まれ、途方に暮れている現状です。
現在の歯科で粘り強く交渉するか、新しい歯科に当たるしかない訳ですが、特に後者の場合また同じことを繰り返す可能性が十分に考えられるため、今後どう動いたらいいのか、行き詰っている状態です。
陽性反応が出た材料はレジン系のセメントで、僅かな露出部分で症状が出ていたことを考えると、検査のときにも言われたのですが「歯そのものに染み込んでしまっている成分」による症状の可能性があり、最終手段としての抜歯を考えていました。
※インプラントはそれほど積極的に考えている訳ではありませんが、仮に行うとしても、1本試してダメそうであったらすぐに断念するというやり方になります。
回答2
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2018-10-07 10:30:08
まず、そもそもですが、歯科でのアレルギーが原因で例えば掌蹠膿疱症などを発症してしまった場合・・・
その原因と思われる金属やレジンを除去したとしても直ぐに改善はしませんよ?
早ければ1年・通常は2年・長い方はそれ以上の時間がかかります。
ちなみに、アレルギー検査(パッチテスト含む)についても割と偽陽性と言って実はアレルギーはないのに、あるかのように出てしまうこともあります。
レジン系のセメントでアレルギーを有する場合でも別の材料に切り替えることが出来ます。
上記の点を考えると抜歯を第一選択にしてくれる歯科医師はほとんどいないと思います。
(抜いても改善しない可能性があるため)
出来れば現在かかられている大学病院の皮膚科などでパッチテストを再度行ったほうが良いと思います。
あとは既に通われているのかもしれませんが、例えば「歯科アレルギー外来」のような診療科で診て頂いたほうが良い様に思えます。
ご参考程度にしていただければと思います。
その原因と思われる金属やレジンを除去したとしても直ぐに改善はしませんよ?
早ければ1年・通常は2年・長い方はそれ以上の時間がかかります。
ちなみに、アレルギー検査(パッチテスト含む)についても割と偽陽性と言って実はアレルギーはないのに、あるかのように出てしまうこともあります。
レジン系のセメントでアレルギーを有する場合でも別の材料に切り替えることが出来ます。
上記の点を考えると抜歯を第一選択にしてくれる歯科医師はほとんどいないと思います。
(抜いても改善しない可能性があるため)
出来れば現在かかられている大学病院の皮膚科などでパッチテストを再度行ったほうが良いと思います。
あとは既に通われているのかもしれませんが、例えば「歯科アレルギー外来」のような診療科で診て頂いたほうが良い様に思えます。
ご参考程度にしていただければと思います。
相談者からの返信
相談者:
M.YAMAさん
返信日時:2018-10-07 15:35:47
ご回答ありがとうございました。
私の場合ですが。
口の左側の味と痺れから始まり、次に喉(声、飲み込み)、耳の聴こえ、目の痒み、などのように症状はすぐに現れ広がっていきます。
歯をキッチンペーパーで押さえていると症状が緩和し、それを取ると悪化します。
難しいのは「左側のどこか」としか分からない点と、だいぶ以前に治療した歯についてはカルテが残っていない点です。
アレルギーは擬陽性ではないと思います。
皮膚がケロイド状になり、1年近く経った今も痕が残っています。
歯科アレルギーを疑うまでに1年半くらい考えられる限り検査をしてきましたので「空振りでもいいから」何か対処しないことにはまず問題の切り分け自体ができない(例えば数ある検査対象から歯を除外することができない)という気持ちで、新しい歯科でそれが伝わるか疑問に思ったことから本件を質問させていただきました。
「歯科アレルギー外来」は調べてみます。
私の場合ですが。
口の左側の味と痺れから始まり、次に喉(声、飲み込み)、耳の聴こえ、目の痒み、などのように症状はすぐに現れ広がっていきます。
歯をキッチンペーパーで押さえていると症状が緩和し、それを取ると悪化します。
難しいのは「左側のどこか」としか分からない点と、だいぶ以前に治療した歯についてはカルテが残っていない点です。
アレルギーは擬陽性ではないと思います。
皮膚がケロイド状になり、1年近く経った今も痕が残っています。
歯科アレルギーを疑うまでに1年半くらい考えられる限り検査をしてきましたので「空振りでもいいから」何か対処しないことにはまず問題の切り分け自体ができない(例えば数ある検査対象から歯を除外することができない)という気持ちで、新しい歯科でそれが伝わるか疑問に思ったことから本件を質問させていただきました。
「歯科アレルギー外来」は調べてみます。
タイトル | 歯科材料アレルギー症状のために抜歯希望、対応してもらえるか? |
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質問者 | M.YAMAさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯が抜けた・抜く予定 その他 歯科金属アレルギー 歯科用材料によるアレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。