9歳、過蓋咬合の矯正開始時期と方法

相談者: ゆこりんさん (41歳:女性)
投稿日時:2018-12-17 09:33:25
子供が学校の検診過蓋咬合と指摘されています。
今9歳で、下の前歯4本、6才臼歯4本、上前歯1本(もう1本の頭が見えている)が永久歯です。


私自身が噛み合わせで苦労したので、床矯正などの選択肢もあるのかと入学前から矯正認定医の矯正歯科に通い相談しましたが、早い治療は良くない。

永久歯になってから一気にした方がいいと言われ、矯正せずに今に至ります。


噛み合わせが深く、下前歯が上の歯茎に刺さって痛いと言うようになりました。
このままでいいのでしょうか。

今通っている矯正歯科は、小学生の矯正が飽和状態で、以前からたまにしか受付していないようです。
最近は全くしていません。

子供の矯正の相談は、ちょうど受付を辞めるか辞めないかの時期にしましたので、状態を見てではなく、飽和状態だったから先延ばしにしただけのでは?と疑っています。

痛がっているので、別の認定医に一度診てもらうか、迷っています。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2018-12-17 09:56:52
筋機能療法に造指の深いところをお勧めします。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-12-17 10:32:10
こんにちは。

咬みあわせを成長期に挙上しておくことは後の矯正治療の難易度を低くできるので非常に有効だとされています。

単純に咬みあわせを挙上することは非常に簡単な筋機能矯正装置で可能です。

小児歯科や一般歯科でも十分行ってくれるでしょう。


将来的に顎関節症のリスクを負わなくてよいとか、本格矯正の治療期間を短縮できるとか(あるいはシンプルな装置で可能になるとか)、側貌で悩まなくてよくなるとか、姿勢がよくなるとか、将来外科矯正が不要になる等など色々な面で有利に働きます。

矯正歯科が受付がいっぱいで治療介入してくれないことが生活に支障を生じているならば、将来的に本格矯正が必要になるかもしれないが一次矯正を受けておくということを前向きにご検討されてはいかがでしょう?


他の矯正歯科でも行ってくれるところはたくさんあるでしょうし、小児歯科でも一般歯科でも行えることになります。

自費治療ですから保険は使えませんがきちんとどこかで診てもらうとよいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆこりんさん
返信日時:2018-12-17 10:42:36
松山先生、ご回答ありがとうございます。

相談事MFTで通院していましたが、あまりうまくいかず、こちらももう少し大きくなってら?と言われて辞めさせられました。
自宅で練習は続けていますが、状態はわかりません。



船橋先生、ご回答ありがとうございます。

認定医に診断してもらい「第一次矯正は適切でない」と言わたので、諦めて過ごしていましたが、その診断に疑いが残っています。

もうすぐ10才になる年で床矯正はもう無理かと思っていましたが、前向きに検討できるのでしょうか。
床矯正を諦めるために床矯正のデメリットを調べて納得させていました。
それとも、ほかに何か矯正方法があるのでしょうか。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2018-12-17 10:53:01
>自宅で練習は続けていますが

この場合の練習とは、何を指すのでしょう。

矯正専門医でも、筋機能療法に造指が深いとは、限らないことを沢山経験してきました。

回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-12-17 11:23:45
矯正が悪いとは言いませんが、上下対向関係には使えませんので上下一体型の装置のほうがよいでしょう。

過蓋咬合ということは上顎は発育がよく下顎の発育が悪いのでしょうか?

発育について詳しいのはどちらかと言えば小児歯科虫歯治療だけしている小児歯科があるのでそこがややこしいですが)であって欲しいところです。

矯正歯科でも小児矯正に力を入れてくれているところを探されたほうがよいでしょう。


成人後顎の発育が終わった頃に抜歯したり外科を併用して歯並びを作ってもらうという方法もありますが、外科になればかなり大変ですからできれば成長発育を上手く誘導してくれるところがよいでしょう。

大学病院の矯正歯科でもちゃんとそういうことをしてくれるところもあると思います。
(少なくとも私の母校の矯正歯科はそういう成長発育を上手く誘導するということを行ってくれていました。
ただ、今どうなのかは知りません)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆこりんさん
返信日時:2018-12-17 11:49:07
松山先生

あいうべ体操とか、下の練習を指示されていましたので、続けています。
MFTの治療として通っていた時の指示ですので、それのことかと思いましたが違うのでしょうか。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆこりんさん
返信日時:2018-12-17 11:56:48
船橋先生

よくわかりませんが、下顎が小さいのかもしれません。
上の歯が、下の歯に大きく被さっていて、奥歯噛み合わせると下の歯はほとんど見えません。

最近下の前歯が、上の前歯裏側の歯茎に当たって痛いそうです。
永久歯が大きく、下の前歯(永久歯)は隙間には並ばずガタガタで収まりました。


小児歯科の方がいいのですね。
矯正くらいしか方法はないのかと思っていましたが、他にもあるのでしたら早めに他の歯科にかかろうと思います。

大学病院があるのですが、そちらだったら間違いないでしょうか。
歯医者さんを信じてお任せすれば大丈夫だと思っていたので、色々と混乱しています。

年齢的に、まだ大丈夫かどうかも、不安です。
外科手術は出来るだけ避けたいのですがギリギリの年齢ですか?
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2018-12-17 12:15:15
>あいうべ体操とか、舌の練習を指示されていました

過蓋咬合には効きません。

矯正ではなくて、現在はマウスピース型のがあります。市販されているのですが、その会社のもので、適合するものを選定するのです。


>年齢的に、まだ大丈夫かどうかも、不安です。

全然問題ありません。

マウスピース型筋機能療法についてのHP,下記リンクでどのようなものか、分かりやすいです。
https://www.ukegawa-dc.jp/menu/t4k/

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2018-12-17 12:29:26
こんにちは。

矯正治療のお悩みですね。

過蓋咬合という事なので上顎前突が絡んでいます、その程度によりますが軽度なら上顎犬歯萌出時期から始めるのがいいと思います、もし明らかな上顎前突なら上顎の成長を抑制したほうが後の矯正治療が簡単になります。

ヘッドギア http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1232

矯正治療は長くなりがちです、したがって始めるのはできるだけ遅い方が患者さんの負担が少ないのでお勧めします。

経験豊富なDrなら診察すればだいたのことは判断が付きます。

回答 回答7
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2018-12-17 15:03:26
お母さんの写真を見る限り、上顎前突の可能性は低いはずです。

咬みあわせの形質は遺伝しやすいからです。
アングル2級2類という、矯正用語を知っておくと、検索で便利でしょう。
2級の2はローマ数字のUを正確には用います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆこりんさん
返信日時:2018-12-17 16:13:45
松山先生

その歯科医院にもプレオソなどがHPに載っていますし、ブログでは研修などにも行かれているようでした。MFTも熱心に勉強されて推奨されているようです…。

期待の大きい歯科医院でしたが、小学生が飽和状態でタイミングが悪く、残念ですが親身にはなってもらえなかったのかもしれません…。
アドバイスを参考に、相性の良い歯科医を探してみます。


時期的に遅すぎることを心配していましたが、大丈夫とのことで前向きな気持ちになれました。
ありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆこりんさん
返信日時:2018-12-17 16:20:19
山田先生、ご回答ありがとうございます。

私の選定ミスで矯正が遅れてしまったと子供に申しわけない気持ちでしたが、時期的にまだ間に合うとのアドバイスで、心が救われたような気がします。

矯正歯科が長引くと、負担が大きく挫折してしまいますね。
私自身も、中学生の頃に矯正しましたが、舌癖を真面目に直せず、今後悔しています。


負担は少なめに、親が出来る範囲で精一杯歯を綺麗に長持ち出来るように、歯科医院を探したいと思います。
ありがとうございます。



タイトル 9歳、過蓋咬合の矯正開始時期と方法
質問者 ゆこりんさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
子供の歯並び
子供の歯列矯正
過蓋咬合(かみ合わせが深い)
回答者




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