根尖が穿通しているか否かは、客観的に外部から確認できますか?
相談者:
青空男さん (53歳:男性)
投稿日時:2018-12-23 16:13:30
こんにちは。
いつもありがとうございます。
以前よりこちらでご相談させていただいております、二本の歯のことでまた教えていただければと思います。
左上4番、右下4番の両方の歯について
深い楔状欠損→レジン充填(6/2)→歯髄失活(7月に判明)→根管治療(10/17)→再根管治療(11/7)→再々根管治療(12/3)→根管充填予定(今週半ば) の経過をたどり、現在仮封の段階にあります。
担当医(都内大学病院・歯学部附属病院)は、「根の治療でできることはもうない」と、次回根管充填をする意思です。
12月23日現在、
●左上4番には違和感、打診痛が極めて弱いorほとんどない状態です。
●右下4番はごく弱い打診痛・根尖部歯肉に極めて弱い圧痛がある状態です。
そこで質問いたします。
@根尖が穿通しているか否かは、患者が認識しうる形で客観的に外部から確認できるものでしょうか。
それとも術者が手指の感覚で確認する以外にないのでしょうか。
症状が軽くなった左上4番は、前回の再根管治療時に根尖が穿通していたが、軽くならなかった右下4番は根尖が穿通していなかったような気がしています。
(左上4番の再根管治療時に、プスッと突き抜けた感じがあり、疼痛が伴いましたが、右下4番は全くそのような感覚はありませんでした。
付記すれば、夏に同様の治療を受け現在完治した左下6番・5番の再根管治療時にもその突き抜けた感じおよび疼痛がありました。)
A右下4番(根尖病巣があります)に根尖の穿通がないのであれば、次回の治療時、そうあるべく担当の先生に依頼したいと思いますが、歯内療法の見地から合理性はありますでしょうか。
また、再根管治療を含め3回目が終了した現段階で、根尖の穿通がないということがあり得ますか。
Bこちらで先日質問したところ、
>根尖が穿通しない時は根充するかカルシペックスを使うか考えてそのうえで半年間は経過観察をします。
というご回答がありました。
ということは、根尖が穿通しない場合であっても根充(私の場合ガッタパーチャによると思われますが)し、そのまま仮封をして半年間経過観察をするという施術もありうるということでしょうか。
(ご回答頂いた先生に、上記の質問をしたのですが、お忙しいためでしょう、まだご回答がいただけません。)
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。
いつもありがとうございます。
以前よりこちらでご相談させていただいております、二本の歯のことでまた教えていただければと思います。
左上4番、右下4番の両方の歯について
深い楔状欠損→レジン充填(6/2)→歯髄失活(7月に判明)→根管治療(10/17)→再根管治療(11/7)→再々根管治療(12/3)→根管充填予定(今週半ば) の経過をたどり、現在仮封の段階にあります。
担当医(都内大学病院・歯学部附属病院)は、「根の治療でできることはもうない」と、次回根管充填をする意思です。
12月23日現在、
●左上4番には違和感、打診痛が極めて弱いorほとんどない状態です。
●右下4番はごく弱い打診痛・根尖部歯肉に極めて弱い圧痛がある状態です。
そこで質問いたします。
@根尖が穿通しているか否かは、患者が認識しうる形で客観的に外部から確認できるものでしょうか。
それとも術者が手指の感覚で確認する以外にないのでしょうか。
症状が軽くなった左上4番は、前回の再根管治療時に根尖が穿通していたが、軽くならなかった右下4番は根尖が穿通していなかったような気がしています。
(左上4番の再根管治療時に、プスッと突き抜けた感じがあり、疼痛が伴いましたが、右下4番は全くそのような感覚はありませんでした。
付記すれば、夏に同様の治療を受け現在完治した左下6番・5番の再根管治療時にもその突き抜けた感じおよび疼痛がありました。)
A右下4番(根尖病巣があります)に根尖の穿通がないのであれば、次回の治療時、そうあるべく担当の先生に依頼したいと思いますが、歯内療法の見地から合理性はありますでしょうか。
また、再根管治療を含め3回目が終了した現段階で、根尖の穿通がないということがあり得ますか。
Bこちらで先日質問したところ、
>根尖が穿通しない時は根充するかカルシペックスを使うか考えてそのうえで半年間は経過観察をします。
というご回答がありました。
ということは、根尖が穿通しない場合であっても根充(私の場合ガッタパーチャによると思われますが)し、そのまま仮封をして半年間経過観察をするという施術もありうるということでしょうか。
(ご回答頂いた先生に、上記の質問をしたのですが、お忙しいためでしょう、まだご回答がいただけません。)
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-12-23 17:07:01
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2018-12-23 18:39:10
@ 藤森先生の回答に同意します。
A穿通が重要かどうかは歯科医によって意見が分かれるところだと思います。
根尖孔をファイルで通過させるメリットは、どこが根尖孔か分かるからという理由や根尖部の清掃に必要であるというような理由だと思います。
また根尖孔をファイルが通過することにより根尖孔のサイズが大きくなってしまうことが考えられるという反対意見もあると思います。
根尖相当部の圧痛の原因の一つとしてフェネストレーションがあると思います。
これは穿通に関わらず圧痛の原因となり得ると思います。
A穿通が重要かどうかは歯科医によって意見が分かれるところだと思います。
根尖孔をファイルで通過させるメリットは、どこが根尖孔か分かるからという理由や根尖部の清掃に必要であるというような理由だと思います。
また根尖孔をファイルが通過することにより根尖孔のサイズが大きくなってしまうことが考えられるという反対意見もあると思います。
根尖相当部の圧痛の原因の一つとしてフェネストレーションがあると思います。
これは穿通に関わらず圧痛の原因となり得ると思います。
相談者からの返信
相談者:
青空男さん
返信日時:2018-12-26 16:54:08
藤森先生、柴田先生、ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
大変参考になりました。
タイトル | 根尖が穿通しているか否かは、客観的に外部から確認できますか? |
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質問者 | 青空男さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 53歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根の穴・穿孔(パーフォレーション) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。