根尖病巣は治療せずに治癒に向かうことがあるか?
相談者:
ひろゆっきさん (55歳:男性)
投稿日時:2019-01-06 15:20:59
他の方の質問と、歯医者ご回答を引用して質問します。
以前よりレントゲンの黒い影が小さくなってきている場合は、治癒傾向にあることが想定され、経過観察も選択肢になるという趣旨のご回答ですが。
一方で、根管治療しなければ絶対に治癒せず悪化しかない、という情報もネット記事として多く存在します。
質問ですが、ここでの下記引用回答のとおり、治療せず経過観察する内に、病巣が治癒に向かうということも十分にあることなのでしょうか?
<レントゲンにて根尖病巣が確認された歯の経過観察について>
(引用開始)”
>8年前に根管治療した歯
この根管治療の内容は抜髄と感染根管処置のどちらかだったのでしょうか?
初めての根管治療だと抜髄に可能性が高いと思います。
抜髄(初めての根管治療の多く)するような歯だと通常根尖部に透過像(黒い影)が無い方が多いと思います。
となると現在ある黒い影は新たにできたと考えられると思います。
感染根管治療だとすると8年前に黒い影があったかどうかが鍵になると思います。
8年前よりも黒い影が小さくなっているのであれば治癒傾向にあるのではないかという想像ができると思います。
この場合経過観察も選択肢になると思います。
8年前よりも黒い影が大きくなっていたら(抜髄も含む)悪化傾向にあると考えて差し支えないと思います。
この場合は要治療の可能性が高いと思います。
”(引用終わり)
以前よりレントゲンの黒い影が小さくなってきている場合は、治癒傾向にあることが想定され、経過観察も選択肢になるという趣旨のご回答ですが。
一方で、根管治療しなければ絶対に治癒せず悪化しかない、という情報もネット記事として多く存在します。
質問ですが、ここでの下記引用回答のとおり、治療せず経過観察する内に、病巣が治癒に向かうということも十分にあることなのでしょうか?
<レントゲンにて根尖病巣が確認された歯の経過観察について>
(引用開始)”
>8年前に根管治療した歯
この根管治療の内容は抜髄と感染根管処置のどちらかだったのでしょうか?
初めての根管治療だと抜髄に可能性が高いと思います。
抜髄(初めての根管治療の多く)するような歯だと通常根尖部に透過像(黒い影)が無い方が多いと思います。
となると現在ある黒い影は新たにできたと考えられると思います。
感染根管治療だとすると8年前に黒い影があったかどうかが鍵になると思います。
8年前よりも黒い影が小さくなっているのであれば治癒傾向にあるのではないかという想像ができると思います。
この場合経過観察も選択肢になると思います。
8年前よりも黒い影が大きくなっていたら(抜髄も含む)悪化傾向にあると考えて差し支えないと思います。
この場合は要治療の可能性が高いと思います。
”(引用終わり)
[過去のご相談]
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-01-06 15:48:00
以前の質問者の質問なのか、ご自分の疑問なのかよくわかりません。
回答2
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-01-06 16:29:29
ひろゆっきさん、こんにちは。
ひろゆっきさんご自身がどのようにお困りなのか、よくわからないので一般論的な回答になります。
根管治療後のレントゲンの黒い影は、根管治療前の歯の状態で何年も完全に消えないことがあります。
その場合、痛みや違和感がなく影が小さくなっていれば治癒傾向と判断し、経過観察とすることが多いと思います。
影が残っていて痛みや違和感があり、日常生活に支障があるようなら影の大きさに関係なく、再根管治療を選択することになると思います。
参考になりますでしょうか。
ひろゆっきさんご自身がどのようにお困りなのか、よくわからないので一般論的な回答になります。
根管治療後のレントゲンの黒い影は、根管治療前の歯の状態で何年も完全に消えないことがあります。
その場合、痛みや違和感がなく影が小さくなっていれば治癒傾向と判断し、経過観察とすることが多いと思います。
影が残っていて痛みや違和感があり、日常生活に支障があるようなら影の大きさに関係なく、再根管治療を選択することになると思います。
参考になりますでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ひろゆっきさん
返信日時:2019-01-06 22:19:51
森田先生、ご回答ありがとうございます。
とても参考になりましたが、一点、追加で教えてください。
私の場合、
・影は見られない、が、
・痛みと違和感が起きては治り、を不定期に繰り返す。
痛みや違和感は、およそ一週間ほど継続します。
という状態です。
これは、どういった状況と考えられますか?
治癒傾向で経過観察、あるいは再根管治療のいずれが望ましいと考えられますか?
とても参考になりましたが、一点、追加で教えてください。
私の場合、
・影は見られない、が、
・痛みと違和感が起きては治り、を不定期に繰り返す。
痛みや違和感は、およそ一週間ほど継続します。
という状態です。
これは、どういった状況と考えられますか?
治癒傾向で経過観察、あるいは再根管治療のいずれが望ましいと考えられますか?
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2019-01-07 07:19:13
「痛みと違和感が起きては治り、を不定期に繰り返す」のでしたら、治癒傾向にあるとは思えません。
再根管治療の成功性を少しでも高めることを鑑みるのでしたら、私自身の歯だとしたら、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法だけを診ている施設で相談することを検討するかもしれません。
再根管治療の成功性を少しでも高めることを鑑みるのでしたら、私自身の歯だとしたら、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法だけを診ている施設で相談することを検討するかもしれません。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2019-01-07 12:19:52
こんにちは。
>治療せず経過観察する内に、病巣が治癒に向かうということも十分にあることなのでしょうか?
治癒に向かう事はありません、そもそも根尖病巣の原因は根管内の感染ですからこの感染状態を始末しないことには治癒はあり得ません。
>治療せず経過観察する内に、病巣が治癒に向かうということも十分にあることなのでしょうか?
治癒に向かう事はありません、そもそも根尖病巣の原因は根管内の感染ですからこの感染状態を始末しないことには治癒はあり得ません。
回答5
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-01-07 12:58:13
ひろゆっきさん、こんにちは。
>痛みと違和感が起きては治り、を不定期に繰り返す。
>痛みや違和感は、およそ一週間ほど継続します。
ということですね。
正確に判断するには、痛みと違和感を感じる間隔やその時の体調にもよります。
が、何度も痛みと違和感を認めるようであるなら、やはり再根管治療が必要と判断すべきと思います。
小林先生が回答されていらっしゃるように、根管治療の専門医に診てもらうことも、検討して頂くと良いのではないでしょうか。
>痛みと違和感が起きては治り、を不定期に繰り返す。
>痛みや違和感は、およそ一週間ほど継続します。
ということですね。
正確に判断するには、痛みと違和感を感じる間隔やその時の体調にもよります。
が、何度も痛みと違和感を認めるようであるなら、やはり再根管治療が必要と判断すべきと思います。
小林先生が回答されていらっしゃるように、根管治療の専門医に診てもらうことも、検討して頂くと良いのではないでしょうか。
回答6
タイトル | 根尖病巣は治療せずに治癒に向かうことがあるか? |
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質問者 | ひろゆっきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 55歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。