下顎変位してからの全身に不調症状

相談者: オレンジのねこさん (36歳:女性)
投稿日時:2020-02-01 22:31:10
隠れオープンバイトで、メインで咬んでいた左7番が側方で引っかかかる感じがあり、上下天然歯機能咬頭を数回削って以来、めまい、脳貧血等が出てしまい…

治療のためマウスピースをしたら、明らかに顎位が変わり、左側が全く当たらなくなり、その間に足が痛くなり、股関節が外れかけた感じになり、膝関節もバキバキ音がなるようになり、歩行中、足の感覚がなくなり…マウスピースを中断しました。


その後またドクターが左7を削って以来、顎関節咀嚼筋、肩、頚椎症状、背中にも痛みが出てしまいました。

大学病院で他のマウスピースをしたら、開口障害、筋肉症状が悪化し、心臓まで痛くなり…
後は矯正と言われました。



セカンドオピニオンしたところ、矯正前に下顎変位を直してからという意見や、矯正では直らないという考えもあり、次は、国立大学病院を検討してましたが、別のドクターが大学病院でも足までは直らないんじゃないか?とも言われ…

全身咬合を専門としてる開業医の方が良いんじゃないかとも言われ相当悩んでいます。


整形外科にも数カ所行きましたが直りませんでした。

明らかに、下顎変位してから足の症状が出ています。
どうすれば良いでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-02 11:17:02
過去のご相談が多く全てを確認できていませんが、すべての歯を噛み合わせる事を目標にされるのであれば歯科治療で可能だと思います。

矯正治療咬合再構成の為の補綴治療等色々な治療法から選択頂くことが可能だと思います。


足の症状やその他の症状は歯科だけでは治せないだろうと考えるのが妥当ではないかと思います。

全身的な問題が生じた時期がたまたま歯科治療を受けた時期と合致しただけかもしれませんし、相関性を見極めるのが困難だろうと考えるからです。


ただし、歯科治療で全身的な問題が治せますと言っている歯科医も複数名おられますから、そういう歯科医に診察を依頼される事を選択される事は出来るだろうと思います。

よくあるケースという訳ではありませんから何処の歯科医院でも治せるというケースではないと思いますから、ご自身がしっかりリサーチされご自身が選択されるしかないのだろうと思います。


歯科治療で足の問題を直したいとご希望されると歯科医から何処かをご紹介というのも難しくなるのではないかと思います。


身体のバランスを考えればすべての歯がちゃんと噛み合っておく事は大切だろうと思います。

矯正治療を行うにしてもまずスプリント療法で経過を確認してから治療ゴールを決めてという慎重な治療が必要になるのではないかと想像します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オレンジのねこさん
返信日時:2020-02-06 03:18:16
ふなちゃん先生いつもありがとうございます!

今まで2種類マウスピースしましたが、症状が悪化して出来なくなり…。

セカンドオピニオンした先生は、フェイスボーをとって、正しい顎位で、今までとは違うマウスピースをして、レジン咬合挙上又は矯正と言ってて‥治すのに数年かかると言われて…

他の患者さんのフェイスボーした模型を見せてもらったら、かなり咬合に隙間があり、ずれてて…


フェイスボーをした顎位は、正確なのですか?
曲がったり、ずれたりする事はないのですか?



7を削る前は、健康で全身無症状だったので、フェイスボーの顎位でなくても、元の削る前の顎位に戻して、矯正でいいのでは?と思ってしまい悩んでます。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-07 11:05:01
なかなか難しいですが、フェイスボートランスファーという手法は全顎補綴を行う際、よく用いられています。
同時に顎運動を計測することや筋電図を計測することも推奨されています。

どこで噛めばよいかがわからなくなった方向けの指標の一つというイメージですね。


それらを採っておくと治療評価をしやすいということも利点として挙げられると思います。

歯科治療を科学的に理論づけしようと思えばそういうものを使ったほうが皆が納得しやすいですからね。

何も指標を持たずに永年の臨床から得た勘で治療を行いますと再現性がなく他の人に説明が困難ですからね。



フェイスボーをした顎位は、正確なのですか?
>曲がったり、ずれたりする事はないのですか?

フェイスボーだけではどうなんだろう?となると思います。
全顎での咬合再構成を行う場合は、フェイスボーだけでなく顎運動路の記録や筋電図、顎関節の撮影など行っておいたほうがよいとされる検査はたくさんあると思います。

これらを用いた治療になるとかなり大掛かりな治療になるのではないかと想像します。



>7を削る前は、健康で全身無症状だったので、フェイスボーの顎位でなくても、元の削る前の顎位に戻して、矯正でいいのでは?と

補綴には治療限界があるのでお若いので個人的には矯正治療を行ったほうがよいように思います。
歯に矯正力をかけると歯根膜周囲の組織は活性化してくれますからね。

全顎補綴はそれがないので歯にかかる力の方向をコントロール出来ませんし、最終的に連結などされてしまえばその後のメンテナンス等も難しくなりますからね。


元の削る前の顎位をすでに再現できなくなっているかもしれませんから、厳密にいえば適応できる顎位で均等で安定した咬合に作り直してもらうということになるのかな?と思います。

お口の中に修復物が少ない方の場合は、矯正治療で行ったほうがよいでしょうし、お口の中に修復物が多い方の場合は術前矯正後に修復物をやり替えることを前提で、矯正と修復または補綴を組み合わせた治療になるのではないかと想像しています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オレンジのねこさん
返信日時:2020-02-12 21:51:39
ふなちゃん先生詳しく回答して頂きありがとうございます!


顎運動や筋電図の計測する方法があるんですね!

左7を削ってから噛み合わせが、かわりすぎて、今は右が引っかかるようになってるので、検査して色々調べてみたいです!

最終的には、矯正も考えてみようと思います。


色々とありがとうございました!
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-02-13 18:20:56
フェイスボーを採って作ったマウスピースを使用しても、レジン咬合挙上しても矯正しても、治癒の方向とはあまり関係ないように思えます。
(個人的な意見です)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オレンジのねこさん
返信日時:2020-02-15 19:25:23
藤森先生回答して頂きありがとうございます。


先生によっては、咬合と全身症状が関連してるという先生や、関係ない因果関係がないという先生もいます…。

左7の咬合を全て落としてから、顎関節症状がでてしまったので…
7にレジンを足したら、左の肩や首、筋肉痛が出てしまい‥
レジンをとったら、痛みがおさまりを、数回くり返したので、7の咬合の位置と、筋肉、首、肩等の痛みが関連していいると思うのですが…。


初めに治療した先生には、痛くない位置が絶対あるはずと言われ、セカンドオピニオンしたフェイスボーを使う先生は、咬合挙上した直後筋肉が痛くても我慢すれば数日で直ると言います。

先生によって意見が違く…足はやってみないと分からないと言われました。


7が削られずぎて、全く噛み合わなくなってると言われたので、何らかの方法で改善しないとと思っています。



タイトル 下顎変位してからの全身に不調症状
質問者 オレンジのねこさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
噛み合わせに関するトラブル
歯科と全身疾患その他
回答者




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