上犬歯治療による副鼻腔炎の後遺症(海外)

相談者: erika75116さん (38歳:女性)
投稿日時:2020-03-31 15:30:12
お世話になります。

約1年前、上顎の犬歯(左3番)を差し歯にする治療を行った際、既に神経を抜いていた場所なので麻酔なしで歯根部分の清浄?などをしている時、激痛が走ったため急遽麻酔をして無事治療を終え、差し歯も完了しました。
(差し歯はネジを差し込むタイプ)

その後その犬歯差し歯の上部付け根=鼻腔脇の部分を抑えると痛みがあり、常にそちら左側の鼻だけ「朝鼻詰り→起きると喉奥から流れる→たまに咳」を毎日繰り返すため、鼻から喉にかけての粘膜が傷んできているようです。

またそのせいか、左側だけこめかみ、後頭部がたまに痛くなることがあります。



鼻の専門医の診察を受けスキャナー検査をしましたが、鼻には異常は見つかりませんでした。

歯医者でも再度スキャナー検査しましたが、やや炎症らしきは見られるが大きな問題はないとのことですが、やはり犬歯の付け根、鼻腔脇を抑えると痛く上記の「鼻詰り+たまに咳+粘膜弱化」の症状は収まりません。



【質問】

1.こういうことはよくあり、放置しておけば治るのでしょうか。


2.差し歯にしたばかりの犬歯をもう一度治療した方がいいでしょうか。
担当医は薦めていません。

実はその隣の奥歯(左456)の3本は2本のインプラントブリッジ予定ですが骨が薄くインプラント前に骨の増強手術の予定です。
担当歯科医は鼻のこともあるし骨増強手術・インプラントはしない方がいいと言い、手術担当医は(鼻の説明をし、レントゲンを見ても)大丈夫と太鼓判を押しています。


【質問】
3.この状況で骨の増強手術はしても大丈夫でしょうか。


ご回答をよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-04-01 07:46:27
erika75116 さんこんにちは。

約1年前、上顎の犬歯(左3番)の再根管治療後、差し歯を入れたのですね。
しかし、その犬歯差し歯の上部付け根抑えると押すと痛みがあるのですね。


このような症状で、鼻に異常が無い(CTで確認するとより良いです。)のであれば、フェネストレーション(Fenestration)の可能性があります。

フェネストレーションは、歯槽骨壁の欠損による歯根尖部歯槽骨の開窓で、歯根尖表面に骨壁がなく,直接結合組織(粘膜)が覆っているだけの状態で,解剖学的背景と関係する根管の根表開口状態の異常です。


日本人には人種的にfenestrationが多発しやすいとされ,その発現頻度は上顎の犬歯で約29%といわれています。

左側だけこめかみ、後頭部がたまに痛くなることがあり不安であれば、CTで上顎洞炎が無いか見た上でサイナスリフト(骨の増強手術)を決めた方が良いと思います。


放置しても、原因に対して治療しないと改善しないと思います。
フェネストレーションの場合は、CTで確認出来出来ます。そして、手術で改善できると思います。

手術担当医がCTで説明されたのであればいいのですが、単純なパノラマレントゲンであれば、大丈夫とは個人的には言えないなあと思います。
2次元の判断でなく、確実な3次元の判断はCTで行うからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: erika75116さん
返信日時:2020-04-01 16:23:17
加藤先生

この度はご多忙の中ご回答いただき有難うございます。
フェネストレーションという病名は初耳で、2人の歯医者の方からも
説明はありませんでした。
詳しいご説明でよくわかりました。


元々は何も問題なかった部分ですが、差し歯治療後、付け根が傷み違和感があるので、治療の際に差し歯の一部?が突き出て傷つき、今も突き出た状態なのかもしれません。

歯増強手術の担当医は、パノラマレントゲンのみで「手術可能」と判断したので、担当医にその病名の旨を知らせて、先生のご指示通りCT検査も予め依頼してみようと思います。


外出禁止令の出ている外国在住のため、安全な状態になってから治療に取り組みたいと思います。
改めてご回答に御礼申し上げます。



タイトル 上犬歯治療による副鼻腔炎の後遺症(海外)
質問者 erika75116さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療に関するトラブル
上顎洞炎(蓄膿症)
海外その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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