親不知抜歯と7番の歯冠延長術について
相談者:
yumenishikiさん (40歳:女性)
投稿日時:2020-06-11 18:37:46
親不知の抜歯と歯冠延長術について相談させて下さい。
海外にて長らく噛み合わせや補綴の治療が上手くいかないまま、昨年帰国しました。
左下7番(生活歯)が仮歯の状態で帰国し噛み合わせの治療を受けておりましたが、なかなか補綴に進むことが出来ずにおりました。
途中コロナ禍の影響で自粛している間に左下7番の仮歯が外れてしまい、これを機にセカンドオピニオンの歯科を尋ねました。
外れたアンレー型の仮歯は適合も悪く穴があいて使えない状態にあり、本来なら仮歯の作り直しなのですが噛み合わせの上下の隙間が大変狭い為、仮歯の作り直しには露髄の危険が伴う歯を削って山型に整形しなおす必要があるとのことでした。
緊急の応急処置の場でその決断を選択しきれず、仮歯を外したままでメンテナンスしながら後日詳しい検査(レントゲン・印象→歯形模型から方針を検討する)に進むことにしました。
その後頂いた診断です。
「上下の歯間が不十分な為、7番の骨を削って歯茎をさげる。
又噛み合う上の歯がない8番(歯肉から半分出ていて真っ直ぐに生えている)の抜歯を推奨する。」
というものでした。
オペは口腔外科に行く必要はなく、親不知抜歯・歯冠延長術同時に行うとのことです。
また、その後の補綴の為にはやはり露髄のリスクがあるとのことでした。
親不知の抜歯はただでさえ7番にダメージやトラブルを負いやすい印象です。
抜歯のダメージで7番の歯茎も下がるイメージがありますが…
7番の歯間延長術は必要なのか、またそれは8番の抜歯と同時に行うべきなのか…非常に不安に思います。
又、どうせ露髄してしまうのなら歯冠延長術をせず便宜抜髄の上 補綴とはならないのか?と考えてしまいます(もちろん抜髄は出来れば避けたいですが…)。
診断した歯科に質問してみるべきですが、歯冠延長術という手段も初めて知り、抜歯も今まで未経験の為アドバイスを頂きたく思い相談させて頂きました。
どうかよろしくお願い致します。
海外にて長らく噛み合わせや補綴の治療が上手くいかないまま、昨年帰国しました。
左下7番(生活歯)が仮歯の状態で帰国し噛み合わせの治療を受けておりましたが、なかなか補綴に進むことが出来ずにおりました。
途中コロナ禍の影響で自粛している間に左下7番の仮歯が外れてしまい、これを機にセカンドオピニオンの歯科を尋ねました。
外れたアンレー型の仮歯は適合も悪く穴があいて使えない状態にあり、本来なら仮歯の作り直しなのですが噛み合わせの上下の隙間が大変狭い為、仮歯の作り直しには露髄の危険が伴う歯を削って山型に整形しなおす必要があるとのことでした。
緊急の応急処置の場でその決断を選択しきれず、仮歯を外したままでメンテナンスしながら後日詳しい検査(レントゲン・印象→歯形模型から方針を検討する)に進むことにしました。
その後頂いた診断です。
「上下の歯間が不十分な為、7番の骨を削って歯茎をさげる。
又噛み合う上の歯がない8番(歯肉から半分出ていて真っ直ぐに生えている)の抜歯を推奨する。」
というものでした。
オペは口腔外科に行く必要はなく、親不知抜歯・歯冠延長術同時に行うとのことです。
また、その後の補綴の為にはやはり露髄のリスクがあるとのことでした。
親不知の抜歯はただでさえ7番にダメージやトラブルを負いやすい印象です。
抜歯のダメージで7番の歯茎も下がるイメージがありますが…
7番の歯間延長術は必要なのか、またそれは8番の抜歯と同時に行うべきなのか…非常に不安に思います。
又、どうせ露髄してしまうのなら歯冠延長術をせず便宜抜髄の上 補綴とはならないのか?と考えてしまいます(もちろん抜髄は出来れば避けたいですが…)。
診断した歯科に質問してみるべきですが、歯冠延長術という手段も初めて知り、抜歯も今まで未経験の為アドバイスを頂きたく思い相談させて頂きました。
どうかよろしくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2020-06-11 20:17:36
>診断した歯科に質問してみるべきです
その通りですね。
「後日詳しい検査(レントゲン・印象→歯形模型から方針を検討する)に進む」とのことですから、よく説明していただくようお願いしてみましょう。
インターネット上の歯科相談掲示板で漠然とした情報を得ることよりも、実際の状態に基づいた説明を受けたいものです。
基本的なことになりますが、疑問に思うことや、不安に感じることは、何でも直接お尋ねしてみましょう。
コミュニケーションをとる努力を勧めます。
その通りですね。
「後日詳しい検査(レントゲン・印象→歯形模型から方針を検討する)に進む」とのことですから、よく説明していただくようお願いしてみましょう。
インターネット上の歯科相談掲示板で漠然とした情報を得ることよりも、実際の状態に基づいた説明を受けたいものです。
基本的なことになりますが、疑問に思うことや、不安に感じることは、何でも直接お尋ねしてみましょう。
コミュニケーションをとる努力を勧めます。
相談者からの返信
相談者:
yumenishikiさん
返信日時:2020-06-11 22:21:26
小林先生
早速のご回答ありがとうございます。
私の書き方が悪くてすみません。その「後日の検査」の後に既に質問内容の説明を受けたところでした。
安心して治療を受ける為にはよく理解して不安を無くしていきたいと思います。
あまりに知識が無かった為、まずは上記の質問内容のような事を一般的な範囲で教えて頂ければと思いました。
…このように、私は質問の仕方が下手で歯科での短い時間に上手くコミュニケーションを取ることが下手なのだと思います。
より努力したいと思います。
早速のご回答ありがとうございます。
私の書き方が悪くてすみません。その「後日の検査」の後に既に質問内容の説明を受けたところでした。
安心して治療を受ける為にはよく理解して不安を無くしていきたいと思います。
あまりに知識が無かった為、まずは上記の質問内容のような事を一般的な範囲で教えて頂ければと思いました。
…このように、私は質問の仕方が下手で歯科での短い時間に上手くコミュニケーションを取ることが下手なのだと思います。
より努力したいと思います。
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-06-11 23:23:07
歯冠延長術は、歯がちゃんとした高さがないために、被せものをしてもすぐ外れてしまうとか、問題が生じると予測されるときに行います。
7番は、歯肉に埋もれていることが多いので、やる先生はやります。
8番抜歯は、7番の後ろが虫歯になったり、歯周ポケットの増悪を招き、危うく恐れがあります。
上下同側でやるのは、手術の腕に自信があるからと、そちら側が使えない期間を短くする事ができるからでしょう。
やるDR側としてはしんどい仕事なので、1回1回するというのも普通です。
でも、上下で分ければ、治癒期間は延びて、そちら側を庇う期間が長くなる、言い換えれば反対側ばかり使われて、問題が生じる可能性も出て来ます。
やれる自信がある先生なんだろう、と思います。
抜髄はできるだけ避けたい、と思っているから、そういう治療順番なんでしょうね。
歯髄が残るかどうかは、患者さんの体質、免疫力、治癒力次第のことが非常に多いので、可能性に賭ける、ということなのでしょう。
7番は、歯肉に埋もれていることが多いので、やる先生はやります。
8番抜歯は、7番の後ろが虫歯になったり、歯周ポケットの増悪を招き、危うく恐れがあります。
上下同側でやるのは、手術の腕に自信があるからと、そちら側が使えない期間を短くする事ができるからでしょう。
やるDR側としてはしんどい仕事なので、1回1回するというのも普通です。
でも、上下で分ければ、治癒期間は延びて、そちら側を庇う期間が長くなる、言い換えれば反対側ばかり使われて、問題が生じる可能性も出て来ます。
やれる自信がある先生なんだろう、と思います。
抜髄はできるだけ避けたい、と思っているから、そういう治療順番なんでしょうね。
歯髄が残るかどうかは、患者さんの体質、免疫力、治癒力次第のことが非常に多いので、可能性に賭ける、ということなのでしょう。
相談者からの返信
相談者:
yumenishikiさん
返信日時:2020-06-11 23:55:57
松元先生
漠然とした相談にも関わらずご回答頂きありがとうございます。
7番は歯肉に埋もれてはおりませんが、仮歯が外れているにも関わらず噛み合ってしまう…つまり高すぎる為に補綴を入れる隙間がない状態です。
そして、私の表現が悪く上手くお伝え出来ていませんが今回の処置予定は上下ではなく隣り合う下の8番抜歯と7番歯冠延長術です。
それ故に、親不知抜歯の7番への影響が一般的にどれほどのものなのか…親不知を抜歯して同時に隣の歯の歯冠延長術を受けるリスクについて考える材料が欲しかったのです。
歯科では知識なしには質問する事も難しいと痛感しています。
また、このように 持ち前の伝える能力の無さから四苦八苦しています。
ですから松元先生のご意見を伺えてとても助かります。
御教示頂いたことをもとに、漠然とした不安を上手く質問にして解消できるよう頑張ります。
漠然とした相談にも関わらずご回答頂きありがとうございます。
7番は歯肉に埋もれてはおりませんが、仮歯が外れているにも関わらず噛み合ってしまう…つまり高すぎる為に補綴を入れる隙間がない状態です。
そして、私の表現が悪く上手くお伝え出来ていませんが今回の処置予定は上下ではなく隣り合う下の8番抜歯と7番歯冠延長術です。
それ故に、親不知抜歯の7番への影響が一般的にどれほどのものなのか…親不知を抜歯して同時に隣の歯の歯冠延長術を受けるリスクについて考える材料が欲しかったのです。
歯科では知識なしには質問する事も難しいと痛感しています。
また、このように 持ち前の伝える能力の無さから四苦八苦しています。
ですから松元先生のご意見を伺えてとても助かります。
御教示頂いたことをもとに、漠然とした不安を上手く質問にして解消できるよう頑張ります。
タイトル | 親不知抜歯と7番の歯冠延長術について |
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質問者 | yumenishikiさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 クラウンレングスニング(歯冠長延長) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。