開咬を治さないと歯がボロボロになりますか?

相談者: ちか1248さん (24歳:女性)
投稿日時:2020-12-03 20:57:16
何度も開咬について質問してすみません。
いつもお世話になってます。

皆様から診断を勧められ、近くの歯科医院レントゲンをとってもらったら、奥歯しか噛み合っていない開咬でした。

医師から、矯正しないと歯がすぐボロボロになるよ。
歳をとった時ちゃんと食事できないだろうね。
ひどいね。
と言われてしまって、すごくショックです。

奥歯しかかみ合っていないような開咬だと、そんなに大変なことになってしまうのでしょうか?

確かに朝起きた時必ず食いしばっているし、奥歯がすり減っています。
顎関節症っぽい症状もあります。

ですが現在授乳中で時間もなく、お金もなかなかすぐに出せる状況ではないのですごく焦ってます。。

開咬ってそんなに悪影響なのですか?
いますぐ歯列矯正すべきですか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-12-04 03:19:59
こんにちは。

バランスが悪い状態ですから、負担過剰な奥歯からダメになってしまいます。
奥歯が破折したり抜けたら、他の歯が当たるようになるのかというと、そんなにうまくは噛まないので、次から次とボロボロとダメになって困るようになりやすいでしょう。

しかし、大抵の場合30歳以上でそういう事が起きやすくなると思いますから、今すぐにお金もないし、時間もないのに矯正治療の為に借金(デンタルローンという支払い法もありますが)をして治療する必要があるというと、そこまでは急ぐ必要はないようにも思います。

将来的には、矯正治療はされた方が良いのではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-12-04 08:52:58
こんにちは。

過去のご質問に添付された画像と内容から、現在開咬なのは間違いないのですが、顎の不調が起因し、最近になって開咬になった様ですね。

となると、現在進行形で開咬が進んでいる(顎が短くなっている?)というような状況と、その変化自体は終了して、顎が安定している状況の、どちらも考えられます。

後者であればたぶん、すぐに矯正してもいいと思うのですが、前者だったりするとせっかく矯正をしてもその後またすぐに開咬に・・みたいなケースも考えられます。

はっきりと病態が解明されている訳ではないため確実とは言えませんが、年齢だけで判断するとしたら30歳頃からの矯正の方がある程度は安全なのではないかと思います。

あるいはもっと理想を言うなら、今の時点での噛み合わせを3次元的に正確に記録を保存しておいて、数年してから比較し、変化がなければ矯正、まだ変化(開咬が悪化)している様であれば更に数年様子見を、という判断がベストなのかなと思います。


不安に感じてしまうかも知れませんが、何が理由という訳でもなく時々みかける症状ですし、ほとんどの場合は気づかないうちに進行も停止して、ただの(?)開咬の状態になって落ち着いている様です。

矯正治療は出来た方がベターだと思いますが、開咬でない場合と同じくむし歯を作らない、歯周病にならないことは基本、かつ、最重要です。
奥歯の負担軽減を狙って夜間のマウスピース着用だったり(←歯科医院で作ってもらって下さい 使用中の継続管理も必要です)、慎重にするならマッサージなども、有効かも知れない様な感覚もあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-12-04 12:26:39
> 近くの歯科医院レントゲンをとってもらったら奥歯しか噛み合っていない開咬でした

前の相談の写真でもそうだと思います。

> 矯正しないと歯がすぐボロボロになるよ。
>歳をとった時ちゃんと食事できないだろうね。ひどいね。

あくまでその歯科医の個人的な意見かと思います。
開校だから必ずボロボロになるわけではないと思います。
自分の患者さんで、大臼歯しか咬んでなくても60過ぎまでほぼ全ての歯があるケースもあります。

開校だから、かんでいる歯に負担がかかるのは事実だと思います。
ただ歯磨き食生活、歯ぎしり対策などをすることにより、ボロボロにならずに済むこともあると思います。

前の相談にもありますが、金銭的な問題等で現在矯正不可であれば出来るだけ虫歯にしない食生活や、プラークを残さない歯磨き等の努力を継続されると良いと思います。




タイトル 開咬を治さないと歯がボロボロになりますか?
質問者 ちか1248さん
地域 岐阜
年齢 24歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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