[写真あり] 下6番、根管治療中の激痛は耐え続けるべきですか?

相談者: もも さん (40歳:女性)
投稿日時:2021-08-04 20:14:26
下6番の根管治療中です。

初診時「神経を抜く程でも緊急性も無い」と言われ、別の歯の治療の為、2か月無治療で、治療開始時に2か月前の画像を見て「半分神経が死んでいるかも」と言われ抜髄前提で治療が始まり抜髄しました。

@「半分神経が死んでいる」とはどのような状態ですか?

A2か月前と同じ症状を伝えましたが、初診時と2か月後の診断が変わりました。
虫歯が進行した可能性はありますか?

元々上6番で冷痛、下6番で温痛を感じ、常に痛みは上の歯でありましたが、画像上では下の歯根膜腔が広がり、セラミックインレーの下で虫歯が広がっていると言われました。
今は上の歯で毎日じりじり痛みを感じています。(上は問題ないそうですが、上記の事もあり心配です)

初回のみ局所麻酔で、「次から痛かったら麻酔します」と言われましたが、2回目以降痛みを伝えても麻酔無しです。

3回目の治療中、根管にファイルを少し挿入しただけで、ものすごく痛く、その度に声を出しました。

その時、先生は私から離れたりしましたがイラついたり、ため息をつくような気持ちになっていると思います。
根管の2本は神経が残っていて、残りは圧力で痛むそうです。

B声を出すとその分、治療時間も短くなるので、痛い事を伝えず黙って耐える方がいいですか?
(耐えられない場合は、声が自然に出てしまうとは思いますが、丁寧に治療が進行できなくなるのは避けたいです。
耐える方法があれば教えて下さい。)

C神経を殺す薬を入れたのに、神経が残っているのはなぜですか?

Dレントゲン画像で気になる点があれば教えて下さい。
初診時撮影の画像です。

E画像のように、歯根膜腔が広がる原因にはどのようなことが考えられますか?

開咬で食いしばりがあります。
よろしくお願いします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-08-05 07:49:19
山桜 さんこんにちは。

>@「半分神経が死んでいる」とはどのような状態ですか?

画像から、根が2本あるのは分かりますか?
この1本は問題なく、もう1本が神経が死んでいると判断だと思います。

>A2か月前と同じ症状を伝えましたが、初診時と2か月後の診断が変わりました。
虫歯が進行した可能性はありますか?

多少はあるかもしれません。


>B声を出すとその分、治療時間も短くなるので、痛い事を伝えず黙って耐える方がいいですか?

痛いのが怖いので、麻酔をして欲しと伝えてはどうでしょうか?


>C神経を殺す薬を入れたのに神経が残っているのはなぜですか?

薬で全部対応できる訳ではないからです。


>Dレントゲン画像で気になる点があれば教えて下さい。
>初診時撮影の画像です。

何をみたいのかによって変わってくると思います。


>E画像のように歯根膜腔が広がる原因にはどのようなことが考えられますか?

噛み締め(TCH)が原因であったり、虫歯が原因であったりすると良いと思います。

必要に応じてTCHの是正指導をうけてみてはどうでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もも さん
返信日時:2021-08-11 20:26:25
加藤先生

ご回答ありがとうございます。

>根が2本あるのは分かりますか?

2本あるのが分かります。
主治医は初診時、同じ画像を診て「神経を抜く程でも緊急性も無い」と言っていましたが、1本が死んでいるのをを見落としてそう言った可能性が高いですか?

初診からそのままにしていた2か月の間に、神経が死んでしまったのか気になっていました。

>何をみたいのかによって変わってくると思います。

歯根膜の広がりは軽い方ですか?
原因がなくなれば改善しそうな状態ですか?
今は歯ブラシで磨くと痛みがあります。
そして真上の歯に常に痛みが出ています。

>必要に応じてTCHの是正指導をうけてみてはどうでしょうか?

ぜひ受けたいですが、主治医が1個ずつ治療で他は終わってからと言われたので、まだまだ先になりそうで心配です。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-08-12 10:55:15
こんにちは。

初診時以降、何回かレントゲンを撮影してもらっていませんか?

初診時のレントゲンからは、6番遠心歯冠部に破折があるのか?不適合な修復があるのか?歯冠部に問題を抱えている歯のように見えます。

レントゲンからは歯髄炎症があるのかないのか?の判別は不可能ですから、臨床症状や他の検査を含めて疑いを持ってアプローチし、実際は歯髄にアプローチした際に確定できるという感じでしょう。

治療着手の決め手にならない場合は、しばらく様子見して痛みの原因を一つずつ削除しつつ、経過観察することはよくされます。


実際の治療時に一枚のデンタル撮影画像だけで診断することはありませんから、ネットではわからない事だらけになります。


治療に際してご心配をお感じであれば、おかかりの歯科医に直接お尋ねください。
術中は時間的に説明が困難な場合がしばしばありますから、メールで尋ねてみたり、先生が暇そうな時に尋ねてみたり、話を聞いてくれせそうなスタッフに先生に尋ねておくようお願いしてみたりすることはできるのではないかと思います。

>@
実際に歯髄にアプローチしたらわかります。
歯髄に炎症が来ていれば歯髄がグズグズに痛んでいて、麻酔していても出血します。
炎症が来ていなければ単に貧血しているだけの状態が見えます。

歯髄は冠側から根管に分枝しています。
更に根管側は枝分かれしていたりします。
半分死んでいるかも?と疑いアプローチした結果どうだったのか?は、実際に歯髄を見ている歯科医が一番よくわかっています。

>A
あるでしょうが、レントゲンからは問題がある歯だったように見えます。

>B
炎症があると麻酔も効きにくいですね。
セラミック等の大きな修復が入っていたならば、ヒビや破折を疑う場合もしばしばあります。
痛みがあれば左手を上げてください。
治療時の診断の助けになる場合もあります。

>C
効いていないか?破折があるか?色々ありますから、見えない場所の治療は難しいですね。

>D
最初に記載しました。

>E
歯根膜炎を疑います。
歯髄炎から来ている場合もあれば、硬いものを食べたり食いしばりにより歯にヒビが入り破折したり、清掃が困難で歯根膜に炎症が生じた可能性を疑います。

歯冠部の歯質が少なくなると、奥歯はヒビが入ったり破折しやすくなります。


治療は長引くかもしれませんが、歯の保存を可能にするためにしっかり治療を受けられ落ち着くと良いですね。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-08-12 11:43:56
痛くても麻酔をしてもらえない話は時々聞きます。

2回目からは、注射針と局所麻酔カートリッジの費用が歯科医院の持ち出し(患者さんから費用をいただけない)になりますから、節約かもしれないですね。

もし担当の先生に技術があれば、せめて、もう1回だけ麻酔して、時間を充分に取って治療して欲しいものですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もも さん
返信日時:2021-08-18 22:29:42
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
具体的に分かりやすく教えて下さりありがたいです。

>初診時以降何回かレントゲンを撮影してもらっていませんか?

デンタルレントゲン撮影から1週間後に歯周病検査の為、パノラマレントゲンを撮りました。
それ以降はこの歯は一度も撮影していません。
一般的に2か月経過後に治療開始ですとレントゲンを再度撮りますか?

>あるでしょうが、レントゲンからは問題がある歯だったように見えます。

初診で「神経を取る程でない」という診断で、二か月後に抜髄前提で治療開始だったので、症状が進み、神経を取る程に悪化してしまったのではないかと思っていました。
しかし、元々抜髄すべき歯であった可能性が高いという事でしょうか?

現在も痛みが患部もその真上の歯にもあるので早く治したいです。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もも さん
返信日時:2021-08-18 22:43:17
藤森先生

ご回答ありがとうございます。

歯科医院側の都合で、痛くても麻酔してもらえないという事もあるんですね
どれだけ痛くても声を出しても、麻酔無しで治療を続けようとするので拷問並みでした。
後日の治療で麻酔をしてもらえました。

詳しく教えていただきありがとうございます。



タイトル [写真あり] 下6番、根管治療中の激痛は耐え続けるべきですか?
質問者 もも さん
地域 東京都下
年齢 40歳
性別 女性
職業 パート・アルバイト
カテゴリ 歯科治療中の歯の痛み
根管治療中の痛み
根管治療に関するトラブル
歯医者への不信感
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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