矯正中、上顎同士でのゴムかけについて
相談者:
めいっとさん (27歳:女性)
投稿日時:2022-02-05 02:03:18
出っ歯のため、4番の歯を全て抜き、全顎ワイヤー矯正中です。
ゴムかけをしているのですが、上の3番手前の歯と、同じく上の奥歯にフックをつけて上同士にゴムをかけるというのは効果のあるやり方なのでしょうか...?
左は左の上同士、右は右の上同士といった感じです。
抜歯して半年以上経ちますが、動きが悪く全く動いていない所もあります。
下の歯に至っては片方の5番が前に動き、もう片方は前と同じ位置にあります。
ネットの経過写真などでよく見られるような、フックのついた1本だけが後ろに動くという状態にはならず、何とか動いてる箇所は何故かそのままの歯列で穴だけ埋まりかけています。
ゴムかけで検索すると上下の歯にゴムをかけ合うものが多いようなのですが、上同士でかけあうものは全然ヒットせず不安です。
担当の先生に申し出たいのですが、このゴムかけが普通であれば失礼になってしまうので正しい知識がほしく質問させて頂きました。
よろしくお願い致します。
ゴムかけをしているのですが、上の3番手前の歯と、同じく上の奥歯にフックをつけて上同士にゴムをかけるというのは効果のあるやり方なのでしょうか...?
左は左の上同士、右は右の上同士といった感じです。
抜歯して半年以上経ちますが、動きが悪く全く動いていない所もあります。
下の歯に至っては片方の5番が前に動き、もう片方は前と同じ位置にあります。
ネットの経過写真などでよく見られるような、フックのついた1本だけが後ろに動くという状態にはならず、何とか動いてる箇所は何故かそのままの歯列で穴だけ埋まりかけています。
ゴムかけで検索すると上下の歯にゴムをかけ合うものが多いようなのですが、上同士でかけあうものは全然ヒットせず不安です。
担当の先生に申し出たいのですが、このゴムかけが普通であれば失礼になってしまうので正しい知識がほしく質問させて頂きました。
よろしくお願い致します。
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2022-02-05 17:09:41
こんにちは
通常は、リングレットやコイルスプリングのようなものをかけるところです。
歯の動きが悪いという事であれば、リングレットをつけた上で、ゴムもつけてもらうという事なのかもしれません。
ただ、このように致しますと、前方の歯が後方には動きますが、後方の歯も前方に動きやすくなり、スペースは埋まったけれどもそれは臼歯部が近心に動いているという事で、出っ歯の治り方があまりよくないという可能性は残ります。
リングレットなどをつけずにゴムだけかけているという事ですと、かけない時間帯もあり、固定のリングレットをつけるのに比べれば、歯の動きは悪くなるでしょう。
通常は顎間ゴムというものは上顎と下顎に付けるものです。
それを敢えて上顎のみにつけているという事は、上下につけることで顎関節症状が出ることを懸念しているからかもしれません。
それは分かりませんので、直接お聞きになった方が安心してつけることができると思います。
通常は、リングレットやコイルスプリングのようなものをかけるところです。
歯の動きが悪いという事であれば、リングレットをつけた上で、ゴムもつけてもらうという事なのかもしれません。
ただ、このように致しますと、前方の歯が後方には動きますが、後方の歯も前方に動きやすくなり、スペースは埋まったけれどもそれは臼歯部が近心に動いているという事で、出っ歯の治り方があまりよくないという可能性は残ります。
リングレットなどをつけずにゴムだけかけているという事ですと、かけない時間帯もあり、固定のリングレットをつけるのに比べれば、歯の動きは悪くなるでしょう。
通常は顎間ゴムというものは上顎と下顎に付けるものです。
それを敢えて上顎のみにつけているという事は、上下につけることで顎関節症状が出ることを懸念しているからかもしれません。
それは分かりませんので、直接お聞きになった方が安心してつけることができると思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-05 17:48:08
こんにちは。
色々な考え方、やり方がありますから何ともいえませんが、出っ歯の為小臼歯を抜く場合、大臼歯を近心移動させるのか?全くさせないのか?という選択が生じます。
全くさせないならば小臼歯抜歯スペース分全てをその前方の歯列を後ろに引く治療計画になります。
この場合、臼歯の関係が咬頭対窩にちゃんと噛んでいるので臼歯は動かさないという事になりますが、前歯6本を2本4本に分けて引いたとしても抵抗がありますから臼歯は近心に反作用で移動しますからマキシマムアンカーで骨にインプラントアンカーをうつ必要が生じます。
多少、臼歯が近心に移動しても良い治療計画の場合は、パラタルアーチなどを用いて固定源の加強をすることが一般的です。
上下にアンカースクリューもなく、パラタルアーチもなく、リンガルアーチまない場合は、臼歯が加強されていませんから近心に回転したり移動を許している事になります。
大抵のケースで出っ歯であっても上下小臼歯1本分のスペースまでは要らないことが多いので(上下臼歯の前後的な関係の修正も必要)それらを上手く調整する為に顎内でゴムを使ったりスプリングを使ったりループやフックや止めを使っている事は多いです。
その辺りが上手いか?下手か?が技術力がわかれるはずです。
色々な考え方、やり方がありますから何ともいえませんが、出っ歯の為小臼歯を抜く場合、大臼歯を近心移動させるのか?全くさせないのか?という選択が生じます。
全くさせないならば小臼歯抜歯スペース分全てをその前方の歯列を後ろに引く治療計画になります。
この場合、臼歯の関係が咬頭対窩にちゃんと噛んでいるので臼歯は動かさないという事になりますが、前歯6本を2本4本に分けて引いたとしても抵抗がありますから臼歯は近心に反作用で移動しますからマキシマムアンカーで骨にインプラントアンカーをうつ必要が生じます。
多少、臼歯が近心に移動しても良い治療計画の場合は、パラタルアーチなどを用いて固定源の加強をすることが一般的です。
上下にアンカースクリューもなく、パラタルアーチもなく、リンガルアーチまない場合は、臼歯が加強されていませんから近心に回転したり移動を許している事になります。
大抵のケースで出っ歯であっても上下小臼歯1本分のスペースまでは要らないことが多いので(上下臼歯の前後的な関係の修正も必要)それらを上手く調整する為に顎内でゴムを使ったりスプリングを使ったりループやフックや止めを使っている事は多いです。
その辺りが上手いか?下手か?が技術力がわかれるはずです。
タイトル | 矯正中、上顎同士でのゴムかけについて |
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質問者 | めいっとさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 上顎前突(出っ歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。