[写真あり] 白い詰め物と銀色が半々になった奥歯について

相談者: nimaさん (31歳:女性)
投稿日時:2022-04-27 12:11:33
奥歯の白い詰め物を取って、銀歯にしましょうと言われました。
白い詰め物と銀色の詰め物が半々になっていて、段差があるので直したほうがいいとのこと。
「銀色じゃなく白い詰め物にできませんか?」と聞いたら、
「奥歯なので保険内だと銀歯しかないです」と言われました。

@他院で白い詰め物で対応してもらえていたのですが病院によるのでしょうか。
A段差があるとのことですが私自身はとくに不便を感じてないため断ってしまいました。
あまり銀歯にはしたくないのですが、嫌でも治療してもらったほうがいいのでしょうか。

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回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-28 16:12:00
こんにちは。

保険診療では、一番奥歯CAD/CAMインレーが出来ません。

7番がすべてあれば6番の歯まではCAD/CAMインレーがこの4月から保険適用になりました。
銀のインレーとは削り方が異なるため必要な形に削りなおす必要が生じますからあえてやり直しを選択される必要性は低いでしょう。

また、インレーが破折していたり2次虫歯等の病名がつかないと保険適用できません。

更にCAD/CAM冠の保険適用は歯科医院が事前登録できていないとダメでしょう。

>奥歯の白い詰め物を取って、銀歯にしましょうと言われました。
>白い詰め物と銀色の詰め物が半々になっていて、段差があるので直したほうがいいとのこと。

一番奥はCAD・CAM冠もインレーも保険適用外ですね。
銀歯は保険適用です。

段差があっても問題ないと判断できるのか?は実際に診察した歯科医が判断します。
段差があっても外部清掃がうまく出来ていれば問題ないと考えることもできるでしょうが、通常染め出して確認し歯磨き指導が先行されるのではないか?その結果が悪かったのかな?と想像しました。

金属はメタルプライマーを塗布してレジン系セメントでつけても案外内部で虫歯が進行しやすいのは、硬い割に熱伝導性がよく熱で膨張収縮を繰り返す熱膨張率が歯と大きく違うという物性の特性のせいかな?と考えています。

一方で樹脂(CRですが)きちんと接着されていれば案外2次虫歯になっていないことが多いです。
ある程度の弾性率があるのと熱の伝導性が低いお蔭かもしれません。

昨今は、CRの物性がかなり進化していますからCRとメタル、あるいはCRとCAD用製品のハイブリッド修復というものも多用される傾向があるように感じています。

段差はメタルは削れませんが、古いタイプのCRまたはレジンはよく削れますから材料の差でしょうか。

何でそれを削り取って一体化構造の修復物にやり替えたほうが良いと考えられているのか?をよくお尋ねになれば個人個人の歯の状態に応じて納得できる説明をしてくれるのではないでしょうか??

納得できれば治療してもらうとよいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: nimaさん
返信日時:2022-04-28 17:02:27
丁寧な回答ありがとうございます。
もう少し詳しい話を聞いてみたいと思います。



タイトル [写真あり] 白い詰め物と銀色が半々になった奥歯について
質問者 nimaさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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