歯質強化を目的としたホワイトニングとC-APシステムについて
相談者:
きょうとさん (38歳:男性)
投稿日時:2022-06-11 12:10:34
こんにちは。
歯質強化の目的で、CAPシステムかホワイトニングを7月に受ける予定です。
自分の中の基準としては、象牙質もセメント質も露出している部分があるので、象牙質とセメント質も強化できる方法があればと、前回先生方からのアドバイスを基に自分なりに根拠のある方法を調べています。
いくつか質問お願いします。
https://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/5775/1/121_432_2.pdf
1、CAPシステムが上記の方法だと思うのですが、これを見てCAPシステムだと象牙質も強化できると素人なりに解釈したのですがどうでしょうか?
また、そこには検証されていませんが、象牙質も強化できるすると同じ臨界PHを持つセメント質も強化できるのではと思うのですが、象牙質とセメント質ではまた事情が変わってくると思いますか?
2、CAPシステムは歯質強化されるので、長い目で見て歯の咬合よる摩耗の具合や、ダメージの蓄積による歯のヒビなどの外的要因からくるトラブルのリスクを軽減できる可能性はあるのでしょうか?
3 神経のない歯にホワイトニングした場合、どうなりますか?
不可逆的な影響はあるのでしょうか?
4 口の中に被せ物や差し歯で金属がある場合、ホワイトニングをするとどの様な影響がありますか?
金属の成分が溶け出す等あるのでしょうか?
よろしくお願いします。
歯質強化の目的で、CAPシステムかホワイトニングを7月に受ける予定です。
自分の中の基準としては、象牙質もセメント質も露出している部分があるので、象牙質とセメント質も強化できる方法があればと、前回先生方からのアドバイスを基に自分なりに根拠のある方法を調べています。
いくつか質問お願いします。
https://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/5775/1/121_432_2.pdf
1、CAPシステムが上記の方法だと思うのですが、これを見てCAPシステムだと象牙質も強化できると素人なりに解釈したのですがどうでしょうか?
また、そこには検証されていませんが、象牙質も強化できるすると同じ臨界PHを持つセメント質も強化できるのではと思うのですが、象牙質とセメント質ではまた事情が変わってくると思いますか?
2、CAPシステムは歯質強化されるので、長い目で見て歯の咬合よる摩耗の具合や、ダメージの蓄積による歯のヒビなどの外的要因からくるトラブルのリスクを軽減できる可能性はあるのでしょうか?
3 神経のない歯にホワイトニングした場合、どうなりますか?
不可逆的な影響はあるのでしょうか?
4 口の中に被せ物や差し歯で金属がある場合、ホワイトニングをするとどの様な影響がありますか?
金属の成分が溶け出す等あるのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-06-11 15:55:28
こんにちは。
大学で研究発表されていますし、悪いものではないのだろうと多くの歯科医も捉えて導入する傾向になっていると思いますが、実際にどうなのか?臨床上どの程度効果を実感できるのか?に関しては、まだまだ先になってくるだろうと想像しています。
どういうシステムも、普通の歯科医院が指示通り行って体感してよいものだけが長く残っていきます。
そういう意味で、この治療法は提唱され始めたまだ臨床歴が浅い治療法です。
>1
論文ではそういっていますね。
ただ、論文というのは1回出せばだれもが信じる真実であるというわけではなく何度引用されたのか?とか評価されているのか?等で信憑性が変化してきます。
セメント質については全く検証外ですし、そもそも口腔内に露出したセメント質等はないほうが良いのかもしれませんよ。しっかりした構造で平滑な構造という印象がないです。
清掃性を高めて細菌の住処にならないことを考えれば、口腔内には象牙質露出程度が妥当でしょうか。
実際にセメント質が口腔内に露出しているのでしょうか?
歯科医がそう説明したのでしょうか?
案外歯石かもしれませんよ。
>2
多少はあるかもしれませんが、非常に頼りないものでしょう。
主に耐酸性の試験ですね。
>3
神経がなくても歯はホワイトニングできますが、内部からの変色の場合は、インナーブリーチやウォーキングブリーチのほうが効果的です。
>4
ホワイトニング剤も酸性のものとアルカリ性のものがありますね。
酸性のものは金属を酸化(腐食)させる可能性がゼロではないかもしれませんが、通常、金属は酸化膜で表面保護されていますから問題が生じることはまずないでしょう。
大学で研究発表されていますし、悪いものではないのだろうと多くの歯科医も捉えて導入する傾向になっていると思いますが、実際にどうなのか?臨床上どの程度効果を実感できるのか?に関しては、まだまだ先になってくるだろうと想像しています。
どういうシステムも、普通の歯科医院が指示通り行って体感してよいものだけが長く残っていきます。
そういう意味で、この治療法は提唱され始めたまだ臨床歴が浅い治療法です。
>1
論文ではそういっていますね。
ただ、論文というのは1回出せばだれもが信じる真実であるというわけではなく何度引用されたのか?とか評価されているのか?等で信憑性が変化してきます。
セメント質については全く検証外ですし、そもそも口腔内に露出したセメント質等はないほうが良いのかもしれませんよ。しっかりした構造で平滑な構造という印象がないです。
清掃性を高めて細菌の住処にならないことを考えれば、口腔内には象牙質露出程度が妥当でしょうか。
実際にセメント質が口腔内に露出しているのでしょうか?
歯科医がそう説明したのでしょうか?
案外歯石かもしれませんよ。
>2
多少はあるかもしれませんが、非常に頼りないものでしょう。
主に耐酸性の試験ですね。
>3
神経がなくても歯はホワイトニングできますが、内部からの変色の場合は、インナーブリーチやウォーキングブリーチのほうが効果的です。
>4
ホワイトニング剤も酸性のものとアルカリ性のものがありますね。
酸性のものは金属を酸化(腐食)させる可能性がゼロではないかもしれませんが、通常、金属は酸化膜で表面保護されていますから問題が生じることはまずないでしょう。
回答2
ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時:2022-06-12 08:24:43
まずCAPシステムとホワイトニングは、分けて考えたほうがいいと思います。
原則、通常のホワイトニングは象牙質やセメント質には行いませんし、エナメル質は強化できても象牙質が強化されるという報告はありません。
CAPシステム単独であれば、象牙質も強化できるようです。
ただセメント質が強化できるかどうか、摩耗やひびなども軽減できるかどうかは、メーカーか取り扱っている歯科医院に問い合わせたほうがよろしいかと思います。
この抄録だけで評価することはできません。
神経がない歯は通常のホワイトニングではほとんど効果がありません。
一般的には、歯の中にお薬を入れて白くするインターナルブリーチという方法になります。
インターナルブリーチには、インターナルオフィスブリーチやウォーキングブリーチなどがあります。
お口の中の金属ですが、通常のオフィスホワイトニングでホワイトニング剤を金属部分に塗ることはありませんので、心配はないと思います。
原則、通常のホワイトニングは象牙質やセメント質には行いませんし、エナメル質は強化できても象牙質が強化されるという報告はありません。
CAPシステム単独であれば、象牙質も強化できるようです。
ただセメント質が強化できるかどうか、摩耗やひびなども軽減できるかどうかは、メーカーか取り扱っている歯科医院に問い合わせたほうがよろしいかと思います。
この抄録だけで評価することはできません。
神経がない歯は通常のホワイトニングではほとんど効果がありません。
一般的には、歯の中にお薬を入れて白くするインターナルブリーチという方法になります。
インターナルブリーチには、インターナルオフィスブリーチやウォーキングブリーチなどがあります。
お口の中の金属ですが、通常のオフィスホワイトニングでホワイトニング剤を金属部分に塗ることはありませんので、心配はないと思います。
助言1
助言者:
ギッチョさん
助言日時:2022-06-14 17:27:46
ホワイトニングか、c-apシステムどちらを受けるか最後まで迷いそうです笑
ちなみにc-apシステムの効果が公式サイトの通りにあると仮定した場合、c-apシステムを定期的に続けていけば虫歯予防以外に加齢によりエナメル質が薄くなる(歯磨きや酸などの刺激によりエナメル質は高齢に成る程薄くなっていくと聞きました)、歯が黄ばむ等を遅らせる副効果的なものはなにかある可能性は考えられますか?
また、アルカリ性の物は酸性と違い金属を腐食させないのでしょうか?
セメント質が自分の口腔内にあるというのは歯茎がそこだけかなり下がっており、刺激を感じるのでセメント質が剥き出しなのかなと思っています。歯茎が下がりセメント質が露出していた場合、どの様な治療法があるのでしょうか?
ちなみにc-apシステムの効果が公式サイトの通りにあると仮定した場合、c-apシステムを定期的に続けていけば虫歯予防以外に加齢によりエナメル質が薄くなる(歯磨きや酸などの刺激によりエナメル質は高齢に成る程薄くなっていくと聞きました)、歯が黄ばむ等を遅らせる副効果的なものはなにかある可能性は考えられますか?
また、アルカリ性の物は酸性と違い金属を腐食させないのでしょうか?
セメント質が自分の口腔内にあるというのは歯茎がそこだけかなり下がっており、刺激を感じるのでセメント質が剥き出しなのかなと思っています。歯茎が下がりセメント質が露出していた場合、どの様な治療法があるのでしょうか?
タイトル | 歯質強化を目的としたホワイトニングとC-APシステムについて |
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質問者 | きょうとさん |
地域 | 東京都下 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(管理職) |
カテゴリ | ホワイトニング治療法 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。