銀インレーの奥歯が虫歯はないのに激痛
相談者:
なめねこさん (47歳:女性)
投稿日時:2023-06-12 17:06:39
2年近く前から下の歯、一番奥の臼歯が痛みます。
歯の奥というか神経の痛みのような感じがあり、特に冷たいものを口に含むと痛み、生野菜程度の冷たさでも、冬の外気でも痛みます。
徐々に痛みは悪化し、噛んだ際の痛みも強く出るようになり、とくに噛みしめるときよりも噛んだ状態から開くときに(食べ物が歯にくっついて、歯を引っ張られる力が加わるときに)かなり痛みます。
【治療経過】
銀インレーの入った歯です。
1年半前に歯科にて
「見たところ何ともない。神経も悪くない」
と言われ、そのまま我慢していました。
その後1年半の間に痛みは悪化。
食事をしていないときも常時痛むように。
噛むときと冷たいものを食べるときにはかなりの痛みに。
風もしみます。
やはり、歯の中というか神経の痛みかたです。
つい先日、歯科にて相談。
「そんなに痛むはずはないのになあ」
と言われる程度の小さな虫歯を削ってもらい、詰め物はプラスチックになりました。
その治療後、さらに痛みは悪化。
治療による激痛がそのまま残ってしまったかのようです(麻酔もあまり効かなかった感じ)。
平常時もいつでもかなり痛く、激痛である時間も長い。
耳の下までズキズキ痛みます。
過去に別の歯で神経が死んでいくときの痛みを経験したことがありますがそれと似ています。
歯科に頼るしかないのですが、行っても「虫歯はないのになあ?」ということになります。
この痛み、どんな原因が考えうるでしょうか。
自分なりに調べると歯根膜炎、咬合性外傷といった言葉がちらつきますが、可能性は?
外見上なんともなければ、異常を見つけることはできませんか?
対処のしようはないのでしょうか。
痛みを消すには神経を抜くよりないのか? 虫歯はないというのに?
よその歯科に行けば解決する?
今も痛みに耐えています。
すみませんが、よろしくお願いします。
歯の奥というか神経の痛みのような感じがあり、特に冷たいものを口に含むと痛み、生野菜程度の冷たさでも、冬の外気でも痛みます。
徐々に痛みは悪化し、噛んだ際の痛みも強く出るようになり、とくに噛みしめるときよりも噛んだ状態から開くときに(食べ物が歯にくっついて、歯を引っ張られる力が加わるときに)かなり痛みます。
【治療経過】
銀インレーの入った歯です。
1年半前に歯科にて
「見たところ何ともない。神経も悪くない」
と言われ、そのまま我慢していました。
その後1年半の間に痛みは悪化。
食事をしていないときも常時痛むように。
噛むときと冷たいものを食べるときにはかなりの痛みに。
風もしみます。
やはり、歯の中というか神経の痛みかたです。
つい先日、歯科にて相談。
「そんなに痛むはずはないのになあ」
と言われる程度の小さな虫歯を削ってもらい、詰め物はプラスチックになりました。
その治療後、さらに痛みは悪化。
治療による激痛がそのまま残ってしまったかのようです(麻酔もあまり効かなかった感じ)。
平常時もいつでもかなり痛く、激痛である時間も長い。
耳の下までズキズキ痛みます。
過去に別の歯で神経が死んでいくときの痛みを経験したことがありますがそれと似ています。
歯科に頼るしかないのですが、行っても「虫歯はないのになあ?」ということになります。
この痛み、どんな原因が考えうるでしょうか。
自分なりに調べると歯根膜炎、咬合性外傷といった言葉がちらつきますが、可能性は?
外見上なんともなければ、異常を見つけることはできませんか?
対処のしようはないのでしょうか。
痛みを消すには神経を抜くよりないのか? 虫歯はないというのに?
よその歯科に行けば解決する?
今も痛みに耐えています。
すみませんが、よろしくお願いします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2023-06-12 18:15:06
その歯の後ろに横向き親知らずがありませんか?
或いは、過去に親知らずを抜いてませんか?
それが原因で7番に問題が起こる場合があります。
よ〜くX線写真を診れば判るのですが、そのつもりがなければ判りません。
或いは、過去に親知らずを抜いてませんか?
それが原因で7番に問題が起こる場合があります。
よ〜くX線写真を診れば判るのですが、そのつもりがなければ判りません。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2023-06-14 07:23:59
なめねこ さんこんにちは。
2年近く前から下の歯、一番奥の臼歯が痛み、悩まされているのですね。
藤森先生がおっしゃるように親知らずが原因のこともあると思います。
また、普段歯と歯が接しているのが普通でしょうか?
そうすると虫歯では無いが痛みが出ることがあります。
詰め物の調整やTCHの是正指導が有効な事があります。
参考:TCH、歯列接触癖
2年近く前から下の歯、一番奥の臼歯が痛み、悩まされているのですね。
藤森先生がおっしゃるように親知らずが原因のこともあると思います。
また、普段歯と歯が接しているのが普通でしょうか?
そうすると虫歯では無いが痛みが出ることがあります。
詰め物の調整やTCHの是正指導が有効な事があります。
参考:TCH、歯列接触癖
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-06-14 11:44:09
こんにちは。
一番奥の歯が加齢によりトラブルを生じて抜髄や抜歯に至る事は割とよくあります。
成長期に噛み合わせを作る際に狭い顎に大きい歯を生やして並べる為、奥歯への負担が過剰になりやすいのが小児矯正が定着していなかった頃の日本人だろうと思います。
そういう方にはよくまだ抜いていない親知らずが埋没したまま残っていたりします。
また、口腔機能に問題がある場合もしばしばあります。
ですから、まず、パノラマ撮影から親知らずの状態を確認し、口腔機能改善の為にTCHや舌の機能トレーニングをしたりします。
痛む歯は出来るだけ安静にが基本ですから、歯を出来るだけ当てない事ができれば良いでしょう。
痛む歯を削って当たらないように調整したら悪いなりに作ってあった噛み合わせバランスがさらに悪化することもよくあります。
大抵の場合すでに歯にヒビが入っているのではないかと思いますが、歯を出来るだけ当てないように訓練されたら亢進していた知覚が鈍麻して来る事はよく経験します。
ズキズキ痛み寝れなくなれば抜髄に進むしかなくなり場合により抜歯に進む事になる場合が出てきますから、とりあえずTCHは試してみてください。
あとは舌の筋トレで口蓋に常に舌を貼り付けておけるようになる首や肩からのストレッチも含めた呼吸改善の舌機能訓練でしょうか。
一番奥の歯が加齢によりトラブルを生じて抜髄や抜歯に至る事は割とよくあります。
成長期に噛み合わせを作る際に狭い顎に大きい歯を生やして並べる為、奥歯への負担が過剰になりやすいのが小児矯正が定着していなかった頃の日本人だろうと思います。
そういう方にはよくまだ抜いていない親知らずが埋没したまま残っていたりします。
また、口腔機能に問題がある場合もしばしばあります。
ですから、まず、パノラマ撮影から親知らずの状態を確認し、口腔機能改善の為にTCHや舌の機能トレーニングをしたりします。
痛む歯は出来るだけ安静にが基本ですから、歯を出来るだけ当てない事ができれば良いでしょう。
痛む歯を削って当たらないように調整したら悪いなりに作ってあった噛み合わせバランスがさらに悪化することもよくあります。
大抵の場合すでに歯にヒビが入っているのではないかと思いますが、歯を出来るだけ当てないように訓練されたら亢進していた知覚が鈍麻して来る事はよく経験します。
ズキズキ痛み寝れなくなれば抜髄に進むしかなくなり場合により抜歯に進む事になる場合が出てきますから、とりあえずTCHは試してみてください。
あとは舌の筋トレで口蓋に常に舌を貼り付けておけるようになる首や肩からのストレッチも含めた呼吸改善の舌機能訓練でしょうか。
相談者からの返信
相談者:
なめねこさん
返信日時:2023-06-14 14:51:14
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-14 16:35:38
二つ気になることがあります。
1 ”銀インレー”を施した時点で、カリエスが大きく髄角(歯髄が角のようになっている部)に接近していたのではないかという事です。
裸眼では分かりにくく、切削により到達していた可能性があります。
裏装材或いはセメントにより封鎖して事なきを得ていたかもしれないが、細菌が存在していた可能性があります。
齲窩の底部をセメントで裏層したように見えるのですがかなり広がっていたようで、齲窩の大きかったことがうかがえます。
という事は、歯髄に接近していたことになりますからセメントで裏層しても歯髄は刺激を受け、第二象牙質の生成を来し、歯髄腔は狭小化します。
狭小化が根尖部まで及ぶと血流が悪くなり歯髄が壊死することがあります。
2 レントゲンで左下方に骨硬化像が見られます。
このことも歯髄に到達する血管を細めて悪影響を与えた可能性があります。
1の要素が大きいのですが2も関係したかもしれません。
1 ”銀インレー”を施した時点で、カリエスが大きく髄角(歯髄が角のようになっている部)に接近していたのではないかという事です。
裸眼では分かりにくく、切削により到達していた可能性があります。
裏装材或いはセメントにより封鎖して事なきを得ていたかもしれないが、細菌が存在していた可能性があります。
齲窩の底部をセメントで裏層したように見えるのですがかなり広がっていたようで、齲窩の大きかったことがうかがえます。
という事は、歯髄に接近していたことになりますからセメントで裏層しても歯髄は刺激を受け、第二象牙質の生成を来し、歯髄腔は狭小化します。
狭小化が根尖部まで及ぶと血流が悪くなり歯髄が壊死することがあります。
2 レントゲンで左下方に骨硬化像が見られます。
このことも歯髄に到達する血管を細めて悪影響を与えた可能性があります。
1の要素が大きいのですが2も関係したかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
なめねこさん
返信日時:2023-06-14 22:10:02
相談者からの返信
タイトル | 銀インレーの奥歯が虫歯はないのに激痛 |
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質問者 | なめねこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
原因不明の歯の痛み 歯の痛み その他 保険のインレー(銀・金属) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。