左上4番(先天欠損)の乳歯を抜歯した後の治療について
相談者:
おもちとココアさん (40歳:女性)
投稿日時:2023-08-26 21:37:28
長年あった乳歯が、トラブルが多く寿命を迎えたため、抜歯することになりました。
左上犬歯の奥です。
1.インプラント
2.ブリッジ(保険適用なら一部が銀、保険適用外なら白くできる)
3.両隣の健康な歯をレジンで盛る
4.仮歯を作って両隣の歯とくっつける
と歯科で提案されました。
私は心配性で、害のないもので治療したいです。
銀歯が体によろしくないのは知っていましたが、レジンも有害な成分(ビスフェノールAなど)が含まれているようですね。
しかしセラミックも治療の際くっつけるためにレジンを使うのですよね。
この場合、どの方法が良いかアドバイスいただきたいです。
そして、過去にレジンで治療した歯がいくつかありますが、レジンも有害と知って怖いです。
銀歯を違うものに変える人はよく聞きますが、レジンを他のものに変える人もいるのでしょうか?
左上犬歯の奥です。
1.インプラント
2.ブリッジ(保険適用なら一部が銀、保険適用外なら白くできる)
3.両隣の健康な歯をレジンで盛る
4.仮歯を作って両隣の歯とくっつける
と歯科で提案されました。
私は心配性で、害のないもので治療したいです。
銀歯が体によろしくないのは知っていましたが、レジンも有害な成分(ビスフェノールAなど)が含まれているようですね。
しかしセラミックも治療の際くっつけるためにレジンを使うのですよね。
この場合、どの方法が良いかアドバイスいただきたいです。
そして、過去にレジンで治療した歯がいくつかありますが、レジンも有害と知って怖いです。
銀歯を違うものに変える人はよく聞きますが、レジンを他のものに変える人もいるのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2023-08-27 07:52:55
おもちとココア さん、こんにちは。
晩期残存していた乳歯の後継補綴について、お掛かりの施設から、色々な選択肢を提案していただき、迷っているのですね。
さて、それぞれについて、どの手法にも、メリットもデメリットもあるかとは思いますが、まずは、歯列の乱れがあるようでしたら、矯正治療を検討するかと思います。
ただ、担当医から矯正治療の提案が無かったとすれば、現実的ではないのかもしれませんが。
一般的には、心身が健康な40歳代の方でしたら、私だったら、他の歯に負担をかけないインプラント治療をお勧めするかと思います。
何れにしても、担当医とコミュニケーションをとる努力をし、ディスカッションを重ねてみましょう。
ご参考まで。
晩期残存していた乳歯の後継補綴について、お掛かりの施設から、色々な選択肢を提案していただき、迷っているのですね。
さて、それぞれについて、どの手法にも、メリットもデメリットもあるかとは思いますが、まずは、歯列の乱れがあるようでしたら、矯正治療を検討するかと思います。
ただ、担当医から矯正治療の提案が無かったとすれば、現実的ではないのかもしれませんが。
一般的には、心身が健康な40歳代の方でしたら、私だったら、他の歯に負担をかけないインプラント治療をお勧めするかと思います。
何れにしても、担当医とコミュニケーションをとる努力をし、ディスカッションを重ねてみましょう。
ご参考まで。
相談者からの返信
相談者:
おもちとココアさん
返信日時:2023-08-27 07:59:09
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2023-08-27 09:53:56
>ネットで色々調べました
>レジンの安全性はどうでしょうか?
かつて出回った、奇をてらった記事を見たのかもしれませんが、実際のところ、問題が起きたという事例は、世界中で聞き及びません。
インターネットで安易に不安を煽るような情報に触れて、右往左往するのではなく、少しでも患者力を高めたいものです。
>銀歯が嫌で変える人は聞いたことがあります
一度、健康保険でブリッジを製作するということでしょうか?
回答1にも記しましたが、他の歯に負担をかける施術であることから、私だったら、そもそもブリッジの装着はお勧めしません。
修復物の選択という意味では、そもそも弊院の場合、金属が見える修復を希望される方が、ほぼ皆無です。
一方、他院から転院された方の殆どは、他の素材への交換を希望なさいます。
>3はどうでしょうか?
予知性が低いことや、審美的に劣ること、ブリッジや義歯と同様、他の歯に負担をかける施術であることから、私だったら、「 両隣の健康な歯をレジンで盛る 」 案は、お勧めしません。
>過去にレジンで治療した部分を他の素材に変える人はいますか?
これは、「 抜歯後の歯がない場所 何で埋めるか 」 というタイトルからも、「 両隣の健康な歯をレジンで盛る 」 案からも、外れてしまうようですね。
一度装着された修復物に対し、後日 or 後年、材料を変更する場合もありますし、再度レジンで対応することもあります。
材料の変更には、審美的な理由のみならず、破折や摩耗などの理由が考えられますから、一概に言えるようなものではありません。
>レジンの安全性はどうでしょうか?
かつて出回った、奇をてらった記事を見たのかもしれませんが、実際のところ、問題が起きたという事例は、世界中で聞き及びません。
インターネットで安易に不安を煽るような情報に触れて、右往左往するのではなく、少しでも患者力を高めたいものです。
>銀歯が嫌で変える人は聞いたことがあります
一度、健康保険でブリッジを製作するということでしょうか?
回答1にも記しましたが、他の歯に負担をかける施術であることから、私だったら、そもそもブリッジの装着はお勧めしません。
修復物の選択という意味では、そもそも弊院の場合、金属が見える修復を希望される方が、ほぼ皆無です。
一方、他院から転院された方の殆どは、他の素材への交換を希望なさいます。
>3はどうでしょうか?
予知性が低いことや、審美的に劣ること、ブリッジや義歯と同様、他の歯に負担をかける施術であることから、私だったら、「 両隣の健康な歯をレジンで盛る 」 案は、お勧めしません。
>過去にレジンで治療した部分を他の素材に変える人はいますか?
これは、「 抜歯後の歯がない場所 何で埋めるか 」 というタイトルからも、「 両隣の健康な歯をレジンで盛る 」 案からも、外れてしまうようですね。
一度装着された修復物に対し、後日 or 後年、材料を変更する場合もありますし、再度レジンで対応することもあります。
材料の変更には、審美的な理由のみならず、破折や摩耗などの理由が考えられますから、一概に言えるようなものではありません。
相談者からの返信
相談者:
おもちとココアさん
返信日時:2023-08-27 10:04:42
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2023-08-27 10:16:51
現在のところ、歯科治療でレジンとレジンセメントなしでの治療は中々難しいと思います。
もちろん私は安全だと思って使用しています。
入れ歯は可能だと思います。
矯正で可能かどうかは、ネットでの相談では判断できないと思います。
あと犬歯か第二小臼歯の一部を削って、セラミック系の材料で作る延長ブリッジ(自費)もあると思います。
もちろん私は安全だと思って使用しています。
入れ歯は可能だと思います。
矯正で可能かどうかは、ネットでの相談では判断できないと思います。
あと犬歯か第二小臼歯の一部を削って、セラミック系の材料で作る延長ブリッジ(自費)もあると思います。
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2023-08-27 10:26:16
>部分入れ歯
クラスプが見えてしまうことが許容できるならば、健康保険でも義歯の装着が可能かと思います。
ただ、鉤歯への負担を鑑みると、出来れば回避したいものです。
>矯正でその隙間がなくなるようにする
実際の状態を知る担当医に、診査をお願いし、診断を仰いでください。
クラスプが見えてしまうことが許容できるならば、健康保険でも義歯の装着が可能かと思います。
ただ、鉤歯への負担を鑑みると、出来れば回避したいものです。
>矯正でその隙間がなくなるようにする
実際の状態を知る担当医に、診査をお願いし、診断を仰いでください。
相談者からの返信
相談者:
おもちとココアさん
返信日時:2023-08-27 14:42:55
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-08-29 15:27:54
小林先生からの回答がありますね。
>過去にレジンで治療した部分を他の素材に変える人はいますか?
>これは、「 抜歯後の歯がない場所 何で埋めるか 」 というタイトルからも、「 両隣の健康な歯をレジンで盛る 」 案からも、外れてしまうようですね。
>一度装着された修復物に対し、後日 or 後年、材料を変更する場合もありますし、再度レジンで対応することもあります。
>材料の変更には、審美的な理由のみならず、破折や摩耗などの理由が考えられますから、一概に言えるようなものではありません。
現在、世界中でレジン治療は行われており、樹脂無しで歯を大きく削らずに保存的に機能回復する方法はありません。
過去はアマルガムが多用されていましたが、水銀化合物ですから身体にも環境にもより悪いですから使用しない方向になっています。
レジンは化学的にも物理的にも歯や修復材料と接着しますから、歯科治療においてメリットがデメリットを大きく上回っています。
ただ、物性に不十分なところがありますから、接着剤としてより強度高く長期的に安定な歯科修復材料でカバーする使い方もよくされます。
様々なケースがあり状態により使い分けが必要ですから、個別ケースについては実際におかかりの歯科医とよく相談してください。
>過去にレジンで治療した部分を他の素材に変える人はいますか?
>これは、「 抜歯後の歯がない場所 何で埋めるか 」 というタイトルからも、「 両隣の健康な歯をレジンで盛る 」 案からも、外れてしまうようですね。
>一度装着された修復物に対し、後日 or 後年、材料を変更する場合もありますし、再度レジンで対応することもあります。
>材料の変更には、審美的な理由のみならず、破折や摩耗などの理由が考えられますから、一概に言えるようなものではありません。
現在、世界中でレジン治療は行われており、樹脂無しで歯を大きく削らずに保存的に機能回復する方法はありません。
過去はアマルガムが多用されていましたが、水銀化合物ですから身体にも環境にもより悪いですから使用しない方向になっています。
レジンは化学的にも物理的にも歯や修復材料と接着しますから、歯科治療においてメリットがデメリットを大きく上回っています。
ただ、物性に不十分なところがありますから、接着剤としてより強度高く長期的に安定な歯科修復材料でカバーする使い方もよくされます。
様々なケースがあり状態により使い分けが必要ですから、個別ケースについては実際におかかりの歯科医とよく相談してください。
タイトル | 左上4番(先天欠損)の乳歯を抜歯した後の治療について |
---|---|
質問者 | おもちとココアさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
補綴関連 材料・機材関連 抜歯:乳歯(子供の歯) 歯の数が足りない(先天欠損) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。