裸眼でも経験と感覚で歯科治療はできるものでしょうか?

相談者: ふふふさん (52歳:女性)
投稿日時:2025-03-27 14:40:57
いつもお世話になっております。

自分に合う歯医者さん選びをずっとしています。

そこで素朴な疑問なのですが、先生方が治療の際裸眼もしくは眼鏡の方。
治療中は常に拡大鏡をかけている方がいらっしゃいます。

私も早くから老眼になり、近視もあるので鏡で歯や歯茎を見ていても細かいとこが見えず、不具合を先生に伝えられないことが多々あります。

近所の歯医者さんはおそらく70歳は超えてる方なんですが、眼鏡だけで治療しています。
そこまで歳をとっておられなくても、明らかに老眼世代の先生でも、裸眼かコンタクト?で根管治療から全てこなしています。

拡大鏡も使いこなせなければ意味は無いと思いますが、裸眼でも経験と感覚で治療はこなせるのでしょうか


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-03-27 15:03:33
こんにちは。

70歳を超えても、現役で頑張って治療をされているのは凄いですね。
歯科医の視力に関しては、いくら以上なければ診療をしてはいけないなどの取り決めはないため、遠視の人、近視の人、老眼の人など色々な歯科医がいると思います。

裸眼でも細かいところまで見える歯科医もいるでしょうし、眼鏡や拡大鏡を使わないと見えない歯科医もいるでしょうし、色々おられますけど、本人が不自由を感じるならば、何らかの補助器具を使って不自由なくストレス少なく治療をしているのが一般的だと思います。

昨今はレーシックや眼内レンズなど様々な眼科的な治療法がありますが、補助的な器具を使われる方が多いのではないかと思います。

裸眼で何でも見えるのが一番楽だと思いますが、歯科の場合感染防御(まず自分が患者からうつされないことや病気にならないことが一番大切です。)の必要性から、感染防御用や粉塵防御用に伊達メガネをかけている歯科医も多いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2025-03-28 09:20:16
私は顕微鏡で治療を主にしていますが、はっきり言えば目が良い30代でも奥歯は手の感覚だけで治療しているので、隣の歯を削ったり、削り過ぎたりという問題は出てしまいますが、これは保険自費ではなく世界的に歯科治療はそういったものだと思います。
 
個人的な推測ですが、顕微鏡を使って治療していても隣の歯を削らないなどはかなり高い技術になるので、できる先生もかなり限られてくると思います。
 
私は50歳となりましたが裸眼で治療するのは、麻酔をしたりシミ止めを塗ったり、ラバーダムをかけたりという操作だけで、診断や切削治療には必ず顕微鏡を使います。
それぐらい口の中は見にくい場所だと思っています。
 
これはその辺りのことをどこまで考えているかにもよりますが、一般的にいえば見えていない治療が主だと思います。

http://eedental.jp/ee_diary/2019/05/post-1912.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふふふさん
返信日時:2025-03-28 09:52:31
ふなちゃん先生
井野先生
お忙しい中ありがとうございました。

そういえばレーシックもありますね!

私は多くの治療をしてきました。
治療後、隣の歯が傷ついていたり、かけていたり、保険外の白いものが黒く汚れていたり、根の処置の失敗だったり…。


根の治療は運と思っていますが、素人の私が見ても明らかに「見てないんじゃないか?」と思うことがあります。

私は虫歯を作った自分も悪いし、そんな歯医者を選んだことにも失敗だったと諦めています。

井野先生の用な方に治療してもらえたら、幸せですね。

ありがとうございました
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-03-28 10:52:13
井野先生は、全ての治療が自費治療ですから、最初からそういう歯科医院を選択されて受けられると、満足度高い治療の確立は高まると思いますよ。

保険医をすっかり辞めて自費専門でされている歯科医院で、他の保険医でも可能な治療を何年も提供し続けて来られている歯科医院というのは、質か接遇か何か特別な差別化ができていなければ、患者さんから高いのにわざわざ選んでいただけないわけですから、ご期待にお答えしてもらえる確立が上がると期待されて良いと思います。

保険診療の安価な治療費を使いながら、その範囲を一部だけ超える程度で歯科医院を選択されておられますと、幸運を願うしかなくなるでしょうし、幸運に出会える確率は少し低くなりますね。

歯科は異常に保険の配分が低い状態がずっと続いていて、物価も人件費も高騰中の今も保険点数は低いままですから、今後ますます保険の治療には期待し難いエリアが増えてくるものと容易に想像できます。
特に人件費と優秀な人材の確保がしやすいかどうかはエリアによって多いに異なりますが、保険の点数は全国一律ですからね。

また根管治療ですけど、術野にしている根管内はシャープペンの芯や裁縫の針より細くさらに曲がっていて、最も大切な先っぽは誰も目視不可能なので皆何らかの感覚頼りにするか、機器に頼るしかないですよ。

お口の中は全ての部位を直視直達できる部位ではありませんから、感覚と知識はとても大切になります。
あとは歯科医のネバリ強さも大切になることもあります。

常日頃、非常に細かい作業をされて凄い作品を作られておられる方ならば、ご理解いただきやすいのですが、細かい作業を根を詰めてするのは苦手でそういうことはしない事にしているという方には、歯科医の仕事の困難さはわかってもらえないと思いますね。

しかも上手い作品を継続して作りだし続けられる人って、ごく僅かだったりするのは想像できませんか?

そういう誰がみても完璧で隙のない治療をするには、人数も1日数人の治療が限界でしょう。
無理をし続けていたら身体を壊して早死にしますから、無理な人数を治療せずに継続して長く治療し続けていただけるような環境を整えてあげたいですよね。
一人当たりの治療費が他より多いに高くないと無理ですね。




タイトル 裸眼でも経験と感覚で歯科治療はできるものでしょうか?
質問者 ふふふさん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
専門的な質問その他
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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