インビザライン矯正中、神経のない歯に炎症が起き抜歯を勧められた
相談者:
口元コンプレックスさん (44歳:女性)
投稿日時:2025-12-26 16:02:02
いつもお世話になっています。
現在、インビザライン矯正中で来月全てのマウスピースが終わりますが、まだ噛み合わせがよくないので相談する予定であります。
左下の神経を抜いた歯の横(歯茎)に口内炎のようなものができて、2ヶ月くらい治ったり良くなったりを繰り返していたので、矯正歯科とは別のかかりつけの歯科で診てもらいました。
先生は、おそらく歯の根っこが割れてばい菌が入ったのではないかとのことで、抜歯しかないと言われました。
しかし、今、他院で矯正中のため、なるべく歯を残した方がいいだろうから、しばらく様子を診てくださいと言われました。
炎症どめを6日分もらって、服用して3日目になりますが、口内炎みたいに腫れている箇所は治りません。
痛みは全くありませんが、歯を叩いたりすると響く感覚はあります。
矯正歯科の先生に相談すると治療してくださいと言われたので、かかりつけの先生にもう一度、治療していただけませんかと相談したところ、治療はできなくて抜歯になりますとしか言わず、治療は断られました。
来月、矯正歯科に診察に行く予定なので、先生に伝える予定ですが、一般的にやはり抜歯しかないのでしょうか。
私自身、親知らずや矯正のために何度か抜歯は経験していますが、抜歯が何より怖くて不安でたまりません。
しかも、抜歯をしたら入れ歯かインプラントになりますか。
通っている矯正歯科は、インプラントも有名なので、抜歯をしたらインプラントを勧めてきそうですし、何よりインプラントも個人的に怖くて不安でいっぱいです。
このように歯の根っこが割れているかもしれない状態で、私としては歯を残したいという治療は不可能でしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
現在、インビザライン矯正中で来月全てのマウスピースが終わりますが、まだ噛み合わせがよくないので相談する予定であります。
左下の神経を抜いた歯の横(歯茎)に口内炎のようなものができて、2ヶ月くらい治ったり良くなったりを繰り返していたので、矯正歯科とは別のかかりつけの歯科で診てもらいました。
先生は、おそらく歯の根っこが割れてばい菌が入ったのではないかとのことで、抜歯しかないと言われました。
しかし、今、他院で矯正中のため、なるべく歯を残した方がいいだろうから、しばらく様子を診てくださいと言われました。
炎症どめを6日分もらって、服用して3日目になりますが、口内炎みたいに腫れている箇所は治りません。
痛みは全くありませんが、歯を叩いたりすると響く感覚はあります。
矯正歯科の先生に相談すると治療してくださいと言われたので、かかりつけの先生にもう一度、治療していただけませんかと相談したところ、治療はできなくて抜歯になりますとしか言わず、治療は断られました。
来月、矯正歯科に診察に行く予定なので、先生に伝える予定ですが、一般的にやはり抜歯しかないのでしょうか。
私自身、親知らずや矯正のために何度か抜歯は経験していますが、抜歯が何より怖くて不安でたまりません。
しかも、抜歯をしたら入れ歯かインプラントになりますか。
通っている矯正歯科は、インプラントも有名なので、抜歯をしたらインプラントを勧めてきそうですし、何よりインプラントも個人的に怖くて不安でいっぱいです。
このように歯の根っこが割れているかもしれない状態で、私としては歯を残したいという治療は不可能でしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-12-27 12:11:21
こんにちは。
残念ながら歯根が破折していれば抜歯が第一選択になると思います。
抗生剤を時々飲んでいただきながら経過観察という選択ももしかしたらあるかもしれませんが、いったん歯根破折が生じていれば病巣の治癒はなく、破折状態が明らかに悪化してくる事で諦めていただく(抜歯に進む)ことになるのではないかと思います。
抜歯後は前後の歯を削ってブリッジ(素材により保険適用)にしたり、あまり削らずに接着性ブリッジにしたり(一部保険適用のものもある)、1本義歯にしたり(素材により保険適用)、インプラント(保険適用外)にしたり、放置する(一生涯リテーナー使用で前後対合含めた位置の維持が可能)中から選択されることになるものと思います。
実は、インビザラインなど矯正治療中に失活歯の歯根破折が生じやすいことは歯科医の間ではある程度共有認識されていると思います。
矯正治療中はどこで噛めば良いのかわからない状態が割と長く続きますし、そもそも噛み合わせを人工的に不調和にした後再度微調整をして新たな噛み合わせと咬合ガイドを生体に適合させて確立させる治療のために(それが矯正治療)、長い矯正治療期間中に咬合不調和な時期が生じますから、そこで早期接触が生じ続ければ歯根破折の重大リスクが高まってしまいます。
ある程度のご年齢になっておられれば歯槽骨もすでに硬いですし、歯も硬いです。
そして失活歯であれば咬合面をより硬い金属やセラミックというような人工的なもので覆ってあるために天然歯との磨耗や酸蝕変化に差異が生じてしまいます。
ですから、治療中はより柔らかい素材の修復に変えておく方が良かったりしますが、費用面でも治療面でも面倒が追加になりますからそのまま矯正を進めてしまうというようなケースがしばしば生じていると想像いたします。
(歯根破折しない場合も多いので必須というほどのことではない為)
ブラケット等をつけて行うワイヤー矯正では痛みが強い代わりにその分生じる炎症が大きいですから、矯正治療中はかなり歯がグラグラと揺れてくれますからそれが歯根破折リスクを減らしてくれていたのかもしれません。
インビザラインは治療中あまり痛みがなく(炎症も僅かで)歯の動揺も僅かですからその分歯質への負担は増してしまうと想像できると思います。
この辺りは、まだインビザライン社でも調査中の段階ではないかと思います。
(新たな矯正治療分野ですから研究もシステムもどんどん改変されてきています)
そもそもで恐縮ですが、日本の歯科治療は保険制度が秀逸ですし、歯科医もかなり勤勉実直な方が多いために、患者さんのためにと非常に安価な治療費にも関わらず根管治療をとても熱心に行なって無理な歯でも保存利用してくれる傾向があると思いますので、海外では抜歯が当たり前の歯の状態になっていてもなんとか歯を残して再利用させてあげたいと結構無理して根管治療を行い、更に修復治療を行ってくれていた歯という場合がとても多いと思います。
結果、日本の成人ケースの失活歯の歯根破折の報告は海外と比較すると幾分多くなってしまうのではないかと想像しています。
(あくまでも個人的な想像です)
現在の問題が生じた歯への対応ですが、抜歯しかないか?というご質問に対してですが、日本では一部の歯科医によって一度抜いた後破折部位を接着剤でくっつけて再度入れてくれるという接着修復というものを提供している歯科医もいるかもしれませんが、まだ今後も矯正治療を継続されて咬合の新たな安定を確立する必要があるという事であれば、その歯の安静はしばらく保てませんから再植も失敗で終わるのではないかと思います。
矯正医も抜歯して来てもらった方が安心できるのではないかと思いますが、抜歯時期については矯正治療終了後という選択も可能かもしれませんから、ご希望を含めて両主治医とよく話し合われてはいかがでしょうか?
一般の方とは認識やご希望とは異なるかもしれませんが、歯列が整った状態でのインプラント治療の選択は非常に良い選択になる場合が多いと思います。
(インプラント治療の時期と最終上部構造装着の時期についても矯正医との連携が必須になります)
インビザライン治療で噛み合わせが狂ってしまう期間が生じるのはよく知られている状態ですので、矯正歯科医に上手く対応してもらうと良いと思います。
(例えば早期接触部を咬合調整するなども治療の一手法と思いますが、選択によってはなかなか矯正医に話が通らないかもしれません)
このように矯正治療中には、さまざまなリスクが生じたり上がったりしますから、事前にリスク説明をしっかり受けておく必要があるとされています。
昨今、「歯科受診なしでの」アライナー矯正やマウスピース矯正を提供するような業者が出てきていますが、先行していたアメリカではすでに訴訟が多発して問題化しています。
インビザラインは必ず歯科受診が必要で歯科医に治療責任が生じますから、しっかり連携していただき新たな安定した歯並びを獲得していただければと思います。
ご不安はおかかりの歯科医によくご相談いただくことで必ず解消できるものと思います。
よろしくお願いします。
残念ながら歯根が破折していれば抜歯が第一選択になると思います。
抗生剤を時々飲んでいただきながら経過観察という選択ももしかしたらあるかもしれませんが、いったん歯根破折が生じていれば病巣の治癒はなく、破折状態が明らかに悪化してくる事で諦めていただく(抜歯に進む)ことになるのではないかと思います。
抜歯後は前後の歯を削ってブリッジ(素材により保険適用)にしたり、あまり削らずに接着性ブリッジにしたり(一部保険適用のものもある)、1本義歯にしたり(素材により保険適用)、インプラント(保険適用外)にしたり、放置する(一生涯リテーナー使用で前後対合含めた位置の維持が可能)中から選択されることになるものと思います。
実は、インビザラインなど矯正治療中に失活歯の歯根破折が生じやすいことは歯科医の間ではある程度共有認識されていると思います。
矯正治療中はどこで噛めば良いのかわからない状態が割と長く続きますし、そもそも噛み合わせを人工的に不調和にした後再度微調整をして新たな噛み合わせと咬合ガイドを生体に適合させて確立させる治療のために(それが矯正治療)、長い矯正治療期間中に咬合不調和な時期が生じますから、そこで早期接触が生じ続ければ歯根破折の重大リスクが高まってしまいます。
ある程度のご年齢になっておられれば歯槽骨もすでに硬いですし、歯も硬いです。
そして失活歯であれば咬合面をより硬い金属やセラミックというような人工的なもので覆ってあるために天然歯との磨耗や酸蝕変化に差異が生じてしまいます。
ですから、治療中はより柔らかい素材の修復に変えておく方が良かったりしますが、費用面でも治療面でも面倒が追加になりますからそのまま矯正を進めてしまうというようなケースがしばしば生じていると想像いたします。
(歯根破折しない場合も多いので必須というほどのことではない為)
ブラケット等をつけて行うワイヤー矯正では痛みが強い代わりにその分生じる炎症が大きいですから、矯正治療中はかなり歯がグラグラと揺れてくれますからそれが歯根破折リスクを減らしてくれていたのかもしれません。
インビザラインは治療中あまり痛みがなく(炎症も僅かで)歯の動揺も僅かですからその分歯質への負担は増してしまうと想像できると思います。
この辺りは、まだインビザライン社でも調査中の段階ではないかと思います。
(新たな矯正治療分野ですから研究もシステムもどんどん改変されてきています)
そもそもで恐縮ですが、日本の歯科治療は保険制度が秀逸ですし、歯科医もかなり勤勉実直な方が多いために、患者さんのためにと非常に安価な治療費にも関わらず根管治療をとても熱心に行なって無理な歯でも保存利用してくれる傾向があると思いますので、海外では抜歯が当たり前の歯の状態になっていてもなんとか歯を残して再利用させてあげたいと結構無理して根管治療を行い、更に修復治療を行ってくれていた歯という場合がとても多いと思います。
結果、日本の成人ケースの失活歯の歯根破折の報告は海外と比較すると幾分多くなってしまうのではないかと想像しています。
(あくまでも個人的な想像です)
現在の問題が生じた歯への対応ですが、抜歯しかないか?というご質問に対してですが、日本では一部の歯科医によって一度抜いた後破折部位を接着剤でくっつけて再度入れてくれるという接着修復というものを提供している歯科医もいるかもしれませんが、まだ今後も矯正治療を継続されて咬合の新たな安定を確立する必要があるという事であれば、その歯の安静はしばらく保てませんから再植も失敗で終わるのではないかと思います。
矯正医も抜歯して来てもらった方が安心できるのではないかと思いますが、抜歯時期については矯正治療終了後という選択も可能かもしれませんから、ご希望を含めて両主治医とよく話し合われてはいかがでしょうか?
一般の方とは認識やご希望とは異なるかもしれませんが、歯列が整った状態でのインプラント治療の選択は非常に良い選択になる場合が多いと思います。
(インプラント治療の時期と最終上部構造装着の時期についても矯正医との連携が必須になります)
インビザライン治療で噛み合わせが狂ってしまう期間が生じるのはよく知られている状態ですので、矯正歯科医に上手く対応してもらうと良いと思います。
(例えば早期接触部を咬合調整するなども治療の一手法と思いますが、選択によってはなかなか矯正医に話が通らないかもしれません)
このように矯正治療中には、さまざまなリスクが生じたり上がったりしますから、事前にリスク説明をしっかり受けておく必要があるとされています。
昨今、「歯科受診なしでの」アライナー矯正やマウスピース矯正を提供するような業者が出てきていますが、先行していたアメリカではすでに訴訟が多発して問題化しています。
インビザラインは必ず歯科受診が必要で歯科医に治療責任が生じますから、しっかり連携していただき新たな安定した歯並びを獲得していただければと思います。
ご不安はおかかりの歯科医によくご相談いただくことで必ず解消できるものと思います。
よろしくお願いします。
相談者からの返信相談者:
口元コンプレックスさん
返信日時:2025-12-28 17:53:04
| タイトル | インビザライン矯正中、神経のない歯に炎症が起き抜歯を勧められた |
|---|---|
| 質問者 | 口元コンプレックスさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 44歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル 歯根破折 マウスピース矯正 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。





