[写真あり] 6番ゴールドインレー予定、先生方の適合への「こだわり」は?

相談者: applepie_dearさん (28歳:女性)
投稿日時:2008-08-19 01:30:19
こんばんわ。またお邪魔してしまいました。
前回、覆髄抜髄の基準についてご相談させて頂いた者です。

参考:前回のご相談
上6番の虫歯処置方法で迷っている、覆髄と抜髄の判断基準を教えて


その節は宮下先生、大変貴重な回答ありがとうございました。
渡辺先生、おかげさまでマイナス思考スパイラルから抜け出すことができました。
ありがとうございました。


今回の相談も上6番、レジン間接覆髄して5ヶ月経過したです。

ようやく最終補綴に向かいはじめたのですが、担当医のゴールドインレーによる補綴の方法説明(印象材の選択、治療時間等、各論的なこと)に疑問を感じています。

そこで転院を考えつつ、まずセカンドオピニオンをとったのですが、先生の得意分野が違った(最近はほとんどメタル補綴はしていない)ため、その先生にお世話になることは断念しました。

というのも、私は、歴史的文献的な安心感・噛み合わせ・適合精度などの理由でゴールド補綴を希望しています。
ちなみに、現在の担当医の意見はMODインレー、セカンドオピニオンでもインレーでしたが、先生によってはクラウンということもありそうなかんじです。



そこで質問なのですが、

先生方がゴールドで治療される際のこだわりをお持ちでしたら、ぜひ聞かせてください!!

(Ex.シリコン印象は当然、形成はマイクロで○時間かけてレジンコーティングは全症例にしてます、バーニッシュはしつこいぐらいやります…などなど)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-08-19 01:48:32
こんばんは
復活ですね^^

さて、私のこだわりは
「いけるならどこまででも」レジン充填です(笑)

どんな先生ならapplepie_dearさんを射止められるのか、報告を楽しみにしていますよ。

とりあえず、他の先生の回答をお待ち下さい。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-08-19 08:26:53
おはようございます。

適合へのこだわりはそれぞれの先生がおそらく命を掛けていらっしゃると思います。

自分の入れた修復物が取れるくらい、がっかりさせられることはありませんからね。

私など患者さんに結構きびしい砂糖制限や歯磨き指導をすることがあるので余計に気を使います。



まず技工士さんの人柄と腕です。

自分の意見を真剣に聴いていただける素直な性格と研究心です。

次に、部分被覆冠では試摘したときにマージンの雰囲気と試摘した時の、最後に入た時の吸い付くような感じでしょうか。

マイクロは残念ながら持ち合わせていません、レジンコーティングはしておりません。

シリコンは印象では使ったことはありません。

バーニッシュはしたことはありません。



印象剤は寒天とアルジネート(トクソウの機械で混ぜる物、名前は忘れました) いつも一定の状態で印象が採得できるように気をつけています。

それからいつも一定の石膏を練るようにして、その条件で技工士さんに渡しています。

それで技工士さんに作ってもらったものの出来上がりを逐一伝えて、微妙な膨張のコントロールをしてもらいます。

問題がでた時はそれを伝えて解決するようにします、これの繰り返しをして今はほとんど問題は出ないようにはなっています。

今はほとんどこちらのテクニックエラーだと思います、これはどの辺りで妥協するかでしょう。

100点の仕事はなかなか出来ません、いつも心掛けているのは80点は取るようにしていることでしょうか。


蛇足ですが形態大きさにもよりますがMODインレーは臨床実感では大満足のものを装着しても、脱離することがたまにあるように感じています。

渡辺先生も仰っているようにどなたが射止められるか楽しみですね、よろしければ報告お願いいたします。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-08-19 09:36:04
寒天アルジネートで充分との考えは、賛成はしかねますが間違いではありません。

ただ、コレは、山田先生が書いておられるように、常に安定した状態でアルジネートや寒天が供給され、また、術者のテクニックが優れていることが条件になります。

実際、シリコン印象材の代わりに使ってもホント充分ですね。

私は、結構いいかげんな性格なのでとても一定化することができません。
ですので、シリコンを使います。

石膏は水温を一定にし、粉、液を0.1グラム単位で秤にかけて使います。

特に自費治療印象は我々では絶対に石膏を流さず、技工士自身に石膏を流してもらいます。

でも、実際のところゴールドだ〜とか、セラミックだ〜とか言ってますが、殆どの場合、その印象を採る時点で型が変形しています。

口腔内での型を採る際に、トレーをもつ指にかかる微妙な力のバランスによって変形します。


もし、 ”applepie_dear”さんが 適合にこだわるのでしたら、一度、歯の型を採るときに二つ採ってもらいましょう。

で、

出来上がったクラウンをもう一つの型に入れてみてください。

型を採る技術の優れている医院でしたらピタっと入るのですが、殆どの医院では入りませんから・・・

つまり、型を採る際に毎回変形させてしまっているというわけです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-08-19 13:37:28
僕のこだわりは

「(ほとんど)すべてのケースでレジンコーティング」

でしょうか。


適合をどうこう言うのは「一つの手段」としてのこだわりですよね。

手段では無く、何を目的とするか?

僕の目的は

二次カリエスを防ぐ」

と言う事。


そのひとつがレジンコーティングと言う手段であったり、適合を追及する事であったり‥。

ですので、まずは形成直後にレジンコーティングをし、感染経路を極力遮断するようにしています。
生活歯インレーの場合、間接覆罩の目的でもレジンコーティングは有効だと思います。


虫歯が深くなくレジンコーティングをした当日に印象を採る場合、レジンの未重合層が存在するため、シリコンで印象を採ると面が荒れてしまいます。
なので、レジンコーティング当日に印象を採る場合には寒天+アルジネートで採ります。

寒天の種類にはこだわったでしょうか‥。
国内で入手できる寒天はほとんど全て試したような気がします。

レジンコーティングをしてから痛みが出たりしないかどうか、1週間様子を見てから印象を採る場合は印象面は荒れませんのでシリコンで印象を採る事もあります。

ただ、一時、寒天+アルジネートとシリコンの2種類で印象を採って比較した事もあるのですが、僕の場合、インレーのケースでは臨床的な違いはほとんどありませんでした(笑)。
(僕が下手なのか、スタッフが優秀なのか‥)


しかし、ロングスパンのブリッジとなると話は別ですね。
やはりシリコンで採った方が圧倒的に適合が良いと感じます。
((僕が下手なのか、スタッフが優秀なのか‥))



ですので、適合ウンヌンよりも僕のこだわりは「レジンコーティング」です。



タカタ先生がクールなのが逆に意外なんですけど‥(笑)。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: applepie_dearさん
返信日時:2008-08-19 23:25:18
回答ありがとうございます!
返信長くなってしまいました。

渡辺先生

>こだわりは「いけるならどこまででも」レジン充填です(笑)

先生にお会いしてレジンの熱いお話を伺うことができたら、私もレジンに魅力を感じてしまいそうです(笑)



山田先生

>適合へのこだわりはそれぞれの先生がおそらく命を掛けていらっしゃると思います。

このお言葉、患者側としてはすごくうれしいです。

バーニッシュされないとのことですが、理由を教えていただけませんか?
私は今までゴールドの最大メリットである適合は、

?技工操作のしやすさ<<<?バーニッシュ

によるものだと思っていました。


>形態大きさにもよりますがMODインレーは臨床実感では大満足のものを装着しても、脱離することがたまにあるように感じています。

蛇足ですが…とおっしゃっていますが、気になったので突っ込ませてください。

この理由はどのように考えておられますか?
保険治療だけでなく自費治療にもあてはまりますか?



タカタ先生

>寒天アルジネートで充分との考えは賛成はしかねますが間違いではありません。

>実際、シリコン印象材の代わりに使ってもホント充分ですね。

>私は、結構いいかげんな性格なのでとても一定化することができません。
>ですので、シリコンを使います。


教科書的な寒天アルジネートとシリコンの比較を見て、精密印象=シリコンだと思っていたのですが、寒天アルジネートも悪いわけではないのですね。
ただ先生の書かれた文章の、この行間にいろんなものを感じてしまう私です(笑)

「型を採る技術」が大切だが、ほとんどの医院では型を採る際に毎回変形させてしまっているとすれば、数少ない型を採る技術の優れている医院探ししか方法はないのでしょうか?

多少の変形ならバーニッシュでカバー!なんて方法はなしですか?

それから、タイヨウ先生はレジンコーティングにこだわりを持ってらっしゃるとのことですが、タカタ先生はレジンコーティングなさってますか?



タイヨウ先生


>僕の目的は「二次カリエスを防ぐ」と言う事。
>そのひとつがレジンコーティングと言う手段であったり、適合を追及する事であったり‥。

そうです!それです!
できれば二度と見たくないです。二次カリエス…

>一時、寒天+アルジネートとシリコンの2種類で印象を採って比較した事もあるのですが、僕の場合、インレーのケースでは臨床的な違いはほとんどありませんでした

とっても意外です…文献くらいしか情報源がないので、このような臨床経験を伺えるのはとてもありがたいです。


>まずは形成直後にレジンコーティングをし、感染経路を極力遮断するようにしています。

レジンコーティングに関しては読んだことがある文献が少ないので超初歩的な質問になってしまうのですが、レジンコーティングは二次カリエスの防止に有効なのでしょうか?

レジンセメント歯質との接着?合着?を前提に作られているとすれば、レジンとの接着に問題はないのでしょうか?

もし文献があればそれも教えていただけるとうれしいです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-08-20 10:42:47
専門的ですね‥

まず「レジンコーティングは二次カリエスの防止に有効なのでしょうか?」と言う質問に対して

http://www.bioportal.jp/Medline_search/search/browse_medline.cgi?PMID=12540115


と言う論文で、実験的ではありますが、レジンコーティングしたものとしないものではインレー面とのギャップ(隙間)に著しい差があったことを報告しています。

ギャップの発生は術後の疼痛を発生させやすく、冷水痛の原因にもなります。
またギャップは、辺縁漏洩とそれに伴う細菌侵入を引き起こし、二次カリエスや歯髄への為害作用を及ぼします。

レジンコーティングをし、ギャップを減少させる事でこれらの修復後のトラブルを未然に防ぐことができるのではないか?と言う事をこの論文では示唆しています。



次に「レジンセメント歯質との接着?合着?を前提に作られているとすれば、レジンとの接着に問題はないのでしょうか?」と言う質問に対して

僕が接着に興味を持ち始めた2005年当時に受けた田上教授(医科歯科大齲蝕抑制学)のセミナーの走り書きノートの内容と「う蝕治療のミニマルインターベンション(クインテッセンス)」からの引用ですが、

象牙質に対する接着試験(引っ張り試験)ではダイレクトボンディング用接着剤(メガボンド)が最も接着する。

実はインレー接着用の接着性レジンセメント(パナビアフルオロセメント)はメガボンドの半分くらいの接着力でしかない。

メガボンド+プロテクトライナー(レジンコーティングに用いるフロアブルレジン)+パナビアの組み合わせではその中間くらいまで接着強さを回復する事ができた。

と。

つまり「レジンコーティングをせずにインレーを接着するよりもレジンコーティングしてからインレーを接着した方が良かった」ってことですね。


渡辺先生が「いけるならどこまででもレジン充填」にこだわっている理由はこの中からも想像する事ができますよね。

あくまでも「最強の接着」はダイレクトボンディング用接着剤+直接レジン修復なのですから。


ってな事でよろしいでしょうか?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-08-20 11:47:45
レジンコーティングについて。

しないよりはした方がいいでしょう。
私もレジンでコーティングしますが、その目的は、二次カリエスよりは、知覚過敏を防ぐためです。



クラウンの適合と二次カリエスについて

二次カリエスを防ぐために適合を求めるのではなく、歯肉炎を防ぐために適合を求めています。



セメントについて

セメントは硬くて水に溶けなければいい、と愛知学院大学の理工学の教授が過去に語っていました。

実際、セメントが水に溶けてしまうと、どうあってもクラウンととの間に20ミクロンから30ミクロンの隙間ができてしまいます。

この隙間には歯ブラシは入らないのですからどうしようもないです。
この隙間はセメントで塞ぐしかありません。


適合の悪いクラウンの場合、レジンセメントが隙間からあふれたときに、あふれたセメントが硬化するとクラウンの外にあるセメントと隙間にあるセメントがT字型に硬化し、除去が非常に困難になります。

適合の良いクラウンの場合、隙間のレジンセメントは剪断されることにより除去が容易になります。

結果として、適合の良いクラウンは”歯面”-”セメント層”-”クラウン”が均一の面を成すことにより食片が引っかかりにくくなります。
すなわち清掃製の良いクラウンになるわけです。

この辺りのことは大阪大学で昔々イロイロ調べて結果がでていますね。



●接着について

実際、理工学教室に顔を出してイロイロ探りを入れますと、接着なんて、結構いいかげんなことが分かってきます。
各メーカー、大学共に、良い結果を導くように実験をしているのであまり接着強さについては信用できないです。

接着でホントーにいけるのでしたら、接着ブリッジがもっともっと普及します。

必要なのは、形成する技術です。

キッチリ削って、キッチリ型を採れば キッチリ適合するものができてきます。

画像1画像1

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-08-20 14:12:45
皆さん、大変なこだわりですね。

僕は同じ形を取る際に、必ず複数の印象をするように心がけています。

Aという材料、Bという材料、Cという材料で歯形をとり、そのどれもが同じならば、正しい製作物だと思います。
Aには入るけど、Bだと不適切、
これだと作る方は何を信用していいのか解りません。

シリコンで数種類とることもありますし、
同じ製品で2回3回印象をすることもあります、
アルジネート+寒天も使用します。

ちなみに最終技巧物にかんしては医院で石膏は流しません。
アメリカに技巧物を注文していた時の名残で、技巧士さんのからの注文がそういうオーダーであった為です。

彼いわく、石膏でもピンキリで、安物とキチンとしたものでは、全く違うそうです。


レジンコーティングは必要なものと、
そうでないものがあるので、
必要ならば当然行います。

タカタ先生がおっしゃるように、変形が怖いので、
非常に硬い材質のトレイ(型枠)を使います。


臨床はケース・バイ・ケースなので非常に難しいですが、
その辺が上手い下手の差にでると思います。


真面目に追及すればするほどコストがかさむので、
上記の先生方のこだわりをすべて行うと、
一本の歯をかぶせるだけで数十万になりかねないので、
ここも苦しいところですね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-08-20 21:58:59
こだわり等書いているとキリがないと思うのですが・・・

と言いつつ私は・・・


実際ゴールド修復であれば、大体の歯科医院で良い物が作れると思いますよ。


タカタ先生の

>キッチリ削って、キッチリ型を採れば、キッチリ適合するものができてきます。

これにつきると思います。


でも最後のくっ付けることも大切です。


過去に相談者さんからマイクロ単位での適合のことが出ていましたが、そんな精度は私は臨床では必要ないと感じています。

接着層の厚みを考えたときには、もう少しすき間などは必要です。
また、適合の良すぎるマイクロ単位の物であれば一度口の中に仮合せをしたら取れませんし、セメントを介在させると詰め物が必ず浮き上がります。

私はインレークラウンなどのセットが最も難しい操作だと考えています。


きっちり作れば、ハイブリットインレーの適合が悪いとは最近殆ど感じませんね(私個人の感想です^^;)
ただ、ゴールドと比べるとレジン自体が時間と共に劣化してしまうのがハイブリットの欠点ではあります。



接着面をきっちり洗うことも必要なことです。
詰め物・被せ物の油分をふき取りくっ付ける方が私は気を使っていますね。
(理想的に言い過ぎですが・・・^^;)



レジンコーティングに、形成後と接着前に2回レジンコーティングは行っていますが、知覚過敏の率は圧倒的に下がっていますね。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2008-08-21 07:15:15
・バーニッシュについて

学校では仰るようなことを習ったのですが、そんなこと出来ないように感じています。

例えばMODの近遠心のマージンが少し浮いていたとしますね、バーニッシュ等不可能じゃないですか。

する必要があるケースはマージンが合って無いように思うのですが。



・MODについて

あまり削りたくないのでついついMODにしてしまうのですが脱離することがあります、おそらくMODは膨張と収縮の按配が難しく近遠心的に開いているのだと思います。

したがってカリエスの大きさにもよりますが、今は部分被覆冠にするようにしています、これは脱離しないですね、ただし切削面積は大きくなりがちです。



自費治療保険治療では、歯科医技工士も気合の入れ方が違うと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: applepie_dearさん
返信日時:2008-08-21 18:01:10
たくさんの回答ありがとうございます。
先生方のこだわり、すばらしいです!!

ただ全てを実践してくださる歯医者さんにめぐり会うのは現実的でないので、今回教えて頂いたお話を参考に、信頼できる歯医者さんを探したいと思います。

私も半端な知識でなく、しっかりした知識をつけたいと思います。

勉強不足な点が多くて、お一人ずつに返信すると、また長くなってしまうので遠慮させていただきます。

といいつつ…気になる点があるのでもう少しだけいいですか?


佐藤先生

レジンコーティングは必要なものと、そうでないものがある」

とはどういうことですか?
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2008-08-21 22:52:14
自費治療保険治療では、歯科医技工士も気合の入れ方が違うと思います。

これはありますね。
自費で行うゴールドインレーと保険で行う金パラインレー

同じ作業ですが、技工代も違いますしね^^;


日本の技工代は安すぎます。
治療費そのものが安いのでどうしても安い技工代で仕事を行わないといけないのですが、それでも安すぎます。


私は保険のインレーの3倍以上の技工代を技工士さんに払っています。
その代わり絶対妥協したものを納品しないといという条件を出しています。

初めの3ヶ月は私の欲しい形態と技工士さんの提示する形態がマッチせず、すり合わせ散々行い、患者さんの口に合わせる前に再製してもらうこともよくありました。



技工士さんの世界も保険の製作物は沢山作らないと生活が出来ません。
日にちを跨いで残業している方も非常に多いです。

ですから体を壊して辞める人も非常に多い業界です。

30代40代の技工士さんの数はかなり少ないと聞いています。
*今後保険の製作物は中国技工になると考えられます。
(これで良いものが作れればいいのですが・・・、まず無理でしょうね)

はっきり言って負のサイクルが出来上がっています。



私は技工士さんに出すものを出し、同じ土俵で仕事をしないと良いものは作れないと思います。
良い物を作る為には歯科医師だけの技術だけでは成立しません、

衛生士さん・助手さんのアシスタント・フォロー、
技工士さんの腕、
患者さんの協力度
材料

役割分担がありその役割を個々がそれぞれきっちり行わないと、歯科医師が独りよがりで精度に拘ったところであまり意味がないと思います。

 
 

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2008-08-22 01:06:25
私もこだわりを書いてみます。

形成のマイクロスコープは使いません。
印象の確認の時には使います。

レジンコーティングは有髄のクラウンの時にはします。
インレーの場合は、形成当日に印象を採ることが多いので、面(特にマージン部)が荒れてしまうのが嫌で、使いません。

クラウンの場合は、形成してから印象までに何回か仮のをつけ外しするうちに、マージン部のレジンが取るようにしています。

コーティング時に有酸素下で重合すると、表面にフリーラジカルができて劣化するので、無酸素下で重合するようにしています。

印象派シリコンを使いますが(自費の場合)HIT印象という特殊な技法を使います。


なんといってもうちの大きなこだわりは、歯茎の状態がいいことです。
歯茎の状態をいいコンディションにしておかないと、いい印象は取れないように思います。
いつも技工士さんにお褒めいただいています。

ただし、これは私より、衛生士の力ですが。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2008-08-22 02:38:23
>先生にお会いしてレジンの熱いお話を伺うことができたら、私もレジンに魅力を感じてしまいそうです(笑)

オトしてみたい!・・のですが、時間かかりそうですね^^;
実際にapplepie_dearさんらしき方が来院されたら、黙ってゴールドインレー作ると思いますよ。
(先日2〜3年ぶりでメタルインレーの形成したぐらいなので、やめた方がいいですけど)

とりあえず過去の「レジン愛」な回答を。

参考→2次カリエス(二次カリエス)になる主な原因はなんでしょうか?

参考→レジン修復の適応範囲はどのくらいまで?

参考→フッ素を放出するレジンで治療してもらえますか?

参考→前歯が1/3欠けた場合、クラウンにする必要性は?(レジンでは無理?)

私がレジン充填にこだわるのは、タイヨウ先生のおっしゃる通り、接着修復がしたいからなんですね。

通常接着はレジン充填
半々がレジンセメント
セラミックハイブリッドセラミック、レジン系をセットする際に使います)
合着がメタル系と言う理解で良いと思います。

私の知る限りでは、メタルでいくら頑張ったところで、石膏模型上では肉眼で分かるほどの段差が出来ます。

そしてそこには合着材の、セメントが介在してしまいます。

レジンなら頑張れば段差0は可能ですからね。



もっとも、


>私は、歴史的文献的な安心感・噛み合わせ・適合精度などの理由でゴールド補綴を希望しています。

と言うことですから、話の方向性はちょっと異なりますが。。




それと文献好きのapplepie_dearさんなら見つけてきてくれるかも知れませんが(笑)、MODの形成をすると、確か歯質の強度が半分程度にまで落ちたと思いますよ。

上のリンク先でも書いてますが、歴史的文献的に言うなら、むしろ「禁忌」に近いかも??




他のそうそうたる先生方が、超ハイレベルなこだわりについて書いて下さっていますが、つまりそれだけ精度のコントロールと言うのは、突き詰めればどこまでも困難です。
(私はとてもかないません・・)

型採りから完成まで、印象材、石膏、ワックス、ワックス埋没用の石膏、金属・・と、全てが寸法変化を起こす訳で。

例えば内側性の形成(周りが全部歯質に覆われている?級窩洞など)の場合、「ちょっと小さくなる」様に作らないと、入りませんよね。

で、逆に外側性の形成(クラウンなど)の場合、「ちょっと大きくなる」様に作らないといけませんよね?

では、内側性、外側性の混在している様な大きめのMODやアンレーオンレーなどの場合はどうするんでしょう?

ま、ほんと細かすぎる話ですが・・。



私がクラウン・ブリッジのことを教わった恩師の先生は、世界中で翻訳されてる教科書の共同著者の中の1人の先生で、おそらく世界でもトップクラスの精度を叩き出すと思います。

その先生でさえも、クラウン(インレーよりもずっと精度が出しやすい)の精度は、一番狂いの少ない石膏模型(シリコンで精密印象して、最初に石膏を流して作った模型で、そのまま水にも指にも触れさせないで保管しておいたもの)との間に、マージン部で"最大"25マイクロメートルぐらいでした。

(※場所場所でギャップの大きさは異なりますので、あくまで"最大"です。また正確に計測出来る訳ではないので、最終的には目測です。)

その先生の臨床は心から尊敬しており、こだわりなんてものではなくて命がけの臨床ですから、ほとんどの症例は勿論長持ちします。

ですが20年以上の長期症例の中で、唯一防ぎきれないとおっしゃっていた問題が、マージンから発生する2次カリエスなのだそうです。。。



そうは言ってもクラウンの場合はマージンが根面に来ることが多くて、インレーならエナメル質内のことが多いですから、単純にどうのと比較は出来ませんけどね。



と言うことでせっかくなので、全く違う側面からの意見も書いてみました(笑)



こんなにディープすぎる知識を求めておいて、applepie_dearさんがどんな歯科医院でどんな会話をしているのか・・想像すると楽しいです^^

大丈夫そうですが、適度によく考えて、後悔しない選択をされて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: applepie_dearさん
返信日時:2008-08-22 04:04:30
回答ありがとうございます。ふと見てみると
返信したすぐなのにたくさん回答があってビックリしました。



井野先生

いい物を作るためには絶対的に必要な費用がありますものね。
先生のブログ読ませて頂きましたが、これだけ質の高い治療なのに安いのでは?と余計な心配をしてしまいました(笑)


小牧先生

マイクロの使用法の説明やレジンコーティングのお話、私にとって、すごく貴重なご意見です!
マイクロを見ながらの形成がベストかな…なんて考えていましたが、そうとは限らないということですよね。


渡辺先生

>オトしてみたい!・・のですが、時間かかりそうですね^^;

ほんと…どこかの歯医者さんに落として頂かないと、私治療が進まないです(笑)

>実際にapplepie_dearさんらしき方が来院されたら

ご心配なく…行きたくても遠くて行けません><
でもレジンなら無理やり日帰りで…できますね!(ウソです)

>こんなにディープすぎる知識を求めておいて、どんな歯科医院でどんな会話をしているのか・・想像すると楽しいです^^

自分でも気持ち悪いぐらいマニアックな内容の質問してます。
担当医と話していると他のドクター、寄ってきます。
衛生士さん・助手さん、苦笑い…(笑)


>では、内側性、外側性の混在している様な大きめのMODやアンレーオンレーなどの場合はどうするんでしょう?

感動しました!
確かに山田先生がおっしゃっていた臨床感覚とつながりますよね。
MODってセメントのフロー的にはいいかんじの形だと思っていたのですが、大発見です。


>MODの形成をすると、確か歯質の強度が半分程度にまで落ちたと思いますよ。

この件、以前にタカタ先生が回答で触れられていたのを見ました。

ただ文献検索は…これからしてみます!
他にもたくさん伺ってみたくなる、感動や発見たっぷりのすてきな回答ありがとうございます。

そろそろ寝ないといけないので今日はこの辺で失礼します。
回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2008-08-22 19:11:48
applepie_dearさん
こんばんは
お久しぶりですね。
もう解決したようなので、良かったです。

私達のクリニックのこだわりはみなさんも
大して変わらないと思いますが、

A:ブラッシングできていない患者は治療しない
B:歯肉から出血している部位の補綴はしない
C:形成はマイクロスコープ下で行う
C2:磨きやすい形に形成する
D:可及的に歯肉縁上マージンにする
E:1本づつ個トレーを用いて印象する
F:石膏は技工士が注意深く流す
G:技工士はマイクロスコープで作成する
H:マイクロスコープで適合を確認する
I:合着後セメント歯肉溝に入っていないかどうかマイクロスコープで確認する

くらいですかね。

A:B:がもっともこだわってます。




タイトル [写真あり] 6番ゴールドインレー予定、先生方の適合への「こだわり」は?
質問者 applepie_dearさん
地域 東京23区
年齢 28歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ ゴールドインレー(金の詰め物)
補綴関連
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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