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タイトル 根管充填後に咬合面から歯肉に続くクラックがあることが発覚した
相談者 -ふみ-
年齢 48 歳
性別 男性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - -ふみ- 2025/03/15(Sat) 15:34
回答1 - Dr.ふなちゃん 2025/03/18(Tue) 10:15
返信1 - -ふみ- 2025/03/18(Tue) 21:06

  過去の質問 1 - 2025/03/07(Fri) 16:55 - 根管充填の方式について
  過去の質問 2 - 2025/02/27(Thu) 08:52 - 歯性上顎洞炎の治療方法(右上5番)
  過去の質問 他35件


質問 -ふみ- 2025/03/15(Sat) 15:34

先生方、お世話になっております。

不安が多い歯科医院に通院しており、質問が多くなり申し訳ございません。
今回は、治療中の右上5番のクラックについてです。

抜髄後、根管充填まで1ヶ月以上かかり、やっと根管充填をしたのですが、恐らく、2回前治療時に歯に力が加わらないように低く削った時に歯質にクラックが入ったようで、根管充填を終えて自宅に帰ってから確認して気付きました。

処置にはマイクロスコープを使っているため、医師は気付いているはずですが、クラックがあることは伝えられていません。

私が、歯に光を当てて、肉眼で見ても判りますし、ルーペで拡大して見ると図(画像)の赤線ように、歯肉までつながったクラックになっています。咬合面を見ると、RCTの開口部までヒビはつながっています。
歯肉から先はどうなっているかわかりません。

まずは、クラックはどこまでつながっているか確認することが大事だと思っていますが、
1)このようなクラックが入った状態のまま歯根を使うと噛圧でどんどんクラックが根尖に向かって伸びていくと思うのですがどうでしょうか?

2)考えとしては、クラックを残すとそこから連続してクラックが続いて行く可能性があるので、クラックがない位置までうまく歯質を削ってしまって、そこからコアと壁を一体化で築造できればと思うのですが、そういうことは可能ですか?クラックの末端の位置によりますが。

3)他に方法。接着や再植させる方法もあるようですが、クラックが残ると結局その部分が弱いので取ってしまう方がいいと思うのですが、いい方法はありますか?

咬合面は開口部までクラックがいってますが、歯根に向かうとエナメル質・セメント質だけのクラックになっていればまだマシですが、それでも残すと、力が加わり、象牙質にも及ぶ可能性もありますし、何より、クラックから雑菌が侵入して歯が痛みます。

クラウンを被せても、結局歯根にクラックが残っていれば噛圧によってクラックが進行しますし、既にクラックに雑菌が侵入していればクラウンを被せてしまったら内部でのカリエス進行が見えない状態で進んでしまいます。


このような場合、一般的にどういう処置をされているでしょうか?

また、根管充填剤は簡単に取り除くことができますか?

ほんと、今通院している歯科は、痛みがあると言っているのに、根管充填をしたり、クラックがあるのに黙って根管充填をするので本当にそれで大丈夫なのか常に不安があります。

お考えを聞かせてください。よろしくお願い申し上げます。

画像1右上5番クラック図.jpg
回答1 Dr.ふなちゃん 2025/03/18(Tue) 10:15

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。

こんにちは。

健康な歯で歯髄が死んだり炎症を起こす歯の原因はクラックによることが多いと思います。それだけ硬いものを運悪い位置で噛んだのか?夜間歯軋りや食いしばりがあったのか?日中スポーツや過重労働で食いしばったのか?何らかの外力がかかる歯の状態だったということなのでしょう。

とにかくクラックがある方は非常に多くおられますね。

根管治療時に痛みがなかなか引かないケースでもクラックが原因という場合はしばしばあると思います。

保険診療の範疇ではクラックがあったとしても多くのケースでやりようがないためそのまま使うことになると思います。自費診療を選択されておられますと、高い費用負担をされた代わりに治療の保証期間が長くなる傾向になりますからクラックを問題にして、歯を挺出させたり、場合によっては一旦抜歯して接着再植するというような選択肢まで出てきて行う治療法によってさらに追加費用と治療の手順、期間等の必要事項をお伝えすることになってくるものと思います。

保険診療をご選択された場合の選択肢は非常に限られますからその時の治療が無事終われば良いものということになると思います。
とはいえ、その後のことも考えてフィバーポストで補強しつつ接着法を使って歯質と内部に入れる樹脂を接着させるようにしたり、必要な部位に形成限界を設けたり(マージン設定)、歯冠修復で帯冠効果を付与したり、咬合の与え方を考えたり、ナイトガードやマウスピースの使用をお勧めしたりという保険診療で可能なことは行なってくれているのが一般的ではないかと思います。
返信1 -ふみ- 2025/03/18(Tue) 21:06

>船橋先生

いつもご回答ありがとうございます。

>クラックがある方は非常に多くおられますね。
⇒恐らく多いと感じます。ただ、マイクロクラックや、エナメル質に限定したクラックであればそんなに心配ではありません。象牙質や歯髄までいっているものが怖いですね。もちろん、エナメル質のものも噛んでいるうちに深部へ進行する可能性もありますしね。

>保険診療の範疇ではそのまま使うことになると思います。
⇒やはりそうですね。そのまま使って、痛みが出てきたらその時に自由診療か抜歯かを考えましょうということですね。



参考になりました。
ありがとうございます。

当質問は、追加コメントがございませんでしたら、2日後に解決とさせていただきます。

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