[写真あり] 根尖切除手術の方法、設備、道具、専門医について
相談者:
シンジさん (30歳:男性)
投稿日時:2008-10-27 18:37:20
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-10-27 21:26:34
シンジさんこんにちは。
?ですが、私も口腔外科専門医ですが、現在歯根端切除には顕微鏡は使っておりません。
私は顕微鏡を使う使わないで予後が左右されると言うよりは、術式がきちんとなされていれば問題はないと思います。
これは顕微鏡を使っているほかの先生の意見も参考にしてください。
?、これは実際に拝見していないので、はっきりしたことは言えませんが・・・
病巣の大きさにもよりますが、当然術者はその辺のことがわかっているものだと思います。
?、こればかりは実際に診ていないのでわかりかねます。
ただ一回歯を抜いて悪い部分を取り除いてから、また再植する意図的再植と言う方法もあります。
でも私の個人的な意見としては、歯根端切除と逆根管充填をしっかり行うほうが良いと思います。
あまり答えになっていないかもしれませんが、参考にしてください。
?ですが、私も口腔外科専門医ですが、現在歯根端切除には顕微鏡は使っておりません。
私は顕微鏡を使う使わないで予後が左右されると言うよりは、術式がきちんとなされていれば問題はないと思います。
これは顕微鏡を使っているほかの先生の意見も参考にしてください。
?、これは実際に拝見していないので、はっきりしたことは言えませんが・・・
病巣の大きさにもよりますが、当然術者はその辺のことがわかっているものだと思います。
?、こればかりは実際に診ていないのでわかりかねます。
ただ一回歯を抜いて悪い部分を取り除いてから、また再植する意図的再植と言う方法もあります。
でも私の個人的な意見としては、歯根端切除と逆根管充填をしっかり行うほうが良いと思います。
あまり答えになっていないかもしれませんが、参考にしてください。
相談者からの返信
相談者:
シンジさん
返信日時:2008-10-27 21:43:26
お答え、ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
参考にさせて頂きます。
回答2
回答日時:2008-10-28 00:40:18
>顕微鏡を使っているほかの先生
・・の、渡辺です。
まずはいかにも根管治療を得意とする先生を探して、セカンドオピニオンを求められた方が良いと思いますよ。
(※正式には自費診療になります)
根管治療が得意な先生は出来るだけ根管治療を、と考え、外科が得意な先生は外科を、と考える傾向はやはり心のどこかにある気がします。
もしも仮にどちらを行っても成功するのだとしたら、根管治療を選択するべきでしょうし、まずは根管治療の得意そうな(=根管治療を選びたがりそうな)先生にお話を伺ってみてはいかがでしょうか。
参考⇒根管治療の専門医を探すには?
?、?についてはそれから考えられても良いと思いますよ。
因みに?については過去の回答で何度も書いていますが、マイクロスコープなしでこれだけはちょっと・・。
文献的に成功率に差がある、とまではまだ言えないと思いますが、見えてる物が全く異なります。
正直言って、ショックを受けるほど世界が違うと思いますよ。
使いこなせるかどうかはまた別の話ですが。。
歯根端切除術は最終手段と考えていますから、自分が患者であれば不安要素は極力減らしたいところですね。
お大事にされて下さい。
・・の、渡辺です。
まずはいかにも根管治療を得意とする先生を探して、セカンドオピニオンを求められた方が良いと思いますよ。
(※正式には自費診療になります)
根管治療が得意な先生は出来るだけ根管治療を、と考え、外科が得意な先生は外科を、と考える傾向はやはり心のどこかにある気がします。
もしも仮にどちらを行っても成功するのだとしたら、根管治療を選択するべきでしょうし、まずは根管治療の得意そうな(=根管治療を選びたがりそうな)先生にお話を伺ってみてはいかがでしょうか。
参考⇒根管治療の専門医を探すには?
?、?についてはそれから考えられても良いと思いますよ。
因みに?については過去の回答で何度も書いていますが、マイクロスコープなしでこれだけはちょっと・・。
文献的に成功率に差がある、とまではまだ言えないと思いますが、見えてる物が全く異なります。
正直言って、ショックを受けるほど世界が違うと思いますよ。
使いこなせるかどうかはまた別の話ですが。。
歯根端切除術は最終手段と考えていますから、自分が患者であれば不安要素は極力減らしたいところですね。
お大事にされて下さい。
回答3
湯浅です。
回答日時:2008-10-28 03:28:50
湯浅です。
両先生の説明で充分かもしれませんが、
「差し歯の土台が大きくて外せないことから外科的手術」
とのことなので。
差し歯の土台を外さずに外科的手術をしても、成功率は低いです。
よって、僕でしたら、自費でも良いので
「ゆっくりと時間をかけて、差し歯の土台を外してくれる歯科医師(たぶん、顕微鏡を使っての治療で、歯内療法の先生)」
を探します。
差し歯の土台を丁寧に外すには、それなりの設備と材料を使って、かなりの時間がかかります(1時間かかることもあります)。
しかし保険治療では、たった500円(患者負担はさらに少ない)です。
たった500円の治療では・・・、想像するだけでも怖くなります(どれだけ歯科医師が優しい方で上手でも500円ですからね〜)。
大学病院の歯内療法科でも良いのですが、忙しく時間をかけれないと聞いたことがありますので・・・、というか、シンジさんの近くの大学の現状を知りません。
でも大学ですと安くて上手です(まわりで見学する学生が、かわりに払ってくれているようなものです)。
参考にしてください。
両先生の説明で充分かもしれませんが、
「差し歯の土台が大きくて外せないことから外科的手術」
とのことなので。
差し歯の土台を外さずに外科的手術をしても、成功率は低いです。
よって、僕でしたら、自費でも良いので
「ゆっくりと時間をかけて、差し歯の土台を外してくれる歯科医師(たぶん、顕微鏡を使っての治療で、歯内療法の先生)」
を探します。
差し歯の土台を丁寧に外すには、それなりの設備と材料を使って、かなりの時間がかかります(1時間かかることもあります)。
しかし保険治療では、たった500円(患者負担はさらに少ない)です。
たった500円の治療では・・・、想像するだけでも怖くなります(どれだけ歯科医師が優しい方で上手でも500円ですからね〜)。
大学病院の歯内療法科でも良いのですが、忙しく時間をかけれないと聞いたことがありますので・・・、というか、シンジさんの近くの大学の現状を知りません。
でも大学ですと安くて上手です(まわりで見学する学生が、かわりに払ってくれているようなものです)。
参考にしてください。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-10-28 04:28:51
シンジさまおはようございます。
根尖病巣があり歯根端切除をすることになってどこでしようか迷っていらっしゃるようですね。
>?
一見大掛かりな手術のように思われるかも知れませんが、やっている方としてはそれほど大変だとは感じておりません。
ましてや前歯のようなので、それほど困難ではないと思います。
私は歯根端切除だけでやったことはないので、なんとも言えませんが、湯浅先生が仰っているように、先ずコアを除去して根管治療をして、うまく治癒しないときに歯根端切除(むしろ歯根端掻爬)をするべきだと考えています。
またコアの除去も時間さえかけて丁寧にすれば、通常それほど困難ではありません、顕微鏡も必要ないでしょう。
>?
根尖病巣の大きさと隣在歯、特に歯根端の位置によると思います。
近接していれば、病巣の掻爬時には隣在歯を傷つけないような配慮が必要です。
>?
おそらくコアをはずせれば根管治療で治癒すると思います。
治癒しない場合に、歯根端掻爬をすればいいと考えています。
参考になさってください。
同じような症例があるのでリンク先を貼っておきます。
歯根嚢胞? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=103
歯根嚢胞? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=89
根尖病巣があり歯根端切除をすることになってどこでしようか迷っていらっしゃるようですね。
>?
一見大掛かりな手術のように思われるかも知れませんが、やっている方としてはそれほど大変だとは感じておりません。
ましてや前歯のようなので、それほど困難ではないと思います。
私は歯根端切除だけでやったことはないので、なんとも言えませんが、湯浅先生が仰っているように、先ずコアを除去して根管治療をして、うまく治癒しないときに歯根端切除(むしろ歯根端掻爬)をするべきだと考えています。
またコアの除去も時間さえかけて丁寧にすれば、通常それほど困難ではありません、顕微鏡も必要ないでしょう。
>?
根尖病巣の大きさと隣在歯、特に歯根端の位置によると思います。
近接していれば、病巣の掻爬時には隣在歯を傷つけないような配慮が必要です。
>?
おそらくコアをはずせれば根管治療で治癒すると思います。
治癒しない場合に、歯根端掻爬をすればいいと考えています。
参考になさってください。
同じような症例があるのでリンク先を貼っておきます。
歯根嚢胞? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=103
歯根嚢胞? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=89
回答5
回答日時:2008-10-28 12:49:19
歯根端切除術を行う時に欠かせない(と思える)道具というのがいくつかあるのですが、とりあえず専用のミラーの写真だけ載せてみます。
こういうマニアックな専用の道具は、いちいちやたらと高価で困るんですが・・
となりにあるのが実際の歯ですが、歯根端切除→逆根管充填を行う際に、例えばこの歯だと、メインの根管が歯根の先端におそらく3〜4箇所あります。
根管の直径は0.1mm程度のことが多くて、通常の根管治療がすでに行われていて、1mm近い様な穴が人為的に空けられていたとしても、違う場所に手付かずで残っていることも多々あります。
参考⇒抜髄後、根管からの出血が止まらないのは何故でしょうか?
更にはメインの根管の付近3mm以内ぐらいの範囲で、「副根管(側枝)」と言うのが無数にあります。
中にはメインと変わらないぐらい大きいものもあり、その中のひとつが病変の原因になっている場合もあります。
歯根端切除術というのは、マイクロスコープを使用しないとかなり限られた方向からしか根の先端の状態を確認出来ません。
普通のミラーは直径2cm前後、専用ミラーは3mm前後ですから当然・・。
限られた方向からだけ、それも肉眼レベルでの観察をしていると、
・原因である根管(色が黒くなっています)
・診断の誤り(主に歯根破折)
が確認出来ず、診断なしに処置を行うのと変わらないと思います。
どうせ先端は切ってしまうのだから一緒と言えば言えなくもないですけど、歯根破折を見逃したりしていると非常に問題が残りますよね。
他にも術中の問題点として、
・歯根の裏側が見えない
・切除するべき歯根が取り切れてないのを見落とすことが多い
・取り除くべき不良肉芽(=悪いお肉)、が取り切れているのかが見えない
・取り除くべき、感染した古い根管充填材の取り残しが確認出来ない
・逆からの根管充填後で、それが緊密に封鎖出来ているかどうかが見えない
などなど・・。
マイクロの使用は前提として、きっちり行えれば決して成功率の低い処置ではありません。
普通の根管治療よりもむしろ高いぐらいです。
ですがせっかく痛い思いまでして頑張っても、失敗すると基本的には後がなくなってしまいます。
(実は根管治療の専門医の先生ぐらいになると、"再"歯根端切除も多いらしいですが・・)
と言うことで、もしも自分や身内が歯根端切除をされるとしたら、本当にしなくてはいけないかをまず慎重に確認します。
病変が大きければ外科、と反射的に判断されていることも非常に多いのですが、まずほとんどの歯は通常の"適切な"根管治療で治癒するはずです。
出来うる完璧な根管治療をしても上手く行かない、コアを外すのがどうにも危なっかしい・・という場合は仕方ないかも知れませんね。
検討の結果、止む無く手術をすると決めたなら、一撃必殺で。
ですから必要最低条件としてマイクロスコープぐらいは持ってる医院で、高くても遠方でも自費診療で十分に時間とコストをかけて貰えないと、自分だったら無理ですね。
画像1
こういうマニアックな専用の道具は、いちいちやたらと高価で困るんですが・・
となりにあるのが実際の歯ですが、歯根端切除→逆根管充填を行う際に、例えばこの歯だと、メインの根管が歯根の先端におそらく3〜4箇所あります。
根管の直径は0.1mm程度のことが多くて、通常の根管治療がすでに行われていて、1mm近い様な穴が人為的に空けられていたとしても、違う場所に手付かずで残っていることも多々あります。
参考⇒抜髄後、根管からの出血が止まらないのは何故でしょうか?
更にはメインの根管の付近3mm以内ぐらいの範囲で、「副根管(側枝)」と言うのが無数にあります。
中にはメインと変わらないぐらい大きいものもあり、その中のひとつが病変の原因になっている場合もあります。
歯根端切除術というのは、マイクロスコープを使用しないとかなり限られた方向からしか根の先端の状態を確認出来ません。
普通のミラーは直径2cm前後、専用ミラーは3mm前後ですから当然・・。
限られた方向からだけ、それも肉眼レベルでの観察をしていると、
・原因である根管(色が黒くなっています)
・診断の誤り(主に歯根破折)
が確認出来ず、診断なしに処置を行うのと変わらないと思います。
どうせ先端は切ってしまうのだから一緒と言えば言えなくもないですけど、歯根破折を見逃したりしていると非常に問題が残りますよね。
他にも術中の問題点として、
・歯根の裏側が見えない
・切除するべき歯根が取り切れてないのを見落とすことが多い
・取り除くべき不良肉芽(=悪いお肉)、が取り切れているのかが見えない
・取り除くべき、感染した古い根管充填材の取り残しが確認出来ない
・逆からの根管充填後で、それが緊密に封鎖出来ているかどうかが見えない
などなど・・。
マイクロの使用は前提として、きっちり行えれば決して成功率の低い処置ではありません。
普通の根管治療よりもむしろ高いぐらいです。
ですがせっかく痛い思いまでして頑張っても、失敗すると基本的には後がなくなってしまいます。
(実は根管治療の専門医の先生ぐらいになると、"再"歯根端切除も多いらしいですが・・)
と言うことで、もしも自分や身内が歯根端切除をされるとしたら、本当にしなくてはいけないかをまず慎重に確認します。
病変が大きければ外科、と反射的に判断されていることも非常に多いのですが、まずほとんどの歯は通常の"適切な"根管治療で治癒するはずです。
出来うる完璧な根管治療をしても上手く行かない、コアを外すのがどうにも危なっかしい・・という場合は仕方ないかも知れませんね。
検討の結果、止む無く手術をすると決めたなら、一撃必殺で。
ですから必要最低条件としてマイクロスコープぐらいは持ってる医院で、高くても遠方でも自費診療で十分に時間とコストをかけて貰えないと、自分だったら無理ですね。
画像1
相談者からの返信
相談者:
シンジさん
返信日時:2008-10-28 15:22:36
渡辺先生、湯浅先生、山田先生、ご解答有難う御座います。
?については、一回土台を外して、一回治療して、病変が小さくならないので、また土台を入れて、意図的再植する予定でした。
再植した歯が何年耐久するか不明なので、根尖切除を検討しました。
因みに根尖切除は別の歯科医院を紹介せれています。
その後、いくつかセカンドオピニオンを聞きました。
病変が大きく、土台が大きいので、また土台を外して根管治療を行うのは難しいとのことです。
(土台を再度入れるときに、根管治療の精通している医院に行けば良かったと思っています。。。)
口腔外科の先生は、根先をカットするだけと説明されていました。
そのときに逆から詰め物をしなくても大丈夫ですか?と確認したら、大丈夫ですと説明しました。
畑田先生、渡辺先生の説明されていた、逆根管充填をしないこととなり心配しています。
根尖切除手術時は、必ず逆根管充填をされるでしょうか?
?については、一回土台を外して、一回治療して、病変が小さくならないので、また土台を入れて、意図的再植する予定でした。
再植した歯が何年耐久するか不明なので、根尖切除を検討しました。
因みに根尖切除は別の歯科医院を紹介せれています。
その後、いくつかセカンドオピニオンを聞きました。
病変が大きく、土台が大きいので、また土台を外して根管治療を行うのは難しいとのことです。
(土台を再度入れるときに、根管治療の精通している医院に行けば良かったと思っています。。。)
口腔外科の先生は、根先をカットするだけと説明されていました。
そのときに逆から詰め物をしなくても大丈夫ですか?と確認したら、大丈夫ですと説明しました。
畑田先生、渡辺先生の説明されていた、逆根管充填をしないこととなり心配しています。
根尖切除手術時は、必ず逆根管充填をされるでしょうか?
回答6
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-10-28 15:37:39
シンジさん、こんにちは。
土台をはずさないで歯根端切除をするならば、逆根管充填は必ず行います。
しかし、視野が悪くまた出血のコントロールが難しいため、簡単な術式ではないことは間違いないですね。
できれば、湯浅先生のおっしゃるように、土台をはずして根管治療をしてから、根管充填と一緒に歯根端切除をしたほうが予後が良いです。
私はほとんどこの方法で行っています。
参考にしてください。
土台をはずさないで歯根端切除をするならば、逆根管充填は必ず行います。
しかし、視野が悪くまた出血のコントロールが難しいため、簡単な術式ではないことは間違いないですね。
できれば、湯浅先生のおっしゃるように、土台をはずして根管治療をしてから、根管充填と一緒に歯根端切除をしたほうが予後が良いです。
私はほとんどこの方法で行っています。
参考にしてください。
回答7
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2008-10-28 22:39:48
>口腔外科の先生は、根先をカットするだけと説明されていました。
>そのときに逆から詰め物をしなくても大丈夫ですか?と確認したら、大丈夫ですと説明しました。
>畑田先生、渡辺先生の説明されていた、逆根管充填をしないこととなり心配しています。
口腔外科で逆根幹充填をする話は最近聞きませんね。
一昔前はアマルガムなどで逆根幹充填していましたが、数年後に取れてきてしまい蓋の役目はあまりしていません。
またスーパーボンドなども使用されていましたが、湿潤下ではきっちり接着しないので、あまり蓋の役目は期待できません。
ちょっと前まではスーパーエバセメントなども使用されていましたが、どの方法も簡単ではありません。
また上記のようにそこまで心配されているようであれば、歯内療法専門医のオフィスなどで手術を受けられた方が、安心すると思いますよ。
専門医のオフィスなどであれば、逆根管充填材もMTAなどの硬組織誘導能を持った材料などを使用してくれると思います。
逆根管充填は色々コツと道具が必要になります。
私もアメリカからMTAのキャリアーを購入しました
(日本での販売はないみたいでした。。。)
画像1
>そのときに逆から詰め物をしなくても大丈夫ですか?と確認したら、大丈夫ですと説明しました。
>畑田先生、渡辺先生の説明されていた、逆根管充填をしないこととなり心配しています。
口腔外科で逆根幹充填をする話は最近聞きませんね。
一昔前はアマルガムなどで逆根幹充填していましたが、数年後に取れてきてしまい蓋の役目はあまりしていません。
またスーパーボンドなども使用されていましたが、湿潤下ではきっちり接着しないので、あまり蓋の役目は期待できません。
ちょっと前まではスーパーエバセメントなども使用されていましたが、どの方法も簡単ではありません。
また上記のようにそこまで心配されているようであれば、歯内療法専門医のオフィスなどで手術を受けられた方が、安心すると思いますよ。
専門医のオフィスなどであれば、逆根管充填材もMTAなどの硬組織誘導能を持った材料などを使用してくれると思います。
逆根管充填は色々コツと道具が必要になります。
私もアメリカからMTAのキャリアーを購入しました
(日本での販売はないみたいでした。。。)
画像1
回答8
回答日時:2008-10-29 01:00:56
そういう経緯なら、手術自体は避けられないかも知れませんね。
でも、「病変が小さくならないから」ですよね?
それが何ヶ月、あるいは何年ぐらい観察した結果なのかにもよります。
一応、十分な根管治療がしてあったという前提で、自覚症状や悪化傾向がなければ、4年ぐらいは観察しても良い、ということにはなっています。
(つまり、4年以内ならまだこれから治るところ・・と言う可能性があります)
参考⇒根管治療の「成功」と「失敗」は、いつ分かる?
4年と言わないまでもある程度以上経っていて、大きくなっている、自覚症状があるなどの問題がるのなら、今現在根管の中に入っている根管充填剤については感染して汚れている可能性も考えた方が良いと思いますよ。
畑田先生のおっしゃる様に、
>土台をはずして根管治療をしてから根管充填と一緒に・・
の場合は、=根管充填したばかり、=清潔 と考えられますから、ちょっと事情が違いますよね。
根管充填したばかりであれば逆根管充填までは考えなくても良いかも知れませんし、手技的にもシンプルになりますから、マイクロがどうの・・とまで比較的考えなくて済みますよね。
でも土台外して根管充填まで出来るなら、4年は待ってみれば・・と言う矛盾もおきがちで、非常に判断の微妙なところなんですが^^;
専門医でも、手術が避けられないと判断して、かつ部位的に逆根管充填が無理な場合、意図的に最初からMTAで根管充填しておいて、手術の時は歯根端を切るだけ・・なんて術式もあります。
ですからケースバイケースですね。
ただ実情として、
>根尖切除手術時は、必ず逆根管充填をされるでしょうか?
については、必要かどうかと言うよりも、診断から逆根管充填まで本当にキチッと出来る先生が極めて少ないと思いますよ。
診断の部分から含めて考えれば、根管治療の専門の先生がするべき分野でありながら、外科の要素も強いと言う・・風邪を手術で治そう、みたいな、メジャーの4番でピッチャー、みたいな、かなり特殊な分野だと思います。
歯根端も切らず、膿を掻き出せばそれでいい、と言う認識の先生も少なくない様ですし、あまり気軽にお勧めは出来ませんね。
保険の報酬では、致し方なしと言えなくもないですが・・。
不安を煽ってしまっていたらすみません。。
でも、「病変が小さくならないから」ですよね?
それが何ヶ月、あるいは何年ぐらい観察した結果なのかにもよります。
一応、十分な根管治療がしてあったという前提で、自覚症状や悪化傾向がなければ、4年ぐらいは観察しても良い、ということにはなっています。
(つまり、4年以内ならまだこれから治るところ・・と言う可能性があります)
参考⇒根管治療の「成功」と「失敗」は、いつ分かる?
4年と言わないまでもある程度以上経っていて、大きくなっている、自覚症状があるなどの問題がるのなら、今現在根管の中に入っている根管充填剤については感染して汚れている可能性も考えた方が良いと思いますよ。
畑田先生のおっしゃる様に、
>土台をはずして根管治療をしてから根管充填と一緒に・・
の場合は、=根管充填したばかり、=清潔 と考えられますから、ちょっと事情が違いますよね。
根管充填したばかりであれば逆根管充填までは考えなくても良いかも知れませんし、手技的にもシンプルになりますから、マイクロがどうの・・とまで比較的考えなくて済みますよね。
でも土台外して根管充填まで出来るなら、4年は待ってみれば・・と言う矛盾もおきがちで、非常に判断の微妙なところなんですが^^;
専門医でも、手術が避けられないと判断して、かつ部位的に逆根管充填が無理な場合、意図的に最初からMTAで根管充填しておいて、手術の時は歯根端を切るだけ・・なんて術式もあります。
ですからケースバイケースですね。
ただ実情として、
>根尖切除手術時は、必ず逆根管充填をされるでしょうか?
については、必要かどうかと言うよりも、診断から逆根管充填まで本当にキチッと出来る先生が極めて少ないと思いますよ。
診断の部分から含めて考えれば、根管治療の専門の先生がするべき分野でありながら、外科の要素も強いと言う・・風邪を手術で治そう、みたいな、メジャーの4番でピッチャー、みたいな、かなり特殊な分野だと思います。
歯根端も切らず、膿を掻き出せばそれでいい、と言う認識の先生も少なくない様ですし、あまり気軽にお勧めは出来ませんね。
保険の報酬では、致し方なしと言えなくもないですが・・。
不安を煽ってしまっていたらすみません。。
相談者からの返信
相談者:
シンジさん
返信日時:2008-10-29 10:27:11
タイトル | [写真あり] 根尖切除手術の方法、設備、道具、専門医について |
---|---|
質問者 | シンジさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の専門医 歯根端切除術 その他(写真あり) マイクロスコープ 土台(コア)の除去・交換 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。