長引く根管治療。原因は上顎洞炎?
相談者:
ミーミさん (34歳:女性)
投稿日時:2008-11-22 22:46:10
左上6番に膿がたまり歯茎がはれたので根管治療を2か月程してもらっています。
根っこをごしごししてもらっても痛くなくなり、きれいになったので仮のふたをしてもらいましたが、ふたをしてもらうと歯茎も歯の奥も痛くなってしまいます。
そこから嫌な匂いもします。
上顎洞付近を押すと左側は少し違和感があります。
質問です
抜歯をするしかないのでしょうか?
もう少し根管治療をお願いしてもよいのでしょうか?
鼻水、鼻づまりなどはないのですが、違和感があるということは上顎洞炎なのでしょうか?
(全体的なレントゲンはとってもらってありますが、それで上顎洞炎とはいわれませんでした)
上顎洞炎ときづかずに抜歯してしまってもよいのですか?
根っこをごしごししてもらっても痛くなくなり、きれいになったので仮のふたをしてもらいましたが、ふたをしてもらうと歯茎も歯の奥も痛くなってしまいます。
そこから嫌な匂いもします。
上顎洞付近を押すと左側は少し違和感があります。
質問です
抜歯をするしかないのでしょうか?
もう少し根管治療をお願いしてもよいのでしょうか?
鼻水、鼻づまりなどはないのですが、違和感があるということは上顎洞炎なのでしょうか?
(全体的なレントゲンはとってもらってありますが、それで上顎洞炎とはいわれませんでした)
上顎洞炎ときづかずに抜歯してしまってもよいのですか?
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-23 02:49:48
ミーミさん、こんにちは。
根管治療が長引いていると言うことでご心配だと思います。
ご質問ですが・・・
>抜歯をするしかないのでしょうか?
>もう少し根管治療をお願いしてもよいのでしょうか?
こればかりはなんとも言えません。
何が原因で経過が長くなっているかが問題でしょうね。
原因を突き止めることができれば改善すると思います。
>鼻水、鼻づまりなどはないのですが、違和感があるということは上顎洞炎なのでしょうか?
>(全体的なレントゲンはとってもらってありますが、それで上顎洞炎とはいわれませんでした)
上顎洞炎かどうかはWaters法、あるいは後頭前頭位という撮影法で明らかになると思いますが、一般の歯科医院では撮影が難しいでしょう。(耳鼻科なら可能だとは思います)
また、全体的なレントゲン(オルソパントモグラフィ)でもわかると思いますが、詳しく調べたいときにはCTの撮影が良いでしょうね。
>上顎洞炎ときづかずに抜歯してしまってもよいのですか?
根管治療中の歯が抜歯になるのは、上顎洞炎だからというだけではありません。
何らかの原因で根管治療で治療することが難しい場合もやむを得ず抜歯になることもあります。
根管治療が長引いていると言うことでご心配だと思います。
ご質問ですが・・・
>抜歯をするしかないのでしょうか?
>もう少し根管治療をお願いしてもよいのでしょうか?
こればかりはなんとも言えません。
何が原因で経過が長くなっているかが問題でしょうね。
原因を突き止めることができれば改善すると思います。
>鼻水、鼻づまりなどはないのですが、違和感があるということは上顎洞炎なのでしょうか?
>(全体的なレントゲンはとってもらってありますが、それで上顎洞炎とはいわれませんでした)
上顎洞炎かどうかはWaters法、あるいは後頭前頭位という撮影法で明らかになると思いますが、一般の歯科医院では撮影が難しいでしょう。(耳鼻科なら可能だとは思います)
また、全体的なレントゲン(オルソパントモグラフィ)でもわかると思いますが、詳しく調べたいときにはCTの撮影が良いでしょうね。
>上顎洞炎ときづかずに抜歯してしまってもよいのですか?
根管治療中の歯が抜歯になるのは、上顎洞炎だからというだけではありません。
何らかの原因で根管治療で治療することが難しい場合もやむを得ず抜歯になることもあります。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-11-23 06:19:20
ミーミさまおはようございます。
根管治療が長引いてなかなか治癒せずお悩みなのですね、抜歯するべきか、根管治療を続けるべきかについては畑田先生も仰っているようにここでは決めることは出来ません。
原因を突き止めることが出来て解決できれば直ると思います。
主治医に治りにくい原因を尋ねて見られてはいかがでしょうか、そして今後の見通しについてどのように考えておられるか、聞いてみることが必要ではないでしょうか。
上顎洞炎かどうかについての確定診断は、私の場合はWaters氏法で頭部を撮影して判断しています。
セファロレントゲンがあれば可能ですし耳鼻科を受診なされば判ると思います。
もし歯性上顎洞炎で原因歯が治療中の歯であれば、根管治療がうまく行けば治癒すると思います。
参考になさってください、お大事になさいませ。
根管治療が長引いてなかなか治癒せずお悩みなのですね、抜歯するべきか、根管治療を続けるべきかについては畑田先生も仰っているようにここでは決めることは出来ません。
原因を突き止めることが出来て解決できれば直ると思います。
主治医に治りにくい原因を尋ねて見られてはいかがでしょうか、そして今後の見通しについてどのように考えておられるか、聞いてみることが必要ではないでしょうか。
上顎洞炎かどうかについての確定診断は、私の場合はWaters氏法で頭部を撮影して判断しています。
セファロレントゲンがあれば可能ですし耳鼻科を受診なされば判ると思います。
もし歯性上顎洞炎で原因歯が治療中の歯であれば、根管治療がうまく行けば治癒すると思います。
参考になさってください、お大事になさいませ。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-11-25 19:03:46
お二人の先生に同意です。
2か月で何回の治療でしょうか?
回数でもないし、期間でもないです。
大事なことは。
時には非常に時間のかかることもあります。
ただ、仮の蓋が出来ないようなので、
蓋が出来ないと、
根っこの治療は前に進みませんし、
細菌感染は今も進行形だと思います。
2か月で何回の治療でしょうか?
回数でもないし、期間でもないです。
大事なことは。
時には非常に時間のかかることもあります。
ただ、仮の蓋が出来ないようなので、
蓋が出来ないと、
根っこの治療は前に進みませんし、
細菌感染は今も進行形だと思います。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-11-26 17:22:27
根管治療に対する考え方はいろいろです。
日本では治るまで何ヶ月もかけて、ゆっくりじっくり取り組む治療法が多いですが、アメリカやヨーロッパでは一回の診療で根の治療を終了してしまうことが多いようです。
先日もフランスから著名な根管治療専門のドクターが来日していたのでイロイロ話しを聞いてきましたが、彼いわく
「どんなにひどいケースでも一回で根管充填する」
とのこと。
日本とは違うのねぇ〜
と 感じました。
日本では治るまで何ヶ月もかけて、ゆっくりじっくり取り組む治療法が多いですが、アメリカやヨーロッパでは一回の診療で根の治療を終了してしまうことが多いようです。
先日もフランスから著名な根管治療専門のドクターが来日していたのでイロイロ話しを聞いてきましたが、彼いわく
「どんなにひどいケースでも一回で根管充填する」
とのこと。
日本とは違うのねぇ〜
と 感じました。
回答5
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-11-26 17:37:11
タカタ先生と同じ感想を、私も以前感じました。
勘違いしてほしくないのは、これは治療費や訴訟の問題から来る現象で、決して医学的な理由のみで行われているわけではありません。
欧米では3回も4回も根っこの治療に時間が掛かるようなら、抜いた方が早いとの判断で、日本とは抜歯の判断基準が違いますので、当然結果もことなります。
質問者さんの歯は、もし欧米で診察を受ければ抜歯になっているかも知れません。
診断は一元的に行われるのではなく、非常に多くの要因を含みます。
勘違いしてほしくないのは、これは治療費や訴訟の問題から来る現象で、決して医学的な理由のみで行われているわけではありません。
欧米では3回も4回も根っこの治療に時間が掛かるようなら、抜いた方が早いとの判断で、日本とは抜歯の判断基準が違いますので、当然結果もことなります。
質問者さんの歯は、もし欧米で診察を受ければ抜歯になっているかも知れません。
診断は一元的に行われるのではなく、非常に多くの要因を含みます。
回答6
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-11-26 18:32:50
根管治療をもう少ししたから 治るのか、そうでないのか。
そのあたりの判断がつかない担当医である以上は、転院するかセカンドオピニオンを求めるのが良いと思います。
P.S
Dr.カヤット いわく
「一回で根管充填まで行う。 それで 治らないなら歯根端切除」
だそうです。
結構乱暴な治療だなぁ と感じたのですが、実際の臨床では約9割のケースがうまくいき、 残りの1割がオペになるとの事でした。
オペの5年経過を追いかけた論文をもうすぐ出すようですが、成功確立は98パーセント程度とも言ってました。
さて、日本式がいいのか、欧米式がいいのか 悩んでしまうところではあります。
しかし、 ”欧米でこうだから 日本でも”とは いきません。
日本人と欧米人では 歯の長さも違うし、治癒のスピードも違うし、根の直径も、 歯茎の厚みも 多くの点が異なります。
当然、日本人には日本人にあった治療法が望ましいかな。。。と
そのあたりの判断がつかない担当医である以上は、転院するかセカンドオピニオンを求めるのが良いと思います。
P.S
Dr.カヤット いわく
「一回で根管充填まで行う。 それで 治らないなら歯根端切除」
だそうです。
結構乱暴な治療だなぁ と感じたのですが、実際の臨床では約9割のケースがうまくいき、 残りの1割がオペになるとの事でした。
オペの5年経過を追いかけた論文をもうすぐ出すようですが、成功確立は98パーセント程度とも言ってました。
さて、日本式がいいのか、欧米式がいいのか 悩んでしまうところではあります。
しかし、 ”欧米でこうだから 日本でも”とは いきません。
日本人と欧米人では 歯の長さも違うし、治癒のスピードも違うし、根の直径も、 歯茎の厚みも 多くの点が異なります。
当然、日本人には日本人にあった治療法が望ましいかな。。。と
回答7
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-11-28 16:45:06
上顎洞炎であるかないか?はWaters氏法レントゲンで確認可能です。
パノラマという大判の一般的なレントゲンで診断するには不確実ですが、おおよその上顎洞の曇りは判明するので、多分にそうではないのではないか?と類推します。
確定診断を望まれるのであれば、病院の口腔外科を受診さえることを、お勧めします。
パノラマという大判の一般的なレントゲンで診断するには不確実ですが、おおよその上顎洞の曇りは判明するので、多分にそうではないのではないか?と類推します。
確定診断を望まれるのであれば、病院の口腔外科を受診さえることを、お勧めします。
タイトル | 長引く根管治療。原因は上顎洞炎? |
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質問者 | ミーミさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の治療期間 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。