根分岐部病変治療後の説明もなく、3ヶ月毎の検診を言われ理解出来ません

相談者: ゆずぽんさん (41歳:女性)
投稿日時:2009-10-21 18:03:10
参考:前回のご相談
歯槽膿瘍による感染根管治療を始めて1ヶ月。あとどのくらいかかる?

左下6番が死髄壊死、歯槽膿瘍の治療を始めて1か月弱がたちます。
やっと根幹充填をし、がいよいよ入ることになりました。


デジタルをとり、少し気になったのですが、今回膿瘍を形成したと思われる場所(二股に分かれているところ)に、黒い影が1ミリぐらいあり聞くと「骨がとけた」と言われました。

デジタルについては私が頼むまで、画像に対しての説明はしてくれませんでした。
保険の関係上撮影する義務があるとは思いますが、画像の説明はしなくてもよいのでしょうか?

困ったことに骨は今後再生することはなく、クリーニングなどをし定期的に先生がチエックするしかこの歯を延命させる方法はないということです。


私は特にレーザーで何度も歯茎を切開しているため、ラインが下がってきているそうです。

そのため今回歯を入れるにあたっても、セメントでの装着とし3か月ごとに蓋をあけてクリーニングするようなことを言ってました。



正直言って今の歯医者へこの先ずっと通えるか分からないし(引っ越しなど)、感染根幹の予後とはこういう選択肢しかないのでしょうか?
できれば自分で自分の歯を守りたいと思います。(歯磨きなどで)。

定期検診もやったほうがいいとは思いますが、3ヶ月ごとというのは多すぎる気もします。

歯を守るためにはこれぐらいしないとだめなのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-10-21 20:26:24
こんにちは、
ん〜、何か間違って解釈されていると思うのですが。。。

>(二股に分かれているところ)に、黒い影が1ミリぐらいあり聞くと「骨がとけた」と言われました

たぶん「根分岐部病変」のことを先生はおっしゃっているのだと思います。
根の病変の多くは根の先端にでき、根と根の間には出来ません。



>画像の説明はしなくてもよいのでしょうか?

あった方がいいでしょうね^^;



感染根幹の予後とはこういう選択肢しかないのでしょうか?
定期検診もやったほうがいいとは思いますが、3ヶ月ごとというのは多すぎる気もします。

歯周病の治療のことだと思います。
先生に聞いてみてください。

根尖病変であれば、一度治療して後は定期的にレントゲンを撮るぶんで十分だと思います。
 

おだいじに^^

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-10-21 20:31:27
なかなか難しい状況での治療だったようですね。

>(二股に分かれているところ)に、黒い影が1ミリぐらいあり

分岐部病変と言う状態ですかね?

参考
根分岐部病変

だとすると、なかなか厄介な状況なのかも知れません。

参考ページにも書かれていますが、分岐部病変の原因が歯周病によるものなのか、虫歯によるものなのか、はたまたパーフォレーションによるものなのか‥。
それによって治療のアプローチは異なります。

従って、問題のは「複合的に見ていく必要がある」

と言う事なのではないでしょうか。


>画像の説明はしなくてもよいのでしょうか?

まあ、説明はあった方が良いとは思います。


感染根幹の予後とはこういう選択肢しかないのでしょうか?

なので「感染根管治療の予後」と言うよりも「分岐部病変の予後」と言う事になるでしょうね。


定期検診もやったほうがいいとは思いますが、3ヶ月ごとというのは多すぎる気もします。
>歯を守るためにはこれぐらいしないとだめなのでしょうか?

考え方次第だと思いますよ。

ウチの患者さんの多くは3ヶ月に1回くらいのペースで「クリーニング」にはいらっしゃいます。
結果的に「3か月ごとの検診」も兼ねている事になりますが。


あ、井野先生とかぶってしまった。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆずぽんさん
返信日時:2009-10-21 23:05:03
先生方、ありがとうございます。

今の先生は分かりやすい言葉で説明しすぎるので、自分がこのような病気だと知り、ショックでした。



画像をみると二股に分かれているところに沿って、1ミリぐらい黒いラインができていたという感じでした。

もし画像をうやむやに処理されたら、気づくことはできなかったし、予めここで勉強しておいたのでポイントをおさえて画像を見ることができてよかったと思います。

ただ、この黒いラインに対して、先生は「骨がとけている」とおっしゃっており、病変があるとは一言も言っていませんでした。
むしろ画像を隠匿しようとしたので、信頼を裏切られた気がします。

この病院に通院したのは、ここまで根幹治療をしてきて回数はかかったけど、この先生がやるとほとんど痛みがなかったので、安心して治療ができたので、通いました。



予後の悪い病変があるとのことですが、これはクリーニングをすれば進行を食い止めることができるのでしょうか?

先生は自分のお母さんのをクリーニングしていて、60代でも1本も歯が抜けていないと強くおっしゃっておりました。
これは歯周病になっていないということでしょうか?

私は歯周病らしい?(9月の初め歯周病ポケットを測ったときすべて2ミリ以下だったので)

なぜ、今回このような状態になったのか、理解不能です。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-10-22 07:50:15
おはようございます。

だいぶ不信感がおありの様ですが、生まれてしまった不信感をここで解決するのは難しそうですね。

私も文面からは根分岐部病変の様に思えますが、レントゲンの画像、他のの状態や歯周ポケットの検査など、こちらとしても実際に診察してみないとそれが本当に根分岐部病変なのかどうかも確信が持てません。

もしも仮に、本当に根分岐部病変だとしたら、その予後についてはタイヨウ先生の書かれた通りで、原因によって予測が変わってしまいます。

一応、一般的には進行を止めるのは困難と考えられますが、文面からはそこまでではなさそうかも??

とにかく情報があまりにも少ないですから、直接拝見されてる先生ともう少し話し合われた方が良さそうな感じですね。



因みに3ヶ月ごと(の、検診ではなくてメインテナンス)、というのは決して多すぎませんよ。
分岐部病変が確かなら、私なら最初のうちはもっと短い間隔をお勧めするかも知れないぐらいです。

参考⇒メルマガ 【歯オタク育成】 2007/08/06 第7回 「歯科医院でのメンテナンスの本当のところ」



頑張って、一本でも多くの歯を残していって下さいね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-10-22 08:17:38
言葉の問題は難しいですね。

>先生は「骨がとけている」とおっしゃっており、病変があるとは一言も言っていませんでした。
>むしろ画像を隠匿しようとしたので、信頼を裏切られた気がします。


  骨が溶けている

 =正常な状態ではない

 =病気の状態

 =「病」気によって正常な状態から「変」化してしまった場所

 =(専門用語で)病変と言う


ですから、僕は担当の先生は隠匿どころか「解りやすく発言されている」だけであると思いますが、いかがでしょうか?

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-10-22 09:28:21
>ただ、この黒いラインに対して、先生は「骨がとけている」とおっしゃっており、病変があるとは一言も言っていませんでした。

私もタイヨウ先生と同じというか、
私の場合、

「骨が溶けてきてしまっていますね、特に今は積極的に治療はしないですけど、歯ブラシしっかりしてくださいね」

だけですね^^;


思うのですが、1〜10まで細かく説明はどこの歯科医院でもしていないですよ。

むしろ今の先生はきちんと説明はしてくれていると思います。


1つの所見、病気に事細かに説明していくのが理想ですが、口の中の病気、病変は1人の患者さんでも無数に見られそれが複合的に絡み合っています。

それを1人1人に事細かに理解できるまで先生が説明するのは・・・、
制度上それを行うのも困難です。


医療とは信頼関係で出来ている所もあります。

文面からになりますが、今の先生はかなりしっかり治療してくれていると思いますよ。


あまりこのサイトばかり頼るのでなく、担当の先生と少しでも話すことをお勧めします。

 
おだいじに^^

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-10-22 12:38:46
井野先生の、

>思うのですが、1〜10まで細かく説明はどこの歯科医院でもしていないですよ。
>むしろ今の先生はきちんと説明はしてくれていると思います。

に、同感です。
昨日も、初診でいらした患者さんに、詳しめにご説明をしていたら、あっという間に2時間経っていました。

お口の状況や予備知識などによって、話さなくてはならない内容はひとそれぞれなのですが、その方の場合は、2時間かけても1〜10のうちの、3ぐらいしか話せてない感じです。

一応、非常に難しい専門知識が必要な話なのですから、それはもう本当に時間はかかります。

もちろん、レントゲン(昨日はCTのみですが)の所見をひとつひとつこちらから詳しくも話してないですよ。



自費治療の場合なら説明の時間に対しても費用を頂くことも可能ですからまだいいのですが、保険の治療だと時間的制約も非常に厳しくなります。

参考⇒説明があまりないので、不信感がいっぱいです・・・



全体的に、不信感につながるほどの内容なのかどうか、読んでいる限りではよく分からないですね・・。
しっかりして頂けてる様にも思えるのですが・・

よく、話し合われて下さいね^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆずぽんさん
返信日時:2009-10-22 21:59:21
先生方いろいろとありがとうございました。

「二股のところには細菌がたまりやすくなる」

歯茎が下がってくるから、細菌が入りやすい」

このような言葉が、画像から読み取れる今の私の症状、そして今後起こりうる症状のことを指していたのだと思います。

先生方の説明をうけて、意味がつながった気が致します。


ただこのとき「将来的に57番を削ってブリッジにしたくない」
とか「保険の銀歯だとこうなりますが(模型を見せられながら)、あまりいいものをつけてもしょうがないのでね〜」

などという悲観的な言葉も言われたので、少しショックを受け、きっと近いうちにこのの根も寿命を迎えるんだろうと思い込んでしまいました。


さらに歯をセメントで接着し、本付けしないということからも近いうちに何かしらまた治療をしないといけないのかな?と妄想してしまいました。

さらに歯を入れてから、その歯をはずしてクリーニングをするというイメージもいまいちわきづらかったです。

やはり神経をとった歯というのは、今まで以上に手のかかることだし、意識をもって守らないと残せないんだなと痛感いたします。



タイトル 根分岐部病変治療後の説明もなく、3ヶ月毎の検診を言われ理解出来ません
質問者 ゆずぽんさん
地域 愛知
年齢 41歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 根管治療その他
根分岐部病変
その他(歯科検診・デンタルドック)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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