根管治療後のコアについて歯内専門医とかかりつけ医の考えが異なる
相談者:
miki007さん (34歳:女性)
投稿日時:2009-11-06 17:50:13
質問させてください。
※過去の相談※
自費根管治療後の補綴・再発の不安もありどこまで費用をかけるか迷う
根管治療後の土台。入れるまでの期間とファイバーコアの接着良し悪しの判断
他
3ヶ月ほど前に、右下6番7番の歯を根の治療の専門医の先生に保険外で治療していただきました。
その後、かかりつけの歯科でコアを入れてもらって下さいと言われたのでかかりつけ歯科で相談したところ、根の治療が本当に成功しているかわからないから、今はまだレジンできっちり蓋をしておくというのがよいと思うと言われました。
「それは、レジンコアってことですか?」
と聞くと、同じような物だと言われました。
レジンできっちり蓋をすれば中に菌が入る心配もないとのことでした。
何カ月か経って、根の病気がなくなってからコアは入れたほうがよいとのお話でした。
先日、根の治療から3ヶ月ほどたったので専門医の先生のところに定期健診に行ってレントゲンを撮っていただいたところ、根の病巣も消えているので、かかりつけの歯科で早急に土台とクラウンを作ってもらって下さいと言われました。
そして、昨日かかりつけの歯科に行きましたが、土台は今のままで良いのではないか?と言われました。
どうしても金属の土台にしたいという理由でもあればしますが、も薄くなっているし、金属の土台を入れると歯が割れてしまう可能性もあるからということらしいです。
レジンでも今のものは昔よりも硬くなっているし、奥歯でも大丈夫とのことです。
このまま、クラウンの型を取りましょうと言われ、型どりをして帰ってきました。
そこで質問なのですが、レジンコアとレジンで蓋をするというのは同じものなのでしょうか?
レジン(プラスチック?)できっちり穴の中を塞いでいれば土台(コア?)になっているのでしょうか?
素人ながらなんとなく違うもののような気がするのですが違いがよくわかりません。
かかりつけの先生は、今まで何カ月もレジン+仮歯で大丈夫だったんだから、大丈夫ですよとおっしゃっていました。
さらに、今回は仮歯ではなくてきっちり金属のクラウンがかぶさるんだから菌が入るなんてことはありませんとのことです。
本当に大丈夫なのでょうか?
※過去の相談※
自費根管治療後の補綴・再発の不安もありどこまで費用をかけるか迷う
根管治療後の土台。入れるまでの期間とファイバーコアの接着良し悪しの判断
他
3ヶ月ほど前に、右下6番7番の歯を根の治療の専門医の先生に保険外で治療していただきました。
その後、かかりつけの歯科でコアを入れてもらって下さいと言われたのでかかりつけ歯科で相談したところ、根の治療が本当に成功しているかわからないから、今はまだレジンできっちり蓋をしておくというのがよいと思うと言われました。
「それは、レジンコアってことですか?」
と聞くと、同じような物だと言われました。
レジンできっちり蓋をすれば中に菌が入る心配もないとのことでした。
何カ月か経って、根の病気がなくなってからコアは入れたほうがよいとのお話でした。
先日、根の治療から3ヶ月ほどたったので専門医の先生のところに定期健診に行ってレントゲンを撮っていただいたところ、根の病巣も消えているので、かかりつけの歯科で早急に土台とクラウンを作ってもらって下さいと言われました。
そして、昨日かかりつけの歯科に行きましたが、土台は今のままで良いのではないか?と言われました。
どうしても金属の土台にしたいという理由でもあればしますが、も薄くなっているし、金属の土台を入れると歯が割れてしまう可能性もあるからということらしいです。
レジンでも今のものは昔よりも硬くなっているし、奥歯でも大丈夫とのことです。
このまま、クラウンの型を取りましょうと言われ、型どりをして帰ってきました。
そこで質問なのですが、レジンコアとレジンで蓋をするというのは同じものなのでしょうか?
レジン(プラスチック?)できっちり穴の中を塞いでいれば土台(コア?)になっているのでしょうか?
素人ながらなんとなく違うもののような気がするのですが違いがよくわかりません。
かかりつけの先生は、今まで何カ月もレジン+仮歯で大丈夫だったんだから、大丈夫ですよとおっしゃっていました。
さらに、今回は仮歯ではなくてきっちり金属のクラウンがかぶさるんだから菌が入るなんてことはありませんとのことです。
本当に大丈夫なのでょうか?
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-11-06 20:22:24
良かったですね、病変が無くなってきて^^
>そこで質問なのですが、レジンコアとレジンで蓋をするというのは同じものなのでしょうか?
先生の考え方次第なのですが、歯質が多く残っていれば特に気にする問題ではないと私は思います。
>本当に大丈夫なのでょうか?
私も歯質が多く残っていればピンや、ポストなど一切入れず、レジンで蓋するようなコアで殆ど終わっています。
http://www.youtube.com/watch?v=dYvjPiA1gyI&feature=channel
歯質がない時にはファイバーの芯を入れますが^^;
病変が治ってきているのであればそのまま加療を続けられてみてはどうでしょう。
絶対大丈夫という人工物はないのですから、先生を信じて頑張ってみてください^^
おだいじに
>そこで質問なのですが、レジンコアとレジンで蓋をするというのは同じものなのでしょうか?
先生の考え方次第なのですが、歯質が多く残っていれば特に気にする問題ではないと私は思います。
>本当に大丈夫なのでょうか?
私も歯質が多く残っていればピンや、ポストなど一切入れず、レジンで蓋するようなコアで殆ど終わっています。
http://www.youtube.com/watch?v=dYvjPiA1gyI&feature=channel
歯質がない時にはファイバーの芯を入れますが^^;
病変が治ってきているのであればそのまま加療を続けられてみてはどうでしょう。
絶対大丈夫という人工物はないのですから、先生を信じて頑張ってみてください^^
おだいじに
回答2
回答日時:2009-11-06 20:29:15
こんにちは。
直接拝見してないので想像ですが、たぶん大丈夫だと思いますよ。
私も好んで、ほとんどの患者さんに対して選択する方法です。
「土台」と言う言葉で考えるとややこしいですが、根管充填後の、「蓋」として捉えれば、多少理解しやすくないでしょうか?
根管充填材による根管充填後は、まだ細菌の大きさに対してはスカスカの隙間だらけですから、”何か”で蓋をしっかりとする必要があります。
ですから、そういう意味ではレジンの様な接着性のあるものは最適ですね。
メタルの場合は隙間が出来る可能性も多少あります。
それと、金属にすれば補強になる、といったこともありません。
(よく誤解される部分ですが・・)
参考⇒神経のない歯は神経のある歯よりも脆い?(4番インレー素材の悩み)
担当の先生もよく説明して下さっている様ですし、この調子で話し合いながら治療を進められれば良いのではないでしょうか。
お大事にどうぞ。
直接拝見してないので想像ですが、たぶん大丈夫だと思いますよ。
私も好んで、ほとんどの患者さんに対して選択する方法です。
「土台」と言う言葉で考えるとややこしいですが、根管充填後の、「蓋」として捉えれば、多少理解しやすくないでしょうか?
根管充填材による根管充填後は、まだ細菌の大きさに対してはスカスカの隙間だらけですから、”何か”で蓋をしっかりとする必要があります。
ですから、そういう意味ではレジンの様な接着性のあるものは最適ですね。
メタルの場合は隙間が出来る可能性も多少あります。
それと、金属にすれば補強になる、といったこともありません。
(よく誤解される部分ですが・・)
参考⇒神経のない歯は神経のある歯よりも脆い?(4番インレー素材の悩み)
担当の先生もよく説明して下さっている様ですし、この調子で話し合いながら治療を進められれば良いのではないでしょうか。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
miki007さん
返信日時:2009-11-06 20:58:58
井野先生、早速のご回答ありがとうございます。
歯質なのですが、歯の見えている部分は大体2〜3ミリくらいだったと思います。
多く残っているというよりは少ないほうな気がするのですが・・・
それから、根の治療の専門医の先生はレントゲンを見て、今はまだコアは入れてないんですか?
何が入ってるんですか?と質問されました。
レジンで蓋をしてもらっていますと答えたら、なるべく早くコアを入れてもらって下さいと言われました。
これは、やはりコアとして認められていないということでしょうか?
根の専門医の先生とかかりつけの歯科の先生は連絡を取り合っているわけではなく、かかりつけの先生はいくら専門医でもそんなにすぐに治るわけがないと思われているようです。
土台に関しても、そんなにきっちり土台を作らなくてもクラウンで被せてしまうんだから問題ないというような考えのようです。
井野先生のコメントにも、
「質の高い根の治療後には必ずしっかりとした土台を入れる必要があります。根の治療がどれだけきちんと出来ても土台の質が悪ければ隙間から 唾液が進入し歯の中が細菌に侵されてしまいます。」
とあるように、心配です。
レジンで蓋をしてもらう時も、あっという間に5分くらいで終わってしまいました。
保険治療ではこんなものなのでしょうか・・・?
私としてはせっかっく自費で高額なお金を払って根の治療をし、治療がうまくいっているようなので、出来ればその後のコアなどもきちんとしたいのですが・・
渡辺先生、こんにちは。
ご回答ありがとうございました。
根管充填後にレジンで蓋をする場合もあるのですね。
金属にすれば補強になる、といったこともありませんというお言葉にも安心できました。
ひとつ質問なのですが、3ケ月前の時はコアを入れるまで、きっちりレジンで蓋をしておきましょうとのことだったので、仮の蓋という解釈だったのですが、そのまま土台にしてしまうということは大丈夫なのでしょうか?
後で、コアを入れようと思って行うレジンの蓋と、最初からこのままこれを土台にしようと思って行うレジンの蓋は何か違うものではないですか?
きちんとしたレジンの蓋は5分くらいで出来てしまうものなのでしょうか?
その点がどうしても心配です・・・
質問だらけで申し訳ないです(^^;
歯質なのですが、歯の見えている部分は大体2〜3ミリくらいだったと思います。
多く残っているというよりは少ないほうな気がするのですが・・・
それから、根の治療の専門医の先生はレントゲンを見て、今はまだコアは入れてないんですか?
何が入ってるんですか?と質問されました。
レジンで蓋をしてもらっていますと答えたら、なるべく早くコアを入れてもらって下さいと言われました。
これは、やはりコアとして認められていないということでしょうか?
根の専門医の先生とかかりつけの歯科の先生は連絡を取り合っているわけではなく、かかりつけの先生はいくら専門医でもそんなにすぐに治るわけがないと思われているようです。
土台に関しても、そんなにきっちり土台を作らなくてもクラウンで被せてしまうんだから問題ないというような考えのようです。
井野先生のコメントにも、
「質の高い根の治療後には必ずしっかりとした土台を入れる必要があります。根の治療がどれだけきちんと出来ても土台の質が悪ければ隙間から 唾液が進入し歯の中が細菌に侵されてしまいます。」
とあるように、心配です。
レジンで蓋をしてもらう時も、あっという間に5分くらいで終わってしまいました。
保険治療ではこんなものなのでしょうか・・・?
私としてはせっかっく自費で高額なお金を払って根の治療をし、治療がうまくいっているようなので、出来ればその後のコアなどもきちんとしたいのですが・・
渡辺先生、こんにちは。
ご回答ありがとうございました。
根管充填後にレジンで蓋をする場合もあるのですね。
金属にすれば補強になる、といったこともありませんというお言葉にも安心できました。
ひとつ質問なのですが、3ケ月前の時はコアを入れるまで、きっちりレジンで蓋をしておきましょうとのことだったので、仮の蓋という解釈だったのですが、そのまま土台にしてしまうということは大丈夫なのでしょうか?
後で、コアを入れようと思って行うレジンの蓋と、最初からこのままこれを土台にしようと思って行うレジンの蓋は何か違うものではないですか?
きちんとしたレジンの蓋は5分くらいで出来てしまうものなのでしょうか?
その点がどうしても心配です・・・
質問だらけで申し訳ないです(^^;
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-11-06 22:29:13
ん〜、この質問は解決しようがないと思います。
担当の先生が大丈夫とおっしゃられればそれを信じるしか・・・
もしくは転院をして土台から新しく作り変えてもらうか・・・
>かかりつけの先生はいくら専門医でもそんなにすぐに治るわけがないと思われているようです。
直ぐには元の状態に戻りませんが、3〜6カ月後ぐらいに治癒傾向が見られる場合は殆どのケースでうまく治っていきます。
>保険治療ではこんなものなのでしょうか・・・?
保険がこんなものというより、先生次第、先生の考え方の違いですね^^;
考え方を変えれば、被せ物の精度を上げることで細菌が入らないような環境も作れます。
歯内療法専門医と担当の先生で必ずしも治療基準が一緒でない為に起ったもので、特に珍しいものではないのですが、患者さんとしてはその点まで合わせてもらいたいと言うのは分ります。
ただ、先生毎に考え・治療基準はマチマチなので、どうしても2人の先生に治療を受けると起ってしまうものです。
>きっちりレジンで蓋をしておきましょうとのことだったので、仮の蓋という解釈だったのですが
この仮の蓋を作った際にきちんと接着処理していれば、隙間から細菌が入る可能性は低いと思いますよ。
ただこの治療手順はここでは判断することが出来ないので、先生を信じるか、転院して土台からやり直してもらってください。
おだいじに
担当の先生が大丈夫とおっしゃられればそれを信じるしか・・・
もしくは転院をして土台から新しく作り変えてもらうか・・・
>かかりつけの先生はいくら専門医でもそんなにすぐに治るわけがないと思われているようです。
直ぐには元の状態に戻りませんが、3〜6カ月後ぐらいに治癒傾向が見られる場合は殆どのケースでうまく治っていきます。
>保険治療ではこんなものなのでしょうか・・・?
保険がこんなものというより、先生次第、先生の考え方の違いですね^^;
考え方を変えれば、被せ物の精度を上げることで細菌が入らないような環境も作れます。
歯内療法専門医と担当の先生で必ずしも治療基準が一緒でない為に起ったもので、特に珍しいものではないのですが、患者さんとしてはその点まで合わせてもらいたいと言うのは分ります。
ただ、先生毎に考え・治療基準はマチマチなので、どうしても2人の先生に治療を受けると起ってしまうものです。
>きっちりレジンで蓋をしておきましょうとのことだったので、仮の蓋という解釈だったのですが
この仮の蓋を作った際にきちんと接着処理していれば、隙間から細菌が入る可能性は低いと思いますよ。
ただこの治療手順はここでは判断することが出来ないので、先生を信じるか、転院して土台からやり直してもらってください。
おだいじに
回答4
回答日時:2009-11-06 22:35:17
うーん・・そうですね。
>ただこの治療手順はここでは判断することが出来ないので、先生を信じるか、転院して土台からやり直してもらってください。
と思います。
歯質が全周2〜3ミリ、とか、レジンを使用しているあたりは、もう最高の潜在能力ですね。
ですが、実際の手技や主義も分かりませんから、ここではなんとも。。
今回された行為に対して、文面に現れていない様な、不信感の募る要素などもあったのだろうとは勝手に思います。
そして不信感を抱えたままの治療は良くないだろうな、とも思います。
どうしても心配なら・・と言うところですね。
>ただこの治療手順はここでは判断することが出来ないので、先生を信じるか、転院して土台からやり直してもらってください。
と思います。
歯質が全周2〜3ミリ、とか、レジンを使用しているあたりは、もう最高の潜在能力ですね。
ですが、実際の手技や主義も分かりませんから、ここではなんとも。。
今回された行為に対して、文面に現れていない様な、不信感の募る要素などもあったのだろうとは勝手に思います。
そして不信感を抱えたままの治療は良くないだろうな、とも思います。
どうしても心配なら・・と言うところですね。
相談者からの返信
相談者:
miki007さん
返信日時:2009-11-06 23:07:13
先生方、ありがとうございました。
かかりつけの先生のやり方がおかしいとは一概には言えないんですね。
もう少し考えてみて、それでも納得できなければ他の歯医者さんに診てもらおうと思います。
変に調べたりすると余計に不安になることもありますね・・・。
ほどほどにしときます。
どうもありがとうございました。
かかりつけの先生のやり方がおかしいとは一概には言えないんですね。
もう少し考えてみて、それでも納得できなければ他の歯医者さんに診てもらおうと思います。
変に調べたりすると余計に不安になることもありますね・・・。
ほどほどにしときます。
どうもありがとうございました。
タイトル | 根管治療後のコアについて歯内専門医とかかりつけ医の考えが異なる |
---|---|
質問者 | miki007さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の専門医 根管治療その他 支台築造その他 補綴関連 その他(歯科医師関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。