[写真あり] インプラント埋入時、炎症の治療は適切だったのか?
相談者:
kyoko2009さん (38歳:女性)
投稿日時:2010-01-26 01:10:01
参考:過去のご相談
・〔写真あり〕インプラントのネジに緩み。縫合前にレントゲン撮影しないのか?
・抜歯を避けたい。進行した虫歯の電磁波治療の効果は?
・インプラントが2ヶ月で抜け落ちた。初期固定も不安定だったので不信
・天然歯との連結が可能と言われる「アート人工歯根」について
お世話になっております。
下顎4,5番に1回法でインプラントを埋入したのですが、直後から顎一体の炎症が1か月以上続き、2か月で2本とも脱落してしまいました。
医師の説明では、「舌の刺激による脱落」との事で、数日後に2回法でやり直しをしました。
オペの際、医師から
「炎症の原因は、隣接歯からきていた。
炎症部分をごっそり削ったから、もう安心」
と説明されました。
ただ、今度はインプラントが神経に近接してしまい、頤神経麻痺となってしまいました。
元々骨が薄かった私は、神経に近接してしまった事はある程度仕方の無い事故として受け止めていますが、果たして「近辺の炎症部分を削って埋入」という治療は適切なのでしょうか?。
よろしくお願い致します。
画像1 画像2
・〔写真あり〕インプラントのネジに緩み。縫合前にレントゲン撮影しないのか?
・抜歯を避けたい。進行した虫歯の電磁波治療の効果は?
・インプラントが2ヶ月で抜け落ちた。初期固定も不安定だったので不信
・天然歯との連結が可能と言われる「アート人工歯根」について
お世話になっております。
下顎4,5番に1回法でインプラントを埋入したのですが、直後から顎一体の炎症が1か月以上続き、2か月で2本とも脱落してしまいました。
医師の説明では、「舌の刺激による脱落」との事で、数日後に2回法でやり直しをしました。
オペの際、医師から
「炎症の原因は、隣接歯からきていた。
炎症部分をごっそり削ったから、もう安心」
と説明されました。
ただ、今度はインプラントが神経に近接してしまい、頤神経麻痺となってしまいました。
元々骨が薄かった私は、神経に近接してしまった事はある程度仕方の無い事故として受け止めていますが、果たして「近辺の炎症部分を削って埋入」という治療は適切なのでしょうか?。
よろしくお願い致します。
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回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2010-01-26 01:38:00
こんばんは。
右下3番の根尖病変からの感染で、インプラント埋入後に炎症が続いたのかと思います。
治療法としては歯内療法、歯根端切除、抜歯などがあり歯根端切除が選択されたようです。
選択肢の一つではありますが、(他と比べて最も)適切かどうかはこのレントゲンなどからは判断しがたいと思います。
右下3番の根尖病変からの感染で、インプラント埋入後に炎症が続いたのかと思います。
治療法としては歯内療法、歯根端切除、抜歯などがあり歯根端切除が選択されたようです。
選択肢の一つではありますが、(他と比べて最も)適切かどうかはこのレントゲンなどからは判断しがたいと思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-01-26 09:25:31
ご相談ありがとうございます。
>「近辺の炎症部分を削って埋入」という治療は適切なのでしょうか?
インプラントに際して炎症を治すことは大変適切な治療です。
それを無視して進めることはリスクが高まるからです。
それを、どういう方法で、いつ、行うかは、また埋入の時期や方法はなどと関連して治療計画を立てることも重要です。
削って炎症を治す方法も確かにあります。
>ただ、今度はインプラントが神経に近接してしまい、頤神経麻痺となってしまいました。
>元々骨が薄かった私は、神経に近接してしまった事はある程度仕方の無い事故として受け止めています
今回のことを率直に受け止められておられることは大変素晴らしいと思います。
それならばきっと満足できる結果が得られると思います。
どのような治療にも必ず、大小のリスクが含まれており、治療結果に出てきますが、気がつかない方も大勢います。
もちろんできるだけでメリットを最小限にする計画は不可欠です。
もし起きてしまった場合も、その対処を早急にすることで解決できることもあります。
歯チャンネルにある過去の回答を参考にされると少しはお役に立つと思います。
なお、これからも何か治療が必要になることがあるかもしれませんから、蛇足ですがちょっと大切なことをお話しいたします。
歯の治療とは意外に難しくて、小さな虫歯等どんな場合でも慎重に事前の計画を立てるところから成功するかどうかが決まります。
実際には簡単に思えて治療してみたら、後悔という形でそれに気がつくことが現実です。
たとえば歯が足りないところへ、インプラントでもブリッジでも良いのですが、単に物を入れる、と考えることはとても危険です。
目に見える物を中心に考えると大変わかりやすいのですが、それが中心になってしまうと、何か他の買い物のように、簡単な気持ちで、あるいは急いで早く結論を出してしまったり、値段につられて買ってしまうことにもなりかねません。
物の話ではなく大切な身体の治療ですから、目標設定が大事です。
どういう結果を出せばうれしいか、どうなってはもっと困ってしまうのか、をはじめに予想することから始めてください。
実はこれはとても難しいことで、皆さんがお一人ではできません。
必ず歯科医師と相談が必要です。
しかも、それをしっかり予想して、見通しを事前に説明して、さらに治療に当たっては最善の結果を求め、最悪の事態を予防してくれる歯科医師は、実は全員ではないことを知っていただきたいと思います。
しかし完璧なことなどありませんから、想定外のことが起きても誠実に対処するという歯科医師も信頼できます。
まだ治療はこれからも大切なことが続くようです。
もし不安な点があれば、ご担当の先生は対策を立てていただいているようですから、何度でもよくお話し合いをして、協力し合いながら、まず良い結果のイメージを描けるようにしていくと良いのではないかと思います。
>「近辺の炎症部分を削って埋入」という治療は適切なのでしょうか?
インプラントに際して炎症を治すことは大変適切な治療です。
それを無視して進めることはリスクが高まるからです。
それを、どういう方法で、いつ、行うかは、また埋入の時期や方法はなどと関連して治療計画を立てることも重要です。
削って炎症を治す方法も確かにあります。
>ただ、今度はインプラントが神経に近接してしまい、頤神経麻痺となってしまいました。
>元々骨が薄かった私は、神経に近接してしまった事はある程度仕方の無い事故として受け止めています
今回のことを率直に受け止められておられることは大変素晴らしいと思います。
それならばきっと満足できる結果が得られると思います。
どのような治療にも必ず、大小のリスクが含まれており、治療結果に出てきますが、気がつかない方も大勢います。
もちろんできるだけでメリットを最小限にする計画は不可欠です。
もし起きてしまった場合も、その対処を早急にすることで解決できることもあります。
歯チャンネルにある過去の回答を参考にされると少しはお役に立つと思います。
なお、これからも何か治療が必要になることがあるかもしれませんから、蛇足ですがちょっと大切なことをお話しいたします。
歯の治療とは意外に難しくて、小さな虫歯等どんな場合でも慎重に事前の計画を立てるところから成功するかどうかが決まります。
実際には簡単に思えて治療してみたら、後悔という形でそれに気がつくことが現実です。
たとえば歯が足りないところへ、インプラントでもブリッジでも良いのですが、単に物を入れる、と考えることはとても危険です。
目に見える物を中心に考えると大変わかりやすいのですが、それが中心になってしまうと、何か他の買い物のように、簡単な気持ちで、あるいは急いで早く結論を出してしまったり、値段につられて買ってしまうことにもなりかねません。
物の話ではなく大切な身体の治療ですから、目標設定が大事です。
どういう結果を出せばうれしいか、どうなってはもっと困ってしまうのか、をはじめに予想することから始めてください。
実はこれはとても難しいことで、皆さんがお一人ではできません。
必ず歯科医師と相談が必要です。
しかも、それをしっかり予想して、見通しを事前に説明して、さらに治療に当たっては最善の結果を求め、最悪の事態を予防してくれる歯科医師は、実は全員ではないことを知っていただきたいと思います。
しかし完璧なことなどありませんから、想定外のことが起きても誠実に対処するという歯科医師も信頼できます。
まだ治療はこれからも大切なことが続くようです。
もし不安な点があれば、ご担当の先生は対策を立てていただいているようですから、何度でもよくお話し合いをして、協力し合いながら、まず良い結果のイメージを描けるようにしていくと良いのではないかと思います。
タイトル | [写真あり] インプラント埋入時、炎症の治療は適切だったのか? |
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質問者 | kyoko2009さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 インプラントに関するトラブル 歯医者への不信感 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。