[写真あり] インプラントの相談に行きCT撮影したら副鼻腔炎との指摘

相談者: 象牙さん (51歳:女性)
投稿日時:2010-06-07 19:29:54
いつもありがとうございます。
以前 失敗のインプラントについて 質問した者です。

→参考:過去の相談
「ヘミセクションで残した左下6番と7番インレーの連結とは?」
他多数



新たにインプラントの相談に 行った歯医者さんでの事です。 
CTをとって細かい所を調べると言われ、副鼻腔炎になっていると言われました。
まったく自覚症状がなく 前の歯科治療が原因だと言われインプラントよりも先にこちらを治療しましょうとのこと。
その歯は 抜髄済みで 根の治療はおわっています。

1週間分の抗生物質を頂き1週間後にまたCTで確認するとのこと。
歯の治療はせずに CTだけとってまた確認でCTになると 14000円x?で 私としては 歯の治療と並行して抗生物質を呑んで最後の確認でCTにしてほしいのですが。 

先生は明日から学会でいないので 助手がCT確認するとの事で このやり方って どうなんでしょう?


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-06-08 08:04:16
副鼻腔炎になっている

正しくは上顎洞炎です。
副鼻腔すべてが炎症を起こしている場合には重症です。

簡単な言葉使いのミスとされるものでは有りません。

助手がCT確認

撮影も?(読影して)説明するでしょう。
許されていません。


転院した方が良いかも知れません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-06-08 09:06:08
象牙さん、自覚症状もなく、突然の話でさぞびっくりされたことでしょう。

口腔外科をやってきた立場から私見を述べさせていただきます。しかし、実際のCTを見ていないので参考に留めていただければ幸いです。

歯科で撮影したエックス線写真やCTにて、偶然上顎洞炎が発見されることは珍しいことではありません。
ただし上顎洞炎と言っても、洞粘膜が少し炎症で厚くなっている軽度のものから、上顎洞全体が膿汁で満たされている重症のものまで様々です。

また、歯科的疾患や歯科治療などが原因と思われるもののほか、当然鼻性のものもあるわけで、病態によって治療法は変わってきます。
歯性であれば、原因歯の治療が基本です。
中等度から重症では、抗菌薬の低量長期投与で様子を見て、反応が悪ければ手術ということもあり得ます。

炎症が明らかであれば、当座の治療として抗菌薬の投与はありです。
しかし、1週間程度の投与ですぐCTというのは、いかがなものかと正直思います。

口腔外科あるいは耳鼻咽喉科でセカンドオピニオンを受けてはいかがでしょうか?

ちなみに、上顎洞炎疑いであればCTは保険適応で、自己負担は少なくて済むはずです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-06-08 09:14:15
>先生は明日から学会でいないので助手がCT確認するとの事で 

さすがに「歯科助手さん」がCT撮影をするとは思えません。


 助手 = 代診(をっと、勤務医と言わなければ)


という意味ではありませんか?

院長先生では無く、勤務医の先生が診られるという事であれば、特に問題は無いように思いますが…。



>1週間後にまたCTで確認するとのこと。

1週間で変化ありますかね?
僕も、経過を追った事はありませんが、1カ月くらいしないと変化がないのでは?という気がします。

もし、院長先生に確認してほしいのであれば、1週間くらい先延ばしにしても問題は無いように思います。


画像1
大学病院口腔外科にて上顎洞炎と診断され、抜歯および上顎洞内戦場のため9日間の入院と言われた(5月15日撮影)。

上顎洞内は上顎洞炎と診断される不透過像で満たされています。



画像2
上顎6番4根管の根管治療終了後(6月5日撮影)。

まだまだ上顎洞粘膜の肥厚(らしき不透過性の帯)は認められるものの、治癒傾向が認められます。

入院&抜歯は回避できたように思います。



あ、松浦先生とかぶりました。

画像1画像1 画像2画像2

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 象牙さん
返信日時:2010-06-08 09:59:26
松山先生、松浦先生、タイヨウ先生

ご返答頂きありがとうございます。
インプラントの相談に行ったのに 口の中の様子もみずにCT撮影しないと 詳しく説明できないといわれ確かに説明は 詳しく時間をとって頂いたので相談料と思い納得したのですがアレルギーがあるので(花粉症)耳鼻科に行って聞いてこようと思いますが、まさか 副鼻腔炎の手術の説明をされ歯科の方が簡単にできるといわれた時には 驚きました。

すみません。CTは、助手ではなく 別の先生がみるのですが私も 2週間後でいいのでは?と言ったのですが。

本などで 名医として載っていたので行ったのですがかみ合わせも 直さなければいけない肩こりもそれが 原因だといわれれば(更年期もあると思うけど)何だか 宗教がかってきて ちょっと恐ろしくなりました。


いつも先生方に 色々教えて頂いて 自分の 納得する治療を 探せるので 大変感謝しています。
ありがとうございます。 
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-06-08 11:53:28
>本などで 名医として載っていたので行ったのですが

これ、ほとんどは出版社がネットなどで目立っている医院に営業をして、お金を払えば載せてもらえるというものですので、これを一番の基準にはしないほうがよいと思いますよ。
(僕のところにもしょっちゅう営業の電話やメールがきます^^;)



かみ合わせも 直さなければいけない
肩こりもそれが 原因だといわれれば(更年期もあると思うけど)
>何だか 宗教がかってきて ちょっと恐ろしくなりました。

確かに噛み合わせを変えることで肩こりや頭痛が治ったケースもありますが、治らないケースもあります。

医学的にはかみ合わせと肩こりなどの不定愁訴の関連性を断定することはできませんので、「ちょっと恐ろしくなりました」というお気持ちも理解できます。


⇒参考:スウェーデン歯周病専門医が考えるインプラント治療



上記ページで大野先生も書かれていますが、患者さんの最大の武器は専門知識ではなく“常識”だと思います。

現在の医院が良いのか悪いのかの判断は全くできませんが、象牙さんが何か恐ろしい雰囲気を感じたのであれば、手間がかかり大変だとは思いますが他院で別の角度から意見を頂いて、慎重に判断されたほうが良いのではないかと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-06-08 11:55:09
象牙さん、こんにちは。
もう解決したかもしれませんが、少しだけコメントさせてください。

上顎洞炎副鼻腔炎)といっても程度は千差万別です。
投薬だけで治癒するものもあれば手術を必要とするものもあります。

象牙さんがどのような状態かわからないのでここでは詳細なアドバイスはできませんが、担当の先生は投薬のみでどの程度まで改善するのかを見極めたいのでしょう。

それが1週後になるか2週後になるかは担当の先生の考え方によります。

それに納得が行かなければ、そこでの治療は難しいかもしれません。

>本などで 名医として載っていたので行ったのですが

本などの情報はすべての人に当てはまるわけではありません。
ある方には名医でも別の方には名医ではない可能性もあります。

相性と言うのも大切です。

参考になれば幸いです。

田尾先生と重なりました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 象牙さん
返信日時:2010-06-08 18:11:22
田尾先生、 畑田先生

コメントいただきありがとうございました。
歯医者さんに 少し懐疑的になっているかもしれません。

先生も初めての患者さんには、難しいところがありますよね。

上鍔洞炎だといわれて 驚いたと同時にちょっと教えていただきたいのですがCTがないと わからないものなのでしょうか?
全く 自覚症状はないものでしょうか?
抜髄していても 根の処理が悪いとなるのでしょうか?)

以前別の医院でインプラントをいれようとCTをとってもらったのですが その先生は何も言われなかったのですが。
(結局 詳しい説明や 書面がなかったのでインプラントはしませんでした。)

よろしくお願いいたします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-06-08 18:54:59
>CTがないと わからないものなのでしょうか?

いいえ。
通常のレントゲンでも解ると思いますが、CTの方がより明確に解ると言う感じですかね。



>全く 自覚症状はないものでしょうか?

中には何も感じない方もいらっしゃるようです。
「疲れた時に片側だけ何となく重たい感じ…」と言われる事が多いでしょうか。


抜髄していても 根の処理が悪いとなるのでしょうか?

そうですね。
「抜髄してあって、根っこに感染がある」と上顎洞に波及しやすいです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 象牙さん
返信日時:2010-06-08 20:06:52
タイヨウ先生

ありがとうございます。
全く自覚症状もなく やはり耳鼻科で確認をとって考えて見ます。

ありがとうございます。



タイトル [写真あり] インプラントの相談に行きCT撮影したら副鼻腔炎との指摘
質問者 象牙さん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 上顎洞炎(蓄膿症)
その他(写真あり)
CT
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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