歯科医から治療方針の判断を委ねられてしまい、精神的負担に
相談者:
バード74さん (36歳:女性)
投稿日時:2010-08-21 14:07:13
→参考:過去の相談「根管治療中でまだ鈍痛がある状態での親知らず抜歯は可能か?」他多数
現在通院中で何度か治療経過のことでも相談させて頂いておりますが、どうしても解消されない疑問があります。
?歯茎のシクシク痛みからズキズキ、激痛になってしまい現在の医院に行きました。
一過性の炎症と診断。
徐々に沈静化。
?二週間後再び激痛、一過性の炎症と診断。
徐々に沈静化。
?二週間後再び激痛、夜間のため救急病院に行くと、右下6の神経が死んでいるかも知れない。
特定できないので、かかりつけ医に相談して通いながら治された方が良いと診断。
?翌日その旨を伝えるも、レントゲンに写っていないから、それは考えられない。
正直原因がわからない、と言われる。
原因があるはずだから調べて治して欲しい、と訴え消去法で右下の疑わしいところの治療に入ることになる。
噛み合わせ調整や、右下5のレジンの詰め替えをしているうち、右下6の(当時)インレーが外れかかっているので取ると、やはり虫歯が広がって半分神経が死んでいる状態と診断。
すぐに根管治療をしてもらう(7/28〜)
洗浄消毒、仮蓋を一週間おきに2回終わって、お盆前に再び激痛、翌日その旨を伝えると、治療は終わっているし、再び耐え難い激痛が起きたなら、右下8(虫歯が大きい)も関連している可能性があると言われました。
右下8の抜歯も視野に根管治療をしていますが、担当医は、
「右下8を抜くのなら大きい病院を紹介する。」
「抜くのであれば早い方がいいし、抜いてから右下6の充填をしたい。」
「8の抜歯と6の治療は関連して考えない方がいい。」
という対応でした。
この担当医が本当に痛みが辛いと訴えて通っている患者の気持ちになってくれているのか、通い始めて二ヶ月になりますが、ずーっと不信なままでいます。
?の時に、
「原因がわからないから、詳しく調べましょう。」
と何故言ってくれなかったのか。
こちらから、
「出来るだけ通うので、痛みの原因を調べて治してくれませんか?」
とお願いして
「じゃあ消去法で一つずつ消して行きましょう。」
となりました。
それからも、こちらの意向で治療が進んで行くような感じで、自分でも判断出来なくなって身内に一連の内容を聞いてもらうのですが、
「6の治療を中断させてまで、今すぐ8の抜歯に行く必要があるのか」
「その担当医と話がかみ合っていないような気がする」
と言われます。
私は素人なので、どこがどのように痛いかということしか伝えることが出来ません。
調べて治してくれるのは歯医者さんだと思ってきましたが、今回の件でこんなにも勉強して知恵をつけていかないと、前に進まないものかと、ホトホト疲れてしまいました。
消去法で治療を始めましょう、となると今後の見通しというものが出来ると思うのですが、全く見えてきません。
6は治療が終わっているから、激痛があるなら8かも知れない。
8を抜くかは自分で判断して下さい。
と言われているような感じですが、これは正しいのでしょうか?
担当医が公休の日に行って、院長先生に担当を替えてもらうようお願いし、次回から院長先生に診てもらうことになりました。
わかりづらい点があるかも知れませんが、一連の流れを見て他の先生方はどのように思われますか?
私に問題があるなら、どんなに先生を替えて貰っても、医院を替わっても同じことの繰り返しになると思うので、ご指摘を頂きたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
現在通院中で何度か治療経過のことでも相談させて頂いておりますが、どうしても解消されない疑問があります。
?歯茎のシクシク痛みからズキズキ、激痛になってしまい現在の医院に行きました。
一過性の炎症と診断。
徐々に沈静化。
?二週間後再び激痛、一過性の炎症と診断。
徐々に沈静化。
?二週間後再び激痛、夜間のため救急病院に行くと、右下6の神経が死んでいるかも知れない。
特定できないので、かかりつけ医に相談して通いながら治された方が良いと診断。
?翌日その旨を伝えるも、レントゲンに写っていないから、それは考えられない。
正直原因がわからない、と言われる。
原因があるはずだから調べて治して欲しい、と訴え消去法で右下の疑わしいところの治療に入ることになる。
噛み合わせ調整や、右下5のレジンの詰め替えをしているうち、右下6の(当時)インレーが外れかかっているので取ると、やはり虫歯が広がって半分神経が死んでいる状態と診断。
すぐに根管治療をしてもらう(7/28〜)
洗浄消毒、仮蓋を一週間おきに2回終わって、お盆前に再び激痛、翌日その旨を伝えると、治療は終わっているし、再び耐え難い激痛が起きたなら、右下8(虫歯が大きい)も関連している可能性があると言われました。
右下8の抜歯も視野に根管治療をしていますが、担当医は、
「右下8を抜くのなら大きい病院を紹介する。」
「抜くのであれば早い方がいいし、抜いてから右下6の充填をしたい。」
「8の抜歯と6の治療は関連して考えない方がいい。」
という対応でした。
この担当医が本当に痛みが辛いと訴えて通っている患者の気持ちになってくれているのか、通い始めて二ヶ月になりますが、ずーっと不信なままでいます。
?の時に、
「原因がわからないから、詳しく調べましょう。」
と何故言ってくれなかったのか。
こちらから、
「出来るだけ通うので、痛みの原因を調べて治してくれませんか?」
とお願いして
「じゃあ消去法で一つずつ消して行きましょう。」
となりました。
それからも、こちらの意向で治療が進んで行くような感じで、自分でも判断出来なくなって身内に一連の内容を聞いてもらうのですが、
「6の治療を中断させてまで、今すぐ8の抜歯に行く必要があるのか」
「その担当医と話がかみ合っていないような気がする」
と言われます。
私は素人なので、どこがどのように痛いかということしか伝えることが出来ません。
調べて治してくれるのは歯医者さんだと思ってきましたが、今回の件でこんなにも勉強して知恵をつけていかないと、前に進まないものかと、ホトホト疲れてしまいました。
消去法で治療を始めましょう、となると今後の見通しというものが出来ると思うのですが、全く見えてきません。
6は治療が終わっているから、激痛があるなら8かも知れない。
8を抜くかは自分で判断して下さい。
と言われているような感じですが、これは正しいのでしょうか?
担当医が公休の日に行って、院長先生に担当を替えてもらうようお願いし、次回から院長先生に診てもらうことになりました。
わかりづらい点があるかも知れませんが、一連の流れを見て他の先生方はどのように思われますか?
私に問題があるなら、どんなに先生を替えて貰っても、医院を替わっても同じことの繰り返しになると思うので、ご指摘を頂きたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
回答1
回答2
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2010-08-21 16:21:35
院長先生がどのような姿勢で相談に乗ってくださるかですね。
「消去法」は時としてやむを得ず採用することはあります。
ただ、やみくもに端から手をつけるのではなく、疑わしい優先順位があるはずです。
その説明にバード74さんが納得できるかでしょう。
「消去法」は時としてやむを得ず採用することはあります。
ただ、やみくもに端から手をつけるのではなく、疑わしい優先順位があるはずです。
その説明にバード74さんが納得できるかでしょう。
相談者からの返信
相談者:
バード74さん
返信日時:2010-08-21 17:17:34
松山先生へ
回答ありがとうございます。
8/3 2度目の消毒、仮蓋
8/8 鈍痛が徐々に大きくなってくる
8/9 大きくなった痛みが継続。
寝る前にバファリンを飲むが、夜中1時頃ズキズキ、耳や喉、首筋まで耐え難い激痛。
8/10 医院予約の日。
激痛のことを話すと、治療は終わっている。
消毒などで患部を触っている時にも痛みがなければ、8番の原因も考えられる。
と言われました。
根管治療薬の刺激で顔半分が激痛に襲われることもあるのでしょうか?
この状態での8番の抜歯は患者自身が判断しないといけないものなのですか?
激痛の時の事を思うと怖くて抜歯をする方向で一度は決断しましたが、再び仮蓋を入れた直後から噛めないくらい痛み出したので、とても8番の抜歯に進むことができません。
現在、蓋をすると鈍痛が強くなり、鎮痛剤が手放せないと言うと、だけを詰めてジスロマック、エンピナースを処方されて痛みがあれば、綿を外して下さいという状況です。
(院長診察)
森永先生へ
回答ありがとうございます。
消去法に納得していない訳ではないですし、優先順位をつけてやって頂けるなら、100%委ねたいと思っているのです。
ここのサイトに助けを求めてる度に、何か違うよなぁと思えてきます。
痛い原因を見つけて治してもらいたい、ただそれだけなんですけど…。
本当に辛いです。
回答ありがとうございます。
8/3 2度目の消毒、仮蓋
8/8 鈍痛が徐々に大きくなってくる
8/9 大きくなった痛みが継続。
寝る前にバファリンを飲むが、夜中1時頃ズキズキ、耳や喉、首筋まで耐え難い激痛。
8/10 医院予約の日。
激痛のことを話すと、治療は終わっている。
消毒などで患部を触っている時にも痛みがなければ、8番の原因も考えられる。
と言われました。
根管治療薬の刺激で顔半分が激痛に襲われることもあるのでしょうか?
この状態での8番の抜歯は患者自身が判断しないといけないものなのですか?
激痛の時の事を思うと怖くて抜歯をする方向で一度は決断しましたが、再び仮蓋を入れた直後から噛めないくらい痛み出したので、とても8番の抜歯に進むことができません。
現在、蓋をすると鈍痛が強くなり、鎮痛剤が手放せないと言うと、だけを詰めてジスロマック、エンピナースを処方されて痛みがあれば、綿を外して下さいという状況です。
(院長診察)
森永先生へ
回答ありがとうございます。
消去法に納得していない訳ではないですし、優先順位をつけてやって頂けるなら、100%委ねたいと思っているのです。
ここのサイトに助けを求めてる度に、何か違うよなぁと思えてきます。
痛い原因を見つけて治してもらいたい、ただそれだけなんですけど…。
本当に辛いです。
回答3
湯浅です。
回答日時:2010-08-21 20:18:55
ついつい、長文になってしまいましたが、議論が複雑になるといけないので、(3)のみ返事していただけると幸いです。
後は、参考にしてください。
(1)
院長診察は、終わったのでしょうか?
院長先生は、どのように判断されたのでしょうか?
そして、それで不安がなくなったかです。
(2)
ともかく、来週に、口腔外科に行くとのことですが、初診ですぐに抜くのでしょうか?
一般的には、初診では抜かずに、診察です。
どちらにしろ、口腔外科で、再度、痛みの原因を聞いたらと思います。
もちろん、8番がC2ですと、抜歯が適応です。
また、もうすでに、6番が開放されて、抗菌剤も処方されていて、6番の痛みが小さいならば、8番の抜歯を優先してもよいと思います。
どうせ、抗菌剤もさらに処方されるので、現時点で6番の疼痛が小さいならば、大きくなる可能性は少ないと思います。
(3)
これまでの経過を、過去記事を参照に、なるべく出来事のみ並べましたが、わからないのは、8月9日の痛みの時に、6番も痛かったのでしょうか?
後は、6番とか8番の歯の動揺とか打診痛や、歯肉の圧痛や発赤などの所見は、診察しないとわかりません。
やはり、ネットでは、これだけくわしく経過を書いていただいても、肝心なことがわからない状況です。
よって、ここでいくら相談しても、院長と口腔外科医の診察が大切ということです。
(4)
「原因がわからないから、詳しく調べましょう。」と何故言ってくれなかったのか。
X線写真で、うつったり、その場で、明らかに6番にカリエスがあったり、打診痛があったりしなければ、原因不明の疼痛の場合は、本人の希望が優先されます。
痛みは、定量化できないので、本人の訴えで、検査が行われます。特にインレーをはずすなどの、介入が必要な場合は、本人の強い訴えがなければ行わないことがほとんどです。
理由はいろいろあるかもしれませんが、その一つは、インレーをはずしたら、虫歯もなにもなかったという場合、再度、患者さんの負担で作り直すことになるからです(もうけ主義なら、平気でやり直すけど・・・)。
また、痛かったらいつでもきてと言っていることと合わせて考えると、普通の歯科医師と思います(技量は、これだけでは、不明です)。
(5)
口腔外科で8番抜歯を行い、院長の治療を行っても、6番の痛みが続けば(痛みの部位が明確という仮定)、歯内療法の専門医にお願いすうことを薦めます。
バード74さんにおかれては、中途半端に医院を変えることの弊害もわかっておられるようなのですが、歯内療法の専門医に転院するのなら問題ないと思います。
また、院長の説明で不安が解消されなければ、治療を長引かせるより、不安を一杯にして不信感を大きくする前にささっと、歯内療法の専門医に転院するのが良いとも感じました。
不安が解消されれば、痛みも、鎮痛剤で十分にコントロールできることが多いですが、不安があると、痛みは増強しますので。
****
6月中旬
右下5,6番の間の歯茎に腫れているような痛みを感じて現在の歯科医院を初診で受けたレントゲン撮影の結果、特に治療が必要な原因はないので安心して下さい、と一過性の炎症と診断されました。
6月初診後二週間後
再び最初に訴えた部分がズキズキと痛み出したのです。
診断の結果、歯間ブラシで傷がついたのかも知れないと言われ、消毒&薬をもらって帰されました。
7月初診後4週間後救急センター
徐々に痛みは和らいでいったのですが、二週間後再び耐え難い激痛がおこり、夜間の救急センターで診てもらいました。
レントゲン撮影の結果、やはり症状は写っていない様子でしたが、治療跡(インレー)から判断されて6番の神経が死んでいるのではないかと言われました。
インレーがずれているので虫歯になっているかも知れない、と。
特定は出来ないので、かかりつけの先生と話をして考えられる要因から処置をしていった方が良いとのことでした。
救急センターの先生も、疑いだけでは過剰治療になるので、出来ないけど希望されるならしますが、お勧めはできないと言われました。
7月救急センターの翌日
翌日そのことを担当医に話した所、レントゲンに症状が出ていないし、担当医の見解ではそれは考えがたいと言われ、正直原因がわからないと言われてしまいました。
右下5番から8番まで問題を抱えているので、一つ一つ痛みの原因だと思われる所を消去法で治療していくこととなる。
7月下旬
噛み合わせ調整や、右下5のレジンの詰め替え
7/28 右下6番根管治療開始
インレーを外すことになり、結果やはり6番が神経が半分死んでいる虫歯だとわかりました。
8/3 右下6番根管治療2回目
根管治療中で2回目
8/5
現在、根管治療中で2回目の洗浄が終わり、二日経ちました。
痛みは軽くなってきているのですが、ときどき自発的にシクシクとした痛みがあります。
8/6
すぐに処置をしてもらい、現在2回目の消毒を終え時々シクシクと痛みを感じる現状です。
8/8
一時は大きなストレスで苦しかったのですが、今は根管治療まで進展し激痛から解放して頂いたので、先生には感謝しています。
プラキシズムも疑われ、自分でもウトウトしている時に、口元を強く締めていることを自覚していると伝えたら、咬み合わせの調整をして下さいました。
(後に、この6番はクラックも入っていると言われましたが。)
8/9
大きくなった痛みが継続。寝る前にバファリンを飲むが、夜中1時頃ズキズキ、耳や喉、首筋まで耐え難い激痛。
8/10 右下6番 3回目根管治療開放
それまで仮蓋をしていましたが、その前日に激痛が起きたことを伝えると、今回は綿を詰めただけで様子を見ています。
現在、6番の根管治療中ですが、治療前とは変わらない激痛が起こります。
7番はインレーが入っており、何も言われておりませんが、6番の件もあり、インレーを外して診て頂きたい気持ちです。
6番にはクラックも見つかったと言われているので、7番も疑ってしまいます。
8番は大きな虫歯で穴がぽっこり空いています。
治療の時間内で納得のいく説明を受けるのは困難ですが、今日は思っていることを聞いてみました。
6番の根管治療は無事終わっているとのことで、とりあえず安心している所です。
7番は異常は見られないとのこと。
8番は大きな神経が5,6番辺りに張り出してきていて虫歯もかなり大きいので残りの原因として考えられるとのこと。
8番の抜歯は大きな病院を紹介することになります。
8/17
圧迫されるような痛みも無く、治療に行く度に少しずつですが、痛みの頻度も度合いも軽減されているので、治ってきていると信じています。
先生も治療は終わっている(きちんと神経を取り、薬もきっちり入っているというニュアンス)ので、歯を入れても大丈夫だと言われています。
しかし、まだ鈍痛が時々現れます。
そしてもう一つ、(長くなるので全て説明できませんが)もともと右下5,6番の歯茎に原因不明の痛みがあるということで、消去法で現在6番の根管治療まで進展したという経緯があるのですが、右下8番がC2程度の虫歯で抜歯は進められていませんが、この歯の下を通る大きな神経が5,6番の下に張り出しているので、当初この親知らずは原因として気になる、と担当医に言われていました。
8/18 診察日 右下6番仮封
今日治療に行き、痛みもなくなってきているので、来週には総合病院で親知らずを抜く予定です。
根管治療の続きは親知らずを抜いてからになるので、再び仮蓋をすることになりましたが、蓋をすると痛くて辛いと告げているにも関わらず、今まで以上に頑丈な蓋をされて帰宅最中から痛みが出てきました。
舌で蓋の上面を触るだけで痛みがあり、物を噛むのも痛く、セメントでパンパンの状態。
痛みがあれば、いつでも来て下さいと言われていますが、心配なければ痛みは鎮痛剤で我慢したいのですが…。
8/19
予約外で診てもらっていたので、正直「痛い痛い」と言って行くのもだんだん億劫になってきています^^;
鈍い窮屈な痛みが継続していますが(歯はすり鉢状にかなり削られていて少ししか残っていない状態です。)、一日経ったら痛みも慣れてきていて、次回治療に行く時まで一週間くらい我慢したいと思っているのですが、急性の根尖性歯周組織炎になっているとすれば放置しておくのは危険ですか?
8/21
担当医が公休の日に行って、院長先生に担当を替えてもらうようお願いし、次回から院長先生に診てもらうことになりました。
8/21 院長診察?? 右下6番開放
蓋をすると鈍痛が強くなり、鎮痛剤が手放せないと言うと、綿だけを詰めてジスロマック、エンピナースを処方されて痛みがあれば、綿を外して下さいという状況です。(院長診察)
****
後は、参考にしてください。
(1)
院長診察は、終わったのでしょうか?
院長先生は、どのように判断されたのでしょうか?
そして、それで不安がなくなったかです。
(2)
ともかく、来週に、口腔外科に行くとのことですが、初診ですぐに抜くのでしょうか?
一般的には、初診では抜かずに、診察です。
どちらにしろ、口腔外科で、再度、痛みの原因を聞いたらと思います。
もちろん、8番がC2ですと、抜歯が適応です。
また、もうすでに、6番が開放されて、抗菌剤も処方されていて、6番の痛みが小さいならば、8番の抜歯を優先してもよいと思います。
どうせ、抗菌剤もさらに処方されるので、現時点で6番の疼痛が小さいならば、大きくなる可能性は少ないと思います。
(3)
これまでの経過を、過去記事を参照に、なるべく出来事のみ並べましたが、わからないのは、8月9日の痛みの時に、6番も痛かったのでしょうか?
後は、6番とか8番の歯の動揺とか打診痛や、歯肉の圧痛や発赤などの所見は、診察しないとわかりません。
やはり、ネットでは、これだけくわしく経過を書いていただいても、肝心なことがわからない状況です。
よって、ここでいくら相談しても、院長と口腔外科医の診察が大切ということです。
(4)
「原因がわからないから、詳しく調べましょう。」と何故言ってくれなかったのか。
X線写真で、うつったり、その場で、明らかに6番にカリエスがあったり、打診痛があったりしなければ、原因不明の疼痛の場合は、本人の希望が優先されます。
痛みは、定量化できないので、本人の訴えで、検査が行われます。特にインレーをはずすなどの、介入が必要な場合は、本人の強い訴えがなければ行わないことがほとんどです。
理由はいろいろあるかもしれませんが、その一つは、インレーをはずしたら、虫歯もなにもなかったという場合、再度、患者さんの負担で作り直すことになるからです(もうけ主義なら、平気でやり直すけど・・・)。
また、痛かったらいつでもきてと言っていることと合わせて考えると、普通の歯科医師と思います(技量は、これだけでは、不明です)。
(5)
口腔外科で8番抜歯を行い、院長の治療を行っても、6番の痛みが続けば(痛みの部位が明確という仮定)、歯内療法の専門医にお願いすうことを薦めます。
バード74さんにおかれては、中途半端に医院を変えることの弊害もわかっておられるようなのですが、歯内療法の専門医に転院するのなら問題ないと思います。
また、院長の説明で不安が解消されなければ、治療を長引かせるより、不安を一杯にして不信感を大きくする前にささっと、歯内療法の専門医に転院するのが良いとも感じました。
不安が解消されれば、痛みも、鎮痛剤で十分にコントロールできることが多いですが、不安があると、痛みは増強しますので。
****
6月中旬
右下5,6番の間の歯茎に腫れているような痛みを感じて現在の歯科医院を初診で受けたレントゲン撮影の結果、特に治療が必要な原因はないので安心して下さい、と一過性の炎症と診断されました。
6月初診後二週間後
再び最初に訴えた部分がズキズキと痛み出したのです。
診断の結果、歯間ブラシで傷がついたのかも知れないと言われ、消毒&薬をもらって帰されました。
7月初診後4週間後救急センター
徐々に痛みは和らいでいったのですが、二週間後再び耐え難い激痛がおこり、夜間の救急センターで診てもらいました。
レントゲン撮影の結果、やはり症状は写っていない様子でしたが、治療跡(インレー)から判断されて6番の神経が死んでいるのではないかと言われました。
インレーがずれているので虫歯になっているかも知れない、と。
特定は出来ないので、かかりつけの先生と話をして考えられる要因から処置をしていった方が良いとのことでした。
救急センターの先生も、疑いだけでは過剰治療になるので、出来ないけど希望されるならしますが、お勧めはできないと言われました。
7月救急センターの翌日
翌日そのことを担当医に話した所、レントゲンに症状が出ていないし、担当医の見解ではそれは考えがたいと言われ、正直原因がわからないと言われてしまいました。
右下5番から8番まで問題を抱えているので、一つ一つ痛みの原因だと思われる所を消去法で治療していくこととなる。
7月下旬
噛み合わせ調整や、右下5のレジンの詰め替え
7/28 右下6番根管治療開始
インレーを外すことになり、結果やはり6番が神経が半分死んでいる虫歯だとわかりました。
8/3 右下6番根管治療2回目
根管治療中で2回目
8/5
現在、根管治療中で2回目の洗浄が終わり、二日経ちました。
痛みは軽くなってきているのですが、ときどき自発的にシクシクとした痛みがあります。
8/6
すぐに処置をしてもらい、現在2回目の消毒を終え時々シクシクと痛みを感じる現状です。
8/8
一時は大きなストレスで苦しかったのですが、今は根管治療まで進展し激痛から解放して頂いたので、先生には感謝しています。
プラキシズムも疑われ、自分でもウトウトしている時に、口元を強く締めていることを自覚していると伝えたら、咬み合わせの調整をして下さいました。
(後に、この6番はクラックも入っていると言われましたが。)
8/9
大きくなった痛みが継続。寝る前にバファリンを飲むが、夜中1時頃ズキズキ、耳や喉、首筋まで耐え難い激痛。
8/10 右下6番 3回目根管治療開放
それまで仮蓋をしていましたが、その前日に激痛が起きたことを伝えると、今回は綿を詰めただけで様子を見ています。
現在、6番の根管治療中ですが、治療前とは変わらない激痛が起こります。
7番はインレーが入っており、何も言われておりませんが、6番の件もあり、インレーを外して診て頂きたい気持ちです。
6番にはクラックも見つかったと言われているので、7番も疑ってしまいます。
8番は大きな虫歯で穴がぽっこり空いています。
治療の時間内で納得のいく説明を受けるのは困難ですが、今日は思っていることを聞いてみました。
6番の根管治療は無事終わっているとのことで、とりあえず安心している所です。
7番は異常は見られないとのこと。
8番は大きな神経が5,6番辺りに張り出してきていて虫歯もかなり大きいので残りの原因として考えられるとのこと。
8番の抜歯は大きな病院を紹介することになります。
8/17
圧迫されるような痛みも無く、治療に行く度に少しずつですが、痛みの頻度も度合いも軽減されているので、治ってきていると信じています。
先生も治療は終わっている(きちんと神経を取り、薬もきっちり入っているというニュアンス)ので、歯を入れても大丈夫だと言われています。
しかし、まだ鈍痛が時々現れます。
そしてもう一つ、(長くなるので全て説明できませんが)もともと右下5,6番の歯茎に原因不明の痛みがあるということで、消去法で現在6番の根管治療まで進展したという経緯があるのですが、右下8番がC2程度の虫歯で抜歯は進められていませんが、この歯の下を通る大きな神経が5,6番の下に張り出しているので、当初この親知らずは原因として気になる、と担当医に言われていました。
8/18 診察日 右下6番仮封
今日治療に行き、痛みもなくなってきているので、来週には総合病院で親知らずを抜く予定です。
根管治療の続きは親知らずを抜いてからになるので、再び仮蓋をすることになりましたが、蓋をすると痛くて辛いと告げているにも関わらず、今まで以上に頑丈な蓋をされて帰宅最中から痛みが出てきました。
舌で蓋の上面を触るだけで痛みがあり、物を噛むのも痛く、セメントでパンパンの状態。
痛みがあれば、いつでも来て下さいと言われていますが、心配なければ痛みは鎮痛剤で我慢したいのですが…。
8/19
予約外で診てもらっていたので、正直「痛い痛い」と言って行くのもだんだん億劫になってきています^^;
鈍い窮屈な痛みが継続していますが(歯はすり鉢状にかなり削られていて少ししか残っていない状態です。)、一日経ったら痛みも慣れてきていて、次回治療に行く時まで一週間くらい我慢したいと思っているのですが、急性の根尖性歯周組織炎になっているとすれば放置しておくのは危険ですか?
8/21
担当医が公休の日に行って、院長先生に担当を替えてもらうようお願いし、次回から院長先生に診てもらうことになりました。
8/21 院長診察?? 右下6番開放
蓋をすると鈍痛が強くなり、鎮痛剤が手放せないと言うと、綿だけを詰めてジスロマック、エンピナースを処方されて痛みがあれば、綿を外して下さいという状況です。(院長診察)
****
相談者からの返信
相談者:
バード74さん
返信日時:2010-08-21 22:26:01
湯浅先生へ
お忙しいところ丁寧な回答を感謝致します。
とても参考になり、不安が軽減されました。
担当医から(2)のような説明を受けていれば、ここまで悩まずに済んだのですが。
確かにこちらで回答を頂いていると、担当医が特別な方ではなく普通の歯科医師だということを私自身も感じています。
だからお願いして通い続けています。
ただ、お若い方です。
(3)8/8から根治の後がシクシク、ズーンズーンと違和感を感じ、8/9もずーっと徐々に痛みに変わっていってる感覚でした。
寝る前にこのままでは眠れそうもない、不安なので23時頃バファリンを飲みましたが、1時頃目覚め痛いと思っているうちに激痛になっていきました。
8番に打診痛はなく一度も痛みは起きていません。
言われるまでこの歯が原因かも、なんて思ってもいませんでした。
痛いのはいつでも5、6番の歯茎の中です。
何度も歯茎の表面を診て頂きましたが、何もなっていない、ピンク色で健康です、とまで言われていました。
激痛になれば、6が痛んでいるのか、8が邪魔しているのか正直わからないのです。
困っています。
ここで8の抜歯を挟むのは、私自身が決めないといけないことなのでしょうか?
開放していると痛みもほとんどなく、良くなってきているようなのに再び仮蓋をされて痛みが出てくれば、逆戻りをしている気がするのですが、そういうことではないのですか?
仮蓋をしないと8の抜歯が出来ないのなら、8は今の所無視して6を完治させた方が良いのかと思っているのですが、どうでしょうか?
口腔外科は、初診で検査(おそらくCTとのこと)、2回目に抜歯です。口腔外科で痛みの原因を調べて貰う事ができるのでしょうか?
抜歯の紹介状は書いてもらっているのですが。
そもそも原因不明で消去法でやっていく、ということは全て患者の意思で前に進んでいかないといけないものなのでしょうか?
院長の診察は次回からで、どのような対応をして下さるかまだわかりません。
対応によっては転院も視野に入れておりますが、歯内療法の先生が良いのですね。
参考にさせて頂きます。
長くなって申し訳ありません。
再び回答をどうぞ宜しくお願いします。
お忙しいところ丁寧な回答を感謝致します。
とても参考になり、不安が軽減されました。
担当医から(2)のような説明を受けていれば、ここまで悩まずに済んだのですが。
確かにこちらで回答を頂いていると、担当医が特別な方ではなく普通の歯科医師だということを私自身も感じています。
だからお願いして通い続けています。
ただ、お若い方です。
(3)8/8から根治の後がシクシク、ズーンズーンと違和感を感じ、8/9もずーっと徐々に痛みに変わっていってる感覚でした。
寝る前にこのままでは眠れそうもない、不安なので23時頃バファリンを飲みましたが、1時頃目覚め痛いと思っているうちに激痛になっていきました。
8番に打診痛はなく一度も痛みは起きていません。
言われるまでこの歯が原因かも、なんて思ってもいませんでした。
痛いのはいつでも5、6番の歯茎の中です。
何度も歯茎の表面を診て頂きましたが、何もなっていない、ピンク色で健康です、とまで言われていました。
激痛になれば、6が痛んでいるのか、8が邪魔しているのか正直わからないのです。
困っています。
ここで8の抜歯を挟むのは、私自身が決めないといけないことなのでしょうか?
開放していると痛みもほとんどなく、良くなってきているようなのに再び仮蓋をされて痛みが出てくれば、逆戻りをしている気がするのですが、そういうことではないのですか?
仮蓋をしないと8の抜歯が出来ないのなら、8は今の所無視して6を完治させた方が良いのかと思っているのですが、どうでしょうか?
口腔外科は、初診で検査(おそらくCTとのこと)、2回目に抜歯です。口腔外科で痛みの原因を調べて貰う事ができるのでしょうか?
抜歯の紹介状は書いてもらっているのですが。
そもそも原因不明で消去法でやっていく、ということは全て患者の意思で前に進んでいかないといけないものなのでしょうか?
院長の診察は次回からで、どのような対応をして下さるかまだわかりません。
対応によっては転院も視野に入れておりますが、歯内療法の先生が良いのですね。
参考にさせて頂きます。
長くなって申し訳ありません。
再び回答をどうぞ宜しくお願いします。
回答4
湯浅です。
回答日時:2010-08-22 04:53:01
痛みは、6番の可能性が高いですね(診断はできませんので、雰囲気での感想です)。
しかし、残念なことに8番にカリエスがある限り、100%お確率でこれまでの痛みが6番のみだと言い切れる先生は、いないと思います。
8番の抜歯を行うのは、100%の診断で6番のみの疼痛ということがわからない限り、行っておいた方が、話が簡単になります。ただ、先も書きましたが、6番の疼痛が少ないのが維持されているならばです。
こればかりは、診察が必要なので、再度、院長先生に聞いてください。
また、口腔外科で、痛みの原因がわかるかどうかは不明です。
口腔外科の先生は、根管治療が専門ではないからです。
しかし、来週に受診予定なので、抜く抜かないは別として、とりあえず受診したほうが良いと思います。
仮に6番の可能性が高いと思っても、口腔外科の先生も、8番の可能性は100%否定しません。
口腔外科としては、8番を抜いたら、今度は、抜いたところが痛いとずーと言われたり、さらに6番の痛みが増したと言われるのが怖いので、
「たぶん8番は、関係ないと思うけど、先に抜きますか、後にしますか、あなたが決めてください」
との、突き放した回答になります。
あなたが抜きたいと言われるなら抜いてあげてもよいよという雰囲気をかもしだしながら説明するはずです(患者のことを考えてないと言って怒らないでくださいね、少しオーバーに書いています)。
もっとも、8番の可能性が高いと言われたら、抜いたほうがよいでしょう。
このように、仮定ばかりだと、書いている方も、わからなくなりますので、やはり診察された先生の意見が重要ですね。
ともかく、これまでの歯科医師の意見をもとに、バード74さんが8番の抜歯を先にするかどうかの判断をしなくてはならなくなります。
こればっかりは、診察していない私たちの意見は参考になりません。
よって、口腔外科の先生の意見をもとに、院長先生の説明を聞いて、
8番の抜歯を先にするのか、院長先生に治療を行ってもらうのか、歯内療法の専門の先生に転院するのかを決める必要があると思います。
もちろん、院長先生が、診察して、6番の治療を先にしましょうと判断されることもあります(口腔外科医より、カリエス・虫歯・根管治療に詳しいので、総合的に判断されたということです)。
と言っても、あくまでも言い方は、
「6番の可能性が高いので、8番の抜歯を後にしてもよいと思うので、6番の治療を先にすすめたいので、よろしいですか?」
と、途中で8番が痛くなる可能性もあるので、最終的には、バード74さんの選択で決めるというスタンスで話されます。
まあ選択と言っても、その時に、院長先生の雰囲気とか、言い方で、安心して選択できることも多いので、その場でなければ、何とも言えません。
(これだったら良いですね)
>そもそも原因不明で消去法でやっていく、ということは全て患者の意思で前に進んでいかないといけないものなのでしょうか?
これは、すでに回答したと思うのですが・・・。また、「全て」と書かれるならば、それは、違っています。
すでに、現在の先生も、バード74さんの意見を聞きながら、進めているだけだからです。
6番のインレーをはずしたあと、根管治療をする判断は、担当医が決めたはずです。
これも「全て」バード74さんが指示して治療がすすんだわけではないはずです。
あくまでも、担当医の判断も踏まえて、意見を交わしながら、その場面場面で、細かな判断があって決まっていったはずです。
それを「全て」と書かれると、違いますとなります。
しかし、X線で根の周囲に変化がなければ、どの歯科医師も、「インレーを外してよいですか」と聞きますし、近くの8番にカリエスがあれば、
「8番の可能性を否定したいので、8番を抜いたほうが良いと思うが、良いですか」
と、かならず、あらたに介入をするようなポイントのところでは選択を患者さんにお願いします。
これが、30年前なら、「インレーをとりますね」といって勝手にとったり(それすら言わない先生も多かった)、「8番を抜かないといけないので抜いてください」と、まったく説明もなく、一方的に、担当医が選択(決めつけた)したと思いますよ。
ともかく、現在は、ほとんど○○だと歯科医師・医師が思っていても、決めつけて治療を勝手に選択しません。
あくまでも、「○○と思います。この場合は、△が良いと思いますが、どうしましょう」などと、最後は、患者さんに判断をゆだねます。
これが、原因がわからないとか、近くに病気が2つあるなら、さらに、患者さんの判断が優先されます。
基本的には、選択しやすいような説明を心掛けていますが、僕の能力不足で、「わからないので、先生決めてください」と言われたり、時には、「そんなの決められない」と怒られたりすることもあります。
僕などは、可能性をすべて話す方なので、さらに患者さんは混乱することが多いようです。
良い悪いは別にして、そんな時代になっています。
さすがに、ネットでは、これ以上はむりです。
患者選択の時代とかいう一冊の本を書かなくてはならなくなります(僕は、この分野での専門家でもないので)。
また、バード74さんの診察もしていないですから、「院長先生が○○と言ったのですがどうでしょうか」などとさらに質問されても答えられないことが多いと思います(そのようなことにならず、安心して治療を進めることができることを祈っていますが)。
僕からは以上です。
しかし、残念なことに8番にカリエスがある限り、100%お確率でこれまでの痛みが6番のみだと言い切れる先生は、いないと思います。
8番の抜歯を行うのは、100%の診断で6番のみの疼痛ということがわからない限り、行っておいた方が、話が簡単になります。ただ、先も書きましたが、6番の疼痛が少ないのが維持されているならばです。
こればかりは、診察が必要なので、再度、院長先生に聞いてください。
また、口腔外科で、痛みの原因がわかるかどうかは不明です。
口腔外科の先生は、根管治療が専門ではないからです。
しかし、来週に受診予定なので、抜く抜かないは別として、とりあえず受診したほうが良いと思います。
仮に6番の可能性が高いと思っても、口腔外科の先生も、8番の可能性は100%否定しません。
口腔外科としては、8番を抜いたら、今度は、抜いたところが痛いとずーと言われたり、さらに6番の痛みが増したと言われるのが怖いので、
「たぶん8番は、関係ないと思うけど、先に抜きますか、後にしますか、あなたが決めてください」
との、突き放した回答になります。
あなたが抜きたいと言われるなら抜いてあげてもよいよという雰囲気をかもしだしながら説明するはずです(患者のことを考えてないと言って怒らないでくださいね、少しオーバーに書いています)。
もっとも、8番の可能性が高いと言われたら、抜いたほうがよいでしょう。
このように、仮定ばかりだと、書いている方も、わからなくなりますので、やはり診察された先生の意見が重要ですね。
ともかく、これまでの歯科医師の意見をもとに、バード74さんが8番の抜歯を先にするかどうかの判断をしなくてはならなくなります。
こればっかりは、診察していない私たちの意見は参考になりません。
よって、口腔外科の先生の意見をもとに、院長先生の説明を聞いて、
8番の抜歯を先にするのか、院長先生に治療を行ってもらうのか、歯内療法の専門の先生に転院するのかを決める必要があると思います。
もちろん、院長先生が、診察して、6番の治療を先にしましょうと判断されることもあります(口腔外科医より、カリエス・虫歯・根管治療に詳しいので、総合的に判断されたということです)。
と言っても、あくまでも言い方は、
「6番の可能性が高いので、8番の抜歯を後にしてもよいと思うので、6番の治療を先にすすめたいので、よろしいですか?」
と、途中で8番が痛くなる可能性もあるので、最終的には、バード74さんの選択で決めるというスタンスで話されます。
まあ選択と言っても、その時に、院長先生の雰囲気とか、言い方で、安心して選択できることも多いので、その場でなければ、何とも言えません。
(これだったら良いですね)
>そもそも原因不明で消去法でやっていく、ということは全て患者の意思で前に進んでいかないといけないものなのでしょうか?
これは、すでに回答したと思うのですが・・・。また、「全て」と書かれるならば、それは、違っています。
すでに、現在の先生も、バード74さんの意見を聞きながら、進めているだけだからです。
6番のインレーをはずしたあと、根管治療をする判断は、担当医が決めたはずです。
これも「全て」バード74さんが指示して治療がすすんだわけではないはずです。
あくまでも、担当医の判断も踏まえて、意見を交わしながら、その場面場面で、細かな判断があって決まっていったはずです。
それを「全て」と書かれると、違いますとなります。
しかし、X線で根の周囲に変化がなければ、どの歯科医師も、「インレーを外してよいですか」と聞きますし、近くの8番にカリエスがあれば、
「8番の可能性を否定したいので、8番を抜いたほうが良いと思うが、良いですか」
と、かならず、あらたに介入をするようなポイントのところでは選択を患者さんにお願いします。
これが、30年前なら、「インレーをとりますね」といって勝手にとったり(それすら言わない先生も多かった)、「8番を抜かないといけないので抜いてください」と、まったく説明もなく、一方的に、担当医が選択(決めつけた)したと思いますよ。
ともかく、現在は、ほとんど○○だと歯科医師・医師が思っていても、決めつけて治療を勝手に選択しません。
あくまでも、「○○と思います。この場合は、△が良いと思いますが、どうしましょう」などと、最後は、患者さんに判断をゆだねます。
これが、原因がわからないとか、近くに病気が2つあるなら、さらに、患者さんの判断が優先されます。
基本的には、選択しやすいような説明を心掛けていますが、僕の能力不足で、「わからないので、先生決めてください」と言われたり、時には、「そんなの決められない」と怒られたりすることもあります。
僕などは、可能性をすべて話す方なので、さらに患者さんは混乱することが多いようです。
良い悪いは別にして、そんな時代になっています。
さすがに、ネットでは、これ以上はむりです。
患者選択の時代とかいう一冊の本を書かなくてはならなくなります(僕は、この分野での専門家でもないので)。
また、バード74さんの診察もしていないですから、「院長先生が○○と言ったのですがどうでしょうか」などとさらに質問されても答えられないことが多いと思います(そのようなことにならず、安心して治療を進めることができることを祈っていますが)。
僕からは以上です。
相談者からの返信
相談者:
バード74さん
返信日時:2010-08-22 14:14:32
湯浅先生へ
お忙しい中丁寧な回答を本当に有難うございます。
私の心の中を、わかって頂けたと初めて思いました。
とてもよく理解できました。
もう一度、回答3と合わせてじっくり読み返して、院長先生と相談して今後は進めていけたらなと思います。
歯医者さんにお世話になるのは、子供の時以来ですので、私の頭の中は30年前のイメージのままです。
そんなの決められない、と怒り出す患者さんの気持ちがとても良くわかります。患者に判断を委ねて、この先生は大丈夫なのかな…というのが本音でした。
こちらのサイトでも、素人の方が専門用語で相談をしているので、初めて見た時はビックリしました。
時代は変わってきているのですね。
先生方、有難うございました。
湯浅先生、本当に有難うございました。
お忙しい中丁寧な回答を本当に有難うございます。
私の心の中を、わかって頂けたと初めて思いました。
とてもよく理解できました。
もう一度、回答3と合わせてじっくり読み返して、院長先生と相談して今後は進めていけたらなと思います。
歯医者さんにお世話になるのは、子供の時以来ですので、私の頭の中は30年前のイメージのままです。
そんなの決められない、と怒り出す患者さんの気持ちがとても良くわかります。患者に判断を委ねて、この先生は大丈夫なのかな…というのが本音でした。
こちらのサイトでも、素人の方が専門用語で相談をしているので、初めて見た時はビックリしました。
時代は変わってきているのですね。
先生方、有難うございました。
湯浅先生、本当に有難うございました。
タイトル | 歯科医から治療方針の判断を委ねられてしまい、精神的負担に |
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質問者 | バード74さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 原因不明の歯の痛み 根管治療その他 親知らずその他 歯医者への不信感 その他(診断) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。