1歳半。フッ素塗布は歯科ですべきかホームケアで充分か?
相談者:
ありりささん (1歳:女性)
投稿日時:2010-12-03 12:52:18
参考:過去のご相談
・1歳半。転倒の衝撃で歯がぐらついていたら歯科検診で判りますか?
他
参考:別のご相談
・1歳半、2ヶ月前に転倒し歯が欠けたが受診せず今になって心配
1歳8ヶ月の子供にフッ素塗布を考えていますが、市販のフッ素ジェルと歯科で使用するフッ素とは濃度にかなりの差があるようなので迷っています。
アドバイスいただけないでしょうか?
●1歳8ヶ月
●1歳半健診では虫歯はありませんでした
●歯はかなり早い時期(1歳前〜はっきり覚えていません)から生えそろっています
●うがいはまだうまくできません
●歯科へ連れて行けば、おそらく大暴れ大泣きして大変なことになりそうな性格です。
塗布してもらったフッ素も、泣きながら全部飲んだり吐いたりしてしまうんじゃないかとゆう気がします
●現在1日1回寝る前になにもつけずに歯磨きしているだけです
歯磨き→うがい→すぐ直後に母乳→飲みながらそのまま就寝
・・の毎日です
●母乳をまだかなり飲んでます
夜は寝る直前の1回だけです
歯科で濃い濃度のフッ素を定期的に塗布してもらうのと、市販品を購入して家庭で毎日?塗布するのとどちらがよいでしょうか?
家で塗布するにしてもおそらく大暴れして飲み込んだりしそうですが(歯磨きするだけで毎回大騒動なので)、そもそもそこまで大変な思いをしてでも、いずれ生え変わる乳歯にフッ素塗布するだけの価値はあるのでしょうか?
フッ素は無害ですか?
歯科で高濃度のフッ素を毎回飲みこんでも、家庭で低濃度のフッ素を毎日飲みこんでも、問題ありませんか?
アドバイスよろしくお願いいたします
・1歳半。転倒の衝撃で歯がぐらついていたら歯科検診で判りますか?
他
参考:別のご相談
・1歳半、2ヶ月前に転倒し歯が欠けたが受診せず今になって心配
1歳8ヶ月の子供にフッ素塗布を考えていますが、市販のフッ素ジェルと歯科で使用するフッ素とは濃度にかなりの差があるようなので迷っています。
アドバイスいただけないでしょうか?
●1歳8ヶ月
●1歳半健診では虫歯はありませんでした
●歯はかなり早い時期(1歳前〜はっきり覚えていません)から生えそろっています
●うがいはまだうまくできません
●歯科へ連れて行けば、おそらく大暴れ大泣きして大変なことになりそうな性格です。
塗布してもらったフッ素も、泣きながら全部飲んだり吐いたりしてしまうんじゃないかとゆう気がします
●現在1日1回寝る前になにもつけずに歯磨きしているだけです
歯磨き→うがい→すぐ直後に母乳→飲みながらそのまま就寝
・・の毎日です
●母乳をまだかなり飲んでます
夜は寝る直前の1回だけです
歯科で濃い濃度のフッ素を定期的に塗布してもらうのと、市販品を購入して家庭で毎日?塗布するのとどちらがよいでしょうか?
家で塗布するにしてもおそらく大暴れして飲み込んだりしそうですが(歯磨きするだけで毎回大騒動なので)、そもそもそこまで大変な思いをしてでも、いずれ生え変わる乳歯にフッ素塗布するだけの価値はあるのでしょうか?
フッ素は無害ですか?
歯科で高濃度のフッ素を毎回飲みこんでも、家庭で低濃度のフッ素を毎日飲みこんでも、問題ありませんか?
アドバイスよろしくお願いいたします
相談者からの返信
相談者:
ありりささん
返信日時:2010-12-03 12:56:38
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-12-03 15:54:21
ありりさ さん、再度、こんにちは。
個人的には、まずは家庭での低濃度のフッ化物の使用をお勧めします。
いくつかの考え方がありますが、私が支持しているスウェーデンの考え方では、3歳未満は、500ppmのジェル又は歯磨き剤を、お子さんの小指の爪の大きさ程度を1日2回歯磨きの際に使用するとなっています。
500ppmのフッ化物はドラッグストアーでは手に入りませんので、歯科医院においてあるか電話で問い合わせてからお買い求めください。
高濃度のフッ化物は私の個人的な意見としてまだ少しは良いかもしれません。
ただ、ホームドクターを持たれて、経過観察していただき適切な指導をお受けになり、メインテナンスをお受けになることをお勧めします。
個人的には、まずは家庭での低濃度のフッ化物の使用をお勧めします。
いくつかの考え方がありますが、私が支持しているスウェーデンの考え方では、3歳未満は、500ppmのジェル又は歯磨き剤を、お子さんの小指の爪の大きさ程度を1日2回歯磨きの際に使用するとなっています。
500ppmのフッ化物はドラッグストアーでは手に入りませんので、歯科医院においてあるか電話で問い合わせてからお買い求めください。
高濃度のフッ化物は私の個人的な意見としてまだ少しは良いかもしれません。
ただ、ホームドクターを持たれて、経過観察していただき適切な指導をお受けになり、メインテナンスをお受けになることをお勧めします。
回答2
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-12-03 17:20:53
ホームジェルも名前からも想像つくと思いますが、家庭でフッ素を塗布する為のジェルで970PPMだったと思います。
これで低濃度に分類されているはずです。
1回の使用量はほんの少しで、歯ブラシなどにつけて歯磨きと同じ要領で使用します。
行なった後はつばを吐き出す程度でうがいや飲食はしばらく控える必要があります。
高濃度のフッ素を歯科医院でいやがる子供に塗布するよりも、お母さんとスキンシップをとりながら歯磨きの延長で低濃度のフッ素を使用した方が効果は大きいとお思います。
私のうちでも娘達に3歳までは行ないました。
お陰でかどうかもうすぐ成人になる娘達も虫歯とは縁がないようです。
これで低濃度に分類されているはずです。
1回の使用量はほんの少しで、歯ブラシなどにつけて歯磨きと同じ要領で使用します。
行なった後はつばを吐き出す程度でうがいや飲食はしばらく控える必要があります。
高濃度のフッ素を歯科医院でいやがる子供に塗布するよりも、お母さんとスキンシップをとりながら歯磨きの延長で低濃度のフッ素を使用した方が効果は大きいとお思います。
私のうちでも娘達に3歳までは行ないました。
お陰でかどうかもうすぐ成人になる娘達も虫歯とは縁がないようです。
相談者からの返信
相談者:
ありりささん
返信日時:2010-12-04 01:06:31
小牧先生、尾崎先生、回答ありがとうございます!!
先生方の回答を読んで、ホームケアでいくことに決めてとりあえず試しにドラッグストアでフッ素ジェルを購入してきて、早速今夜試してみました。
・・が、大暴れされて大変でした
ちっとも上手に塗れませんでした
甘い味もおいしかったみたいで塗ってすぐにゴックンしてました。
・・こんなのを毎日2回もやり続けていく自信がなくなって、今また気持ちが揺れてます
そうなるといくつかわからないことがあるので、教えていただけないでしょうか?
●フッ素塗布の効果は虫歯予防以外になにかありますか?
効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
それともフッ素には、歯磨きだけでは得られない他の効果があるのでしょうか?
たとえば今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか。
それなら是非フッ素を!と思います
●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
・・1歳児にホームジェル(970ppm)のフッ素塗布は問題ないのでしょうか?
(今夜のようにかなりの量を飲んでしまうことを想定して)
●歯科の定期塗布のたびに高濃度のフッ素を毎回飲みこんでしまっても、家庭で毎日低濃度のフッ素を飲みこんでしまっても問題ありませんか?
●歯科での塗布だと、我が家は来月引越しをするので次回からは引越し先の歯科にかかることになるのですが、歯チャンネルの過去質問をみていたら
【歯科では9000(900ではない)ppmくらいの高濃度のフッ素を塗布しているところも結構ある】とゆう回答があったのですが、かかる歯科によってはこんなに高濃度のフッ素を1歳の子供に塗布することもあるのでしょうか?
問題ないのでしょうか?
●WHOが6歳未満の子供へのフッ素は推奨しないと発表したとか。
(読んだのですが理解できませんでした)
これは歯へのフッ素の塗布も勧めないということなのでしょうか?
フッ素塗布してあげたい気持ちがすごく大きいのですが、気になることも多くて質問ばかりすみません。
再度回答いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
先生方の回答を読んで、ホームケアでいくことに決めてとりあえず試しにドラッグストアでフッ素ジェルを購入してきて、早速今夜試してみました。
・・が、大暴れされて大変でした
ちっとも上手に塗れませんでした
甘い味もおいしかったみたいで塗ってすぐにゴックンしてました。
・・こんなのを毎日2回もやり続けていく自信がなくなって、今また気持ちが揺れてます
そうなるといくつかわからないことがあるので、教えていただけないでしょうか?
●フッ素塗布の効果は虫歯予防以外になにかありますか?
効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
それともフッ素には、歯磨きだけでは得られない他の効果があるのでしょうか?
たとえば今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか。
それなら是非フッ素を!と思います
●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
・・1歳児にホームジェル(970ppm)のフッ素塗布は問題ないのでしょうか?
(今夜のようにかなりの量を飲んでしまうことを想定して)
●歯科の定期塗布のたびに高濃度のフッ素を毎回飲みこんでしまっても、家庭で毎日低濃度のフッ素を飲みこんでしまっても問題ありませんか?
●歯科での塗布だと、我が家は来月引越しをするので次回からは引越し先の歯科にかかることになるのですが、歯チャンネルの過去質問をみていたら
【歯科では9000(900ではない)ppmくらいの高濃度のフッ素を塗布しているところも結構ある】とゆう回答があったのですが、かかる歯科によってはこんなに高濃度のフッ素を1歳の子供に塗布することもあるのでしょうか?
問題ないのでしょうか?
●WHOが6歳未満の子供へのフッ素は推奨しないと発表したとか。
(読んだのですが理解できませんでした)
これは歯へのフッ素の塗布も勧めないということなのでしょうか?
フッ素塗布してあげたい気持ちがすごく大きいのですが、気になることも多くて質問ばかりすみません。
再度回答いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答3
回答日時:2010-12-04 02:18:56
こんばんは。
色々悩まれている様で…
ただむし歯って色々な原因が積み重なって出来る病気なので、予防法もこれじゃないとダメ、みたいな正解はありませんよ。
当院でもそうですが、患者さんごとのむし歯(や歯周病)の危険性や、その方のライフスタイル、趣向などに合わせて時間をかけて予防メニューを時間をかけて作っていきますから、結局最後は人それぞれ、という回答になります。
>●フッ素塗布の効果は虫歯予防以外になにかありますか?
>効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
そうですね、食生活と歯磨きだけでも、十分予防することは可能です。
このアプローチは山田先生がお得意ですから、過去の回答は参考になるでしょうね。
甘い物を一切与えない、おやつはきゅうりかスルメ。みたいに徹底出来そうなら、相当確信が持てますね。
フッ素さえすれば安心という訳でも全然ないですし、不安な場合の「保険」みたいなイメージでもいいかも知れません。
>●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
>尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
500ppmって、溶液(ジェル)中に、0.05%のフッ素、という意味ですから、970ppmが不安ならジェルの量を半分に減らせば同じことです。
(口腔内に十分行き渡らせようと思えば、低濃度の物を大量に使用するか、時間を長くブラッシングするなどがより有利ですが、実質的にはわずかな差だと思います。)
あと似た様なご質問がいくつか続いてますが、安全性については通常心配には及びません。
危険な量ではないですよ。
ただ何にでも、不安を煽る様な情報は氾濫していますから、ご自身で加減してみて下さい。
あくまで「保険」ですから…
もしも自分の子供だったら、日頃のホームケアでは吐き出せない間はごくごく少量(≒低濃度)にするか、食生活の内容などによっては使わないかも知れません。
大体吐き出せる様になりしだい、出来るだけ頻繁に使うかと思いますよ。
口に入れた水の量と吐き出した水を同じコップで見比べれば分かりますからね。
意外と飲み込んでしまってる時期もありますよ。
歯科医院でして貰うプロフェッショナルケアでは、吐き出せない間はフッ素の効果を期待するというよりも、練習の意味合いの方が強いので、9000ppmのとかはまだ使わないと思います。
これが正解という訳でもありませんから、新しくかかる歯科医院でよく相談しながら試行錯誤していって下さいね。
お大事にどうぞ。
色々悩まれている様で…
ただむし歯って色々な原因が積み重なって出来る病気なので、予防法もこれじゃないとダメ、みたいな正解はありませんよ。
当院でもそうですが、患者さんごとのむし歯(や歯周病)の危険性や、その方のライフスタイル、趣向などに合わせて時間をかけて予防メニューを時間をかけて作っていきますから、結局最後は人それぞれ、という回答になります。
>●フッ素塗布の効果は虫歯予防以外になにかありますか?
>効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
そうですね、食生活と歯磨きだけでも、十分予防することは可能です。
このアプローチは山田先生がお得意ですから、過去の回答は参考になるでしょうね。
甘い物を一切与えない、おやつはきゅうりかスルメ。みたいに徹底出来そうなら、相当確信が持てますね。
フッ素さえすれば安心という訳でも全然ないですし、不安な場合の「保険」みたいなイメージでもいいかも知れません。
>●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
>尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
500ppmって、溶液(ジェル)中に、0.05%のフッ素、という意味ですから、970ppmが不安ならジェルの量を半分に減らせば同じことです。
(口腔内に十分行き渡らせようと思えば、低濃度の物を大量に使用するか、時間を長くブラッシングするなどがより有利ですが、実質的にはわずかな差だと思います。)
あと似た様なご質問がいくつか続いてますが、安全性については通常心配には及びません。
危険な量ではないですよ。
ただ何にでも、不安を煽る様な情報は氾濫していますから、ご自身で加減してみて下さい。
あくまで「保険」ですから…
もしも自分の子供だったら、日頃のホームケアでは吐き出せない間はごくごく少量(≒低濃度)にするか、食生活の内容などによっては使わないかも知れません。
大体吐き出せる様になりしだい、出来るだけ頻繁に使うかと思いますよ。
口に入れた水の量と吐き出した水を同じコップで見比べれば分かりますからね。
意外と飲み込んでしまってる時期もありますよ。
歯科医院でして貰うプロフェッショナルケアでは、吐き出せない間はフッ素の効果を期待するというよりも、練習の意味合いの方が強いので、9000ppmのとかはまだ使わないと思います。
これが正解という訳でもありませんから、新しくかかる歯科医院でよく相談しながら試行錯誤していって下さいね。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
ありりささん
返信日時:2010-12-05 00:13:41
渡辺先生、回答ありがとうございます☆
とてもよくわかりました
最終的には個人個人の考えで決めるしかないですよね
先生方からいただいた回答を参考に決めようと思います。
ところですみませんが
>>もしも自分の子供だったら、日頃のホームケアでは吐き出せない間はごくごく少量(≒低濃度)にするか、食生活の内容などによっては使わないかも知れません。
・・とのことですが、ごく少量(≒低濃度)とは具体的にどうゆうことを指しているのでしょうか?
方針を決める参考にしたいので教えていただけないでしょうか?
それから、これが1番知りたかったことなのですが
「フッ素塗布には、虫歯予防以外に、何か効能があるのか?」
・・教えていただけますか?
たとえば今生えている乳歯を強くする効果があるとか、今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか(勝手な想像です)・・
ほかに何か虫歯予防以外に効能があるのであれば教えて下さい
よろしくお願いします
とてもよくわかりました
最終的には個人個人の考えで決めるしかないですよね
先生方からいただいた回答を参考に決めようと思います。
ところですみませんが
>>もしも自分の子供だったら、日頃のホームケアでは吐き出せない間はごくごく少量(≒低濃度)にするか、食生活の内容などによっては使わないかも知れません。
・・とのことですが、ごく少量(≒低濃度)とは具体的にどうゆうことを指しているのでしょうか?
方針を決める参考にしたいので教えていただけないでしょうか?
それから、これが1番知りたかったことなのですが
「フッ素塗布には、虫歯予防以外に、何か効能があるのか?」
・・教えていただけますか?
たとえば今生えている乳歯を強くする効果があるとか、今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか(勝手な想像です)・・
ほかに何か虫歯予防以外に効能があるのであれば教えて下さい
よろしくお願いします
回答4
回答日時:2010-12-05 00:46:48
記載が分かりづらかったみたいですみません。
>ごく少量(≒低濃度)とは具体的にどうゆうことを指しているのでしょうか?
歯磨剤のつもりで書きましたが、当然ながらレノビーゴみたいなフッ素スプレーなどでの代用も考えられますね。
>「フッ素塗布には、虫歯予防以外に、何か効能があるのか?」
イメージが分かりづらかったのでスルーしてしまいましたが…
>今生えている乳歯を強くする効果があるとか、→ ○
>今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか → △
でしょうか。。。
こんな感じの回答でもよろしいでしょうか?
>ごく少量(≒低濃度)とは具体的にどうゆうことを指しているのでしょうか?
歯磨剤のつもりで書きましたが、当然ながらレノビーゴみたいなフッ素スプレーなどでの代用も考えられますね。
>「フッ素塗布には、虫歯予防以外に、何か効能があるのか?」
イメージが分かりづらかったのでスルーしてしまいましたが…
>今生えている乳歯を強くする効果があるとか、→ ○
>今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか → △
でしょうか。。。
こんな感じの回答でもよろしいでしょうか?
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-12-05 01:34:46
>●フッ素塗布の効果は虫歯予防以外になにかありますか?
ありません。
>効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
できなくはないと思いますが、現在の社会環境上はかなり難度が高いと思います。
フッ化物を併用したほうがらくでしょう。
>たとえば今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか
わずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんど無いでしょう。
>●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
>尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
私の回答はあくまでスウェーデンの基準です。
国によっても先生によっても考え方はいろいろあります。
>・・1歳児にホームジェル(970ppm)のフッ素塗布は問題ないのでしょうか?
>(今夜のようにかなりの量を飲んでしまうことを想定して)
心配なら、500ppmのものに変えればいいと思います。
>●歯科の定期塗布のたびに高濃度のフッ素を毎回飲みこんでしまっても、家庭で毎日低濃度のフッ素を飲みこんでしまっても問題ありませんか?
「500ppmのジェル又は歯磨き剤を、お子さんの小指の爪の大きさ程度を1日2回歯磨きの際に使用する」なら問題は無い様に計算されていると思います。
>ごく少量(≒低濃度)とは、具体的にどうゆうことを指しているのでしょうか?
具体的には「500ppmのジェル又は歯磨き剤を、お子さんの小指の爪の大きさ程度を1日2回歯磨きの際に使用する」で良いと思いますが。
>●WHOが6歳未満の子供へのフッ素は推奨しないと発表したとか。
>(読んだのですが理解できませんでした)
>これは歯へのフッ素の塗布も勧めないということなのでしょうか?
私の記憶違いかもしれませんがフッ化物による”洗口”を推奨しないのではなかったでしょうか。
間違ってたらごめんなさい。
ありません。
>効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
できなくはないと思いますが、現在の社会環境上はかなり難度が高いと思います。
フッ化物を併用したほうがらくでしょう。
>たとえば今後生えてくる永久歯を強くする効果があるとか
わずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんど無いでしょう。
>●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
>尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
私の回答はあくまでスウェーデンの基準です。
国によっても先生によっても考え方はいろいろあります。
>・・1歳児にホームジェル(970ppm)のフッ素塗布は問題ないのでしょうか?
>(今夜のようにかなりの量を飲んでしまうことを想定して)
心配なら、500ppmのものに変えればいいと思います。
>●歯科の定期塗布のたびに高濃度のフッ素を毎回飲みこんでしまっても、家庭で毎日低濃度のフッ素を飲みこんでしまっても問題ありませんか?
「500ppmのジェル又は歯磨き剤を、お子さんの小指の爪の大きさ程度を1日2回歯磨きの際に使用する」なら問題は無い様に計算されていると思います。
>ごく少量(≒低濃度)とは、具体的にどうゆうことを指しているのでしょうか?
具体的には「500ppmのジェル又は歯磨き剤を、お子さんの小指の爪の大きさ程度を1日2回歯磨きの際に使用する」で良いと思いますが。
>●WHOが6歳未満の子供へのフッ素は推奨しないと発表したとか。
>(読んだのですが理解できませんでした)
>これは歯へのフッ素の塗布も勧めないということなのでしょうか?
私の記憶違いかもしれませんがフッ化物による”洗口”を推奨しないのではなかったでしょうか。
間違ってたらごめんなさい。
回答6
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-12-05 02:14:02
ありりささまこんばんわ。
1歳8ヶ月のお子様にフッ素塗布でもってむし歯予防を考えていらっしゃるのですね、個人的には決して反対は致しませんがフッ素塗布は有効ではありますが、子どもさんの健康ということをトータルに考えると片手落ちだと考えています。
もちろんむし歯にしないということは大切なことではありますが、体全体や精神的な成長発育を考えると単に歯だけフッ素でむし歯にならないようにしても、偏った食事やむし歯予防だけを取り上げた偏った育児をかたくなに行うことのほうが、一人の人格を持った子どもの成長発育には問題を起こしそうな気が致します。
フッ素を塗ってあるから多少のお菓子を与えてもいいかという風な考えに陥りやすいと、フッ素を塗布した子どもさんのお母さんは考えてしまうように感じています。
結果としてフッ素を塗ったにもかかわらずむし歯を作ってしまうことは以前よく経験いたしました、個人的にはそれ以来積極的にはフッ素塗布は行っていません。
むしろ1歳8ヶ月の子供さんの食生活として何が一番大切かを考えた食生活指導を行うようにしています。
即ちお菓子は3歳になるまで控えていただくことと、日本の食習慣で提供される食品の味に慣れてうまい味として認識できる味覚を獲得できるよう工夫した食事の献立や調理が大切と考えています。
味付けは自然の薄味で、お腹がすいた時楽しい食事の時間とシチュエーションを工夫してあげることが大切だと考えています。
1歳〜3歳の頃は食べることはものすごく大切で楽しい時間のはずです、何でもおいしく食べられる味覚を育ててあげることこそ重要ではないでしょうか。
このような味覚形成を意識した食品の選択が実は一番大切だと思います、トマトが大好き、ピーマンがおいしい、椎茸も大好きという風な味覚を育てるためにはお菓子の甘い味は邪魔にしかなりません。
一旦お菓子の強烈な甘い味を覚えてしまえばもっともっとちょうだいになってしまうでしょう、これをきっかけとして偏食が始まってきます。
偏食が定着してしまえば克服するのは並大抵ではありません、体作りの基本は食事と運動です、フッ素ではありませんよ。
この辺を勘違いなさらないほうがいいと考えています。
診療日記予防歯科編
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=28
予防歯科
・http://www.yamadashika.jp/prevent.html
1歳8ヶ月のお子様にフッ素塗布でもってむし歯予防を考えていらっしゃるのですね、個人的には決して反対は致しませんがフッ素塗布は有効ではありますが、子どもさんの健康ということをトータルに考えると片手落ちだと考えています。
もちろんむし歯にしないということは大切なことではありますが、体全体や精神的な成長発育を考えると単に歯だけフッ素でむし歯にならないようにしても、偏った食事やむし歯予防だけを取り上げた偏った育児をかたくなに行うことのほうが、一人の人格を持った子どもの成長発育には問題を起こしそうな気が致します。
フッ素を塗ってあるから多少のお菓子を与えてもいいかという風な考えに陥りやすいと、フッ素を塗布した子どもさんのお母さんは考えてしまうように感じています。
結果としてフッ素を塗ったにもかかわらずむし歯を作ってしまうことは以前よく経験いたしました、個人的にはそれ以来積極的にはフッ素塗布は行っていません。
むしろ1歳8ヶ月の子供さんの食生活として何が一番大切かを考えた食生活指導を行うようにしています。
即ちお菓子は3歳になるまで控えていただくことと、日本の食習慣で提供される食品の味に慣れてうまい味として認識できる味覚を獲得できるよう工夫した食事の献立や調理が大切と考えています。
味付けは自然の薄味で、お腹がすいた時楽しい食事の時間とシチュエーションを工夫してあげることが大切だと考えています。
1歳〜3歳の頃は食べることはものすごく大切で楽しい時間のはずです、何でもおいしく食べられる味覚を育ててあげることこそ重要ではないでしょうか。
このような味覚形成を意識した食品の選択が実は一番大切だと思います、トマトが大好き、ピーマンがおいしい、椎茸も大好きという風な味覚を育てるためにはお菓子の甘い味は邪魔にしかなりません。
一旦お菓子の強烈な甘い味を覚えてしまえばもっともっとちょうだいになってしまうでしょう、これをきっかけとして偏食が始まってきます。
偏食が定着してしまえば克服するのは並大抵ではありません、体作りの基本は食事と運動です、フッ素ではありませんよ。
この辺を勘違いなさらないほうがいいと考えています。
診療日記予防歯科編
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=28
予防歯科
・http://www.yamadashika.jp/prevent.html
相談者からの返信
相談者:
ありりささん
返信日時:2010-12-11 08:35:08
何度も丁寧に回答くださってありがとうございました!
タイトル | 1歳半。フッ素塗布は歯科ですべきかホームケアで充分か? |
---|---|
質問者 | ありりささん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 1歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。