歯間が広い部位があり、どんなに清掃しても食片が残っている感覚がある
相談者:
CKさん (46歳:女性)
投稿日時:2011-02-18 13:16:29
⇒参考:過去のご相談
「根管治療中に大量に排膿し口腔外科を勧められた(サウジアラビア)」
他
左3番と4番の歯間が広く、食べ物が挟まります。
歯磨きをいくらしても残存感がのこります。
半年ほど前、フロスをしていて、くっと押し込んでしまったような感じがしたことがあり、それ以来左4番の後ろの歯肉の違和感が消えません。
時々軽い痛みになったりもしますが、センシティブ用の歯磨き粉を使うと多少良くなり、忙しければ忘れてしまうくらいのもので、その後はフロスを避けるようになり、そのまま様子を見てきました。
先日の、感染根管治療その後1年の検査の折、大学病院で担当してくださったA先生にその箇所を診てもらった所、心配した左2番の治療歯とはまったく関係ないようで、
「軽い歯肉炎のようだから、どこのクリニックでもいいから1度の訪問でルートプレーニングをすればいいでしょう。」
とのことで歯磨きをしっかりがんばり、近所のB先生に出向きました。
B先生は
「歯肉炎になっていないし、衛生状態もいい、その調子で歯磨きを続けて、フロスも気をつけて使っていいので、また半年後くらいに診せに来るように。」
とのことで何もせず終わりました。
そこで毎日、しっかり歯磨きに気をつけ、再びフロスや歯間ブラシも気をつけて使てみるのですが、やはりどうしても食べかすが残り、4番の後ろの歯ぐきの中に入り込んでしまっている気がしてなりません。
歯周病の指摘もなく、歯周ポケットを計ったほうがいいなどとも言われません。
1年以上前、歯チャンネルと出会い、フロスを始めた当初は一部出血もありましたが、その後まったくありません。
しかしプラークテスターが手に入らず、本当に隙間まで綺麗になっているのか?
何か代用できるものはありませんか?
歯周ポケットは同じ歯でも前と後ろと大きく数値が違うということはありますか?
4番の後ろだけ歯周ポケットが大きく、3・4番の隙間からそこに食べかすが入り込んでいるとすればどう対応すればいいですか?
また、食べかすをフロスで押し込んでしまっているとすれば、それはどうなってしまうのでしょうか?
気にばかりしているので、起きていれば舌が3・4番の間に行ってしまいます。
3番にくらべ4番の歯はもっこりしていて、後ろ側の境を磨くのに苦労しています。
歯間ブラシについては指示がありませんでしたが、勝手に使うとますます歯間乳頭がなくなってよくないのでしょうか?
すっと楽に入ってしまいます。
どうぞよろしくお願いします。
「根管治療中に大量に排膿し口腔外科を勧められた(サウジアラビア)」
他
左3番と4番の歯間が広く、食べ物が挟まります。
歯磨きをいくらしても残存感がのこります。
半年ほど前、フロスをしていて、くっと押し込んでしまったような感じがしたことがあり、それ以来左4番の後ろの歯肉の違和感が消えません。
時々軽い痛みになったりもしますが、センシティブ用の歯磨き粉を使うと多少良くなり、忙しければ忘れてしまうくらいのもので、その後はフロスを避けるようになり、そのまま様子を見てきました。
先日の、感染根管治療その後1年の検査の折、大学病院で担当してくださったA先生にその箇所を診てもらった所、心配した左2番の治療歯とはまったく関係ないようで、
「軽い歯肉炎のようだから、どこのクリニックでもいいから1度の訪問でルートプレーニングをすればいいでしょう。」
とのことで歯磨きをしっかりがんばり、近所のB先生に出向きました。
B先生は
「歯肉炎になっていないし、衛生状態もいい、その調子で歯磨きを続けて、フロスも気をつけて使っていいので、また半年後くらいに診せに来るように。」
とのことで何もせず終わりました。
そこで毎日、しっかり歯磨きに気をつけ、再びフロスや歯間ブラシも気をつけて使てみるのですが、やはりどうしても食べかすが残り、4番の後ろの歯ぐきの中に入り込んでしまっている気がしてなりません。
歯周病の指摘もなく、歯周ポケットを計ったほうがいいなどとも言われません。
1年以上前、歯チャンネルと出会い、フロスを始めた当初は一部出血もありましたが、その後まったくありません。
しかしプラークテスターが手に入らず、本当に隙間まで綺麗になっているのか?
何か代用できるものはありませんか?
歯周ポケットは同じ歯でも前と後ろと大きく数値が違うということはありますか?
4番の後ろだけ歯周ポケットが大きく、3・4番の隙間からそこに食べかすが入り込んでいるとすればどう対応すればいいですか?
また、食べかすをフロスで押し込んでしまっているとすれば、それはどうなってしまうのでしょうか?
気にばかりしているので、起きていれば舌が3・4番の間に行ってしまいます。
3番にくらべ4番の歯はもっこりしていて、後ろ側の境を磨くのに苦労しています。
歯間ブラシについては指示がありませんでしたが、勝手に使うとますます歯間乳頭がなくなってよくないのでしょうか?
すっと楽に入ってしまいます。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2011-02-18 13:47:06
隣の歯との接触はきちんとしているのでしょうか?
ひょっとしたら間隙があるのではと思いました。
ポケットが深いのならそこの対処をしなければならないでしょうし、歯肉が退職して食物がはまるのかその辺りがはっきりしませんね。
よく物がはさまる事をアピールして、もう一度歯科医院で診てもらったらいかがでしょう?
ひょっとしたら間隙があるのではと思いました。
ポケットが深いのならそこの対処をしなければならないでしょうし、歯肉が退職して食物がはまるのかその辺りがはっきりしませんね。
よく物がはさまる事をアピールして、もう一度歯科医院で診てもらったらいかがでしょう?
回答2
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-18 14:54:52
こんにちは。
>左3番と4番の歯間が広く、食べ物が挟まります。
>歯磨きをいくらしても残存感がのこります。
歯肉の退縮で歯間空隙が開いていらっしゃるのか、歯の並び方に段差(3番が高く4番が低い、逆の場合もあり)があるのか、何かしらの原因でコンタクトポイントが緩くなっているのか・・・・原因は色々ありますので、それぞれの原因に沿った対応が必要だと思います。
>半年ほど前、フロスをしていて、くっと押し込んでしまったような感じがしたことがあり、それ以来左4番の後ろの歯肉の違和感が消えません。時々軽い痛みになったりもしますが、センシティブ用の歯磨き粉を使うと多少良くなり
センシティブ用の歯磨き粉を使用なさると多少改善されるということなので、歯頚部の楔状欠損か歯根が部分的に露出されているのかもしれませんね。
軽度の場合は、このような対処法でも良いと思いますし、医院でフッ素塗布してもらうのも良いかもしれません。
フロスに関してなのですが、医院で使用法について指導を受けられたことはありますか?
なければ、一度指導していただいた方が良いように感じます。
アドバイス的に幾つかポイントを申し上げますと、
歯と歯の間にゆっくり「挿入」するような動作で入れて下さい。
その際の注意点としては、コンタクトポイントを越える時に、パチンと歯肉に当たって歯肉を痛めないように、ゆっくりと「のこぎり」を引くように左右に動かしながら挿入するのが望ましいです。
あとは片方の歯の表面にピタっとフロスを貼り付けるような形で小刻みに清掃し、もう一度同じ要領で片側を清掃して下されば、歯茎も傷つかず、痛くなることもありませんよ。
>A先生に
>「軽い歯肉炎のようだから、どこのクリニックでもいいから1度の訪問でルートプレーニングをすればいいでしょう。」
>B先生は
>「歯肉炎になっていないし、衛生状態もいい、その調子で歯磨きを続けて、フロスも気をつけて使っていいので、また半年後くらいに診せに来るように。」
>歯周病の指摘もなく、歯周ポケットを計ったほうがいいなどとも言われません。
先生によって見方がちょっと違ってくるという問題は、世界共通の悩みですね^^;
歯周ポケットのチエックはして頂いたほうが理想的だとは言えます。
>しかしプラークテスターが手に入らず、本当に隙間まで綺麗になっているのか?
>何か代用できるものはありませんか?
ドラッグストアで購入出来る国もありますし、歯科医院にしか置いていない国もあります。
担当医に医院に置いてあるかどうか、また使用すべきかどうかについてお聞きになられたら如何でしょう。
>歯周ポケットは同じ歯でも前と後ろと大きく数値が違うということはありますか?
はい、あります。
>また、食べかすをフロスで押し込んでしまっているとすれば、それはどうなってしまうのでしょうか?
歯肉炎の症状が出てきますね。
(違和感・腫れぼったい・痛い・出血など)
>気にばかりしているので、起きていれば舌が3・4番の間に行ってしまいます。
歯がザラザラしているような感じはありますか?
有れば、もう一度担当医に診て貰ってください。
歯石があるかもしれませんし、歯自体や歯根の表面がそうなっているのかもしれません。
>歯間ブラシについては指示がありませんでしたが、勝手に使うとますます歯間乳頭がなくなってよくないのでしょうか?
>すっと楽に入ってしまいます。
歯肉の退縮があり、歯間空隙が開いているような場合は歯間ブラシの使用が薦められます。
歯間ブラシは様々なサイズが販売されていますから、歯間空隙の大きさに合った適切なものを使用して下さいね。
使用時のポイントとしては、歯間ブラシの先が歯肉を痛めないように、挿入される時は、下の歯であれば、歯茎に沿って毛先を少し斜め上に向けて挿入したほうが歯肉を痛めつけません。
上顎は斜め下に向けます。
歯と歯の間にある歯肉は盛り上がっているので、真横から真っ直ぐ入れますと歯間ブラシの先が直接ぶつかってしまいますので・・・
あと、フロスにも色々な種類があります。ワックスが塗ってあるものや、無いものや、スポンジが入っている様なものまで・・・・
自分にはどのようなタイプのフロスが適しているのか、担当医にお聞きになってくださいね。
以上のことを参考になさって、もう一度担当医にご相談されることをお薦め致します。
お大事に。
>左3番と4番の歯間が広く、食べ物が挟まります。
>歯磨きをいくらしても残存感がのこります。
歯肉の退縮で歯間空隙が開いていらっしゃるのか、歯の並び方に段差(3番が高く4番が低い、逆の場合もあり)があるのか、何かしらの原因でコンタクトポイントが緩くなっているのか・・・・原因は色々ありますので、それぞれの原因に沿った対応が必要だと思います。
>半年ほど前、フロスをしていて、くっと押し込んでしまったような感じがしたことがあり、それ以来左4番の後ろの歯肉の違和感が消えません。時々軽い痛みになったりもしますが、センシティブ用の歯磨き粉を使うと多少良くなり
センシティブ用の歯磨き粉を使用なさると多少改善されるということなので、歯頚部の楔状欠損か歯根が部分的に露出されているのかもしれませんね。
軽度の場合は、このような対処法でも良いと思いますし、医院でフッ素塗布してもらうのも良いかもしれません。
フロスに関してなのですが、医院で使用法について指導を受けられたことはありますか?
なければ、一度指導していただいた方が良いように感じます。
アドバイス的に幾つかポイントを申し上げますと、
歯と歯の間にゆっくり「挿入」するような動作で入れて下さい。
その際の注意点としては、コンタクトポイントを越える時に、パチンと歯肉に当たって歯肉を痛めないように、ゆっくりと「のこぎり」を引くように左右に動かしながら挿入するのが望ましいです。
あとは片方の歯の表面にピタっとフロスを貼り付けるような形で小刻みに清掃し、もう一度同じ要領で片側を清掃して下されば、歯茎も傷つかず、痛くなることもありませんよ。
>A先生に
>「軽い歯肉炎のようだから、どこのクリニックでもいいから1度の訪問でルートプレーニングをすればいいでしょう。」
>B先生は
>「歯肉炎になっていないし、衛生状態もいい、その調子で歯磨きを続けて、フロスも気をつけて使っていいので、また半年後くらいに診せに来るように。」
>歯周病の指摘もなく、歯周ポケットを計ったほうがいいなどとも言われません。
先生によって見方がちょっと違ってくるという問題は、世界共通の悩みですね^^;
歯周ポケットのチエックはして頂いたほうが理想的だとは言えます。
>しかしプラークテスターが手に入らず、本当に隙間まで綺麗になっているのか?
>何か代用できるものはありませんか?
ドラッグストアで購入出来る国もありますし、歯科医院にしか置いていない国もあります。
担当医に医院に置いてあるかどうか、また使用すべきかどうかについてお聞きになられたら如何でしょう。
>歯周ポケットは同じ歯でも前と後ろと大きく数値が違うということはありますか?
はい、あります。
>また、食べかすをフロスで押し込んでしまっているとすれば、それはどうなってしまうのでしょうか?
歯肉炎の症状が出てきますね。
(違和感・腫れぼったい・痛い・出血など)
>気にばかりしているので、起きていれば舌が3・4番の間に行ってしまいます。
歯がザラザラしているような感じはありますか?
有れば、もう一度担当医に診て貰ってください。
歯石があるかもしれませんし、歯自体や歯根の表面がそうなっているのかもしれません。
>歯間ブラシについては指示がありませんでしたが、勝手に使うとますます歯間乳頭がなくなってよくないのでしょうか?
>すっと楽に入ってしまいます。
歯肉の退縮があり、歯間空隙が開いているような場合は歯間ブラシの使用が薦められます。
歯間ブラシは様々なサイズが販売されていますから、歯間空隙の大きさに合った適切なものを使用して下さいね。
使用時のポイントとしては、歯間ブラシの先が歯肉を痛めないように、挿入される時は、下の歯であれば、歯茎に沿って毛先を少し斜め上に向けて挿入したほうが歯肉を痛めつけません。
上顎は斜め下に向けます。
歯と歯の間にある歯肉は盛り上がっているので、真横から真っ直ぐ入れますと歯間ブラシの先が直接ぶつかってしまいますので・・・
あと、フロスにも色々な種類があります。ワックスが塗ってあるものや、無いものや、スポンジが入っている様なものまで・・・・
自分にはどのようなタイプのフロスが適しているのか、担当医にお聞きになってくださいね。
以上のことを参考になさって、もう一度担当医にご相談されることをお薦め致します。
お大事に。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-18 15:05:35
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-02-18 17:34:54
回答4
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-19 03:57:52
こんばんは。
内容が長いので、ちょっと要約してみますね^^;
イ・左右1・2番は差し歯(根管治療済み)→ A先生担当
ロ・3番は2年前に近心側面にレジン充填(有髄歯)→ B先生担当
ハ・4番には銀の詰め物、3番との間が黒っぽい、でも虫歯はない、(有髄歯?感染根管治療済み?)→20年以上前、日本の先生
歯の状態及び担当医はこのような感じでしょうか?
>4番の裏側のみ、歯と歯肉境目あたりの違和感です。
実際に診ておりませんので、何とコメントしたら良いのか悩むところですが、4番の後ろ側(遠心側面)と裏側の歯肉に食片圧入があり、違和感もあるということから、以下のことが想像されます。あくまでも憶測だということはご了承下さい。
a 問題はないと言われているが、4番の銀の詰め物と歯茎との境目の部分のマージン・フットが良くない
b 歯肉縁下の歯石がある
上記の2つともプラークが付きやすく、当然炎症を起こしますが、初期段階の自覚症状としては、違和感を感じる程度ぐらいの患者さんが多いです。
記述内容を読んだ後の全体的な感想ですが、歯周ポケット・チェックは是非して頂きたいなと。
歯周病の治療を得意とされている先生には紹介して貰えませんでしたか?
口腔外科に紹介されましたよね・・・・
何のためだったのでしょうか?
>当サイトでも勉強しながら気をつけてがんばってるつもりですが、しらずしらず過度の歯磨きやフロスで歯肉を痛めてしまっているのでしょうか?
お偉いですね^^
歯科疾患の予防は患者さんが主導となって行われませんと十分発揮出来ません。
なので、歯磨き自体はとても良いことなのですが、何事も頑張り過ぎは禁物だと思います。
案外患者さんは磨きすぎの弊害をご存じありません。
そうですね、私たちも患者さんに磨かないとどのように悪くなるかという説明はしても、磨き過ぎるとどの様に悪くなるかまではお話していないことも多いのです・・・
オーバーブラッシングで心配なのは歯肉退縮です。
いったん進行してしまいますと、歯周病で起こる骨吸収と同じように基本的には元に戻りません。
また、知覚過敏の原因になることもあります。
沁みるのは自分の歯磨きが足りないためだと誤解して、さらに歯磨きをされる方もおられますね・・・・
よく頑張っているねと褒めたいところですが、やり過ぎは禁物ですね。
あと、歯肉退縮体質といいますか、先天的に起こしやすい患者さんは、オーバーブラッシングなさると歯肉退縮が急速に進行してしまうことがあります。
歯肉や歯槽骨が薄い方、歯列不正を伴う方、歯の大きさと顎骨の大きさのバランスが悪い方は→歯茎がやせやすい体質をお持ちだと言えます。
>大学病院で聞いたのですが、ないとのことでした・・・
>歯のクリーニングはフィリピン女性任せで、歯磨き指導などもありませんし、プラークテスターについても知らず、まり期待できそうにないですし・・・
他の大きな病院や医院にお聞きになられてみましたか?
何軒かに足を運ぶのは大変だと思いますが・・・・・
因みに、海外では Disclosing agentと呼ぶのが一般的です。
>歯肉の奥深くに入り込んだ食べかすは、自然には出てこないものですか?
ここで言われる食べかすが「プラーク」なのか「食片」なのかで多少ち違ってきます。
プラークであれは、人為的に取らないと自然には出てきません。
粘りがありますので歯の表面にベタっとくっつきます。
食片であれば、取れてしまうことが多いです。
>食べかすは歯肉に挟まったままだと、その後どうなってしまいますか?
炎症をおこしますね。
参考になさって下さい。
内容が長いので、ちょっと要約してみますね^^;
イ・左右1・2番は差し歯(根管治療済み)→ A先生担当
ロ・3番は2年前に近心側面にレジン充填(有髄歯)→ B先生担当
ハ・4番には銀の詰め物、3番との間が黒っぽい、でも虫歯はない、(有髄歯?感染根管治療済み?)→20年以上前、日本の先生
歯の状態及び担当医はこのような感じでしょうか?
>4番の裏側のみ、歯と歯肉境目あたりの違和感です。
実際に診ておりませんので、何とコメントしたら良いのか悩むところですが、4番の後ろ側(遠心側面)と裏側の歯肉に食片圧入があり、違和感もあるということから、以下のことが想像されます。あくまでも憶測だということはご了承下さい。
a 問題はないと言われているが、4番の銀の詰め物と歯茎との境目の部分のマージン・フットが良くない
b 歯肉縁下の歯石がある
上記の2つともプラークが付きやすく、当然炎症を起こしますが、初期段階の自覚症状としては、違和感を感じる程度ぐらいの患者さんが多いです。
記述内容を読んだ後の全体的な感想ですが、歯周ポケット・チェックは是非して頂きたいなと。
歯周病の治療を得意とされている先生には紹介して貰えませんでしたか?
口腔外科に紹介されましたよね・・・・
何のためだったのでしょうか?
>当サイトでも勉強しながら気をつけてがんばってるつもりですが、しらずしらず過度の歯磨きやフロスで歯肉を痛めてしまっているのでしょうか?
お偉いですね^^
歯科疾患の予防は患者さんが主導となって行われませんと十分発揮出来ません。
なので、歯磨き自体はとても良いことなのですが、何事も頑張り過ぎは禁物だと思います。
案外患者さんは磨きすぎの弊害をご存じありません。
そうですね、私たちも患者さんに磨かないとどのように悪くなるかという説明はしても、磨き過ぎるとどの様に悪くなるかまではお話していないことも多いのです・・・
オーバーブラッシングで心配なのは歯肉退縮です。
いったん進行してしまいますと、歯周病で起こる骨吸収と同じように基本的には元に戻りません。
また、知覚過敏の原因になることもあります。
沁みるのは自分の歯磨きが足りないためだと誤解して、さらに歯磨きをされる方もおられますね・・・・
よく頑張っているねと褒めたいところですが、やり過ぎは禁物ですね。
あと、歯肉退縮体質といいますか、先天的に起こしやすい患者さんは、オーバーブラッシングなさると歯肉退縮が急速に進行してしまうことがあります。
歯肉や歯槽骨が薄い方、歯列不正を伴う方、歯の大きさと顎骨の大きさのバランスが悪い方は→歯茎がやせやすい体質をお持ちだと言えます。
>大学病院で聞いたのですが、ないとのことでした・・・
>歯のクリーニングはフィリピン女性任せで、歯磨き指導などもありませんし、プラークテスターについても知らず、まり期待できそうにないですし・・・
他の大きな病院や医院にお聞きになられてみましたか?
何軒かに足を運ぶのは大変だと思いますが・・・・・
因みに、海外では Disclosing agentと呼ぶのが一般的です。
>歯肉の奥深くに入り込んだ食べかすは、自然には出てこないものですか?
ここで言われる食べかすが「プラーク」なのか「食片」なのかで多少ち違ってきます。
プラークであれは、人為的に取らないと自然には出てきません。
粘りがありますので歯の表面にベタっとくっつきます。
食片であれば、取れてしまうことが多いです。
>食べかすは歯肉に挟まったままだと、その後どうなってしまいますか?
炎症をおこしますね。
参考になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-02-19 16:04:03
王先生、
>実際に診ておりませんので、何とコメントしたら良いのか悩むところですが、
当然です。
ネット上でいくら長々とご説明してもやはり実際に見てみなければ回答しにくいだろうと、途中で何度も返信1を編集してしまったにもかかわらず、再び丁寧でご親切な回答、本当にありがとうございます。
左右1・2はすべて20−30年近く前、日本で根管治療および差し歯にしており、一昨年その左2番の突然の痛みでこちらのサイトに初めてご相談させていただき、歯根膿瘍、感染根管治療が必要と判り、それ以来大変勉強させていただいたりお世話になっております。
>口腔外科に紹介されましたよね・・・・何のためだったのでしょうか?
その左2の感染根管治療でお世話になったのがA先生で、歯根端切除もした方がいいかもとの事で、見ていただいたのが、口腔外科の先生で、歯肉も口腔衛生状況も大変良いので、その必要はない、定期的に根管治療後の検査をするようにとの事で、その後一年が終了し、経過は予想以上に良好・もう心配なしとの判断を先月いただいたばかりです。
その際気になった、左4番裏の違和感の原因がとりあえず左2番とはまったく関係ないことがわかり、近所のB先生かかることにしたのです。
(会社の医療保険制度上、大学病院での治療は手間なので)
>4番の後ろ側(遠心側面)と裏側の歯肉に食片圧入
はい、原因は食片圧入だったようです。
そのためB先生もフロスの使い方の実演こそありませんでしたが、しっかり指に巻きつけ引っ張りゆっくり差し込み、引きおろせない時は、手前に引き抜けばいいと、指示を下さり、引き続き歯ブラシもしっかり使うように指示をくださいました。
>a 問題はないと言われているが、4番の銀の詰め物と歯茎との境目の部分のマージン・フットが良くない
詰め物はかみ合わせのところだけなので、問題ないようです。
3・4番の境目の角度が深いため、歯ブラシが入りにくく、長年よく磨けていなかったのだと思います。
また前から見た歯間乳頭が奥場って深くなっており、そこに食べかすが入り込み詰まってしまう感じです。
>磨き過ぎるとどの様に悪くなるかまではお話していないことも多いのです
>・知覚過敏の原因になることもあります
B先生のOKでフロスを再び使い始め、また最近、幼児用の歯ブラシを使いよくなったかな?と感じています
>食片であれば、取れてしまうことが多いです。
これが聞きたかったので,少し安心しました。
>実際に診ておりませんので、何とコメントしたら良いのか悩むところですが、
当然です。
ネット上でいくら長々とご説明してもやはり実際に見てみなければ回答しにくいだろうと、途中で何度も返信1を編集してしまったにもかかわらず、再び丁寧でご親切な回答、本当にありがとうございます。
左右1・2はすべて20−30年近く前、日本で根管治療および差し歯にしており、一昨年その左2番の突然の痛みでこちらのサイトに初めてご相談させていただき、歯根膿瘍、感染根管治療が必要と判り、それ以来大変勉強させていただいたりお世話になっております。
>口腔外科に紹介されましたよね・・・・何のためだったのでしょうか?
その左2の感染根管治療でお世話になったのがA先生で、歯根端切除もした方がいいかもとの事で、見ていただいたのが、口腔外科の先生で、歯肉も口腔衛生状況も大変良いので、その必要はない、定期的に根管治療後の検査をするようにとの事で、その後一年が終了し、経過は予想以上に良好・もう心配なしとの判断を先月いただいたばかりです。
その際気になった、左4番裏の違和感の原因がとりあえず左2番とはまったく関係ないことがわかり、近所のB先生かかることにしたのです。
(会社の医療保険制度上、大学病院での治療は手間なので)
>4番の後ろ側(遠心側面)と裏側の歯肉に食片圧入
はい、原因は食片圧入だったようです。
そのためB先生もフロスの使い方の実演こそありませんでしたが、しっかり指に巻きつけ引っ張りゆっくり差し込み、引きおろせない時は、手前に引き抜けばいいと、指示を下さり、引き続き歯ブラシもしっかり使うように指示をくださいました。
>a 問題はないと言われているが、4番の銀の詰め物と歯茎との境目の部分のマージン・フットが良くない
詰め物はかみ合わせのところだけなので、問題ないようです。
3・4番の境目の角度が深いため、歯ブラシが入りにくく、長年よく磨けていなかったのだと思います。
また前から見た歯間乳頭が奥場って深くなっており、そこに食べかすが入り込み詰まってしまう感じです。
>磨き過ぎるとどの様に悪くなるかまではお話していないことも多いのです
>・知覚過敏の原因になることもあります
B先生のOKでフロスを再び使い始め、また最近、幼児用の歯ブラシを使いよくなったかな?と感じています
>食片であれば、取れてしまうことが多いです。
これが聞きたかったので,少し安心しました。
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-02-20 15:31:00
プラークコントロールについて、もう少し確認と質問をさせてください。
1−歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ、どれも食片ではなくプラークを落とすことが何よりの目的ということですね?
2−歯周ポケットがある場合、食後すぐの歯磨きは通常の人より食べかすも入り込みやすいと思うのですが、食べかすがプラークになるのに24時間くらいとありましたので、寝起きと寝る前にしっかり歯磨きが出来ていれば、食後すぐの歯磨きは避けた方がいいと考えていいでしょうか?
目にゴミが入った時、涙で押し出そうとするように、歯肉内には何らかの自浄力はあるのですか?
また歯肉の中はいつもアルカリ性との事なので虫歯にはならないが、歯周病になるので、その原因となるプラークをポケット内に残しておかないようにフロスでこすり落とすということですね。
3−フロスは歯ブラシの原則のように上から下におろさなくても、前後左右にこする事で、フロスにプラークがこびり付いてきてとれるのですか?
また、フロス・歯間ブラシも毎食後より、朝か寝る前に1度しっかすればいいのでしょうか。
4−歯間ブラシの替え時は?
5−一時帰国の際にはプラークテスターを持ち帰ろうと思っていますが、さし当たって何らかの食材で代用出来るものはありませんか?本当に磨けてるのか、どうしても磨き残しになっているのか確かめたいです。
6−また歯ブラシも大きいサイズが多く、サイトで紹介されているような小ぶりの長方形のが見つからず、仕方なく幼児用の歯ブラシを必要に応じて使っています。
(特に問題の3・4番の境目のの裏側のくぼみ)
歯ブラシ選びのコツとポイントなど、お聞かせください。
田部先生・藤森先生
ご返事ありがとうございました。
隣の歯との接触はきちんとしていますが、ただでさえ立体感がある3・4番の歯間で、さらに歯肉退縮して食片が挟まりやすくなっており、裏側のくぼみが深く歯ブラシの先があたらずよく磨けていなかったため、ポケットも4番の表はしまっていても、裏側と境目だけが大きいのだと思います。
4番の裏のみに残存感が残る事をアピールしていなかったので、6ヶ月も待たず、来月くらいにでも歯周病の件も含めしっかり対策を相談してみようと思います。
>歯周ポケットを深くしてしまっている可能性を示す有名な論文がありました。ご注意ください。
注意はしているつもりなのですが、正しく上手くできているのか?間違った使い方をしているのか?
それが自分で判断できなくて、困っているところです。
どうすれば間違いなく安全に使いこなせるのか、「磨けている」を目指して試行錯誤中なのです。
以上、いくつかの質問を項目にしてみましたので更なるご回答をいただけると助かります。
1−歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ、どれも食片ではなくプラークを落とすことが何よりの目的ということですね?
2−歯周ポケットがある場合、食後すぐの歯磨きは通常の人より食べかすも入り込みやすいと思うのですが、食べかすがプラークになるのに24時間くらいとありましたので、寝起きと寝る前にしっかり歯磨きが出来ていれば、食後すぐの歯磨きは避けた方がいいと考えていいでしょうか?
目にゴミが入った時、涙で押し出そうとするように、歯肉内には何らかの自浄力はあるのですか?
また歯肉の中はいつもアルカリ性との事なので虫歯にはならないが、歯周病になるので、その原因となるプラークをポケット内に残しておかないようにフロスでこすり落とすということですね。
3−フロスは歯ブラシの原則のように上から下におろさなくても、前後左右にこする事で、フロスにプラークがこびり付いてきてとれるのですか?
また、フロス・歯間ブラシも毎食後より、朝か寝る前に1度しっかすればいいのでしょうか。
4−歯間ブラシの替え時は?
5−一時帰国の際にはプラークテスターを持ち帰ろうと思っていますが、さし当たって何らかの食材で代用出来るものはありませんか?本当に磨けてるのか、どうしても磨き残しになっているのか確かめたいです。
6−また歯ブラシも大きいサイズが多く、サイトで紹介されているような小ぶりの長方形のが見つからず、仕方なく幼児用の歯ブラシを必要に応じて使っています。
(特に問題の3・4番の境目のの裏側のくぼみ)
歯ブラシ選びのコツとポイントなど、お聞かせください。
田部先生・藤森先生
ご返事ありがとうございました。
隣の歯との接触はきちんとしていますが、ただでさえ立体感がある3・4番の歯間で、さらに歯肉退縮して食片が挟まりやすくなっており、裏側のくぼみが深く歯ブラシの先があたらずよく磨けていなかったため、ポケットも4番の表はしまっていても、裏側と境目だけが大きいのだと思います。
4番の裏のみに残存感が残る事をアピールしていなかったので、6ヶ月も待たず、来月くらいにでも歯周病の件も含めしっかり対策を相談してみようと思います。
>歯周ポケットを深くしてしまっている可能性を示す有名な論文がありました。ご注意ください。
注意はしているつもりなのですが、正しく上手くできているのか?間違った使い方をしているのか?
それが自分で判断できなくて、困っているところです。
どうすれば間違いなく安全に使いこなせるのか、「磨けている」を目指して試行錯誤中なのです。
以上、いくつかの質問を項目にしてみましたので更なるご回答をいただけると助かります。
回答5
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-21 03:27:29
こんばんは
私も他の先生のお返事をずっと待っておりましたが・・・・ないようなので、先にお返事致しますね^^
>1−歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ、どれも食片ではなくプラークを落とすことが何よりの目的ということですね?
そうであるとも言えますし、両方兼ねているとも言えます。
歯肉退縮があり、歯間隙空間が大きい方はそれだけでも、よく食片圧入を起こしますので、通常の頬・舌等による自浄がある程度までに出来ない場合は、これらの器具で取らなければなりません。
>2−歯周ポケットがある場合、食後すぐの歯磨きは通常の人より食べかすも入り込みやすいと思うのですが、食べかすがプラークになるのに24時間くらいとありましたので、寝起きと寝る前にしっかり歯磨きが出来ていれば、食後すぐの歯磨きは避けた方がいいと考えていいでしょうか?
>目にゴミが入った時、涙で押し出そうとするように、歯肉内には何らかの自浄力はあるのですか?
食片圧入に関してですが、歯肉の炎症が激しく、真っ赤に腫れあがり、辺縁歯肉が剥がれていて、さらに歯根膜・歯槽骨も破壊されているような酷い状態の場合以外は、極端に残渣が歯肉の奥深くに入り込むことはないです。
周りにこびり付いているというような場合が多いので、通常のブラッシングで取れます。
食後「直ぐ」の歯磨きは他の点でもあまりお薦め出来ませんので、出来れば大きい残渣をフロスでまずお取りしてから、食後30−1時間経てからのブラッシングをお薦めしております。
第一防御線である辺縁歯肉にプラークや歯石が付着しますと、発赤、腫脹、排膿といった典型的な炎症反応を認めますが、これは炎症性細胞浸潤という生体防御反応が起きているからです。
歯周組織には国境警備隊のよう抵抗力がありますが、食べ物の残渣を掻き出すような動態的自浄動作は期待出来ません。
>3−フロスは歯ブラシの原則のように上から下におろさなくても、前後左右にこする事で、フロスにプラークがこびり付いてきてとれるのですか?
>また、フロス・歯間ブラシも毎食後より、朝か寝る前に1度しっかすればいいのでしょうか。
はい。
でも、歯根が長く露出されている方は上下の動作も必要です。
基本的には、そういう事になりますね。
ただ、個々の状態に合わせて使用回数のアドバイスをしておりますので、CKさんにとって何回がお勧めなのかは担当医に伺ってください。
>4−歯間ブラシの替え時は?
簡単な目安としては、毛先が薄くなり、毛並がぐちゃっ、くたっと倒れて来ていないかどうか。
これではプラークもキレイに落とせないですね。
>5−一時帰国の際にはプラークテスターを持ち帰ろうと思っていますが、さし当たって何らかの食材で代用出来るものはありませんか?
プラークテスターは、 主として液状のものが多く、 他に錠剤のもの、歯磨剤に添加したものなど、数種類が市販されています。
基本成分は、色素・水・アルコールですが、色素成分には色々な種類がありまして、
ヨードや食用色素を使用したものでビスマルクブラウン、
エリスロシン (食用赤色3号)、
フロキシン (食用赤色104号)
があります。(←私が知っているものです)
食用青色のブリリアントブルー (青色1号) が含有されているものもあります。
a染色性と鑑別性が良い
b非不快味
c無刺激性
d非発癌性
e易脱色性
が揃ったものが良いとされています。
代用品は考えたことがないので、お答え出来ませんが、手に入りやすいものとして稀ヨード液だと思います。
ただ、染色性と鑑別性が悪いです。
もう一度disclosing agentと和製英語ではない英語で担当医に訊いてみましょう。
>6−また歯ブラシも大きいサイズが多く、サイトで紹介されているような小ぶりの長方形のが見つからず、仕方なく幼児用の歯ブラシを必要に応じて使っています。
>(特に問題の3・4番の境目のの裏側のくぼみ)
>歯ブラシ選びのコツとポイントなど、お聞かせください。
理想を言います。
ただ、全ての患者さんに合うかどうかは別ですよ。
イ・歯ブラシのヘッドは2cmぐらい
ロ・毛束が三列
ハ・硬さは「ふつう」
(炎症で、弱い力で丁寧に磨かなければならない場合は「柔らかめ」でいいと思いますが、刷掃能力が悪いので、プラークが残ってしまう可能性が高まります。歯肉に出血・痛みといった問題が無ければ「ふつう」の硬さで良いと思います。)
3・4番の境目にはタフトブラシも良いのではないかと感じますが、手に入らない当分の間は、そこだけはブラシを立てて、タテ磨きをなさったら如何でしょう。
多くの方が同じように磨いているのと磨けているの違いに悩まれます。
あまりご不安に感じることはないですよ。
ご自分でケアなさることはとても重要なことですし、それを実践なさっているCKさんは偉いと思います。
それでも、もう一度歯周状態や歯周ポケットに関する検査と、歯磨きの改善点についての専門的なアドバイスを受けられたほうがよいでしょう。
その上で、これからは定期的にPMTC(professional mechanical tooth cleaning専門家による機械的歯面清掃)を受けていくことも歯科疾患の予防には良いことだと思いますよ。
あとは、普段から歯ごたえのある繊維質のものを多く摂取することで、腸の掃除だけでなく、天然のハブラシとして歯のよごれも一緒に取れますから、一石二鳥の方法だと思いますよ^^
頑張って下さいね。
あっ、長い・・・・・・・^^;
私も他の先生のお返事をずっと待っておりましたが・・・・ないようなので、先にお返事致しますね^^
>1−歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ、どれも食片ではなくプラークを落とすことが何よりの目的ということですね?
そうであるとも言えますし、両方兼ねているとも言えます。
歯肉退縮があり、歯間隙空間が大きい方はそれだけでも、よく食片圧入を起こしますので、通常の頬・舌等による自浄がある程度までに出来ない場合は、これらの器具で取らなければなりません。
>2−歯周ポケットがある場合、食後すぐの歯磨きは通常の人より食べかすも入り込みやすいと思うのですが、食べかすがプラークになるのに24時間くらいとありましたので、寝起きと寝る前にしっかり歯磨きが出来ていれば、食後すぐの歯磨きは避けた方がいいと考えていいでしょうか?
>目にゴミが入った時、涙で押し出そうとするように、歯肉内には何らかの自浄力はあるのですか?
食片圧入に関してですが、歯肉の炎症が激しく、真っ赤に腫れあがり、辺縁歯肉が剥がれていて、さらに歯根膜・歯槽骨も破壊されているような酷い状態の場合以外は、極端に残渣が歯肉の奥深くに入り込むことはないです。
周りにこびり付いているというような場合が多いので、通常のブラッシングで取れます。
食後「直ぐ」の歯磨きは他の点でもあまりお薦め出来ませんので、出来れば大きい残渣をフロスでまずお取りしてから、食後30−1時間経てからのブラッシングをお薦めしております。
第一防御線である辺縁歯肉にプラークや歯石が付着しますと、発赤、腫脹、排膿といった典型的な炎症反応を認めますが、これは炎症性細胞浸潤という生体防御反応が起きているからです。
歯周組織には国境警備隊のよう抵抗力がありますが、食べ物の残渣を掻き出すような動態的自浄動作は期待出来ません。
>3−フロスは歯ブラシの原則のように上から下におろさなくても、前後左右にこする事で、フロスにプラークがこびり付いてきてとれるのですか?
>また、フロス・歯間ブラシも毎食後より、朝か寝る前に1度しっかすればいいのでしょうか。
はい。
でも、歯根が長く露出されている方は上下の動作も必要です。
基本的には、そういう事になりますね。
ただ、個々の状態に合わせて使用回数のアドバイスをしておりますので、CKさんにとって何回がお勧めなのかは担当医に伺ってください。
>4−歯間ブラシの替え時は?
簡単な目安としては、毛先が薄くなり、毛並がぐちゃっ、くたっと倒れて来ていないかどうか。
これではプラークもキレイに落とせないですね。
>5−一時帰国の際にはプラークテスターを持ち帰ろうと思っていますが、さし当たって何らかの食材で代用出来るものはありませんか?
プラークテスターは、 主として液状のものが多く、 他に錠剤のもの、歯磨剤に添加したものなど、数種類が市販されています。
基本成分は、色素・水・アルコールですが、色素成分には色々な種類がありまして、
ヨードや食用色素を使用したものでビスマルクブラウン、
エリスロシン (食用赤色3号)、
フロキシン (食用赤色104号)
があります。(←私が知っているものです)
食用青色のブリリアントブルー (青色1号) が含有されているものもあります。
a染色性と鑑別性が良い
b非不快味
c無刺激性
d非発癌性
e易脱色性
が揃ったものが良いとされています。
代用品は考えたことがないので、お答え出来ませんが、手に入りやすいものとして稀ヨード液だと思います。
ただ、染色性と鑑別性が悪いです。
もう一度disclosing agentと和製英語ではない英語で担当医に訊いてみましょう。
>6−また歯ブラシも大きいサイズが多く、サイトで紹介されているような小ぶりの長方形のが見つからず、仕方なく幼児用の歯ブラシを必要に応じて使っています。
>(特に問題の3・4番の境目のの裏側のくぼみ)
>歯ブラシ選びのコツとポイントなど、お聞かせください。
理想を言います。
ただ、全ての患者さんに合うかどうかは別ですよ。
イ・歯ブラシのヘッドは2cmぐらい
ロ・毛束が三列
ハ・硬さは「ふつう」
(炎症で、弱い力で丁寧に磨かなければならない場合は「柔らかめ」でいいと思いますが、刷掃能力が悪いので、プラークが残ってしまう可能性が高まります。歯肉に出血・痛みといった問題が無ければ「ふつう」の硬さで良いと思います。)
3・4番の境目にはタフトブラシも良いのではないかと感じますが、手に入らない当分の間は、そこだけはブラシを立てて、タテ磨きをなさったら如何でしょう。
多くの方が同じように磨いているのと磨けているの違いに悩まれます。
あまりご不安に感じることはないですよ。
ご自分でケアなさることはとても重要なことですし、それを実践なさっているCKさんは偉いと思います。
それでも、もう一度歯周状態や歯周ポケットに関する検査と、歯磨きの改善点についての専門的なアドバイスを受けられたほうがよいでしょう。
その上で、これからは定期的にPMTC(professional mechanical tooth cleaning専門家による機械的歯面清掃)を受けていくことも歯科疾患の予防には良いことだと思いますよ。
あとは、普段から歯ごたえのある繊維質のものを多く摂取することで、腸の掃除だけでなく、天然のハブラシとして歯のよごれも一緒に取れますから、一石二鳥の方法だと思いますよ^^
頑張って下さいね。
あっ、長い・・・・・・・^^;
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-02-21 17:03:27
詳しくありがとうございます。なかなか上手く説明し切れていないのに、本当によく私の歯の状況を理解くださった回答で、大変参考になります。
>通常の頬・舌等による自浄がある程度までに出来ない場合は、これらの器具で取らなければなりません
>出来れば大きい残渣をフロスでまずお取りしてから、食後30−1時間経てからのブラッシングをお薦めしております。
食後すぐのブラッシングをしていたら、唾液の分泌が悪くなるのか、口腔内がキシキシする感じが強くなるし、フロスも食片を押し込むかと心配で、いつも歯ブラシの後に使った方がいいとばかりおもいこんでいました。
>普段から歯ごたえのある繊維質のものを多く摂取することで、腸の掃除だけでなく、天然のハブラシとして歯のよごれも一緒に取れますから、一石二鳥の方法だと思いますよ^^
今日の先生のアドバイスでレタスを食べた後、フロスをしたらすっとレタスの繊維が取れてきました。
辺縁歯肉にひっかかっていたんですね。
これまではそういった食片が歯ブラシでも取れずずっと違和感をひきずって、自然に取れた時は良いが、取れないで違和感を何ヶ月も引きずってきていたんでしょうか。
1−食後すぐの歯ブラシは避けた方が良いが、とりあえず食片は口腔内には残さない方がいいため、大きい残渣を落とすことを目的にフロスを毎食後使って大丈夫ということですね。
その際はポケットの深いところへは入れず、歯間の掃除だけを目的とすればよかったでしょうか?
左4番の状況をもう少し説明させていただきます。
かみ合わせ部分に20年以上前から銀の詰め物があるが両サイド前後にはかかっておらず、神経もあるが付け根あたりが茶色っぽく変色している。
前部の歯根のみが露出されているが歯肉はしまっている。知覚過敏もない。
2番よりの境へ行くほど黒ずみが濃いが、後ろ側の歯は白く根元のみ薄いアイボリー。
歯肉からの出血はどの部分でも一切なく、薄ピンクで炎症もなく、ぺロットめくれるようなこともまったくない。
2番よりの境目から後部の辺縁歯肉に違和感、歯ブラシの先が当たると痛いことがあり、センシティブ用の歯磨き粉を使うと後部の違和感も薄れた。
今は痛みも違和感もほぼなくなっている。
前後はフロスが隠れるくらい、4番よりの境は歯間乳頭の上部付け根くらいまで、2番よりの境は前部の歯根が見えているあたりまでかなり深く入ってしまうようです。
王先生のフロスの使い方指示で、表面にピタっとフロスを貼り付けるような形で小刻みに清掃してみたところ、2番より及び後ろが以前よりつるつるする感触になってきました。
2−2番よりは本当にかなりフロスが入って言ってしまうので、なるべく上から下にこぎ落とすように使っていますが、どこまでフロスを入れてもいいのでしょうか?
食後のフロスはこのポケット深くへは入れないほうがいいですね!?
3−違和感と痛みの原因は食片圧入だったようですが、私の現状からしてやはりルートプレーニングをしたほうがいいでしょうか?
歯石取りやルートプレーニングをすることで、より視覚過敏になるのが心配です。
4−ちなみに歯磨き粉はアメリカ製のクロガーのSensitive用、スイス製のEmoform sensitiveか、Sensodine Rapid action が比較的使い心地がよく、同じセンシティブでも歯周病やガムケア用のものは、使用後キシキシしてより違和感がのこります。なぜでしょうか?
>歯周状態や歯周ポケットに関する検査と、歯磨きの改善点についての専門的なアドバイスを受けられたほうがよいでしょう。
はい、ぜひそうしたいとは思うのですが、場所と先生選びが何より大切に感じています。
5−感染根管治療の際はエンドの先生を薦められましたが、歯周状況を得意とする専門家は英語で何といいますか?
やはり、より専門的な設備・技術を必要とする分野なのでしょうか?それとも一般の医師ならするべき基本的な治療・指導で済むことなのでしょうか?
先生の技量も気になるところですし、歯周病だとすれば何より日ごろのケアの指示がいただけなければ、意味ないでしょうし。
以上大変長くなり、やはり診てみないとなんとも難しいところでしょうが、どうぞよろしくお願いします。
>通常の頬・舌等による自浄がある程度までに出来ない場合は、これらの器具で取らなければなりません
>出来れば大きい残渣をフロスでまずお取りしてから、食後30−1時間経てからのブラッシングをお薦めしております。
食後すぐのブラッシングをしていたら、唾液の分泌が悪くなるのか、口腔内がキシキシする感じが強くなるし、フロスも食片を押し込むかと心配で、いつも歯ブラシの後に使った方がいいとばかりおもいこんでいました。
>普段から歯ごたえのある繊維質のものを多く摂取することで、腸の掃除だけでなく、天然のハブラシとして歯のよごれも一緒に取れますから、一石二鳥の方法だと思いますよ^^
今日の先生のアドバイスでレタスを食べた後、フロスをしたらすっとレタスの繊維が取れてきました。
辺縁歯肉にひっかかっていたんですね。
これまではそういった食片が歯ブラシでも取れずずっと違和感をひきずって、自然に取れた時は良いが、取れないで違和感を何ヶ月も引きずってきていたんでしょうか。
1−食後すぐの歯ブラシは避けた方が良いが、とりあえず食片は口腔内には残さない方がいいため、大きい残渣を落とすことを目的にフロスを毎食後使って大丈夫ということですね。
その際はポケットの深いところへは入れず、歯間の掃除だけを目的とすればよかったでしょうか?
左4番の状況をもう少し説明させていただきます。
かみ合わせ部分に20年以上前から銀の詰め物があるが両サイド前後にはかかっておらず、神経もあるが付け根あたりが茶色っぽく変色している。
前部の歯根のみが露出されているが歯肉はしまっている。知覚過敏もない。
2番よりの境へ行くほど黒ずみが濃いが、後ろ側の歯は白く根元のみ薄いアイボリー。
歯肉からの出血はどの部分でも一切なく、薄ピンクで炎症もなく、ぺロットめくれるようなこともまったくない。
2番よりの境目から後部の辺縁歯肉に違和感、歯ブラシの先が当たると痛いことがあり、センシティブ用の歯磨き粉を使うと後部の違和感も薄れた。
今は痛みも違和感もほぼなくなっている。
前後はフロスが隠れるくらい、4番よりの境は歯間乳頭の上部付け根くらいまで、2番よりの境は前部の歯根が見えているあたりまでかなり深く入ってしまうようです。
王先生のフロスの使い方指示で、表面にピタっとフロスを貼り付けるような形で小刻みに清掃してみたところ、2番より及び後ろが以前よりつるつるする感触になってきました。
2−2番よりは本当にかなりフロスが入って言ってしまうので、なるべく上から下にこぎ落とすように使っていますが、どこまでフロスを入れてもいいのでしょうか?
食後のフロスはこのポケット深くへは入れないほうがいいですね!?
3−違和感と痛みの原因は食片圧入だったようですが、私の現状からしてやはりルートプレーニングをしたほうがいいでしょうか?
歯石取りやルートプレーニングをすることで、より視覚過敏になるのが心配です。
4−ちなみに歯磨き粉はアメリカ製のクロガーのSensitive用、スイス製のEmoform sensitiveか、Sensodine Rapid action が比較的使い心地がよく、同じセンシティブでも歯周病やガムケア用のものは、使用後キシキシしてより違和感がのこります。なぜでしょうか?
>歯周状態や歯周ポケットに関する検査と、歯磨きの改善点についての専門的なアドバイスを受けられたほうがよいでしょう。
はい、ぜひそうしたいとは思うのですが、場所と先生選びが何より大切に感じています。
5−感染根管治療の際はエンドの先生を薦められましたが、歯周状況を得意とする専門家は英語で何といいますか?
やはり、より専門的な設備・技術を必要とする分野なのでしょうか?それとも一般の医師ならするべき基本的な治療・指導で済むことなのでしょうか?
先生の技量も気になるところですし、歯周病だとすれば何より日ごろのケアの指示がいただけなければ、意味ないでしょうし。
以上大変長くなり、やはり診てみないとなんとも難しいところでしょうが、どうぞよろしくお願いします。
回答6
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-24 00:57:29
CKさん、こんばんは。
スレッドを見過ごしてしまい返信が遅れました。
>1−食後すぐの歯ブラシは避けた方が良いが、とりあえず食片は口腔内には残さない方がいいため、大きい残渣を落とすことを目的にフロスを毎食後使って大丈夫ということですね。
>その際はポケットの深いところへは入れず、歯間の掃除だけを目的とすればよかったでしょうか?
そうですね。
食後すぐのフロスは、食物の残渣を取るという目的でお使いになられて下さい。
プラークを取るということを目的としたフロス掛けは、就寝前に行うブラッシングの後にお使いになれば良いかと思いますよ。
>2−2番よりは本当にかなりフロスが入って言ってしまうので、なるべく上から下にこぎ落とすように使っていますが、どこまでフロスを入れてもいいのでしょうか?
>食後のフロスはこのポケット深くへは入れないほうがいいでね!?
実際に診ていないので間違いがあるかもしれませんが、CKさんが実に事細かく歯肉の状態を書いて下さったので、イメージ的になんとか想像出来ました^^;(←でも、やはり憶測でしかありません)
>1前部の歯根のみが露出されているが歯肉はしまっている。
>2知覚過敏もない。
>3歯肉からの出血はどの部分でも一切なく、薄ピンクで炎症もなく、ぺロットめくれるようなこともまったくない。
>4前後はフロスが隠れるくらい、4番よりの境は歯間乳頭の上部付け根くらいまで、2番よりの境は前部の歯根が見えているあたりまでかなり深く入ってしまうようです。
という描写であることから、4番の歯は部分的に歯肉退縮があると共に、部分的にも歯肉がディープサルカス(深い歯肉溝)になっているような状態なのではないかと・・・・
もう少し分かりやすくご説明致しますと・・・・
歯肉と歯の接触は細かく言いますと、上皮付着の部分と結合組織付着の部分とに分れています。
上皮付着部までにはフロスが入れますが、結合組織付着と呼ばれる部分には入れません。
結合組織付着の部分までフロスを無理に入れられますと痛みが出ます。
フロスを掛けた手に抵抗感が生じたら、その部位で止めて下さい。
深く入れすぎないようにご注意下さい。
一番適切なのは、個々の状態に合わせて医師や歯科衛生士から個別のアドバイスを受けられることです。
ネットではどんなにアドバイスしたくても、無理があります・・・
それから、ディープサルカスについてですが、
確かに歯周ポケットは深くない方が良いのですが、深いからといって全てが必ずしも病気とは限りません。
歯周病学では、ポケット(病的なポケット)からディープサルカス(深い歯肉溝)に変化するのも、一つの治癒として捉えられているところがあります。
炎症があった歯肉が、治療やケアによって炎症が無くなり、歯肉の結合組織にあるコラーゲン繊維が緻密になって、その上皮組織が歯根面に密着したような状態になります。
骨の裏打ちを失くした部分が歯肉退縮ではなく、炎症で亢進した歯肉組織内にあるコラーゲン繊維が炎症の消褪に伴って、再び増加して弾力性に富んだような構造になっているといったほうが分かりやすいでしょうか?
もっと、分からなくなりました?^^;
簡単に言い換えますと、「少し上皮付着部が長くなった」という感じです。
ディープサルカスは浅いサルカスよりも歯周病の再発率が高くなりますが、セルフケアの継続と定期的なメンテナンスで状態が改善する場合もよくあります。
まぁ、いずれにしてもCKさんの場合は、ポケットなのか、ディープサルカスなのかを先に鑑別検査されたほうが良いと思いますが・・・
>3−違和感と痛みの原因は食片圧入だったようですが、私の現状からしてやはりルートプレーニングをしたほうがいいでしょうか?
RPの必要性があるかどうかは、ポケットの深さのみで決定するわけではありません。
一般的には出血の有無や、歯肉の弾力性、歯根面の粗造感、ケア状態なども見ながら、総合的に検査してからRPを行うか否か決めています。
RPが必要かどうかは担当の先生に伺ったほうが正しいかもしれませんね。
ただ、一つだけ確実に言えることは、プラークコントロールが不十分な状態のままでRPのみを行っても無意味だということです。
歯肉炎は歯肉縁上のプラークコントロールで改善することは明らかになっています。
逆に歯周ポケットが深い場合でも、歯肉縁上のプラークコントロールで歯肉縁下の歯周病関連細菌と総菌数が減ったという報告があります。
プラークコントロールがRP成功の第一歩と言えますので、プラークコントロール法は頑張って一度教えてもらったほうが良いと思いますね。
>4−ちなみに歯磨き粉はアメリカ製のクロガーのSensitive用、スイス製のEmoform sensitiveか、Sensodine Rapid action が比較的使い心地がよく、同じセンシティブでも歯周病やガムケア用のものは、使用後キシキシしてより違和感がのこります。
なぜでしょうか?
歯磨剤の組成は、大分して薬効成分と基本成分から構成されています。
基本成分には研磨剤、発泡剤、粘結剤、香味剤、保存料なが入っています。
そういった成分が商品にメーカーさんによって違った配合で入っているわけです。
一番ご自分が不快感を感じないような商品をお選びになって下さい。
>5−感染根管治療の際はエンドの先生を薦められましたが、歯周状況を得意とする専門家は英語で何といいますか?
Periodontal department 歯周科外来
Periodontist 歯周病の専門医
>やはり、より専門的な設備・技術を必要とする分野なのでしょうか?
再生技術などを要するような歯周手術の場合は、より専門性の高いところで診られたほうが良いとは言えます。
ただ、歯周炎や軽度歯周病の場合は、基本的な設備だけでも十分対応出来るはずですので、歯周病学に対する医師の基本的な知識と技術があれば、より高度な設備は必要ないと言えます。
長く、負担なく通え続けるかもメンテナンスを行う上でとても重要なポイントです。
参考になさって下さい。
スレッドを見過ごしてしまい返信が遅れました。
>1−食後すぐの歯ブラシは避けた方が良いが、とりあえず食片は口腔内には残さない方がいいため、大きい残渣を落とすことを目的にフロスを毎食後使って大丈夫ということですね。
>その際はポケットの深いところへは入れず、歯間の掃除だけを目的とすればよかったでしょうか?
そうですね。
食後すぐのフロスは、食物の残渣を取るという目的でお使いになられて下さい。
プラークを取るということを目的としたフロス掛けは、就寝前に行うブラッシングの後にお使いになれば良いかと思いますよ。
>2−2番よりは本当にかなりフロスが入って言ってしまうので、なるべく上から下にこぎ落とすように使っていますが、どこまでフロスを入れてもいいのでしょうか?
>食後のフロスはこのポケット深くへは入れないほうがいいでね!?
実際に診ていないので間違いがあるかもしれませんが、CKさんが実に事細かく歯肉の状態を書いて下さったので、イメージ的になんとか想像出来ました^^;(←でも、やはり憶測でしかありません)
>1前部の歯根のみが露出されているが歯肉はしまっている。
>2知覚過敏もない。
>3歯肉からの出血はどの部分でも一切なく、薄ピンクで炎症もなく、ぺロットめくれるようなこともまったくない。
>4前後はフロスが隠れるくらい、4番よりの境は歯間乳頭の上部付け根くらいまで、2番よりの境は前部の歯根が見えているあたりまでかなり深く入ってしまうようです。
という描写であることから、4番の歯は部分的に歯肉退縮があると共に、部分的にも歯肉がディープサルカス(深い歯肉溝)になっているような状態なのではないかと・・・・
もう少し分かりやすくご説明致しますと・・・・
歯肉と歯の接触は細かく言いますと、上皮付着の部分と結合組織付着の部分とに分れています。
上皮付着部までにはフロスが入れますが、結合組織付着と呼ばれる部分には入れません。
結合組織付着の部分までフロスを無理に入れられますと痛みが出ます。
フロスを掛けた手に抵抗感が生じたら、その部位で止めて下さい。
深く入れすぎないようにご注意下さい。
一番適切なのは、個々の状態に合わせて医師や歯科衛生士から個別のアドバイスを受けられることです。
ネットではどんなにアドバイスしたくても、無理があります・・・
それから、ディープサルカスについてですが、
確かに歯周ポケットは深くない方が良いのですが、深いからといって全てが必ずしも病気とは限りません。
歯周病学では、ポケット(病的なポケット)からディープサルカス(深い歯肉溝)に変化するのも、一つの治癒として捉えられているところがあります。
炎症があった歯肉が、治療やケアによって炎症が無くなり、歯肉の結合組織にあるコラーゲン繊維が緻密になって、その上皮組織が歯根面に密着したような状態になります。
骨の裏打ちを失くした部分が歯肉退縮ではなく、炎症で亢進した歯肉組織内にあるコラーゲン繊維が炎症の消褪に伴って、再び増加して弾力性に富んだような構造になっているといったほうが分かりやすいでしょうか?
もっと、分からなくなりました?^^;
簡単に言い換えますと、「少し上皮付着部が長くなった」という感じです。
ディープサルカスは浅いサルカスよりも歯周病の再発率が高くなりますが、セルフケアの継続と定期的なメンテナンスで状態が改善する場合もよくあります。
まぁ、いずれにしてもCKさんの場合は、ポケットなのか、ディープサルカスなのかを先に鑑別検査されたほうが良いと思いますが・・・
>3−違和感と痛みの原因は食片圧入だったようですが、私の現状からしてやはりルートプレーニングをしたほうがいいでしょうか?
RPの必要性があるかどうかは、ポケットの深さのみで決定するわけではありません。
一般的には出血の有無や、歯肉の弾力性、歯根面の粗造感、ケア状態なども見ながら、総合的に検査してからRPを行うか否か決めています。
RPが必要かどうかは担当の先生に伺ったほうが正しいかもしれませんね。
ただ、一つだけ確実に言えることは、プラークコントロールが不十分な状態のままでRPのみを行っても無意味だということです。
歯肉炎は歯肉縁上のプラークコントロールで改善することは明らかになっています。
逆に歯周ポケットが深い場合でも、歯肉縁上のプラークコントロールで歯肉縁下の歯周病関連細菌と総菌数が減ったという報告があります。
プラークコントロールがRP成功の第一歩と言えますので、プラークコントロール法は頑張って一度教えてもらったほうが良いと思いますね。
>4−ちなみに歯磨き粉はアメリカ製のクロガーのSensitive用、スイス製のEmoform sensitiveか、Sensodine Rapid action が比較的使い心地がよく、同じセンシティブでも歯周病やガムケア用のものは、使用後キシキシしてより違和感がのこります。
なぜでしょうか?
歯磨剤の組成は、大分して薬効成分と基本成分から構成されています。
基本成分には研磨剤、発泡剤、粘結剤、香味剤、保存料なが入っています。
そういった成分が商品にメーカーさんによって違った配合で入っているわけです。
一番ご自分が不快感を感じないような商品をお選びになって下さい。
>5−感染根管治療の際はエンドの先生を薦められましたが、歯周状況を得意とする専門家は英語で何といいますか?
Periodontal department 歯周科外来
Periodontist 歯周病の専門医
>やはり、より専門的な設備・技術を必要とする分野なのでしょうか?
再生技術などを要するような歯周手術の場合は、より専門性の高いところで診られたほうが良いとは言えます。
ただ、歯周炎や軽度歯周病の場合は、基本的な設備だけでも十分対応出来るはずですので、歯周病学に対する医師の基本的な知識と技術があれば、より高度な設備は必要ないと言えます。
長く、負担なく通え続けるかもメンテナンスを行う上でとても重要なポイントです。
参考になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-02-28 15:09:54
王先生
詳しい説明ありがとうございます。
自分の歯の状態が少し見えてきました。
先生の歯ブラシ・フロスのタイミングや使い方のアドバイス、さらにYouTubeで歯磨き教室を参考に、ちょっと方法を変えるだけでびっくりするほど歯がつやつや・つるつるしてきました。
知り合いの医大生にdisclosing agentのことを尋ねてみました。
たまたま在庫を切らしているが、来週くらいには入るとかで、小売などはしていないが、何とか少し譲ってもらえそうです。まずはデンタルミラーを手に入れ、タフトブラシおよびPeriodontistについても良い先生がいないか聞いてもらっています。
がんばっているつもりでも、磨き残しだらけになっていたんですね。
がんばりすぎても逆効果ということもあるでしょうし、どこか間違っていたから、何らかの症状となって国境警備隊のように抵抗し、警告してくれていたのでしょうか。
相変わらず3・4番の間に食べかすが挟まりやすいことには変わらず、それが歯周ポケットなのか歯肉溝なのか・・・ということですね。
当地では問題があれば治療するというパターンで、患者個々の歯の状況にあわせた自己管理や予防方などの指導をどれほど期待できるか気になるところですが、もう一度4番の現状をしっかり見てもらいに行こうと思います。
自分で出来るプラークコントロールを引き続き勉強改善しながらしっかりがんばり、負担なく末長く続けられる先生のもとで、メインテナンスがんばっていこうと思います。
>上皮付着の部分と結合組織付着の部分
申し訳ありませんが、最後にもう一つだけ質問させてください・・・
深い歯肉溝を作ってしまった原因となるのは歯周病のみですか?
骨の裏打ちを失くした部分の歯周ポケットや深い歯肉溝は、結合組織付着に戻ることはないのですか?
対応は、毎日の正しいプラークコントロールと定期的なメインテナンスでのSRPだけですか?
毎食後、何か挟まっている感が消せないので、再度歯科を尋ねる前に、どんな対策をお願いできるのか知っておきたいのでよろしくお願いします。
詳しい説明ありがとうございます。
自分の歯の状態が少し見えてきました。
先生の歯ブラシ・フロスのタイミングや使い方のアドバイス、さらにYouTubeで歯磨き教室を参考に、ちょっと方法を変えるだけでびっくりするほど歯がつやつや・つるつるしてきました。
知り合いの医大生にdisclosing agentのことを尋ねてみました。
たまたま在庫を切らしているが、来週くらいには入るとかで、小売などはしていないが、何とか少し譲ってもらえそうです。まずはデンタルミラーを手に入れ、タフトブラシおよびPeriodontistについても良い先生がいないか聞いてもらっています。
がんばっているつもりでも、磨き残しだらけになっていたんですね。
がんばりすぎても逆効果ということもあるでしょうし、どこか間違っていたから、何らかの症状となって国境警備隊のように抵抗し、警告してくれていたのでしょうか。
相変わらず3・4番の間に食べかすが挟まりやすいことには変わらず、それが歯周ポケットなのか歯肉溝なのか・・・ということですね。
当地では問題があれば治療するというパターンで、患者個々の歯の状況にあわせた自己管理や予防方などの指導をどれほど期待できるか気になるところですが、もう一度4番の現状をしっかり見てもらいに行こうと思います。
自分で出来るプラークコントロールを引き続き勉強改善しながらしっかりがんばり、負担なく末長く続けられる先生のもとで、メインテナンスがんばっていこうと思います。
>上皮付着の部分と結合組織付着の部分
申し訳ありませんが、最後にもう一つだけ質問させてください・・・
深い歯肉溝を作ってしまった原因となるのは歯周病のみですか?
骨の裏打ちを失くした部分の歯周ポケットや深い歯肉溝は、結合組織付着に戻ることはないのですか?
対応は、毎日の正しいプラークコントロールと定期的なメインテナンスでのSRPだけですか?
毎食後、何か挟まっている感が消せないので、再度歯科を尋ねる前に、どんな対策をお願いできるのか知っておきたいのでよろしくお願いします。
回答7
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-03-01 00:45:13
こんばんは。
少しでも改善されたということで、私も嬉しく思います^^
>深い歯肉溝を作ってしまった原因となるのは歯周病のみですか?
歯周病が主な要因と言えますが、歯列不正で行う矯正治療や、歯周外科治療を行った後でも起こることがあります。
>骨の裏打ちを失くした部分の歯周ポケットや深い歯肉溝は、結合組織付着に戻ることはないのですか?
ないことはないですが、再生療法を併用しなければ獲得出来ません。
骨の裏打ちを失くした(病的な)深いポケットに対して行う治療法としては、ご存じのSRPですとか、歯周外科療法の中の組織付着療法は(例えば、改良型ウイドマンフラップ、アクセスフラップは歯肉溝を切開して歯根面の処置だけして出来るだけフラップを元の位置に戻すことで)、ディープサルカスが出来ます。
深いポケットが付着の獲得に変換されるということです。
分かりやすく例えますと・・・・
ゴムが緩んでルーズソックスに成りかけているハイソックスのゴムがまた引き締まれば、ハイソックスは伸びた状態のままでふくらはぎに密着しますよね。
そのような感じです。
ただこの場合、ハイソックスもゴムの伸び縮みでまた簡単に緩んだり密着したりしますので、引き締まった状態にキープしていただかないと、又ズルッと緩んでしまいます。
ディープサルカスは臨床的に獲得しやすい治り方ですが、喪失もしやすいと言えます。
ホームケアが甘くなればポケットが再形成されやすくなるということです。
深いポケットに対して結合組織性の付着による再生を期待したい場合は、歯周再生療法を導入しなければなりません。
現在、GTR法と云って膜を埋入する方法と、EGR法でエムドゲインというゲルを欠損部位に塗布する方法があります。
>対応は、毎日の正しいプラークコントロールと定期的なメインテナンスでのSRPだけですか?
そうですね。
滑沢になった歯根面には上皮組織がより付着しやすいという報告がありますから、定期的に歯周組織の状態に応じた必要な処置を施して貰えば良いと思いますよ。
まず、歯周ポケットを検査していただいて、病的な状態なのか、ディープサルカスなのか、隣接歯との接触点の具合も合わせて総合的に担当医にご相談下さいね。
頑張って下さい。
お大事に。
少しでも改善されたということで、私も嬉しく思います^^
>深い歯肉溝を作ってしまった原因となるのは歯周病のみですか?
歯周病が主な要因と言えますが、歯列不正で行う矯正治療や、歯周外科治療を行った後でも起こることがあります。
>骨の裏打ちを失くした部分の歯周ポケットや深い歯肉溝は、結合組織付着に戻ることはないのですか?
ないことはないですが、再生療法を併用しなければ獲得出来ません。
骨の裏打ちを失くした(病的な)深いポケットに対して行う治療法としては、ご存じのSRPですとか、歯周外科療法の中の組織付着療法は(例えば、改良型ウイドマンフラップ、アクセスフラップは歯肉溝を切開して歯根面の処置だけして出来るだけフラップを元の位置に戻すことで)、ディープサルカスが出来ます。
深いポケットが付着の獲得に変換されるということです。
分かりやすく例えますと・・・・
ゴムが緩んでルーズソックスに成りかけているハイソックスのゴムがまた引き締まれば、ハイソックスは伸びた状態のままでふくらはぎに密着しますよね。
そのような感じです。
ただこの場合、ハイソックスもゴムの伸び縮みでまた簡単に緩んだり密着したりしますので、引き締まった状態にキープしていただかないと、又ズルッと緩んでしまいます。
ディープサルカスは臨床的に獲得しやすい治り方ですが、喪失もしやすいと言えます。
ホームケアが甘くなればポケットが再形成されやすくなるということです。
深いポケットに対して結合組織性の付着による再生を期待したい場合は、歯周再生療法を導入しなければなりません。
現在、GTR法と云って膜を埋入する方法と、EGR法でエムドゲインというゲルを欠損部位に塗布する方法があります。
>対応は、毎日の正しいプラークコントロールと定期的なメインテナンスでのSRPだけですか?
そうですね。
滑沢になった歯根面には上皮組織がより付着しやすいという報告がありますから、定期的に歯周組織の状態に応じた必要な処置を施して貰えば良いと思いますよ。
まず、歯周ポケットを検査していただいて、病的な状態なのか、ディープサルカスなのか、隣接歯との接触点の具合も合わせて総合的に担当医にご相談下さいね。
頑張って下さい。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-03-07 18:47:03
毎回、詳しく御説明くださり、本当に有難うございます。
相談者からの返信
相談者:
CKさん
返信日時:2011-03-09 17:53:41
昨日一昨日と膨張感が強く、ぐらつき始めた様な気がして心配で予約も入れずに総合病院のA先生に駆け込んでみました。
忙しい中、時間を割いて親切に見てくださったのですが、歯肉炎もなくなっているし、ディープサルカスも歯槽骨も吸収されていない、ポケットも計り大きいところで2・5mm、、ぐらつきも通常レベルで、歯石もたまってないとの事で、3番と5番との境をジョリジョリしただけですが、今日あたり気持ち楽になったような気がします。
通常のオーラルハイジンに、ウォーターピックでマッサージもいいかも、さらに気になるようならPeriodontistに行くようにとの事でした・・・
見てくださったA・Bお二人の先生の診断がそろって異常なしとなったのはとても嬉しいことなのですが、実際長期にわたって3番よりの後ろの歯肉縁辺だけに感じる違和感があったのは、やはりうっすらと歯石が付いていたorまだ付いているのでしょうか?
Disclosing agentについてはA・B先生共、
「あ〜そういえば昔そんなのあったね」
という感じで現在当地ではどこで手に入るかもご存じないそうで、日本から入手したら!とのことでした。
週一だけで常勤はされていないようですが、Periodontistがいる別の総合病院でも予約が取れましたので、念の為また今後のオーラルケア全般もかねて相談し、自分の歯を少しでも長持ちできるようがんばって自己防衛に努めていこうと思っています。
A・B両先生にも感謝していますが、日本語でこうしてサポートしていただける場所があり本当に心強いです。
サイトの運営者および諸先生方、そして誰より今回は王先生には、本当にご親切に詳しくご説明頂き、誠にありがとうございました。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いします。
忙しい中、時間を割いて親切に見てくださったのですが、歯肉炎もなくなっているし、ディープサルカスも歯槽骨も吸収されていない、ポケットも計り大きいところで2・5mm、、ぐらつきも通常レベルで、歯石もたまってないとの事で、3番と5番との境をジョリジョリしただけですが、今日あたり気持ち楽になったような気がします。
通常のオーラルハイジンに、ウォーターピックでマッサージもいいかも、さらに気になるようならPeriodontistに行くようにとの事でした・・・
見てくださったA・Bお二人の先生の診断がそろって異常なしとなったのはとても嬉しいことなのですが、実際長期にわたって3番よりの後ろの歯肉縁辺だけに感じる違和感があったのは、やはりうっすらと歯石が付いていたorまだ付いているのでしょうか?
Disclosing agentについてはA・B先生共、
「あ〜そういえば昔そんなのあったね」
という感じで現在当地ではどこで手に入るかもご存じないそうで、日本から入手したら!とのことでした。
週一だけで常勤はされていないようですが、Periodontistがいる別の総合病院でも予約が取れましたので、念の為また今後のオーラルケア全般もかねて相談し、自分の歯を少しでも長持ちできるようがんばって自己防衛に努めていこうと思っています。
A・B両先生にも感謝していますが、日本語でこうしてサポートしていただける場所があり本当に心強いです。
サイトの運営者および諸先生方、そして誰より今回は王先生には、本当にご親切に詳しくご説明頂き、誠にありがとうございました。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いします。
回答8
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-03-10 01:56:01
必要があれば、またいつでもご相談下さいね^^
お大事になされて下さい。
お大事になされて下さい。
タイトル | 歯間が広い部位があり、どんなに清掃しても食片が残っている感覚がある |
---|---|
質問者 | CKさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病その他 歯磨きに関する疑問 予防関連 サウジアラビア |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。