歯医者さん探しで迷走中。歯科レントゲンの被曝が心配です
相談者:
たまこ21さん (38歳:女性)
投稿日時:2011-05-18 12:19:41
参考:過去のご相談
*歯の傷やヒビや歯軋りに詳しい歯医者さんがいない・・
他
最近、初めていった歯医者さんにて 顎をのせた周囲を機械がぐるっと回る撮影をされました。
しくみが、先月とった腹部CTに似てたのでCTかと思ってその事を告げたのですが大丈夫といわれました。
腹部CTを先月とったのとここの歯医者さん来る前に、もうひとつ別の歯医者さんで2本だけレントゲン撮影もしてます(歯軋り用のマウスピース作ってもらいにいったのにそこでは、作ってくれなくて虫歯だけの撮影された時のものです。)
被曝量が心配です。
その事もどの歯を治療にするかについても聞いても
「大丈夫といってるやろ。」
といわれて、ぶっきらぼうに答えられたので不安があり、別のところに移りたいと考えてます。
そしたらまたレントゲンとるでしょうから被曝が心配なのですが、大丈夫でしょうか?
通常の医療用より範囲が狭いから大丈夫なのかな?と思いますが
どうなのでしょうか?
最初の歯医者さんは、親切だけど虫歯治療以外は、されてないところでいっても仕方なかったし、今度の歯医者さんは、どの歯治療するか聞くだけで面倒臭そうに歯科衛生士さんに
「まかせといたらいいんやといっといて。」
と嫌そうに言うのがまる聞こえで、少しうんざりしてしまいました。
歯科医さんに聞くのもなんか違うと思うんですが、どの患者さんもこんな苦労されてるのでしょうか?
20年前通ってた歯医者さんがなくなられたので仕方なく、新しい歯医者さん探してるんですが、レントゲンなどの被曝の問題と精神的に疲れてます。
*歯の傷やヒビや歯軋りに詳しい歯医者さんがいない・・
他
最近、初めていった歯医者さんにて 顎をのせた周囲を機械がぐるっと回る撮影をされました。
しくみが、先月とった腹部CTに似てたのでCTかと思ってその事を告げたのですが大丈夫といわれました。
腹部CTを先月とったのとここの歯医者さん来る前に、もうひとつ別の歯医者さんで2本だけレントゲン撮影もしてます(歯軋り用のマウスピース作ってもらいにいったのにそこでは、作ってくれなくて虫歯だけの撮影された時のものです。)
被曝量が心配です。
その事もどの歯を治療にするかについても聞いても
「大丈夫といってるやろ。」
といわれて、ぶっきらぼうに答えられたので不安があり、別のところに移りたいと考えてます。
そしたらまたレントゲンとるでしょうから被曝が心配なのですが、大丈夫でしょうか?
通常の医療用より範囲が狭いから大丈夫なのかな?と思いますが
どうなのでしょうか?
最初の歯医者さんは、親切だけど虫歯治療以外は、されてないところでいっても仕方なかったし、今度の歯医者さんは、どの歯治療するか聞くだけで面倒臭そうに歯科衛生士さんに
「まかせといたらいいんやといっといて。」
と嫌そうに言うのがまる聞こえで、少しうんざりしてしまいました。
歯科医さんに聞くのもなんか違うと思うんですが、どの患者さんもこんな苦労されてるのでしょうか?
20年前通ってた歯医者さんがなくなられたので仕方なく、新しい歯医者さん探してるんですが、レントゲンなどの被曝の問題と精神的に疲れてます。
回答1
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2011-05-18 12:35:09
CTは自費ですし、持っている歯科医院も多くありませんので、たぶんパノラマですね。
歯科での被曝量は、
アナログのパノラマ1回あたり約0.011mSv(ミリシーベルト)
口内法で0.014mSv(平均値)
(日本歯科医師会雑誌より)
医科では、
胸部撮影で0.05mSv
腹部撮影で0.24mSv
消化管透視で3mSv
頭部CTで2mSv
体幹部CTで13mSv
一般人は1mSv/年、
職業人は50mSv/年が一応の上限基準値ですから、
(緊急時は250mSv/年、2011/3/11に100mSv/年から引き上げ)
1年間に100回パノラマを撮ったら一般人は上限基準値に達しますし、CTなら一発で超えますね^^;
そのため、「ALARAの法則」というのがあって、
As Low As Reasonable Achievable
"社会的、経済的要因を考慮しながら合理的かつ可能な限り被爆は少なくする"
被爆と言うデメリット以上に得られる情報量(メリット)が多くない限り、撮影はしないということが勧められています。
東京-ニューヨーク間往復に受ける自然被曝が0.2mSvということなので、歯科用パノラマ約10回分です。
ちなみに、福島原発の水面の放射線量は毎時400mSvだったそうです。。。
とりあえず、歯科のパノラマの被曝量については気にする必要は無いと思いますよ。
『参考』
1mSv(ミリシーベルト)=1000μSv(マイクロシーベルト)
歯科での被曝量は、
アナログのパノラマ1回あたり約0.011mSv(ミリシーベルト)
口内法で0.014mSv(平均値)
(日本歯科医師会雑誌より)
医科では、
胸部撮影で0.05mSv
腹部撮影で0.24mSv
消化管透視で3mSv
頭部CTで2mSv
体幹部CTで13mSv
一般人は1mSv/年、
職業人は50mSv/年が一応の上限基準値ですから、
(緊急時は250mSv/年、2011/3/11に100mSv/年から引き上げ)
1年間に100回パノラマを撮ったら一般人は上限基準値に達しますし、CTなら一発で超えますね^^;
そのため、「ALARAの法則」というのがあって、
As Low As Reasonable Achievable
"社会的、経済的要因を考慮しながら合理的かつ可能な限り被爆は少なくする"
被爆と言うデメリット以上に得られる情報量(メリット)が多くない限り、撮影はしないということが勧められています。
東京-ニューヨーク間往復に受ける自然被曝が0.2mSvということなので、歯科用パノラマ約10回分です。
ちなみに、福島原発の水面の放射線量は毎時400mSvだったそうです。。。
とりあえず、歯科のパノラマの被曝量については気にする必要は無いと思いますよ。
『参考』
1mSv(ミリシーベルト)=1000μSv(マイクロシーベルト)
回答3
回答日時:2011-05-18 13:18:45
こんにちは。
医療で使用している放射線は、簡単に言うとフィルターを通して有害な線をかなりカットしていますので、今話題になっている様な放射線とは似て非なるものなのですが、それにしても線量はとてつもなく低いですから、心配はありませんよ。
パノラマ(だと思います)1枚なら、晴れた日に散歩するのと感覚的には違いがないぐらいです。
(線質や方向が全く違うので正確な比較は困難ですが)
(※医療目的の被曝については上限もありませんが、扱う医師の倫理に委ねられているので、不安に感じている患者に対して不必要に何枚でも撮っても良いという様な意味ではないです)
被曝に関してはそういうことなのですが、一方でご自身に合う歯科医師選びというのはやはり非常に難しいと思います。
ある人にはぴったり合って生涯ついて行こうと思える様な歯科医でも、別の人にとっては怒りの対象になる様なことは起こり得ますね。
(違う業種でも対人関係では全てで当てはまると思いますが)
ですので、被曝に関しては不安であること、必要最小限にして欲しい旨を伝えて、時間と手間はかけてたまこ21さんに合う歯科医院を探されてみてくださいね。
参考⇒ 良い歯科医を見抜く12のポイント
お大事にどうぞ。
医療で使用している放射線は、簡単に言うとフィルターを通して有害な線をかなりカットしていますので、今話題になっている様な放射線とは似て非なるものなのですが、それにしても線量はとてつもなく低いですから、心配はありませんよ。
パノラマ(だと思います)1枚なら、晴れた日に散歩するのと感覚的には違いがないぐらいです。
(線質や方向が全く違うので正確な比較は困難ですが)
(※医療目的の被曝については上限もありませんが、扱う医師の倫理に委ねられているので、不安に感じている患者に対して不必要に何枚でも撮っても良いという様な意味ではないです)
被曝に関してはそういうことなのですが、一方でご自身に合う歯科医師選びというのはやはり非常に難しいと思います。
ある人にはぴったり合って生涯ついて行こうと思える様な歯科医でも、別の人にとっては怒りの対象になる様なことは起こり得ますね。
(違う業種でも対人関係では全てで当てはまると思いますが)
ですので、被曝に関しては不安であること、必要最小限にして欲しい旨を伝えて、時間と手間はかけてたまこ21さんに合う歯科医院を探されてみてくださいね。
参考⇒ 良い歯科医を見抜く12のポイント
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
たまこ21さん
返信日時:2011-05-18 19:28:38
細見先生お答え頂きありがとうございます。
CTでなくて安心しました。
ありがとうこざいいます。
田尾先生
医科の被爆量まで調べていただきありがとうございました。
早速、計算したところ問題ない量だったので安心しました。
さらにCTは、自費ということなのでこれからも撮られる率は、あまりないので安心致しました。
今回の原発がなければあまり気にせず何枚でもとっていたのですが、初めてあまりに簡単に撮るのは、体によくないとしり気にしておりました。
いろいろ教えていただき勉強になりました、ありがとうございます。
渡辺先生
線量だけでなく、気にしている部分も気遣って頂いてありがとうございます。
紫外線と同じと聞いて安心しました。
歯医者さん選びは、難しいのですね。
かかりつけの歯医者さんが亡くなられたので仕方なく、別の歯医者さん探しておりますが、なかなか難しいので大変だと痛感してます。
今回も友達の紹介だったのですが、その友人も義理の妹さんは、そこが苦手と聞いてたので相性は、あるから・・・と思ってましたが説明なく、撮影室に最初に入ってといわれたのでどうしても不安に感じてしまってました。
話少し聞いた限りでは、腕はよさそうなんですが何されるかすべて事前説明がないとやはり不安ですね。
被爆に関しては、次回いく歯科医さんには、事前に伝えて対応して貰えるか話してから診てもらおうと思っています。
ありがとうございました。
CTでなくて安心しました。
ありがとうこざいいます。
田尾先生
医科の被爆量まで調べていただきありがとうございました。
早速、計算したところ問題ない量だったので安心しました。
さらにCTは、自費ということなのでこれからも撮られる率は、あまりないので安心致しました。
今回の原発がなければあまり気にせず何枚でもとっていたのですが、初めてあまりに簡単に撮るのは、体によくないとしり気にしておりました。
いろいろ教えていただき勉強になりました、ありがとうございます。
渡辺先生
線量だけでなく、気にしている部分も気遣って頂いてありがとうございます。
紫外線と同じと聞いて安心しました。
歯医者さん選びは、難しいのですね。
かかりつけの歯医者さんが亡くなられたので仕方なく、別の歯医者さん探しておりますが、なかなか難しいので大変だと痛感してます。
今回も友達の紹介だったのですが、その友人も義理の妹さんは、そこが苦手と聞いてたので相性は、あるから・・・と思ってましたが説明なく、撮影室に最初に入ってといわれたのでどうしても不安に感じてしまってました。
話少し聞いた限りでは、腕はよさそうなんですが何されるかすべて事前説明がないとやはり不安ですね。
被爆に関しては、次回いく歯科医さんには、事前に伝えて対応して貰えるか話してから診てもらおうと思っています。
ありがとうございました。
回答4
回答日時:2011-05-19 11:41:46
>紫外線と同じと聞いて安心しました
いや、同じじゃないです・・・・^^;
でも心配はないです。
地球の生物は被曝する前提で生まれていますし、まったく被曝しないと死にます。
あ、、深海魚とかは分かりませんけど。
因みに歯科用CTは医科用CTの頭部撮影の5分の1以下です。
それと一般人が受ける可能性のある被曝による害は、証明の出来ない仮説に基づいて理論値で計算されているので、非常に曖昧な説明になり、余計に恐怖感が煽られる傾向があります。
思い切りデフォルメして簡単に説明するなら、
・基本は、わざわざたくさん被曝しない。
・被曝してしまったもの(検査などで)については心配しない。
というニュアンスで良いかと思いますよ。
あとついでに田尾先生、
医療の場合は
×被爆
○被曝(もしくは被ばく)
それと医療においては被曝の上限値というのはありませんので、一般的な基準値との比較は誤解のおそれがありますね。
いや、同じじゃないです・・・・^^;
でも心配はないです。
地球の生物は被曝する前提で生まれていますし、まったく被曝しないと死にます。
あ、、深海魚とかは分かりませんけど。
因みに歯科用CTは医科用CTの頭部撮影の5分の1以下です。
それと一般人が受ける可能性のある被曝による害は、証明の出来ない仮説に基づいて理論値で計算されているので、非常に曖昧な説明になり、余計に恐怖感が煽られる傾向があります。
思い切りデフォルメして簡単に説明するなら、
・基本は、わざわざたくさん被曝しない。
・被曝してしまったもの(検査などで)については心配しない。
というニュアンスで良いかと思いますよ。
あとついでに田尾先生、
医療の場合は
×被爆
○被曝(もしくは被ばく)
それと医療においては被曝の上限値というのはありませんので、一般的な基準値との比較は誤解のおそれがありますね。
タイトル | 歯医者さん探しで迷走中。歯科レントゲンの被曝が心配です |
---|---|
質問者 | たまこ21さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レントゲン写真 CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。