[写真あり] 下1番先天欠損の場合、下顎前突の治療計画は?
相談者:
キャリーさん (20歳:女性)
投稿日時:2011-05-25 21:55:46
⇒参考:過去のご相談
「受け口の治療、外科併用か矯正のみかの判断材料がありません」
他多数
今回も矯正のことで相談させていただきます。
まずはじめに、私の歯の状態は下の画像のとおりです。
下顎前突の治療のため手術で下顎を下げる予定ですが、下記の写真のとおり、下前歯が先天欠損のためそのまま下げるとバランスがおかしくなるので、上の歯を抜くか削るかしないといけないと言われました。
しかし削るのは歯の寿命を縮めることになりますし、それは選択したくありません。
しかし、抜歯と言う選択肢も(おそらく4番辺りを抜歯するのではと思われます)下顎前歯1本の欠損に対してバランスがおかしくなりませんか?
下顎前歯1本をインプラントという手もあると思いますが、前歯って骨が薄いですし、インプラントはできるのでしょうか?
歯の並ぶスペースが無いわけではないので、できれば温存したいのですが・・・
とにかく一番歯が多く長持ちする方法を選びたいです。
回答よろしくお願いします。
画像1
「受け口の治療、外科併用か矯正のみかの判断材料がありません」
他多数
今回も矯正のことで相談させていただきます。
まずはじめに、私の歯の状態は下の画像のとおりです。
下顎前突の治療のため手術で下顎を下げる予定ですが、下記の写真のとおり、下前歯が先天欠損のためそのまま下げるとバランスがおかしくなるので、上の歯を抜くか削るかしないといけないと言われました。
しかし削るのは歯の寿命を縮めることになりますし、それは選択したくありません。
しかし、抜歯と言う選択肢も(おそらく4番辺りを抜歯するのではと思われます)下顎前歯1本の欠損に対してバランスがおかしくなりませんか?
下顎前歯1本をインプラントという手もあると思いますが、前歯って骨が薄いですし、インプラントはできるのでしょうか?
歯の並ぶスペースが無いわけではないので、できれば温存したいのですが・・・
とにかく一番歯が多く長持ちする方法を選びたいです。
回答よろしくお願いします。
画像1
[過去のご相談]
回答1
回答日時:2011-05-26 07:57:19
お書きになったことだけでは現在の状況がよくわかりませんでした。
理解できたのは、
・下顎前歯の先天的欠損が1本ある。
・下顎前突である。
ということです。
「下前歯が先天欠損のためそのまま下げるとバランスがおかしくなるので、上の歯を抜くか削るかしないといけないと言われました。」
どんな状況かわかりません。
どうバランスがおかしくなるのですか。
歯並びの乱れはないですか。
正中のずれはないですか。
奥歯の噛み合わせのずれはどの程度ですか。
欠損部の隙間はどの程度ですか。
これらが問題ないようでしたら、術前矯正は短期間で手術可能かもしれません。
その際は手術後に先欠部のスペースをどうするか考えることになります。
骨格性下顎前突の場合には、下顎前歯部の歯槽骨の厚みがない場合も多いので(ジンフィシスが薄い)、インプラントは困難かもしれません。
担当の先生にもう一度確認され、必要なら別の矯正の先生の意見も聞いてみたらどうでしょう。
理解できたのは、
・下顎前歯の先天的欠損が1本ある。
・下顎前突である。
ということです。
「下前歯が先天欠損のためそのまま下げるとバランスがおかしくなるので、上の歯を抜くか削るかしないといけないと言われました。」
どんな状況かわかりません。
どうバランスがおかしくなるのですか。
歯並びの乱れはないですか。
正中のずれはないですか。
奥歯の噛み合わせのずれはどの程度ですか。
欠損部の隙間はどの程度ですか。
これらが問題ないようでしたら、術前矯正は短期間で手術可能かもしれません。
その際は手術後に先欠部のスペースをどうするか考えることになります。
骨格性下顎前突の場合には、下顎前歯部の歯槽骨の厚みがない場合も多いので(ジンフィシスが薄い)、インプラントは困難かもしれません。
担当の先生にもう一度確認され、必要なら別の矯正の先生の意見も聞いてみたらどうでしょう。
回答2
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2011-05-26 09:25:08
下の前歯一本の欠損なら 矯正して歯を寄せてしまうほうが私は多いです。
というか、小さいインプラント一本なんて、入れたことないです。
理由は、骨が薄いし、何よりも、体内に金属を埋め込むってのは
”どーーーーしても、仕方がない!他の方法が無い!”
場合に限るべきだからです。
でも、どういう治療があなたにふさわしいのかはここでは書きようがありませんのでご了承ください。
というか、小さいインプラント一本なんて、入れたことないです。
理由は、骨が薄いし、何よりも、体内に金属を埋め込むってのは
”どーーーーしても、仕方がない!他の方法が無い!”
場合に限るべきだからです。
でも、どういう治療があなたにふさわしいのかはここでは書きようがありませんのでご了承ください。
相談者からの返信
相談者:
キャリーさん
返信日時:2011-05-30 20:42:18
回答3
回答日時:2011-05-31 08:25:44
写真を拝見すると、当然上下の正中線がずれています。
おそらくこのまま術前矯正をしても、右下1番のスペースを作らない限り、ずれは残ったままになると思われます。
このずれは下の歯の位置の不正によるものか、下あごの位置の偏位もあるのか、さらに顔面に対する上の歯の正中はどうなっているのかを判断する必要があります。
それらを元に対称的に下顎を後退させるのか(その場合上下の正中は不一致のまま)、奥歯の噛み合わせの安定は得られるのか、下あごの後退量はどの程度見込めるのかなどを総合判断します。
もし下あごの位置のずれがある場合には、片側の後退量を多くして上下の正中を合わせることになるかもしれません。
そのほかご提案があった、上顎抜歯、隣接面削除なども選択肢の一つになると思います。
いずれにしても多種類の検査資料を基に、矯正医、口腔外科医が連携をとって手術法、手術量を決定することになると思います。
予測模型、ペーパーサージェリー(予測図)などで確認できるといいですね。
おそらくこのまま術前矯正をしても、右下1番のスペースを作らない限り、ずれは残ったままになると思われます。
このずれは下の歯の位置の不正によるものか、下あごの位置の偏位もあるのか、さらに顔面に対する上の歯の正中はどうなっているのかを判断する必要があります。
それらを元に対称的に下顎を後退させるのか(その場合上下の正中は不一致のまま)、奥歯の噛み合わせの安定は得られるのか、下あごの後退量はどの程度見込めるのかなどを総合判断します。
もし下あごの位置のずれがある場合には、片側の後退量を多くして上下の正中を合わせることになるかもしれません。
そのほかご提案があった、上顎抜歯、隣接面削除なども選択肢の一つになると思います。
いずれにしても多種類の検査資料を基に、矯正医、口腔外科医が連携をとって手術法、手術量を決定することになると思います。
予測模型、ペーパーサージェリー(予測図)などで確認できるといいですね。
相談者からの返信
相談者:
キャリーさん
返信日時:2011-05-31 21:49:40
タイトル | [写真あり] 下1番先天欠損の場合、下顎前突の治療計画は? |
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質問者 | キャリーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 その他(写真あり) 歯の数が足りない(先天欠損) 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。