先伸ばしにしていた虫歯を治療したら沁み始めた。わざと進行させたのでは?

相談者: ジョルノさん (25歳:男性)
投稿日時:2011-06-17 23:56:46
参考:過去のご相談
もしコアが中で折れていたら、どんな問題がありますか?



新たに歯の問題が…


去年から自分で見ても分かる虫歯があり、医師は

「これは小さい虫歯だから放置していても大丈夫。
それより、○○の方が治療したほうがいい。」
とこの歯を放置して、別の歯3本くらい治療してもらい終わりました。


そして、5月に定期健診で行ったときも、衛生士さんに

「今回これで終わりになります。」

と言われたので、

「これ虫歯じゃないんですか?」

「虫歯ですけど小さいので大丈夫ですよ。
気になるなら治療しますか?」

ということで7日に治療しました。
しかも、医師はその一つ奥をしたほうがいいというので、(たしかに黒かったです)そして、新しく入った医師にその奥の歯の治療を任せ、新人医師は、この手前の歯も虫歯ですので一緒にやってもいいですか?
もちろんお願いしました。(元々そのつもりでしたから)


そして、治療が終わり、詰めたものがガサガサとして舌触りが余り良くないのですが、その日は平気だったのですが、翌日から冷たいものがしみる様になりました。

そして今日はぬるめの水でもしみ、今は歯を磨いたあとに水を飲んだら、ずーっとしみたままでずっと痛みがある状態です。


これは、わざと放置して、虫歯を進行させたのですか?
新人医師の彫りすぎですか?
詰めものの、詰め方のミスですか?

この歯も神経抜くとか言ったらさすがにもう我慢できません。


医師として、今回のケース・状況どうおもいますか?
また、すぐに治療しないという医師の方のご説明も聞きたいです。



そもそも削らなくても治せる虫歯の治療ってなんなんですか?
白い虫歯とかききますが、その状態で見つけて治してくれる医師に出会ったことがありません。
この治療が専門の方がいたらご説明お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-06-18 00:37:13
ジョルノさまこんばんわ。

むし歯を治してもらった所しみるようになってきて、今は持続するような痛みになってきたわけですね。

個人的には歯髄炎になってきたような気がするのですが・・・・。



>これは、わざと放置して、虫歯を進行させたのですか?

意図はよくわかりませんが、一度主治医に尋ねて見られては如何でしょうか。


>新人医師の彫りすぎですか?

判りかねます。


>詰めものの、詰め方のミスですか?

同じです。


>医師として、今回のケース・状況どうおもいますか?

どこかに何らかの間違いがあったのではないかと思いますが・・・・。



>そもそも削らなくても治せる虫歯の治療ってなんなんですか?

個人的には活動していないむし歯のことだと考えています。



>この治療が専門の方がいたらご説明お願いいたします。

腹をお立てになっていらっしゃるお気持ちはわかりますが、ヤブ医者にかかったご自身にも責任の一端があったというのはいいすぎでしょうか。

個人的には医者を見分ける能力も寿命のうちだと考えています、参考になさってください、お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-06-18 01:28:03
私も山田先生と同じ意見です。

状況については詳しくは わかりませんが、私は削ることを先延ばしする考えですので、そのことについてお話しします。


まず、原則、永久歯虫歯は、迷ったら先延ばしします。
迷うほどであれば、緊急性の物ではないことが多いからです。

永久歯の虫歯は、環境さえ整えば(再石灰化出来る環境)あまり進行しにくいからです。



診断も見て黒いからというのはあてになりません。
現在は、レントゲンも含め、レーザーなどの反射で数値化するものもあり、さらにタイミングをはかれる余裕があります。

私はまた虫歯(初期)をそのままに放置をする事もありません。
初期虫歯であれば、何らかのメンテナンスシステムでのフォローアップをしています。

そうすれば、介入(削る)のタイミングがさらに適時になると思います。


お子さんで永久歯を定期健診でみて先延ばししていたにも関わらず、たまたまかかった先の医院で黒いからという理由で削られて詰め物をされて戻ってくる事があります。

もう一つ、治療は意味合いとしては”修理”になります。
”直る”と言うことではありません。

ご自分の歯以上のものはありません。
ですからなるべく先延ばししたいのです。

先延ばししてその時点が人生の寿命であれば、結果としてご自分の歯で過ごせたと言うことになります。


皮肉にも高齢の方で、ご自分の歯の方は、治療していない歯がほとんどです。
言い換えれば、我々が手を加えるほど歯の寿命が短くなるのです。

そんな事実から私は予防を全面的に推し進めています。
予防といっても生体で生きていますので、リスク(なりやすさ)はすべて把握でいませんしゼロにはできません。

ですからリスクをコントロールする(低く抑える)事を主体にサポートしています。
そのうえで、問題に介入する時には、質の高い最高の技術と材料で治療を行うのが理想だと考えます。


基本は自分の歯だとすれば、どんな風にするかという事になると思います。

保険制度では治療の質についての基準がありませんので、さらに複雑ですが・・・。


ながながと書きましたが、残念ながら症状がありますので、担当医に説明をしていただくのが必要だと思います。

早く安心出来ればいいですね。
解決したら、ご自分の歯を大切に歯科医院を選択される事をお勧めします。

将来困らないために、少しでもこんな歯科の考えもあるということを知っていただきお役にたてば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ジョルノさん
返信日時:2011-06-18 09:02:25
山田先生、青木先生、本当にありがとうございます。

歯髄炎になってしまうと、残された道は、抜髄→土台→クラウンしかないのでしょうか?…

今通っている歯科マイクロスコープを導入していたり、根の治療インプラントに力を入れているので選んで通っています。
しかも治療費も家の近所の歯科と比べると良心的だと思います。


しかし、残念なことに、当時担当していた医師(根の治療が得意)はおそらく病気でしばらく休んでいて、新人医師が入ったようなのです。

自分が歯科医なら、段階的な悪化と治療を狙えばとてつもなく儲かるなという方法を容易に思いつきますが、痛みや苦悩を知っているからこそお金よりも、患者への親切や、「歯の治療」のため、でやると思いますし、

少なくとも歯チャンネルにいる医師の方々はお忙しい中ボランティアで相談にのっていただいているので、もちろん国内でトップクラスの親切な歯科医だと思います。



でも、ここにいる医師の方達に診察して頂けれないのがとても残念です。
もう2、3年通い詰めですし、痛みもシミもなかった歯を治療→抜髄の失敗→転院・再根管→土台クラウン・・・
現在また同じような状況になりつつあります。

自分の住んでいるところの近くに、良い医師を見つける方法も、どこが良い歯科なのか、もう分からなくなってきました。

いっそうのこと研修の人材や、実験モルモットになったほうが潔いのかもしれません。(わらえませんが)


それでも、山田先生と、青木先生の言葉は心の支えになりました。
本当にどうもありがとうございます。
本日とりあえず担当医に電話をしてみます。



タイトル 先伸ばしにしていた虫歯を治療したら沁み始めた。わざと進行させたのでは?
質問者 ジョルノさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
虫歯治療
むし歯 治療後の痛み
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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