幼児の虫歯予防、予防のための詰物とキシリトールについて
相談者:
○きらきらひかる○さん (34歳:女性)
投稿日時:2011-11-15 23:18:19
参考:過去のご相談
*歯磨きをするタイミングについて
連続しての投稿すみません。
3歳の子供のことです。
自分の様に虫歯にならないように、がんばってます。
質問1
奥歯などに詰め物(プラスチック)をあらかじめして虫歯を予防することについて。
多くの方が、子供にされているようなので、かかりつけに聞いたところ、しなくていいよ的な感じでした。
私的には、ものすごいでこぼこだし(子供の歯って大人と形が違うんですね)詰めたら安心と思っていました。
良く考えたら、自分が詰め物をする時、かみ合わせをかなり確認しますよね。
感覚は繊細です。
子供にそこまでの意思表示が出来るとは思えません。
逆にかみ合わせが悪くなるのではと思いました。
かかりつけ医は、しているけど、積極的ではないようですが、実際はした方がいいのか、しない方がいいのかという質問です。
質問2
ハキラなどの、キシリトールタブレットは有効なのでしょうか?
成分をみると、色々入っていて、キシリトールが多いわけではないですよね。
以前に、良く言われている北欧の云々のキシリトールは、日本では売っていない、キシリトールが多いものと聞きました。
効果があるのなら今からでもしたいし、逆に効果ない・逆効果と噂で聞いたので不安だし。
教えていただけると幸いです。
*歯磨きをするタイミングについて
連続しての投稿すみません。
3歳の子供のことです。
自分の様に虫歯にならないように、がんばってます。
質問1
奥歯などに詰め物(プラスチック)をあらかじめして虫歯を予防することについて。
多くの方が、子供にされているようなので、かかりつけに聞いたところ、しなくていいよ的な感じでした。
私的には、ものすごいでこぼこだし(子供の歯って大人と形が違うんですね)詰めたら安心と思っていました。
良く考えたら、自分が詰め物をする時、かみ合わせをかなり確認しますよね。
感覚は繊細です。
子供にそこまでの意思表示が出来るとは思えません。
逆にかみ合わせが悪くなるのではと思いました。
かかりつけ医は、しているけど、積極的ではないようですが、実際はした方がいいのか、しない方がいいのかという質問です。
質問2
ハキラなどの、キシリトールタブレットは有効なのでしょうか?
成分をみると、色々入っていて、キシリトールが多いわけではないですよね。
以前に、良く言われている北欧の云々のキシリトールは、日本では売っていない、キシリトールが多いものと聞きました。
効果があるのなら今からでもしたいし、逆に効果ない・逆効果と噂で聞いたので不安だし。
教えていただけると幸いです。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-11-16 07:16:26
質問1
>奥歯などに詰め物(プラスチック)をあらかじめして虫歯を予防
シーラントのことでしょうか。
確かに虫歯になるリスクを軽減できますが、それよりも、日頃の食生活=間食の与え方や、ケア=仕上げ磨きの方が圧倒的に大事だと思います。
質問2
味覚の発達は、概ね10歳ぐらいまで続くといわれています。
個人的には、成分云々よりも、サプリメントの類を与えること自体に疑問を持っています。
>奥歯などに詰め物(プラスチック)をあらかじめして虫歯を予防
シーラントのことでしょうか。
確かに虫歯になるリスクを軽減できますが、それよりも、日頃の食生活=間食の与え方や、ケア=仕上げ磨きの方が圧倒的に大事だと思います。
質問2
味覚の発達は、概ね10歳ぐらいまで続くといわれています。
個人的には、成分云々よりも、サプリメントの類を与えること自体に疑問を持っています。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2011-11-16 14:28:00
○きらきらひかる○ さん
質問1
シーラントは副作用もあります。
きちっと接着できないと、その隙間からむしばになります。
さらに虫歯ができた時、シーラントがしてあると発見が遅れることがあり、知らないうちに進行してしまうこともあります。
シーラントを正しく接着するには、ラバーダムというゴムの膜で唾液をコントロールして、唾液がつかない状態で(一旦唾液がつくとその後でいくら乾燥しても接着力が落ちます)行わなければ行けません。
しかし、3歳ではラバーダムができないこともあり、多くのの歯科医んではラバーダム自体されていませんので、シーラントをした後は2次虫歯によほど気をつけて検診していただかなければ行けません。
質問2
大野先生が他のスレッドで書いてみえたのでコピペします。
北欧の研究で、キシリトールガム、キシリトールに似ているガム、何も入れていない味なしガム、そしてガムを噛ませないグループに分けて研究したら、噛ませないグループのみ虫歯が有意に多く、その他のグループに差は無かったという報告があります。
なので、キシリトールガムを噛むことよりも、「噛んで唾液を出す」ことの方が重要なのではないか?という結論が出ていました。
付け加えると、この考えを指示する研究をしているのは、「北欧」ではなく「スカンジナビア」ではですね。
北欧の中でもフィンランドの研究者はキシリトールの有用性を非常に強調します。
輸出産業の乏しいフィンランドがキシリトールの輸出国だということは考え過ぎでしょうか。
質問1
シーラントは副作用もあります。
きちっと接着できないと、その隙間からむしばになります。
さらに虫歯ができた時、シーラントがしてあると発見が遅れることがあり、知らないうちに進行してしまうこともあります。
シーラントを正しく接着するには、ラバーダムというゴムの膜で唾液をコントロールして、唾液がつかない状態で(一旦唾液がつくとその後でいくら乾燥しても接着力が落ちます)行わなければ行けません。
しかし、3歳ではラバーダムができないこともあり、多くのの歯科医んではラバーダム自体されていませんので、シーラントをした後は2次虫歯によほど気をつけて検診していただかなければ行けません。
質問2
大野先生が他のスレッドで書いてみえたのでコピペします。
北欧の研究で、キシリトールガム、キシリトールに似ているガム、何も入れていない味なしガム、そしてガムを噛ませないグループに分けて研究したら、噛ませないグループのみ虫歯が有意に多く、その他のグループに差は無かったという報告があります。
なので、キシリトールガムを噛むことよりも、「噛んで唾液を出す」ことの方が重要なのではないか?という結論が出ていました。
付け加えると、この考えを指示する研究をしているのは、「北欧」ではなく「スカンジナビア」ではですね。
北欧の中でもフィンランドの研究者はキシリトールの有用性を非常に強調します。
輸出産業の乏しいフィンランドがキシリトールの輸出国だということは考え過ぎでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
○きらきらひかる○さん
返信日時:2011-11-16 21:29:53
相談者からの返信
相談者:
○きらきらひかる○さん
返信日時:2011-11-16 21:59:17
小牧令二先生
前回と合わせての詳しい回答ありがとうございます。
質問1ついて、シーラントの副作用の方が怖いです。
自分の住んでいる地域の歯科では、大人も含めてラバーダムをしようしている個人医院はなさそうです。
あっても、3歳児に我慢できるとは思えませんが・・・
シーラントではありませんが、自分が小さい頃治療していた頃に(大人になってもですが)、気になって舌で患部を機会あるごとに触っていました。
ラバーダムを使ってない云々の前に、自分から唾液を入れに行っていたわけです・・・(涙)
詰め物をする時などに間に唾液が入ると2次虫歯になる事を誰も教えてくれなかったからです。
(今でも、歯医者で理屈付きの説明をされた事はありませんが・・・説明してほしいと思っています。)
なのでどうかはわかりませんが、ほとんどの歯が一部もしくは全部金属がかぶっていたので、中から虫歯に・・・
ここで恨み言をいってもしかたありませんが・・・
話は戻りますが、シーラントを子供に考えていましたが、やめる納得ができました。
質問2ですが、
余談ですが、常々論文・研究というものは、着眼点で変わってくるものだと思っています。
今回の相談で、私の出した結論は、わざわざ子供の食後の歯磨きのあとに、キシリトールタブレットを与えない。
外出先などで歯磨きが出来ない時に、おやつを食べた最後などにタブレットをあげてもいいかな。
まだ、ガムを与えた事がないのですが、将来的にはそういった状況では食後にノンシュガーのガムをかませてみようかと。
>北欧の中でもフィンランドの研究者はキシリトールの有用性を非常に強調します。
>輸出産業の乏しいフィンランドがキシリトールの輸出国だということは考え過ぎでしょうか。
個人的には、国をあげてこのような事をするのは大切なことだと思います。
それと真実は別かもしれませんが。
あっ!でも、害を与える事はやめてください。(って、誰にいってるのでしょうか(汗))
かさねがさね、回答ありがとうございました。
前回と合わせての詳しい回答ありがとうございます。
質問1ついて、シーラントの副作用の方が怖いです。
自分の住んでいる地域の歯科では、大人も含めてラバーダムをしようしている個人医院はなさそうです。
あっても、3歳児に我慢できるとは思えませんが・・・
シーラントではありませんが、自分が小さい頃治療していた頃に(大人になってもですが)、気になって舌で患部を機会あるごとに触っていました。
ラバーダムを使ってない云々の前に、自分から唾液を入れに行っていたわけです・・・(涙)
詰め物をする時などに間に唾液が入ると2次虫歯になる事を誰も教えてくれなかったからです。
(今でも、歯医者で理屈付きの説明をされた事はありませんが・・・説明してほしいと思っています。)
なのでどうかはわかりませんが、ほとんどの歯が一部もしくは全部金属がかぶっていたので、中から虫歯に・・・
ここで恨み言をいってもしかたありませんが・・・
話は戻りますが、シーラントを子供に考えていましたが、やめる納得ができました。
質問2ですが、
余談ですが、常々論文・研究というものは、着眼点で変わってくるものだと思っています。
今回の相談で、私の出した結論は、わざわざ子供の食後の歯磨きのあとに、キシリトールタブレットを与えない。
外出先などで歯磨きが出来ない時に、おやつを食べた最後などにタブレットをあげてもいいかな。
まだ、ガムを与えた事がないのですが、将来的にはそういった状況では食後にノンシュガーのガムをかませてみようかと。
>北欧の中でもフィンランドの研究者はキシリトールの有用性を非常に強調します。
>輸出産業の乏しいフィンランドがキシリトールの輸出国だということは考え過ぎでしょうか。
個人的には、国をあげてこのような事をするのは大切なことだと思います。
それと真実は別かもしれませんが。
あっ!でも、害を与える事はやめてください。(って、誰にいってるのでしょうか(汗))
かさねがさね、回答ありがとうございました。
タイトル | 幼児の虫歯予防、予防のための詰物とキシリトールについて |
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質問者 | ○きらきらひかる○さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。