[写真あり] 保険でも噛める入れ歯は作れますか?

相談者: ガーベラさん (35歳:女性)
投稿日時:2012-11-02 04:37:36
おはようございます。

保険でも噛める入れ歯は作れますか?
インプラントや、自費での入れ歯は、金銭的に無理なのです。

実は、病気をして、生理が止まってしまってもう20年たちます。
入れ歯を長くしていると、骨が無くなって入れ歯が入れられなくなると聞きました。
だから骨のことも心配なのです。

昨日、歯の土手を触ってみました。
なんだか怖くて、毎日入れ歯のことしか考えられなくなりました。
苦しいです。

なるべく噛むようにしたいとは思っておりますが…
車も体力も無いので、(9月まで9ヶ月入院していました、入退院を20年間繰り返しています)遠くの、ネットで見る「優れた義歯職人のいる歯科」などに行くことも出来ません。

保険の歯を、定期的に歯医者に通って、調整してもらっていれば、土手の脱落は防げますか…?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 05:56:48
博多の児玉です。

義歯というのは、自費なら噛める、保険は噛めないというものではありません。

ですから保険だからと心配する必要はありません。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ガーベラさん
返信日時:2012-11-02 06:06:27
児玉先生、おはようございます。

では、30代で、総入れ歯の、骨の減りはどうなのでしょうか。

骨粗鬆症気味の私が、何年かあとに、歯の土手が無くなって噛める入れ歯が作れない状態になるのですか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 07:12:59
博多の児玉です。

今の時点ではわかりません。

しかし食事がうまくできないことによる、体力回復能力不足のほうが大きい問題ではないでしょうか。

噛めることによって、少しでも基礎体力を向上させることができると私は思うのですが。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 07:41:27
お口の中をみてみないとはっきり分かりませんが、現在残っている歯をまずはしっかりケアをしていけば、抜歯せずに済むかもしれません。

ですから、きちんとケアをしてくれる歯科医院を探すのも、1つの方法だと思います。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 08:06:28
すでに入れ歯を使ってませんよね??

もし今後のことで心配であれば、加藤先生も書かれていますが、今の状態を把握して歯を失わないようにもっていかないと駄目だと思います。

まずは一度歯科医院に行かれてみてはいかがですか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 08:14:26
合わない入れ歯を使っていると骨の吸収も早くなるので、長期的なことを考えると以下の2点が特に大切になります。

1.定期的にチェック、調整をすること
2.残っている歯を守ること

2.に関しては、残っている歯で入れ歯を支えることで、入れ歯の負担を軽減することができるからです。

保険の入れ歯でも上記の点を守れば、十分に長期的に機能させることができると思います。

逆に保険外の入れ歯でも上記の点が守られなければ、長期的に機能させるのは難しいと思います。

まずは歯科医院を受診して、相談をされてみてくださいね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 08:41:36
ご相談ありありがとうございます。


保険でも噛める入れ歯を作れます。
保険治療は良くない、という説明は間違いです。

ただ保険制度は、現代の予防が必要な長寿社会には全くあわない、病気治療のための古びた、改めなければならない社会制度です。


自費の入れ歯を勧める歯科医師でも、保険の入れ歯を作る技術が無い歯科医師に、良い入れ歯ができることはありません。



>では、30代で、総入れ歯の、骨の減りはどうなのでしょうか。


その答えははっきりしています。
女性は約35才くらいで骨の密度がピークとなり、それ以降はだんだん密度が下がっていきます。

従って,35才くらい前に良い入れ歯を作っておけば、顎の痩せる度合いはとても小さくて安心できます。
とてもうまくいけば40年くらい長持ちします。

ただし、他にも条件があります。
抜歯した理由が虫歯であること、歯周病ではないこと、正しい入れ歯であることです。



骨粗鬆症気味の私が、何年かあとに、歯の土手が無くなって
噛める入れ歯が作れない状態になるのですか?


残念ですが、骨粗鬆症は入れ歯の大敵です。

普通の人よりも顎の痩せる速度が速いと覚悟しておく必要があります。
そして、まだ数年は骨密度をあげるチャンス期間ですから、丈夫な骨を作っておくこと、骨をたくさん失わないようにしておくことが、大事な目標となります。


そのためにはよく噛める入れ歯を作り、たくさんの食品を良く噛み、よく食べ、規則正しい生活をし、軽い運動をし、時々太陽に当たり、辛くても痛くてもまず笑う、そういう生活が必要です。


骨を作るためには、健康作りの知識が必要です。
勘違いは直しましょう。

牛乳をたくさん飲む、は間違いです。
乳製品も含めてほとんど減らしましょう。

カルシウムは野菜や海産物などからとりましょう。
見事に大きな身体や歯を持っている象は、草で育ちます,牛乳は飲みません。

骨のもとはタンパク質です。
動物性、植物性、のタンパク質をたくさん食べましょう。

ビタミン、ミネラル、をたくさん含む食品もたくさん食べましょう。
加工食品はできるだけ避けましょう。

食品中の農薬、抗生物質、甘味料、グルタミン製剤、添加物、遺伝子操作食材、電子レンジ、フッ素加工フライパン、できれば今増えてきている放射線を含む食品、などなど身体の病気を作る害をできるだけ遠ざけましょう。

身体を冷やしたり、水分をとりすぎないようにしましょう。

骨の新陳代謝が自然に進むようにしましょう。
できれば最近流行の骨粗鬆症の薬は慎重に検討しましょう。

その薬による副作用で入れ歯によって口の中に傷ができると、もう入れ歯が入れられなくなる可能性があります。
また、まだお若いから、その薬を10年以上続けた場合のリスクを否定する研究が無いからです。


身体の健康は口の健康から始まります。

私の歯科医療の目的は,身体や気持ちに役立つ、健口です。
口の働きを勉強して,健康になってください。

ある入れ歯の名人は、患者さんから「口福」という言葉を入れ歯の感謝として贈られました。
口は大事です。

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回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-11-02 10:08:09
保険で、十分噛める入れ歯は可能です。

入れ歯は、材料も大事ですが、歯科医と技工所の技術で差が出ます。

保険・自費は材料の違いによる場合がほとんどで、技術の差には関係ないことがほとんどです。


入れ歯を入れて口腔内の機能保全と回復に努めようというお気持ちがあるのならば、まずは保険治療で入れ歯を作って、使用できるように機能訓練を行ってください。

入れ歯は道具ですから、上手に使えるには、使用される患者さん自身の慣れや筋力の回復、粘膜の回復など時間が少し必要になる場合もあります。
義手や義足と同様に自分の体の一部とするには根気のいる場合もありますが、前向きに頑張ってくださいね。

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回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-11-02 10:26:50
ごめんなさい、私は保険でチャンとしている入れ歯を満足に作成いただくのは、DR側の負担が結構大きいと思います。

保険のルール通りに治療して、入ってくる治療費のバランスを考えると、何処まで治すのかで正直厳しいと感じます。

特に、初めて総義歯の治療になる場合、慣れるタイムラグがかなり必要で、治療用の義歯とかを用いて慣らして、最終義歯を仕上げる、と言う良い入れ歯を作る方法が、保険では全く使えません。

生まれて初めて義歯使い始める時に、患者さんが皆さん一様におっしゃるのはこんな気持ちの悪いもの皆入れているんですか?です。

なので、ご自分の歯があるなら、それを大事にされることを強くお勧めします。

どうしても義歯しかなくなった時には、やはり腕のある先生を探されるのをお勧めします。

幸い義歯治療は、患者さん側で腕の良し悪しが直ぐに分かります。

顎の型を取られる時に、丁寧に先生ご自身で取ってくれ、納得の行く型が取れるまで妥協されない先生を探されて下さい。

チョイチョイでする先生とかは余りお勧めしません。

個人的感想かも知れませんが、上手と言われる先生、神様、名人でご自分で型取られない方はいない、と思いますので。

ごめんなさい、きつい事書いて。

良い先生に会えると良いですね。

補足です。

すみません、前のご質問で、上が総義歯、下が前歯が残っている、と言う状況なんだと知りました。

この状況は、上顎の前歯の突き上げが起きて、骨が吸収する、非常に困った状況を招きやすいものだと思います。

なので、申し訳ないのですが、下顎の歯を治療して根だけの状態にしてその上にも義歯乗せて、下顎にも総義歯になる形の治し方をするのが良いのでは、と個人的には思われます。

その方が、上顎の突き上げが減り、全体的に噛めるようになるし、難しいと言われる下顎が、根があることで安定させやすくなるからです。

現在の状況は、義歯治療が非常に難しいものですので、義歯治療の腕の立つ先生が大事だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ガーベラさん
返信日時:2012-11-02 10:51:42
先生方、ご返信をありがとうございます。
安心した点と、不安な点とまだまだあるのです…

体力的にも近くの歯科に通う程度しか無くて…

その歯科では、かみ合わせなどは、きちんと見てくれたり、上の総義歯に、クッション剤をつけてくれたりしています。

また、下の、残っている前歯の、虫歯治療もしてくださいました。
信頼して大丈夫でしょうか。
調整してもらいながら、今いる状態です。

今の入れ歯は、入院中、今年の3月にできあがりました。
入れ歯歴は、約2年になります。

一番怖いのが、土手が無くなってしまうこと。
前にも書いたように、生理が止まって20年になります。
骨粗鬆症のしんぱいもあります。

先生方のおっしゃるように、定期的なメンテナンスと、カルシウム摂取に気をつけていれば、この先の何十年となる、入れ歯でも
土手はしっかりしたままでいられますか?

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ガーベラさん
返信日時:2012-11-02 13:06:11
お世話になりました。

今、歯科に行ってきて、土手の心配も骨の心配もない、それなりに入れ歯はつくれる。という安心する言葉をもらってきました。

ありがとうございました。



タイトル [写真あり] 保険でも噛める入れ歯は作れますか?
質問者 ガーベラさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(前歯部)
抜歯:複数の歯(臼歯部)
総入れ歯 その他
義歯・入れ歯関連
その他(写真あり)
歯科と全身疾患その他
骨粗鬆症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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