噛み合わせ治療をしたほうが将来の歯のためにいいか?

相談者: 中国のくまさん (39歳:女性)
投稿日時:2012-12-04 11:48:21
医者から噛み合わせの検査をするから1ヶ月後来てくださいと言うので治療した歯の検査かと思ったら、歯全体を紙みたいのものを噛ませながら噛み合わせ状況を調べました。


噛み合わせが悪く3本の歯に余計な負担がかかって、削って角度を調整をしないと将来ダメになると言われました。
噛み合わせが悪くなったのは年と噛む力が強いせいだと言われました。

虫歯歯周病がないのに歯がしみたりガムなどの甘いものを噛んだときの鈍い痛みの原因はこのせいだと言われまして、噛み合わせを良くすると治ると言われました。


他の医者は虫歯と歯周病しか注目していないが、噛み合わせはあまり重視していないと言われました。

なにもない歯を削るというのは抵抗がありそのまま帰ってきました。

将来本当に歯がだめになるのは心配です。
本当に噛み合わせを治療した方がいいのでしょうか。


どうせなら、3本削るより歯全体を矯正した方が良いじゃないかと思いますが、どうでしょうか。
右の下にインプラントがありますが、矯正できますか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-12-04 12:01:12
この相談室掲示板でよくでて来るのはTCHはありませんかという回答です。

参考:TCH、歯列接触癖



かみ合わせは大事だと思っている歯科医が少数派だとは思いません。

3本の歯を削るとの事ですがどれ位削るというお話なんでしょうか?
早期接触と言われるような状態であれば、個人的には削る事をお勧めする場合もあります。


矯正に比べれば精度もあり費用の点では約100分の1ぐらいですから矯正よりは咬合調整の方がいいかもしれないと思います。

ただ削った場合元には戻せませんので確実な診断が必要になると思います。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-12-04 12:02:10
>将来本当に歯がだめになるのは心配です。
>本当に噛み合わせを治療した方がいいのでしょうか。

まず削ろうとしている歯は天然歯でしょうか補綴済の歯でしょうか?

前者の場合削る事には反対ですが、後者なら削っても良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-12-04 12:08:38
中国のくま さん、こんにちは。

柴田先生も仰っていますが、歯を削っての噛み合わせの調整よりも、差し当たり、上下の歯の(持続的な)接触を意識して生活なさってみることをお勧めします。

まずは、TCHの是正をなさったうえで、それから、次の治療手段をお考えになってはいかがでしょう。


>右の下にインプラントがありますが、矯正できますか。

インプラントが動くことはありませんが、逆に、インプラントを固定源にして歯列の矯正をすることはよくあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-12-04 13:57:00
博多の児玉です。


噛み合わせが悪くなったのは噛む力が強いせい

原因が分かっているけれども、原因に手を付けずに歯をいきなり削るというのがまだまだ一般的です。


原因を軽くするものとして、近年注目されているのがTCHの改善です。

これは家庭でできるものですので、取り組んで決して後悔するものではありません。

ぜひ取り組むことをお勧めします。

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-12-04 15:46:24
>まず削ろうとしている歯は天然歯でしょうか補綴済みの歯でしょうか?
>前者の場合削る事には反対ですが、後者なら削っても良いと思います。



補綴(被せた)後、間もない時期に違和感があり、調整が必要なら、当然行なうべきでしょう。

しかしながら、補綴後何年間も何ともなかったとしたら、今、その補綴済みの歯を削るべきかどうかも、天然歯同様、慎重に判断されるべきだと思います。


余程の正当な理由なしには、機能している咬合面(上下の歯が当たり合う面)に変化を加えない方が無難だと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 中国のくまさん
返信日時:2012-12-05 14:57:22
ありがとうございました。



タイトル 噛み合わせ治療をしたほうが将来の歯のためにいいか?
質問者 中国のくまさん
地域 神奈川
年齢 39歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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