唾液のばい菌と殺菌作用

相談者: ELさん (25歳:男性)
投稿日時:2013-04-19 07:54:31
いつもお疲れ様です。
本日は唾液についてご教授いただきたく存じます


起床後の唾液を調べるとばい菌だらけという話をききました
ということはこの唾液は飲み込まず、できるだけ早くうがいするべきなのでしょうか?

また唾液には殺菌作用があるといわれていますが、できるだけ口腔内にためておいたほうが高い効果を期待出来るのでしょうか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-04-19 08:20:11
ご相談ありがとうございます。

起床時には日中よりも増える可能性があるというだけで、普段から予防医療を受けていれば、バイ菌だらけですぐになんとかしなければならないほどではありません。

ごくふつうの生活をしていて大丈夫です。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-04-19 09:21:01
ELさん、おはようございます


常在菌といって、常にお口の中にいる細菌ですので、特に気になさる必要は無いでしょう。

朝起きた時に、ネバネバする等不快症状があるようでしたら、よる寝る前の歯磨きをもう少し丁寧に時間をかけてしてみてはいかがでしょうか。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-04-19 09:33:02
口の内も腸管の内部も、身体の外側になりますから、細菌は多く棲んでいるはずです。よって、それを洗い流す唾液中の細菌をゼロにすることは通常の環境では無理だと思います。

それらの中には悪い細菌の侵入を防いでくれたり、他にも有益な働きをしてくれるものもあるようです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-04-19 12:53:15
ELさん

歯科医の立場と医者の立場で若干違いがあるかも知れませんが、私も寝起きや夜中にトイレに行くときは軽いうがいをしています。
本当は歯ブラシをするのがいいと思いますが。

以前私が地元のタウン誌に紹介したコラムを転載します。
参考にしてくださいい。


あなたを守る(川合満著)』が話題になっています。
内容は「起床直後の歯みがきがカゼ・インフルエンザ予防に効果」があるというものです。

寝ている間はだ液が減り結果として細菌が増えます。
その細菌が出す「タンパク分解酵素」が悪さをするというものです。

インフルエンザウイルスの表面には、タンパク質でできた突起(HA,NA)があります。
この先端はU字形で、通常では特に悪さはしません。

ところが、細菌が出す大量のタンパク分解酵素と出会うと、U字型が裂けて、先端が針状になってしまいます。
その結果、インフルエンザウイルスは、わたしたちの正常な細胞に刺さり、細胞内に侵入してくるのです。
これがインフルエンザに感染する仕組みです。


歯みがきをせずに朝食をとると、口の中の細菌は、食べ物とともに飲み込まれていきます。
しかし、途中でその一部は粘液にへばりついて、口の中や喉にとどまるのです。
そして、それらの細菌にインフルエンザウイルスがつき、呼吸とともに、肺のなかに吸い込まれて感染が起こるとのこと。

忙しい方は目覚めたらせめて十分なうがいをしてください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-04-19 19:39:34
こんばんは。カワサキです。

>できるだけ早くうがいするべきなのでしょうか?

関係ないと思います。
日常生活どおりに、必要だと体が感じたら、うがいをすればいいと思います。


>また唾液には殺菌作用があるといわれていますが、できるだけ口腔内にためておいたほうが高い効果を期待出来るのでしょうか?

無理をして溜める必要はないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ELさん
返信日時:2013-04-20 10:45:34
それほど気にするものでもなかったのですね

お忙しい中ありがとうございました



タイトル 唾液のばい菌と殺菌作用
質問者 ELさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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