[写真あり] 虫歯予防に有効な方法とは?(米国)

相談者: モロベイさん (42歳:男性)
投稿日時:2013-10-01 16:49:58
虫歯予防について質問があります。

まず、虫歯になりにくい人、虫歯になりやすい人というのはあるのでしょうか?

周りにも、歯ブラシをこまめにしなくても、ぜんぜん虫歯の無い人や、義理の妹は、歯科医で虫歯を発見されたのですが、虫歯が自然に直ってしまたことが数回あるそうです。
歯科医も驚いていたそうです。

私は、20年以上フッ素入り歯磨きを使い、フロスも欠かさず、歯磨きも日に2回〜3回行い、歯科検診も4ヶ月毎に行っているのですが、虫歯は増える一方です。

歯科医でも、歯茎は綺麗だね〜と言われますが、虫歯は、数年に1本ですが、無くなることはありません。

すでに、11本にクラウン、1本インプラント、2本欠損です。
現在1本治療中。

こんな状況ですが、どうにかこれ以上の虫歯を予防するにはどうすればよいでしょうか?


また、成人した人にはフッ素はあまり効果がないとも聞きますが、本当なのでしょうか?
(今度、MIPaste PLUSをはじめました。)

また、現在9歳と2歳の子供がいるのですが、その子達の予防もお聞きできますでしょうか?

2歳の子は、先日検診で虫歯になりかけの歯が、4本も見つかりました。
そこで、フッ素の錠剤を夜寝る前に歯磨きのあとに服用するように処方されました。(フッ素0.25mgです)
それを、半年続けるそうです。

まだ、初期の段階なので、これで進行をおくらせる?そうです。

9歳の子は、すでに乳歯に8本の虫があり、治療済みです。
その後、4年間は虫歯はありません。
最近、永久歯前歯2本の裏側を、シーラントしました。

個人的にシーラントは好きではありません。
以前前歯8本にシーラントしたのですが、7年後ぐらいに欠けてきたので、自分ではがしたところ、4本の歯の一部が茶色になっていました。虫歯の初期段階だと・・・

大変長くなりましたが、どうぞ宜しくお願い致します。


 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-10-01 18:17:37
モロベイさんこんばんわ。

>まず、虫歯になりにくい人、虫歯になりやすい人というのはあるのでしょうか?

厳然としてあります、私の知る限り口腔内球菌の中のミュータンス菌の割合が低いとむし歯になりにくいそうです。

フッ素は個人的にはあまり役に立たないと考えています、まじないのようなものではないでしょうか。

間食を止めることにつきます。

永久歯むし歯ゼロ達成  http://yamadashika.jugem.jp/?cid=49

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: モロベイさん
返信日時:2013-10-08 16:01:56
山田先生 返信どうも有難う御座います。

確かに、間食をやめると少なくなるのでしょうが、私は、子供の頃から間食はしなくても虫歯になりやすかったです。
また、周りにも間食をしていても、虫歯にならない人もいます。

ですから、間食をなくすのは一つの方法でしょうが、解決方法でもないと実感しています。

先生はフッ素をあまり推薦していないようですが、フッ素を水道水に入れている、海外では日本より子供のう蝕の割合が低いと聞いています。

私はアメリカに住んでいますが、こちらの歯科医はフッ素を推奨しない先生はまだ聞いたことはありません。

子供には必ずフッ素を小さいころから処方します。

また、食べ物も日本のよりはるかに甘く、糖分が多く含んだ食品
だらけです。

 
子供の予防もそうなのですが、大人の虫歯予防は、どのようにしたらよいのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-10-08 17:49:45
モロベイ さん、今日は。

>子供の予防もそうなのですが、大人の虫歯予防は、どのようにしたらよいのでしょうか?

基本的には大人も子供も変わりません。
(ただし、老人と重度歯周炎の患者さんを除く)

一般的には、1日2回から3回の、フッ化物配合歯磨剤を用いた歯磨きと、飲食回数及び、糖質摂取量の制限です。

虫歯リスクが高い方はそれに加えて、リスクを高くしている要因に応じた予防方法を、専門家のアドバイスのもと、プラスして行う。

5人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-10-08 18:50:23
フッ化物むし歯予防効果を見た研究のほとんどは対象が子供なのですが、これは研究の都合によるところが大きいと考えています。

つまり、子供であれば放っておけば数年のうちにむし歯が何本かは発生する時期ですから、比較研究をした時に短期間で差が出やすい。という点と、あと大人の場合は喫煙や飲酒、全身疾患や口の中の過去のむし歯治療の質の差など、研究結果に絡んできてしまいそうないわゆる交絡因子が多いので、結果的に成人におけるフッ化物のむし歯予防効果を見た研究が少なくなっていると思います。

ただそうは言ってもむし歯の発生機序や、歯の構造(子供の場合少し幼若ではありますが)は子供も大人も変わりませんので、小牧先生が回答された様に同じように考えて大丈夫だと思います。

ですからMIPaste PLUSもいいと思いますよ。



>どうにかこれ以上の虫歯を予防するにはどうすればよいでしょうか?

モロベイさんが今後悩まされる問題のほとんどは"2次カリエス"になると思います。

初発のカリエスは、歯が未成熟な時期までになるところはなってますし、歯周病歯肉が下がると根面が露出してきて根面カリエスに悩まされるのが一般的なパターンですが、今の時期からプラークコントロールについてはバッチリなのだとすれば、残るは2次カリエスとなります。


2次カリエスは、患者さんのお手入れの責任と言い放つ歯科医師もいますが、個人的には半分以上歯科医師の責任と考えています。

リスクに応じた予防方法の指導も勿論ですが、隙間や段差のない、精密な治療、選べる中でプラークが付着しにくい素材の選択や形態、仕上げの工夫など、歯科医師(や歯科技工士)が2次カリエスの予防を考えて配慮出来るポイントや、かけられる手間は意外とたくさんあります。

ですので、これ以上むし歯(2次カリエス)を増やさないために検討できそうなポイントは、"主治医選び"と、今後不幸にして治療が必要になった場合、治療方法が毎回複数提示されると思うのですが、長持ちさせることを考えて極力最善の選択をしていく。というのは案外重要なのではないかと思いますよ。



それともう一つ、細かい点ですが、

歯科検診も4ヶ月毎に行っている

これがもしも本当にただの"検診"であれば、予防効果はまったくありません。

早期発見早期治療が目的ですから、その治療(修復処置)にも寿命があると考えると、下手すれば治療サイクルを早くしているだけという結果になります。

定期的に通うのなら、病気を探す"検診"ではなく、予防のための"メインテナンス"とかに通う様にされると良いですよ。

お大事にどうぞ。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-10-09 08:17:27
仮に、本日(の瞬間において)、全く同じ形・大きさの虫歯が2つあるとします。


もし、一方の虫歯は10年前から全く大きさが変わらなく(進行していない)、他方の虫歯は4ヶ月毎に少しずつ大きくなっている(進行性)としたら、処置は各々異なるように思います。

過去との綿密な比較は非常に大事だと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル [写真あり] 虫歯予防に有効な方法とは?(米国)
質問者 モロベイさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
フッ素
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
子供の虫歯予防
回答者




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