仮歯で経過を見て行くというのはあまりしないことなのでしょうか
相談者:
つっきーさん (48歳:女性)
投稿日時:2013-12-28 22:50:58
いつもありがとうございます。
こちらでいただいたアドバイスを参考にしながら、左上4番の治療を進めてまいりました。
現在、症状は以前よりは治まってきています。
本当にわずかずつではありますが、よくなってきている気がしています。
CT検査でも問題はありませんでした。
2点、新たにわかったことがありました。
1つは、4番が2根ということで根管治療をしていたのですが、うち1本が先の方で2つに枝分かれしていました。
デンタルでは見えないのですが、角度の違うCTの画像で判明しました。
側枝にもきっちり充填がされていることも確認されました。
もう1つは、放射線科の先生の読影の報告書に書かれていたことですが(正確に記憶していません)「歯根の一部がわずかに突出している所見あり」とのことでした。
担当の先生はその報告を受けてすぐ放射線科の先生と画像を確認しながらディスカッションをされたそうです。
私もその画像のプリントアウトを見せていただきました。
先生のお考えではこのことが私の症状の原因ではなく、特に何かしなくてはいけない状態でもないとのことでした。
歯茎は舌側も頬側も圧痛や違和感などはまったくありません。
結論として、冠をかぶせて構わない状態ということでした。
ファイバーコアをたて、仮歯を調整しながら経過をみて、最終的な補綴に進んでいってはということになりました。
今入っている仮歯はあたりがないので、すこしずつ高さを出してあたりを調整しながらと私は理解しています。
先生からも、長い間あたりがない状態だったのでいきなりガッツリあてると痛みが出ると思いますと言われました。
諸々の内容について、かかりつけの先生にお手紙を書いて郵送してくださることになっています。
そのことを一応伝えておこうとかかりつけの歯科医院に行きました。
受付でお手紙が届く旨だけ伝えようと思ったのですが、先生がでてきてくださったのでこれまでの流れをざっくりとお話しました。
大筋は理解していただいたのですが、「仮歯を調整しながら経過をみて」というところの理解が得られませんでした。
私がうまく説明できなかったせいもあると思います。
「コアを立て冠をかぶせるのはできるけれど『仮歯を調整しながら』というのであれば、大学病院の方で対応してもらうように、また紹介状を書くようになると思います」
と。
ひとまず、大学病院の先生からの手紙を読んで、また相談しましょうということになりました。
前置きがとても長くなってしまいましたが、「仮歯を調整しながら〜」というのは、なかなか対応できないことなのでしょうか。
保険でという前提があったりしてのことなのかなあとか、色々考えました(収支があわないとか?)。
もう15年近く診ていただいている歯科医院なので、転院などは考えたこともないのですが、今回は困ってしまいました。
大学病院は2時間ほどかかります。
やっとその通院から開放されると思った矢先でした。
私自身、症状や検査・治療などこれまでに経験したことのないことが続いているため、「仮歯を調整しながら〜」が本当に対応できないことなのか、対応しかねる(=対応したくない)ことなのか、わかりません。
ほかの歯科医院で対応可能なことなのであれば、転院も視野に入れて考えてみようと思っています。
アドバイスをいただけましたら幸いです。
こちらでいただいたアドバイスを参考にしながら、左上4番の治療を進めてまいりました。
現在、症状は以前よりは治まってきています。
本当にわずかずつではありますが、よくなってきている気がしています。
CT検査でも問題はありませんでした。
2点、新たにわかったことがありました。
1つは、4番が2根ということで根管治療をしていたのですが、うち1本が先の方で2つに枝分かれしていました。
デンタルでは見えないのですが、角度の違うCTの画像で判明しました。
側枝にもきっちり充填がされていることも確認されました。
もう1つは、放射線科の先生の読影の報告書に書かれていたことですが(正確に記憶していません)「歯根の一部がわずかに突出している所見あり」とのことでした。
担当の先生はその報告を受けてすぐ放射線科の先生と画像を確認しながらディスカッションをされたそうです。
私もその画像のプリントアウトを見せていただきました。
先生のお考えではこのことが私の症状の原因ではなく、特に何かしなくてはいけない状態でもないとのことでした。
歯茎は舌側も頬側も圧痛や違和感などはまったくありません。
結論として、冠をかぶせて構わない状態ということでした。
ファイバーコアをたて、仮歯を調整しながら経過をみて、最終的な補綴に進んでいってはということになりました。
今入っている仮歯はあたりがないので、すこしずつ高さを出してあたりを調整しながらと私は理解しています。
先生からも、長い間あたりがない状態だったのでいきなりガッツリあてると痛みが出ると思いますと言われました。
諸々の内容について、かかりつけの先生にお手紙を書いて郵送してくださることになっています。
そのことを一応伝えておこうとかかりつけの歯科医院に行きました。
受付でお手紙が届く旨だけ伝えようと思ったのですが、先生がでてきてくださったのでこれまでの流れをざっくりとお話しました。
大筋は理解していただいたのですが、「仮歯を調整しながら経過をみて」というところの理解が得られませんでした。
私がうまく説明できなかったせいもあると思います。
「コアを立て冠をかぶせるのはできるけれど『仮歯を調整しながら』というのであれば、大学病院の方で対応してもらうように、また紹介状を書くようになると思います」
と。
ひとまず、大学病院の先生からの手紙を読んで、また相談しましょうということになりました。
前置きがとても長くなってしまいましたが、「仮歯を調整しながら〜」というのは、なかなか対応できないことなのでしょうか。
保険でという前提があったりしてのことなのかなあとか、色々考えました(収支があわないとか?)。
もう15年近く診ていただいている歯科医院なので、転院などは考えたこともないのですが、今回は困ってしまいました。
大学病院は2時間ほどかかります。
やっとその通院から開放されると思った矢先でした。
私自身、症状や検査・治療などこれまでに経験したことのないことが続いているため、「仮歯を調整しながら〜」が本当に対応できないことなのか、対応しかねる(=対応したくない)ことなのか、わかりません。
ほかの歯科医院で対応可能なことなのであれば、転院も視野に入れて考えてみようと思っています。
アドバイスをいただけましたら幸いです。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-12-29 00:10:14
「仮歯を調節しながら〜」経過をみていくことが好ましい場合は、日常的に多々あろうかと思われます。
しかしながら、この診療行為に相当する保険適用項目が見当たりません。
もし行うとすると、(同時進行の他の処置がない場合には)再診料のみの日が続く事になるはずです。
この場合、例えば、レセプト(月単位の保険診療の報告・明細)を審査される際に「不適切な診療行為」と思われてしまう可能性などを、もしかすると心配されたのかもしれませんね。
それは、その先生の判断となります。
他院で事情を説明されて、受け入れを打診なさっては如何でしょうか?
しかしながら、この診療行為に相当する保険適用項目が見当たりません。
もし行うとすると、(同時進行の他の処置がない場合には)再診料のみの日が続く事になるはずです。
この場合、例えば、レセプト(月単位の保険診療の報告・明細)を審査される際に「不適切な診療行為」と思われてしまう可能性などを、もしかすると心配されたのかもしれませんね。
それは、その先生の判断となります。
他院で事情を説明されて、受け入れを打診なさっては如何でしょうか?
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2013-12-29 11:25:49
藤森先生
早々のご回答ありがとうございます。
やはり保険の問題が影響していることが考えられるのですね。
大学病院の先生は3ヶ月ごとくらいに経過を見てというお話をされていたので、だいぶ長いスパンで考えられているようでしたが、それでも「不適切」という見方をされてしまうのでしょうか。
例えば自費でPMTCをしていただくなどしてそのついでにということはできないんでしょうか。
あ、そうすると混合診療になってしまいますね。
困りました。
何より、気が進まない様子がとても感じられたので、私としてもかかりつけの先生にお願いするのは胸が痛み、切ないです……。
いっそのこと、多少の痛みや不具合が起きる可能性には目をつぶって、最終補綴をお願いしてしまったほうがいいかなと思えてきました。
すっきりとした気分で新年を迎えたかったのですが(苦笑)。
お忙しい時季にお返事いただきましてありがとうございます。
早々のご回答ありがとうございます。
やはり保険の問題が影響していることが考えられるのですね。
大学病院の先生は3ヶ月ごとくらいに経過を見てというお話をされていたので、だいぶ長いスパンで考えられているようでしたが、それでも「不適切」という見方をされてしまうのでしょうか。
例えば自費でPMTCをしていただくなどしてそのついでにということはできないんでしょうか。
あ、そうすると混合診療になってしまいますね。
困りました。
何より、気が進まない様子がとても感じられたので、私としてもかかりつけの先生にお願いするのは胸が痛み、切ないです……。
いっそのこと、多少の痛みや不具合が起きる可能性には目をつぶって、最終補綴をお願いしてしまったほうがいいかなと思えてきました。
すっきりとした気分で新年を迎えたかったのですが(苦笑)。
お忙しい時季にお返事いただきましてありがとうございます。
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2013-12-29 11:34:19
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-12-29 14:19:08
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2013-12-29 21:55:58
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2014-01-01 23:34:06
年末年始の時期の投稿で申し訳ございません。
やりたくないと思っていらっしゃる先生にどのようにお話すればいいのか、休み明けに予約があるため、とても悩んでおります。
大学病院の保存科の先生から
「かかりつけの先生ができないということでしたら、かみ合わせや補綴の先生に引き継ぐこともできますからね」
と言っていただいたので、無理に対応していただくより、遠方でも大学病院で診ていただいた方が、いいのかもしれませんね。
近隣に歯科医院はたくさんありますが、前の返信にも書いたように、紹介状無しで受け入れてもらえるところがあったとしても、もうかかりつけの歯科医院には戻れない覚悟で行くしかないですよね。
かかりつけ医でお話した際、私が話の中で冠について自費と口にしたら
「自費のを入れるんですか?」
と聞かれました。
元々は保険の硬質レジンジャケット冠を入れる予定だったのですが、大学病院に通っているうちに気持ちも変わりましたし、なによりファイバーコアにすることにしたため、当然、冠も自費になると思ったのです。
「完全に症状が改善しているわけではないし、また痛みや異常が出ないとも限らないから、はじめは前に決めていた保険の冠にして、落ち着いたら、時期を見て自費の冠にしたら?」
と先生がおっしゃるので
「ファイバーコアで保険の冠が付けられるのですか?」
と聞くと
「大丈夫ですよ」
と。
そのこともあり、混乱しまくっています。
大学病院の先生は
「費用をかけて冠をいきなり入れて、また痛みがでたりしたら困るよね。
だから仮歯で様子を見てから最終補綴に進むようにするのがいいでしょうね」
とおっしゃっていたので、かかりつけの先生にしてみれば、保険の冠が仮歯のようなものなのかもしれないなと思ったりしています。
大変恐縮ですが、更なるアドバイスをいただけましたら幸甚です。
よろしくお願いいたします。
やりたくないと思っていらっしゃる先生にどのようにお話すればいいのか、休み明けに予約があるため、とても悩んでおります。
大学病院の保存科の先生から
「かかりつけの先生ができないということでしたら、かみ合わせや補綴の先生に引き継ぐこともできますからね」
と言っていただいたので、無理に対応していただくより、遠方でも大学病院で診ていただいた方が、いいのかもしれませんね。
近隣に歯科医院はたくさんありますが、前の返信にも書いたように、紹介状無しで受け入れてもらえるところがあったとしても、もうかかりつけの歯科医院には戻れない覚悟で行くしかないですよね。
かかりつけ医でお話した際、私が話の中で冠について自費と口にしたら
「自費のを入れるんですか?」
と聞かれました。
元々は保険の硬質レジンジャケット冠を入れる予定だったのですが、大学病院に通っているうちに気持ちも変わりましたし、なによりファイバーコアにすることにしたため、当然、冠も自費になると思ったのです。
「完全に症状が改善しているわけではないし、また痛みや異常が出ないとも限らないから、はじめは前に決めていた保険の冠にして、落ち着いたら、時期を見て自費の冠にしたら?」
と先生がおっしゃるので
「ファイバーコアで保険の冠が付けられるのですか?」
と聞くと
「大丈夫ですよ」
と。
そのこともあり、混乱しまくっています。
大学病院の先生は
「費用をかけて冠をいきなり入れて、また痛みがでたりしたら困るよね。
だから仮歯で様子を見てから最終補綴に進むようにするのがいいでしょうね」
とおっしゃっていたので、かかりつけの先生にしてみれば、保険の冠が仮歯のようなものなのかもしれないなと思ったりしています。
大変恐縮ですが、更なるアドバイスをいただけましたら幸甚です。
よろしくお願いいたします。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-01-02 21:00:21
つっきー さん、今日は。
根管治療と、補綴治療を別の歯科医師が行う場合、根管治療が終わり、根尖が治った状態で補綴治療を行います。
ファイバーコアを形成する段階では、根尖が治っていることが前提です。
もし予後がはっきりしなくて、再治療が必要になれば、ファイバーコアが無駄になってしまいます。
予後がはっきりしなくて、仮歯にて経過観察しなければならないなら、ファイバーコアを形成せずに、仮歯を作製して経過観察すべきです。
この場合の仮歯は、根管治療を行った先生が責任を持つべきだと私は思います。
>結論として、冠をかぶせて構わない状態ということでした。
>ファイバーコアをたて、仮歯を調整しながら経過をみて、最終的な補綴に進んでいってはということになりました。
冠をかぶせて良いと言いながら経過観察が必要ということは、矛盾しているように思います。
冠をかぶせてかまわないということなら、経過観察せずに補綴処置に進むべきでしょう。
根尖の問題が解決しているのに、長く仮歯のままにすれば、再感染の危険もゼロとはいえません。
>今入っている仮歯はあたりがないので、すこしずつ高さを出してあたりを調整しながらと私は理解しています。
>先生からも、長い間あたりがない状態だったのでいきなりガッツリあてると痛みが出ると思いますと言われました。
少しずつ高さを増すと言っても、結局はあたるかあたらないかのどちらかです。
きちっと噛み合わせを作って、痛みが出るようなら、根尖の問題が解決したとはいえないのではないでしょうか。
根尖の問題が解決しているのなら、私でしたら、すぐにでも理想的な咬合状態を与えます。
仮に、根尖が治ったかどうかはっきりせず、しかし、治ってなくてもこれ以上の通常の根管治療では、治すことが出来ず、もし次のステップとして外科多岐根管治療を行うようならば、ファイバーコアを形成して、仮歯を入れても良いと思います。
その場合でも、きちんと咬合させて経過観察した方が良いと思います。
根管治療と、補綴治療を別の歯科医師が行う場合、根管治療が終わり、根尖が治った状態で補綴治療を行います。
ファイバーコアを形成する段階では、根尖が治っていることが前提です。
もし予後がはっきりしなくて、再治療が必要になれば、ファイバーコアが無駄になってしまいます。
予後がはっきりしなくて、仮歯にて経過観察しなければならないなら、ファイバーコアを形成せずに、仮歯を作製して経過観察すべきです。
この場合の仮歯は、根管治療を行った先生が責任を持つべきだと私は思います。
>結論として、冠をかぶせて構わない状態ということでした。
>ファイバーコアをたて、仮歯を調整しながら経過をみて、最終的な補綴に進んでいってはということになりました。
冠をかぶせて良いと言いながら経過観察が必要ということは、矛盾しているように思います。
冠をかぶせてかまわないということなら、経過観察せずに補綴処置に進むべきでしょう。
根尖の問題が解決しているのに、長く仮歯のままにすれば、再感染の危険もゼロとはいえません。
>今入っている仮歯はあたりがないので、すこしずつ高さを出してあたりを調整しながらと私は理解しています。
>先生からも、長い間あたりがない状態だったのでいきなりガッツリあてると痛みが出ると思いますと言われました。
少しずつ高さを増すと言っても、結局はあたるかあたらないかのどちらかです。
きちっと噛み合わせを作って、痛みが出るようなら、根尖の問題が解決したとはいえないのではないでしょうか。
根尖の問題が解決しているのなら、私でしたら、すぐにでも理想的な咬合状態を与えます。
仮に、根尖が治ったかどうかはっきりせず、しかし、治ってなくてもこれ以上の通常の根管治療では、治すことが出来ず、もし次のステップとして外科多岐根管治療を行うようならば、ファイバーコアを形成して、仮歯を入れても良いと思います。
その場合でも、きちんと咬合させて経過観察した方が良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2014-01-02 22:49:44
小牧先生
お正月のお休みにご回答いただきましてありがとうございます。
大学病院の先生の一貫したお考えでは「オペ適用ではない」ということで、根尖の問題が解決したという認識なのだと思います。
一度目の通院(根充までしました)が終わって、かかりつけ医で補綴をする予定でしたが、打診痛等が完全には消失していないため、かかりつけ医から大学病院にもう一度行ってはどうか、どうせなら冠までやってもらえばとの勧めで、二度目の通院になりました。
再根管治療の必要は認められず、私も希望してはいませんでした(かかりつけ医はそのつもりだったようです)ので、かかりつけ医で作った仮歯のまま、様子見をしつつCTなどの検査をしました。
その間に症状は徐々に和らいできています。
一度目のときには根管治療のみ依頼、補綴はかかりつけ医でという旨の紹介状を持って受診しましたが、二度目は紹介状無しで私の電話だけでの受診だったため、紹介状などの書類は大切で、かかりつけ医の確認無しに補綴はできないとのことでした。
もちろん、依頼することになれば対応してくださいます。
「現状でのつっきーさんのご希望は?」
と聞かれたので、
「早く終わりにしたいです」
と答えました。
ちょっとここに書くのは躊躇われた(個人的なことだと思いましたので)ので書かなかったのですが、近々に担当の保存科の先生の退職が決まっており、自分が経過を見ていくことができないということで思案されていました。
今は私の自覚症状のみで、外からは全く異常の確認ができない状態です。
歯が欠けてからもう1年以上経ちます。
きちんと冠を入れたほうがいいと思えてきました。
幸い、自発痛などはまったくないので、つらいこともありません。
保険についての疑問は残っていますが、かかりつけの先生とはその方向でよく相談しようと思います。
ありがとうございます。
お正月のお休みにご回答いただきましてありがとうございます。
大学病院の先生の一貫したお考えでは「オペ適用ではない」ということで、根尖の問題が解決したという認識なのだと思います。
一度目の通院(根充までしました)が終わって、かかりつけ医で補綴をする予定でしたが、打診痛等が完全には消失していないため、かかりつけ医から大学病院にもう一度行ってはどうか、どうせなら冠までやってもらえばとの勧めで、二度目の通院になりました。
再根管治療の必要は認められず、私も希望してはいませんでした(かかりつけ医はそのつもりだったようです)ので、かかりつけ医で作った仮歯のまま、様子見をしつつCTなどの検査をしました。
その間に症状は徐々に和らいできています。
一度目のときには根管治療のみ依頼、補綴はかかりつけ医でという旨の紹介状を持って受診しましたが、二度目は紹介状無しで私の電話だけでの受診だったため、紹介状などの書類は大切で、かかりつけ医の確認無しに補綴はできないとのことでした。
もちろん、依頼することになれば対応してくださいます。
「現状でのつっきーさんのご希望は?」
と聞かれたので、
「早く終わりにしたいです」
と答えました。
ちょっとここに書くのは躊躇われた(個人的なことだと思いましたので)ので書かなかったのですが、近々に担当の保存科の先生の退職が決まっており、自分が経過を見ていくことができないということで思案されていました。
今は私の自覚症状のみで、外からは全く異常の確認ができない状態です。
歯が欠けてからもう1年以上経ちます。
きちんと冠を入れたほうがいいと思えてきました。
幸い、自発痛などはまったくないので、つらいこともありません。
保険についての疑問は残っていますが、かかりつけの先生とはその方向でよく相談しようと思います。
ありがとうございます。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-01-03 23:02:32
根管充填が終わったなら、基本的に早くコア築造する方がよいとは思います。
細菌が侵入しないよう封鎖性を上げる面からです。
但し、コンベンショナルな根管治療でベストを尽くしたことが条件となります。
長期間咬み合わせてなかった歯は、そのことによる違和感があることが少なくありません。
本当は仮歯で調整していく方が望ましいと思いますよ。
細菌が侵入しないよう封鎖性を上げる面からです。
但し、コンベンショナルな根管治療でベストを尽くしたことが条件となります。
長期間咬み合わせてなかった歯は、そのことによる違和感があることが少なくありません。
本当は仮歯で調整していく方が望ましいと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2014-01-04 08:37:03
藤森先生
たびたびのご回答ありがとうございます。
1度目の大学病院での根管治療のあと、大学病院の先生は、かかりつけ医ですぐにコアを立てるというプランだったようなのですが、かかりつけ医が万一を懸念したのか、コア無しで仮歯を作りました。
かかりつけ医での根管治療後、打診痛のためメタルコアを除去した経緯があり、苦労されたことが影響していたのでしょう。
大学病院の担当医は保存科の歯内療法専門医の先生で、もちろんラバー・マイクロ使用で、丁寧に治療していただいたと思っています。
かかりつけ医から戻されて再度の受診後も、検査も丁寧にしていただきましたし、説明やお話だけで1時間くらい時間をとっていただいたりもしました。
藤森先生のおっしゃるように、あたりのない期間が長かったため、いきなりかみ合わせると痛みがでることがあるので、仮歯で調整をというお話をされていました。
(うろ覚えなのですが、噛みあわせがない状態が長いと歯根膜が緩んできているかもしれない?)
考えれば考えるほど揺れ動いてしまいます。
質問もお返事も、ダラダラと長いばかりでぶれまくっていて申し訳ありません。
大学病院の先生からのお手紙の内容を元にかかりつけの先生と、とにかく良く相談してみるしかないのかなと思っています。
幸い、お話はよく聞いていただけるので、疑問に思うことや希望することをきちんとお伝えできるようにします。
その前に考えをまとめなくてはいけませんが……。
ありがとうございます。
たびたびのご回答ありがとうございます。
1度目の大学病院での根管治療のあと、大学病院の先生は、かかりつけ医ですぐにコアを立てるというプランだったようなのですが、かかりつけ医が万一を懸念したのか、コア無しで仮歯を作りました。
かかりつけ医での根管治療後、打診痛のためメタルコアを除去した経緯があり、苦労されたことが影響していたのでしょう。
大学病院の担当医は保存科の歯内療法専門医の先生で、もちろんラバー・マイクロ使用で、丁寧に治療していただいたと思っています。
かかりつけ医から戻されて再度の受診後も、検査も丁寧にしていただきましたし、説明やお話だけで1時間くらい時間をとっていただいたりもしました。
藤森先生のおっしゃるように、あたりのない期間が長かったため、いきなりかみ合わせると痛みがでることがあるので、仮歯で調整をというお話をされていました。
(うろ覚えなのですが、噛みあわせがない状態が長いと歯根膜が緩んできているかもしれない?)
考えれば考えるほど揺れ動いてしまいます。
質問もお返事も、ダラダラと長いばかりでぶれまくっていて申し訳ありません。
大学病院の先生からのお手紙の内容を元にかかりつけの先生と、とにかく良く相談してみるしかないのかなと思っています。
幸い、お話はよく聞いていただけるので、疑問に思うことや希望することをきちんとお伝えできるようにします。
その前に考えをまとめなくてはいけませんが……。
ありがとうございます。
相談者からの返信
相談者:
つっきーさん
返信日時:2014-01-07 16:52:22
こんにちは。
いつもありがとうございます。
かかりつけ医に行って来ました。
今日はお話だけ30分ほどしてきました。
かかりつけの先生も私も大学病院の先生も、今後進むべき方向については同じ考えであることの確認はできました。
ただ、かかりつけの先生からは、やはりこの歯については大学病院で最後までやってもらったほうがいいのではと言われてしまいました。
せめてコアだけでもと思いましたが、今落ち着いている症状が振動を与えることで、痛みがでたりしても根の治療は大学病院でやったのでうちでは対応できない、結局また大学病院にいってもらうことになる、それなら最初から大学病院でやったほうが、これまでのこととの連携もとれるし、いいと思うと。
隔壁を作らなくてはラバーダムが留められないくらい、残っている歯が少ないため、慎重にならざるを得ないことは理解しております。
でも、とにかくこの歯は触りたくないというのがひしひしと伝わってきて、切なかったです。
まだ最終的には決まっていませんが、多分、大学病院に戻ることになると覚悟しています。
色々アドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
「催促」か「解決」をという状態になっていますので、一旦、解決とさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
いつもありがとうございます。
かかりつけ医に行って来ました。
今日はお話だけ30分ほどしてきました。
かかりつけの先生も私も大学病院の先生も、今後進むべき方向については同じ考えであることの確認はできました。
ただ、かかりつけの先生からは、やはりこの歯については大学病院で最後までやってもらったほうがいいのではと言われてしまいました。
せめてコアだけでもと思いましたが、今落ち着いている症状が振動を与えることで、痛みがでたりしても根の治療は大学病院でやったのでうちでは対応できない、結局また大学病院にいってもらうことになる、それなら最初から大学病院でやったほうが、これまでのこととの連携もとれるし、いいと思うと。
隔壁を作らなくてはラバーダムが留められないくらい、残っている歯が少ないため、慎重にならざるを得ないことは理解しております。
でも、とにかくこの歯は触りたくないというのがひしひしと伝わってきて、切なかったです。
まだ最終的には決まっていませんが、多分、大学病院に戻ることになると覚悟しています。
色々アドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
「催促」か「解決」をという状態になっていますので、一旦、解決とさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-01-07 17:06:01
万一、予後が好ましくなかった場合の責任の所在等の問題もありますからね。難しいですね。
タイトル | 仮歯で経過を見て行くというのはあまりしないことなのでしょうか |
---|---|
質問者 | つっきーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(歯科治療関連) 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。