再根管治療後の予後・クラウン材質選択について
相談者:
めちゃさん (48歳:女性)
投稿日時:2014-02-09 22:36:16
こんばんは。
以前にも何回か相談させていただきました。
今回は、先週根充した右上1番についての質問です。
この歯は25年ほど前に抜髄してメタルボンドをかぶせていました。
数年前から、硬いパンを噛んだり指で押した時に、鈍い痛みがし、
歯科医院で診ていただいたところ、根の先に病巣(黒く写ってました)があるので、抜歯と言われました。
仕事の関係でなかなか抜く機会が無く、通常では痛みや不便も無かったので、そのままにしてしまっていました。
今回、他の歯で現在の歯科医院に通うようになり、1番の相談をしたら、根管治療のやり直しで抜かなくても大丈夫と言われ、今に至っています。
時間がかかった右下と違い(もし良ければ過去質問も見てください)スムーズに根充まできましたが、仮歯を裏から押すと痛みがあります。
打診痛も、それなりにあります。
先生は、中もキレイになっているし落ち着いた状態なので詰めましょうと言っていました。
痛みのことは、もちろん伝えてます。
こんな状況ですが、次回はコア形成なのでそれまでにクラウンの種類を決めなければなりません。
私としては、この歯がどのくらいもつのか不安があり、1〜2年程度で再発(?)してしまったら・・・と思うとセラミックやMBの選択をためらってしまう気持ちがあるのです・・・
セレックも勧められて、価格的にちょうど良いかと思いましたが、
こちらで勉強してあまり良くない気がします。
どうせ、すぐにダメになるなら、保険でもいいかとさえ思っていますが、どのくらいヒドイのか判らず困っています。
ちなみに、上顎3〜3は全てMBですが、最近の心境としましては、あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの気持ちになっています。
長々と書いてしまい、すみません。
どうぞよろしくお願いします。
以前にも何回か相談させていただきました。
今回は、先週根充した右上1番についての質問です。
この歯は25年ほど前に抜髄してメタルボンドをかぶせていました。
数年前から、硬いパンを噛んだり指で押した時に、鈍い痛みがし、
歯科医院で診ていただいたところ、根の先に病巣(黒く写ってました)があるので、抜歯と言われました。
仕事の関係でなかなか抜く機会が無く、通常では痛みや不便も無かったので、そのままにしてしまっていました。
今回、他の歯で現在の歯科医院に通うようになり、1番の相談をしたら、根管治療のやり直しで抜かなくても大丈夫と言われ、今に至っています。
時間がかかった右下と違い(もし良ければ過去質問も見てください)スムーズに根充まできましたが、仮歯を裏から押すと痛みがあります。
打診痛も、それなりにあります。
先生は、中もキレイになっているし落ち着いた状態なので詰めましょうと言っていました。
痛みのことは、もちろん伝えてます。
こんな状況ですが、次回はコア形成なのでそれまでにクラウンの種類を決めなければなりません。
私としては、この歯がどのくらいもつのか不安があり、1〜2年程度で再発(?)してしまったら・・・と思うとセラミックやMBの選択をためらってしまう気持ちがあるのです・・・
セレックも勧められて、価格的にちょうど良いかと思いましたが、
こちらで勉強してあまり良くない気がします。
どうせ、すぐにダメになるなら、保険でもいいかとさえ思っていますが、どのくらいヒドイのか判らず困っています。
ちなみに、上顎3〜3は全てMBですが、最近の心境としましては、あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの気持ちになっています。
長々と書いてしまい、すみません。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-02-10 08:18:30
ご相談ありがとうございます。
今はとりあえず前歯の見かけは問題ないのであれば、もしきちんと治療できたのであれば、そして根の治療の穴がしっかり塞げれば、そのまま経過観察をしてから決めても良いと思います。
根の治療の専門家でも治療効果の判定に1年くらい間を空けてから経過を確認することがふつうだからです。
もちろん根の治療した穴をしっかり塞いでいなければなりませんから、根の治療終了後に症状がなければ歯を作ってしまいます。
今回は以上の条件が揃っていれば、治癒を確認してから歯を作ると良いかもしれません。
>あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの気持ちになっています
何度も問題が出ればそのような気持ちになることもあると思います。
しかし、根本的な治療を選択することでやり直しは減っていきます。
あきらめずに本当の治療を探し続けましょう。
きっと治療は終わるはずです。
今はとりあえず前歯の見かけは問題ないのであれば、もしきちんと治療できたのであれば、そして根の治療の穴がしっかり塞げれば、そのまま経過観察をしてから決めても良いと思います。
根の治療の専門家でも治療効果の判定に1年くらい間を空けてから経過を確認することがふつうだからです。
もちろん根の治療した穴をしっかり塞いでいなければなりませんから、根の治療終了後に症状がなければ歯を作ってしまいます。
今回は以上の条件が揃っていれば、治癒を確認してから歯を作ると良いかもしれません。
>あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの気持ちになっています
何度も問題が出ればそのような気持ちになることもあると思います。
しかし、根本的な治療を選択することでやり直しは減っていきます。
あきらめずに本当の治療を探し続けましょう。
きっと治療は終わるはずです。
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-02-10 17:13:35
めちゃ さんこんにちは
>スムーズに根充まできましたが、仮歯を裏から押すと痛みがあります。
>打診痛も、それなりにあります。
>先生は、中もキレイになっているし落ち着いた状態なので詰めましょうと言っていました。
実際に拝見していないのではっきりとは言えませんが、根管の中がきちんと奇麗になっていれば、術中の感染等の危険性を考えて根管充填をしてしまうのが良いと思います。
ただ、打診があるので、そのような状態であればコアまでたててプロビジョナルなどで経過を見るのも1つの方法かと思います。
万が一経過が思わしくないようであれば歯根端切除術等が必要かもしれませんね。
>ちなみに、上顎3〜3は全てMBですが、最近の心境としましては、あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの気持ちになっています。
25年ほど前に治療されたとありますが、個人的意見になりますが、長く持っていたと思いますよ。
(もちろんもっと長く持つ場合もありますし、早くだめになることもあります。
それぞれの方のお口の中の環境や、お手入れの程度などさまざまなので一概には言えませんが。
その間奇麗な状態でいられたことも考えてもお金をかけられた意味は十分あると思いますよ)
>あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの
気持ちになっています。
保険の治療は、どうしても限界があります。
今の状態を長く維持するためにも、信頼のおける先生にきちんと診ていただくことをおすすめします。
ご参考になれば
>スムーズに根充まできましたが、仮歯を裏から押すと痛みがあります。
>打診痛も、それなりにあります。
>先生は、中もキレイになっているし落ち着いた状態なので詰めましょうと言っていました。
実際に拝見していないのではっきりとは言えませんが、根管の中がきちんと奇麗になっていれば、術中の感染等の危険性を考えて根管充填をしてしまうのが良いと思います。
ただ、打診があるので、そのような状態であればコアまでたててプロビジョナルなどで経過を見るのも1つの方法かと思います。
万が一経過が思わしくないようであれば歯根端切除術等が必要かもしれませんね。
>ちなみに、上顎3〜3は全てMBですが、最近の心境としましては、あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの気持ちになっています。
25年ほど前に治療されたとありますが、個人的意見になりますが、長く持っていたと思いますよ。
(もちろんもっと長く持つ場合もありますし、早くだめになることもあります。
それぞれの方のお口の中の環境や、お手入れの程度などさまざまなので一概には言えませんが。
その間奇麗な状態でいられたことも考えてもお金をかけられた意味は十分あると思いますよ)
>あまり歯にお金をかけたくないというか、歯の治療にやや諦めの
気持ちになっています。
保険の治療は、どうしても限界があります。
今の状態を長く維持するためにも、信頼のおける先生にきちんと診ていただくことをおすすめします。
ご参考になれば
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-02-10 19:22:41
個人的には根管治療で予後に不安がある場合には
1 硬質レジンジャケットクラウンを作成
2 半年から1年後にレントゲン(可能であればCT撮影)
3 状態を確認し、OKならセラミックスクラウンを作成
と言う段階を踏みます。
この方法を担当の先生が採ってくれるかどうかは解りませんが、参考まで。
1 硬質レジンジャケットクラウンを作成
2 半年から1年後にレントゲン(可能であればCT撮影)
3 状態を確認し、OKならセラミックスクラウンを作成
と言う段階を踏みます。
この方法を担当の先生が採ってくれるかどうかは解りませんが、参考まで。
相談者からの返信
相談者:
めちゃさん
返信日時:2014-02-11 00:09:51
回答4
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-02-11 17:16:41
ほかの被せものも良い状態なのですね!!
>コアもメタル→ファイバーと交換になると思いますが
少なからず、歯にダメージを与えることになりますから、コアを含めて出来るだけやり直しはされない方が良いと思います。
特に金属のコアは、外すのに大変なのでやり直しを考えているのであればおすすめできませんね。
ご参考になれば
>コアもメタル→ファイバーと交換になると思いますが
少なからず、歯にダメージを与えることになりますから、コアを含めて出来るだけやり直しはされない方が良いと思います。
特に金属のコアは、外すのに大変なのでやり直しを考えているのであればおすすめできませんね。
ご参考になれば
相談者からの返信
相談者:
めちゃさん
返信日時:2014-02-12 00:30:42
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2014-02-15 12:22:34
>もし硬質レジンで様子を見る場合に、コアは何を入れればいいのでしょうか?
>後にセラミックに替えるとしたら・・・共通で使えるコアって、ありますか?
コアの材料は何であっても被せ物を作ることは出来ますが、個人的にはレジン系の歯に近い硬さのものを勧めています。
ただ、現在しっかりとしたメタルコアが入っているのであれば、また外すのにも抜歯のリスクが出てきますから、積極的にコアのやり代えはあまりお勧めできませんね。
>あまり歯にお金をかけたくないというか
>櫻井先生、この方法、とても気に入りました!
櫻井先生の方法がいいとは思いますがこの方法全額自費治療になるので、自費の被せ物2回入れる必要になり、最初の希望に合わないかもしれませんよ^^;
よく先生と話し合ってみてください。
おだいじに
>後にセラミックに替えるとしたら・・・共通で使えるコアって、ありますか?
コアの材料は何であっても被せ物を作ることは出来ますが、個人的にはレジン系の歯に近い硬さのものを勧めています。
ただ、現在しっかりとしたメタルコアが入っているのであれば、また外すのにも抜歯のリスクが出てきますから、積極的にコアのやり代えはあまりお勧めできませんね。
>あまり歯にお金をかけたくないというか
>櫻井先生、この方法、とても気に入りました!
櫻井先生の方法がいいとは思いますがこの方法全額自費治療になるので、自費の被せ物2回入れる必要になり、最初の希望に合わないかもしれませんよ^^;
よく先生と話し合ってみてください。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
めちゃさん
返信日時:2014-02-15 21:20:10
回答6
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2014-02-16 07:26:07
予算もあるとは思います。
ただ…
>右上1
右上1にセレックですよね?
基本的にセレックは白いセラミックブロックから削り出すもので、
審美的なものを求めなければいいのですが、少しでも自分の歯と同じ色となると、不向きな材料かもしれません。
自費で歯を入れるなら先生の過去の似たようなケースぐらいは見させてもらった方がいいと思いますよ。
(ステイン法で色を入れる方法もありますが手間がかかる分、普通のセラミッククラウンと同じ費用になることもあります)
出来上がった後にやり返すと更に歯のダメージ、費用の負担とダブルパンチですからね^_^;
個人的には審美治療をしている手前、右上1にセレックはなしですね。
止めはしませんが、過去のもの少し読まれた方がいいと思いますよ。
* 過去の参考になる投稿
おだいじに
ただ…
>右上1
右上1にセレックですよね?
基本的にセレックは白いセラミックブロックから削り出すもので、
審美的なものを求めなければいいのですが、少しでも自分の歯と同じ色となると、不向きな材料かもしれません。
自費で歯を入れるなら先生の過去の似たようなケースぐらいは見させてもらった方がいいと思いますよ。
(ステイン法で色を入れる方法もありますが手間がかかる分、普通のセラミッククラウンと同じ費用になることもあります)
出来上がった後にやり返すと更に歯のダメージ、費用の負担とダブルパンチですからね^_^;
個人的には審美治療をしている手前、右上1にセレックはなしですね。
止めはしませんが、過去のもの少し読まれた方がいいと思いますよ。
* 過去の参考になる投稿
おだいじに
タイトル | 再根管治療後の予後・クラウン材質選択について |
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質問者 | めちゃさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 痛みがある状態での治療終了 お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。