インプラント義歯の材料について

相談者: キアヌさん (38歳:男性)
投稿日時:2014-03-24 12:27:12
インプラント義歯について、諸先生方々のご意見をお聞かせ下さい。

右上2〜6に義歯5本にする予定(インプラントは4本埋入済み)なのですが、その義歯について幾つか種類があり、

@オールセラミック・・・10万/1本
ABond・・・・・・・10万/1本
B硬質レンジ・・・・・・ 5万/1本

@Aは永久的に褐色することはない反面、Bと比較すると割れ易いと聞いており、逆にBは強度があるので@Aと比較すると割れ難いが数年(3〜5年くらい)で褐色がかり、それを研磨しながら使用を続けていても限界があり、その時には義歯を新たに作り直さなければ(1本3万くらいで)いけないと聞いております。


☆この説明に妥当性はありますか?

☆価格の妥当性はありますか?

☆長期的な費用対効果を考える時、やはり@Aを選択した方が賢明でしょうか?


以上、ご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-24 15:02:05
>この説明に妥当性はありますか?

間違ってはいないと思います


>価格の妥当性はありますか?

自由診療なので医院ごとにまちまちですから何とも言えませんが、お安い部類の様に思います。


>長期的な費用対効果を考える時、やはり@Aを選択した方が賢明でしょうか?

十分な説明を受けられたようですので、後は御自身の価値観に照らし合わせてお決めになる事です。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-03-24 22:42:15
キアヌ さん、こんばんは。

>@Aは永久的に褐色することはない

変色に対しては確かにそうですが、セラミック系の素材を装着したら、永久的に装着時の状態を維持できる訳ではないことについては、知っておいてくださいね。

お掛かりの歯科医院と、その辺りについて、よくディスカッションなさってみませんか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: キアヌさん
返信日時:2014-03-25 13:20:10
細見先生、小林先生、ご回答ありがとうございました。


小林先生のコメントで1点気になりまして・・・


セラミック系は(永久的に褐色することは無いけれど)、装着時の状態を永久的に維持できる訳ではないということですが、具体的には将来的にどんな状態・症状が予見・予想されるのでしょうか?

1つの事前認識として持っておきたいと思っていますので、ご回答をお願い致します。

それと、私自身は価格的に安い硬質レンジが希望なのですが、費用対効果から見ると、割高になりますがセラミックの方が賢明な選択なのかとも感じており、この辺りは私自身の価値判断次第だとは思っておりますが、費用対効果の面から何かご助言があれば合わせて宜しくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-03-25 13:42:23
キアヌ さん、ご返信ありがとうございます。

今朝も、他院で装着された修復物が欠けたということでご相談にみえた方がいらっしゃいました。

その歯科医院では、一生ものと言われたとのことでした。

形あるものは、何時の日か必ず壊れていくものです。

変色も気になりますが、修復物の破折については、頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。

対合する歯が磨耗したり、破折することも想定されます。

私のクリニックだったら、一般の治療に先立ち、TCHの是正指導をさせていただくかと思います。

参考⇒TCH、歯列接触癖

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-03-25 13:54:02
>セラミック系は(永久的に褐色することは無いけれど)、装着時の状態を永久 的に維持できる訳ではないということですが、具体的には将来的にどんな状態 ・症状が予見・予想されるのでしょうか?

白い被せ物は壊れる可能性は、全ての材料で言える事だと思います。
欠けたなどで修理が出来るのはレジンハイブリッドレジンなどと呼ばれるプラスチックが原料に含まれている物で、セラミックが欠けた場合などは修理が困難で、再製作になるか、丸めるなどの修正をする事が多いかと思います。

咬んでいると咬耗といって、歯は段々すり減っていきます。
歯の堅さが異なるとこのすり減りも変化が異なります。
レジンは柔らかいので早くすり減りますし、セラミックは堅いので歯の方がすり減っていくことが多いと思います。

また、すり減りもブラキシズムTCHがあったりすると著しいこともあります。

費用対策を考えるのであれば、リスクを減らすためにTCHの是正指導を受けたり、歯周病など面積をしっかりして、維持させていくことも必要だと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-03-25 13:55:34
ご相談ありがとうございます。


>☆この説明に妥当性はありますか?



お話では材料による比較をしていますが、強度などは材料だけではなく設計と製造に大きく影響されます。

家やビルを建てる時と同じです。
材木も大事ですが大工さんのほうが大事です。

したがって、フレームなどの設計と製造精度の条件が出ない以上ネットでの結論は出ません。



>☆価格の妥当性はありますか?



価格の妥当性は、治療の質に見合っているかどうかを、治療を受ける側と提供する側でそれぞれ主体的に判断することです。

世間相場と比較する意味はあまりありません。
ご自身で納得できれば妥当と言えます。



>☆長期的な費用対効果を考える時、やはり@Aを選択した方が賢明でしょうか?



もし設計や製造精度が同じ条件ならば、設計に重複する条件の一つにもなりますが、お一人ずつによって違う治療への期待とかお口の状況で選択を詰めていくことになります。

段取りが正しければ、どちらも賢明となり得ます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: キアヌさん
返信日時:2014-03-25 19:17:23
小林先生、加藤先生、さがら先生、ご助言ありがとうございます。

セラミックも硬質レンジも、それぞれに一長一短があって、それらの経年劣化は勿論のこと、噛み合わせ歯ぎしり等で他の歯へも影響を及ぼしてくるとのことで、何を最優先にして決めるべきか、悩ましいです。


ん・・・・・何が良くて何がダメなのか、非常に迷います。
考えれば考える程に、その判断は難しくなっています。。。



タイトル インプラント義歯の材料について
質問者 キアヌさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 義歯・入れ歯関連
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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