顎変形症、手術計画と妊娠のタイミング

相談者: なるこさん (39歳:女性)
投稿日時:2014-05-09 23:40:39
顎変形症の術前矯正中です。(今年1月から)


年齢のこともあり、二人目を早めに考えているのですが、手術と重なってしまう可能性があるので悩んでいます。

仮に、術後すぐに妊娠したとしても、プレート除去手術もあるので、プレート除去手術後まで待たなくてはなりません。
そうすると、最低でも後3年はかかってしまいますよね?


もし、プレートを吸収性のものにした場合、術後に妊娠は可能でしょうか?
(プレートが残っている状態で、妊娠しても大丈夫でしょうか)

希望すれば、吸収性のものを使用して頂けるものでしょうか?

 
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2014-05-10 00:00:24
なるこさん、こんにちは。

顎変形症の手術計画と、ご自身の妊娠とのタイミングで、色々とお悩みのことと思います。

まず、

>希望すれば、吸収性のものを使用して頂けるものでしょうか?

について。

これは、行う手術計画・術式によって変わると思います。

つまり、なるこさんの現段階の状況を踏まえた上での手術計画(術前矯正治療計画)に大きく委ねられるので、この場では結論は出ません。



ご質問が前後しますが、次に、

>もし、プレートを吸収性のものにした場合、術後に妊娠は可能でしょうか?

以下は私見です。

吸収性プレートを使用したからといって、予期せぬ状況は否定できません。

ケースは限りなく少ないのですが、様々な状況が重なった場合、再手術という可能性はゼロではないと思います。


そうすると、私個人のコメントとしては、やはり妊娠のご計画は、顎変形症治療(少なくとも外科治療)の終了を待って、あるいはその前に検討されるべきではないか、と思います。

一意見としてご参考になれば幸いです。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2014-05-10 11:01:31
なるこさん、おはようございます。

中本先生のお書きになっている通りで、外科治療後の方が良いと思われます。

もしくは、手術までの期間が長いのであれば、手術前というのも考えられますが、育児の問題や麻酔や薬剤の母乳への影響はどのようになるのかはわかりません。


当院でも様々な先生に顎変形症の手術をお願いしていますが、吸収性のプレートを使用というのは、ほとんど例がありません。

しかし、チタン製のプレートのため、留置しても構わないと考えられる先生もみえるようで、矯正装置撤去後もプレートはそのままという方もみえます。
(イレギュラーなのかもしれませんが…)


なるこさんにも適応できるかはわかりませんが、お掛りの矯正歯科医や手術担当医に確認してみてはいかがでしょうか?

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 顎変形症、手術計画と妊娠のタイミング
質問者 なるこさん
地域 福岡
年齢 39歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 外科矯正
妊娠希望・不妊治療中
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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