自費專門の歯科医院、治療費の違いについて

相談者: videoartさん (38歳:女性)
投稿日時:2014-11-17 10:50:22
いつも大変お世話になっております。

左の前から3番目の糸切り歯、10年以上前の根幹治療したところが、レントゲンで見ると歯茎の中に膿の袋があり再治療をします。

いろいろ迷った末、今回初めて保険外専門の歯科医で治療を受けることにしました。

その際の見積りが以下です。

歯科医A (保険外治療専門)-------前から3番目の歯

再根幹治療 80000
仮歯 10000
オールセラミック 160000
ファイバーコア 20000


そして以下が、その少し前に、4番目の歯を保険内治療もやっている別の歯科医で治療した時の明細です。
素材は保険外のものを選びました。

歯科医B (保険内/外治療)-------前から4番目の歯
ー仮歯 3000
ーオールセラミック 130000
ーファイバーコア 15000
ーその他 計12000(形成2千、本形成3千、印象3千、仮歯調整2千、装着2千)

------------------

疑問に思っているのが、歯の素材と値段について。

仮歯が、3000と10000、ファイバーコアが 20000と15000と違い、白い被せものの値段も、16万と13万とで違います。

コアや、セラミックは、そんなに沢山の種類があるのでしょうか?

微細な違いで種類が違うものが沢山あるとすると、医師はどうやって選んでいるのか、そのリストは一般人でもネットなどで閲覧できるのでしょうか? 

もし種類がそんなにないとしたら、この料金の違いは技術料なのでしょうか? 
それとも定価が決まっていないもので、それぞれ仕入れ値?が違うのでしょうか?
(それとも保険外の治療費が上乗せされているのでしょうか?)

これから治療してくださる先生に聞きずらく、こちらに掲載させていただきました。
瑣末なことで大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-11-17 11:02:08
ざっくり言えば「技術料」と言う事になります。

材料自体の種類はそんなにたくさんはありません。(メーカーにより多少の価格差はありますが)

しかし、その治療にかかる先生の時間や手間や技術に加え、技工料(つまり技工士さんの技術料)などによっても変わってきます。

また、経営の基盤(土地や人件費など)によっても変わると思います。


「高ければ良い」とは一概に言えませんが、個人的には「安ければそれなり」とは思っています。

当院も自費専門ですが、あまりにも安い治療費の話を聞くと「どこを削ったらその価格設定にできるのだろう?」と思う事もあります。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-11-17 13:17:28
そうですね、個人的にはどちらの価格も違和感はないですね。

先日当院に来院された方は地元の他院でオールセラミック6万と仰ってましたが、そこまで来るとさすがに驚きます。(※当院は13万)
インプラントでも相場が1本40万と言われる中、10万円という医院もあるそうです。

医療といえば保険治療が基本というお考えの方が一般的ですから、自費でも差が出るのは違和感を感じるのだと思いますが、物の値段(※物を売っている訳ではありませんが・・)って普通は差がある物ではないでしょうか。

同じ新車でも100万ぐらいから数億円ぐらいまでありますし、これが材料費や仕入れ値の差とは誰も思いませんよね?



あと自費專門の歯科医院と保険中心の歯科医院とでも結構変わると思います。

自分も想像では、患者さん全員が自費になれば赤字の治療がなくなる分、お一人あたりの金額は落とせるのではないかと思っていたのですが、”專門”ともなると実際にはありとあらゆるクオリティーを上げなくてはいけないため、材料費や設備投資や人件費、自分やスタッフの研修費等々上がる一方で、むしろ少し高くなる感じです。

平均的に言っても自費中心の医院の方が原価率(材料費や外注技工料)は5%以上高いという話も聞きます。



同じように、当然ながら技工料もピンキリですし、流行りの中国技工物から有名な匠の"作品"まで、かなりの幅がありますね。



因みに歯科で値段を落とそうと思ったら、1番効果があるのは「時間を短く」することです。

ここで何度か書いたことがありますが、歯科の場合の原価率は一般に20%程度しかありませんので、材料費をいくら工夫しても全体としては大した差はつかないと思いますよ。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-11-17 14:10:04
ステーキ一枚でも値段はピンキリです。
自費の価格もピンキリです。

お値打ちな自費もあれば、食品偽装していたステーキみたいな自費も存在すると思います。

なかなか中身までは分かりにくいのが現実かと思います。

飲食店の原価率で食材の占める割合は20%前後でしたっけ?
歯科では一つには技工料がそれに当たるかもしれませんね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: videoartさん
返信日時:2014-11-19 17:10:21
先生方

早々のご回答、ありがとうございます。

私たち患者は「虫歯一本はいくら、、」と一律に考えがちですが、クオリティーによって値段が違う方が理にかなっていますね。
その歯医者さんを信じてお願いする、とうところでしょうか。


もう一つお伺いさせてください。

最初の治療の際に、5万円(確か仮歯代?)を支払うことになっているのですが、保険外治療ではよくあることですか?

歯科治療の、後払いに慣れている身としてはびっくりしてしまいました。
お答えいただけると幸いです、、。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-11-19 18:00:56
>最初の治療の際に、5万円(確か仮歯代?)を支払うことになっているのですが、保険外治療ではよくあることですか?

自由診療の支払いに関しては

 1 開始時点で全額請求
 2 開始時に半額、セット時に残金請求
 3 セット時に全額

がありますが、多くは1か2だと思います

治療開始時点で診断、麻酔、削り、型取り、模型作製などの料金が発生しますから、3の所は少ないのではないでしょうか。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-11-19 18:09:25
自費診療の場合の支払い方法は医院ごとでマチマチなのですが、開始時に全額支払いとか、一般的に考えると「?」という様な医院も少なくないと聞きます。

主流がどうかまでは分かりませんが、「開始時に全額」も「終了時に全額」も一般常識的に考えて問題がある様に思いますので、その中間を取るのが普通ではないかな・・個人的には思います。 

参考までに当院の場合、処置を出来るだけ細かく分けて(根管治療仮歯、土台、被せ物 の様に)1日で終わる治療についてはその日に、複数日かかる処置については開始時に着手金として半金(※これは途中で何かあっても返金しないお金)、治療終了時に、残金(治療内容に納得して頂けた場合に)という様にご請求させて頂いています。

今回の場合だと、

>ー再根幹治療 80000
>ー仮歯 10000

ということですから、次回は再根管治療を開始するので当院であればその半金(40000円)+仮歯は当日作る必要がありますので全額(10000円) のご請求になりますので、ちょうど同じ5万円のご請求になる計算ですね。



いずれにしてもお金のことはトラブルのもとになりますので・・直接事前によくお確かめください。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: videoartさん
返信日時:2014-11-22 01:09:56
先生方
お忙しい中、いつもお答えいただきありがとうございます。



タイトル 自費專門の歯科医院、治療費の違いについて
質問者 videoartさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの治療費・費用
治療費・費用
土台(コア)の治療費・値段
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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