根面齲蝕予防。フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムについて
相談者:
nainai41さん (30歳:男性)
投稿日時:2014-12-29 15:13:22
質問しても、あまり良い返事が出来なくてごめんなさい…
齲蝕予防に関して、歯科医の皆さんはよくフッ化ナトリウム(NaF)の事を話しますが、モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)とゆうものも、歯磨き粉に含まれていますよね?
結構前から知ってた事でしたが、モノフルオロリン酸ナトリウムは表層付近の耐酸性がフッ化ナトリウムより劣るものの、
CiNii 論文 - 950ppmFフッ化ナトリウムおよびモノフルオロリン酸ナトリウムのエナメル質耐酸性に及ぼす影響:
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006164443
「経時的にエナメル質内部に深くまで浸透し,300μm程度の耐酸性を
形成した.
したがって,今回の条件における耐酸性付与に関するNaFとMFPの作用は互いに対照的であり,その特性に合わせた応用が望まれる」
と言われています…
で、思ったのですが、根面齲蝕予防には(NaF)と(MFP)、どちらが有効なのでしょうか?
エナメル質に覆われている歯とは違い、根面の歯はエナメル質が無い性質が異なる場所だと思うのですが…
歯科医の皆さんは、どちらが有効だと思われますか?
齲蝕予防に関して、歯科医の皆さんはよくフッ化ナトリウム(NaF)の事を話しますが、モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)とゆうものも、歯磨き粉に含まれていますよね?
結構前から知ってた事でしたが、モノフルオロリン酸ナトリウムは表層付近の耐酸性がフッ化ナトリウムより劣るものの、
CiNii 論文 - 950ppmFフッ化ナトリウムおよびモノフルオロリン酸ナトリウムのエナメル質耐酸性に及ぼす影響:
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006164443
「経時的にエナメル質内部に深くまで浸透し,300μm程度の耐酸性を
形成した.
したがって,今回の条件における耐酸性付与に関するNaFとMFPの作用は互いに対照的であり,その特性に合わせた応用が望まれる」
と言われています…
で、思ったのですが、根面齲蝕予防には(NaF)と(MFP)、どちらが有効なのでしょうか?
エナメル質に覆われている歯とは違い、根面の歯はエナメル質が無い性質が異なる場所だと思うのですが…
歯科医の皆さんは、どちらが有効だと思われますか?
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-12-29 22:42:36
確か微妙にどちらかの方がわわずかに有効だったとは思います。
スミマセン忘れました。
しかし、フッ素は濃度依存性です。
従ってどちらが良いというよりも、濃度が高い方が有効であると思います。
また、国内ではフッ素は薬事法で1000ppm未満しか個人では使用できませんので、歯科医院で使用できる高濃度のフッ素を塗布してもらうことが良いかなあと個人的には思います。
スミマセン忘れました。
しかし、フッ素は濃度依存性です。
従ってどちらが良いというよりも、濃度が高い方が有効であると思います。
また、国内ではフッ素は薬事法で1000ppm未満しか個人では使用できませんので、歯科医院で使用できる高濃度のフッ素を塗布してもらうことが良いかなあと個人的には思います。
相談者からの返信
相談者:
nainai41さん
返信日時:2015-01-03 11:36:46
タイトル | 根面齲蝕予防。フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムについて |
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質問者 | nainai41さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 予防関連 専門的な質問その他 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。